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日々の様子
[1] 名前:思い出の紙切れ 日付:2016/04/03 21:21
キャラクターの普段の生活を書き残す、そんな場所です。
冒険に出ておらず、酒場にもいない…そんな時に何をしてるのかを、簡単に…
マクスウェルの一日(朝)
[2] 名前:マクス 日付:2016/04/03 21:45
日が昇る前に目を覚まと、いつものように服を着替える。
土色の模様も何も無い地味なクロースだが、土汚れが目立たず俺は気に入っている。
着替えが終われば弓の手入れだ。
壁に立て掛けた弓を乾いた布で丁寧に磨きその後に弦を確認すると言う簡単な作業だが、これを怠れば弓の寿命が大きく変わってくる。
冒険中に壊れ窮地に陥る事が無いようにする為の大事な日課だ。

そうしている内に日が昇り、宿の食堂からもパンを焼く良い匂いが漂ってくる。
まだ客の少ない食堂で、朝食のパンとスープ食べ、昼に外で食べる干し肉を頼めば朝に必要な事は終わりだ。

部屋に戻り水袋と空の背負い袋、それにダガーと弓を持ち、今日も森へと狩りに向かう。
マクスウェルの一日(昼)
[3] 名前:マクス 日付:2016/04/04 01:43
ニューゲートから外に出て、30分程街道を歩いた所から見える森の中へと分け入る。

歩き、時に茂みに潜み、獲物を見つけては矢を放つ。

太陽が真上に見える頃、手近な倒木に背を預け、食堂で受け取った干し肉を齧り水で喉を潤す。

仕留める事が出来たのは、まだ野兎1匹…
休みを挟んだ後も同じように森を歩き、獲物を探す。

日が傾き始めれば、成果はどうあれ引き上げだ。

森を出る前に血抜きを行い、背負い袋に詰め街へと戻る。
マクスウェルの一日(夜)
[4] 名前:マクス 日付:2016/04/04 01:55
いつもの宿に戻り、主人と交渉をする。

今日の成果は野兎が三匹…前加工を行う事を条件に宿代と食事代の免除と数ガメルの賃金を受け取り、そのままの足で厨房へと入る。

前加工を終わらせ、裏手の井戸で汗と泥と血を洗い流す…
全てが終わる頃には日は完全に沈み酒場が賑わいだす頃だ。

受け取った数ガメルを片手に夜のニューゲートを彷徨い歩く、適当な酒場に入りエールを煽る。

こうして、今日も夜は更けていく。

冒険の無い時の冒険者なんて、こんなものだ。
エマの一日
[5] 名前:エマ 日付:2016/04/07 22:07
朝はご主人様の夢から覚めて、少しだけ憂鬱な気持ちになりながら、髪を整えてお着換えして…

一階に降りたら

「おはよーですよー」

なんて元気に挨拶をしながら、今日も依頼を確認ー。
出来ればどこか遠くだったり珍しいモノが見られる依頼が良いけれど…そう言う依頼って、なかなか無いよね。
そんな訳で、いつも通りに私の腕が活かせるお仕事…お掃除だったりお料理のお手伝いの依頼を探して、受領チェックだけして朝ごはん!

いつもパンだけど…パンも色々な種類があるよねー。
日替わりで色々出てくるのに、ちょっとだけ感心しちゃったのです。

それで朝ごはんが終わったら、中庭の井戸の近くでお洗濯して…で、依頼に必要なの…掃除なら雑巾とかモップとかスコップとか…お料理なら…手ぶらかも?
と、とにかく準備して、出発!

で、ダーッとお仕事が終わったら、依頼主さんから終了印貰って、酒場に帰って報告して…体綺麗にして、着替えて、魔術師ギルドで夜までお勉強して…

夜になったら酒場少しだけフラフラ歩いたら、もうその日はおしまい…かな?

それで寝る前に、ご主人様への手紙書いて寝るのが、私の1日なのですよー。
春の儲け話「お花見」
[6] 名前:ゼニマニ 日付:2016/05/18 23:31
「お花見」て知っとるか?

ぱーっと咲いた花を見ながら、外でどんちゃん騒ぎするんや。
年中あったかい地方やとようないんやけど、
冬が寒うてぺんぺん草も育たんような地方になると、
春に「お花見」する習慣が結構あるねん。
人間も冬にちぢこまった分、
あったかくなると思いきし羽伸ばしたくなるんやろな。

ニューゲートもその手の地方や。
春に満開の花を咲かすごきげんな木も街の中に仰山ある。
そうなると商売のチャンスや!
花が咲いとるっちゅーだけでみんなどんちゃん騒ぎしたくなるんやで?
これが嗅ぎ分けられん奴は、商人向いとらん!

まずはいい感じに花が見れそうな宴会ポイントに目星つけといて、
そこまで人が一番通りそうで、かつ人ごみはできそうにない道に場所を取る。
あんまり混んどるとはよ離れよう思うのが人情やからな。

いい場所を見つけたら、
飯だの酒だの、あれこれ持ってって路上販売や。
食いもんだけやで。
宴会に食いもん以外はいらんねん。
だいたい他も同じようなとこに屋台出してきよるから、
ワイは隙間を狙った、あるとちょっと嬉しい感じのもんを売るようにしとる。

今年、出したのは2色団子。
まず豆屋で大量に仕入れた小豆を煮てから、
運ぶ予定の大型船が難破したとかで市場で余らせとった糖黍で甘くすると、
餡っちゅう保存食になる。
それを、これまた秋に安く買っておいた米を蒸して粘り気出るまで叩き潰した、餅いうもんで包む。
団子っちゅう菓子の出来上がりや。
これだけやと華がないから、更に餅に色をつける。
春先に集めた野草で緑色にした団子と、
前年の花を漬けといたもんで桃色にした団子。
これにて、2色団子が完成。
色でも香りでも春を楽しめる菓子……どや。
こんなん売れなきゃ嘘やろ!?

飛ぶように売れました。V(のwの)V

春は人の心も軽うなる分、財布のヒモも軽うなる。春最高。

……そんなわけで団子売りにせわしない毎日やったが、
そろそろ「お花見」の時期も終りや。
一生お花見しててええんやけどな?
手伝いしてくれたおばちゃん達に2色団子のアイデアは売ることにして、
来年はまた新しいもん売るでー。原価の安いやつ。

これ読んでるあんたさんも、春にひもじくなったら「お花見」で商売。
商売生活の知恵、覚えといて損はせんで!
日々の雑用は時間がかかるものですのね……
[7] 名前:ネア 日付:2016/06/09 23:41
少し前のことです。
執事のクラークが風邪で寝込んだため、
その数日はわたくしが看病してあげることにしたのですけど。
家事の日課も代わりにやると決めたら、大変な目に合いました。

まず、家は掃除にとても時間がかかりますわ!
玄関を掃くのにはホウキを使いますけど、あれが固くて扱いにくいったらありません。
思うように落ち葉が集まらなくてイライラしました!
もっと柔らかい素材にできないのかしら?
試しに雑巾で庭を拭いてみたら、後悔しましたけど。
部屋の掃除も面倒ですのよ。
窓を閉めて使っていない場所にも何故か埃が溜まっていますから、
ハタキで天井やランプや壁などを軽く叩く必要があるのですって。
どうりで召使い達は毎日どこかしらを掃除している訳です。
でもどういう理屈なのかしら。窓も閉めてるのに埃が溜まるって。
精霊が通るたびに埃を落としているとか?
それとも、埃の精霊というのが存在しているのかしら。
無論、床は水拭きするだけで一苦労でしたわ。
炊事場なんか、料理をするたびに汚れてしまいますし。
どこの家も、掃除だけを担当する家事手伝いが必要ではないかと思います。

それに料理。
パンは配達されるでき合いの物を使うからいいとして、
前菜も中心料理も作るとなると、時間がまったく足りません。
一品作るのに一刻はかかるというのに、食材を揃える時間も加味すると、
朝夕を他の家事もしながら完成させるのは不可能では?
昼はわたくしの国の文化では紅茶と軽食で済ませるので、まだ何とかなりますが。
クラークは時間節約のコツがあるのですと申していたけれど、
結局、わたくしは夕食を作るのは諦めて、外食に頼りました。

洗濯は勝手がわからぬと布を破くこともあるため結構、と言われて
専門家の言うことですし大人しく止めておきましたが。
シーツや着物を数日でも溜めると、それなりの量になるものね。
これも毎日やっているとなると眠る時間がなくなる気がいたします。

野営の手順は大分身に付いたつもりですが、
街で生活する場合とは勝手が全然違うものですわね……
クラークや世の召使い達がどれだけの仕事量をこなしているか、
良い勉強になりました。
わたくしも、甘えていないで更に鍛錬を詰んで立派な英雄にならなければ。
もう、家事はこりごりです