��255　「冒険者ギルドはじめました�U」

●このセッションは、掲示板形式のセッションです。
最終発言 日時	ＧＭ （丸福） [2015/09/04 15:44]	シーナ （PL月詠） [NODATA]

[1] 投稿者：丸福　投稿日：2015/08/06 15:52

■参加募集の締切日時：
　とりあえずH27.8.17 06:00で。以降は希望者がいれば。
■初回開始日時：
　早ければH27.8.17のうちに。
■初回開催場所：
　セッション掲示板。
■予定する難易度：
　Ｅ。

■参加条件、募集人数：
　１人。
　戦士系で２〜３ＬＶ、魔法系で１〜２ＬＶ程度（※）。
　まず、掲示板セッションでないと参加が難しい状況のプレイヤーさんから募集します。
　以後は条件を緩和して再募集となります。

（※）ゴブリンLV+1みたいな簡易的な強化敵で調整してかまわないなら示されたLV上限を＋１程度上回って構いませんが、報酬面はＥのままになります。

■採用ルール：
　完全版の選択ルール全て。

　群体ルール（仮称）という敵の総数で能力値にボーナスを加味するヤツを試してみようかと思っています。まとめた数に応じて、モンスターレベル・攻撃点・打撃点・回避点・防御点・生命点／抵抗値・精神点／抵抗値にボーナスがつきます。特殊能力にも適宜ボーナスを考慮します。
　　まとめた敵数：２〜３／４〜５／９〜１０／・・・
　　能力ボーナス：　＋１／　＋２／　＋３　／・・・

　直線戦場ルール（仮称）という戦況マップの簡略化を目指したヤツを試してみようかなと思っています。長い橋の上で戦っているみたいな感覚です。
＜例＞
　「少年」←３ｍ→「戦士」←１ｍ→「ゴブ�@�A」←９ｍ→「黒エルフ」

■予定セッション内経過日数：
　せいぜい１週間程度。
■その他、備考：
　今の段階で思いつく諸注意とかマスタリング傾向です。
　シナリオ自体は平々凡々です。だらだらとしたおしゃべり感覚ですね。
　模索しながらやるので、ルール等を随時設けたり改変したりすると思います。面白そうだと思えばシナリオ改変（アドリブ）するでしょう。
　ルールは公式を尊重しますが、円滑にするため暫定措置をとったりします。明確にしておきたいルールは事前に確認していただけたらと思います。
　お笑い傾向ですが、イベントセッションではありません。計算しないリアクション芸は死んじゃいます。ＧＭはその状況下での、その敵、そのＮＰＣの自然な行動をイメージしながら動かしていますので、ボケる時はＴＰＯを心がけましょう。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

〜プロローグ〜

　とある村にアトリエをかまえた著名な画家がいた。完成したばかりの新作をとある商人に引き渡す予定だったのだが、不運なことに村一帯を魔の霧に覆われるアクシデントが起きた。画家は逃げ出すことが叶わず、当然ながら件の絵画は彼のアトリエに取り残された。
　その結果、商人は窮地に立たされた。なぜなら、既に転売先の貴族コレクターと売買契約を取り交わしていたからだ。
　この手の突発的な霧はいずれ晴れるものだが、それを待っていては期日に間に合わない。違約金はもちろん、彼の勤める商社での立場にも傷がつく。そこで、彼は商人見習いの少年に責任をなすりつけることにした。
　少年は、それはそれは驚いた。会ったこともない貴族コレクターまでが、契約相手は商人見習いだったと証言し、完全に外堀が埋められていたのだから。
　ハメられた商人見習いの少年は、慌てて真相を突き止め――ることはできなかった。田舎から上京したばかりで、少年には商社にコネもなければ金もなかったのだ。
　そこで少年は……

　・　・　・　・　・

　その日、安くて美味い大衆食堂で１人ランチをしに来たシルバーソードだったが、相席の少年が可愛、もとい、元気がなかったので、つい声をかけた。そうしたら、なかなかに気の毒な身の上話を聞くことになった。

「――で、どこの冒険者ギルドも取り合ってくれなかったと」
「ズラ……。お金が足りないって……」

　円卓同盟のシルバーソードは思った。それも断られた理由だろうが、貴族コレクターと関わるのを避けたのだろうと。
　性格的に難があることで、知るヒトには知られた面倒くさい町の著名人ランキングの常連だ。
　性癖的にも難があると噂されている。見習い商人はなかなか可愛らしい少年だから、おそらく――いや、考えるのはよそう。私はノーマルであって、腐女子ではまだない。

「何を隠そう、このお姉さんも冒険者なのです」
「えっ、そうだったズラか？」
「義によって私が助太刀しましょう。代わりに絵画を回収してきます」
「いいズラか?!」
「ただし、私を護衛してくれる者が見つかったら、です。結構な数のアンデッドが闊歩しているとの話でしたから、さすがに私１人という訳には」
「そうズラか。でも、オラたいしたお金ないから、その人の分まで払えないズラよ……」
「その辺はお姉さんがなんとか立て替えておきましょう。あとで私に分割で支払っていただければ」
「何から何まで気を回してもらって、本当にありがとうズラ。甘えすぎて、申し訳ないズラ」
「そんなに気に病むようなら、キキキキ勤労奉仕でも」
「お姉さんどうしたズラか？　息が荒いズラよ？」
「気のせいです。さて、どうやって護衛を捜しましょうか」

　ふと、自分同様に少年と相席している人物と目が合った。
　気がついたらシルバーソードは、その人物に声をかけていた。

「２、３日私の護衛を頼めませんか？」

〜プロローグ終わり〜

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　というところで、本編は声をかけられたところから始まります。
　質問等受け付けますので何かありましたらどうぞ。
　気に入ったらご参加ください。　

　霧の発生と村の建物の位置関係、了解しました。＞ＧＭ

　情報収集が終わっているなら、特にすることはないです。
　村人に頼んで、絵画を回収した際に入れる「大きめの袋（１５ガメル）」を準備してもらっておきます。

　待っても霧は晴れそうにないし、時間的な猶予もあまりないことですので、早朝に宿を立つことにします。

　道中、ときどきセンス・オーラをしながら、
　「精霊力に乱れがないか」、「アンデッドが近くに存在していないか」、チェックしておきます。
　

村を徘徊する人影

[14] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/08/25 10:08

　絵画用の袋などの梱包材はシルバーソードが用意しているので新たに購入は不要です。

　さて、宿屋に一泊の後、早朝にアトリエ目指して出発します。
　件の村に近づくにつれ、霧が立ち込み始め、どんどん濃くなっていきます。朝だというのにかなり薄暗い、いやな天候です。

　２人は村の入口付近まで辿り着きました。
　物陰に隠れながらシルバーソードが言います。

「（ヒソヒソ）霧でよく見えませんが、あの人影っぽいのがアンデッドなんでしょうね」

　姿は良く見えませんが、ノロノロとうごめく何かがいます。
　オーラを感じられるシーナには、村のそこかしこからアンデッドの気配を感じます。多すぎて敏感な人には気持ち悪いかもしれません。

「アトリエまではまだ距離がありますね。
　一度見つかると、群がられてしまいそうですが、何か作戦はありますか？」


　さて、どうしますか？
　それと、先行して怪物知識ロールをお願いします。
　ちなみに、アンデッド以外は不自然なオーラは感じられません。

○シーナの行動(判定)：村を徘徊する人影
　
　シーナ　「霧に加えて、不死者の群れ…。霧が出た村は、いつもこうなってしまうのですか？」

　シーナ　「村人たちが心配ですね…すべて浄化したいところですが、今、この数を相手にするのは下策ですね…」
　シーナ　「（しばし思案して）光の精霊を召喚します。それを囮にして不死者達を引きつけておいて、
　　　　　　　その間にわたし達はアトリエを目指しましょう」＞シルバーソードさん

　○ウィスプを召喚して、（地上から３ｍくらい、不死者に触られない高さで）２０ｍ以内に展開させながら、
　　近くにいるアンデッドを引きつけて遠くに誘導しつつ、慎重に進むことにします。＞ＧＭ
dai:2d6+6 -> [4,3]+6 = 13 　[シャーマン技能３+知力３]　[精神点１６／１８]
　
　○怪物判定
dai:2d6+5 -> [4,4]+5 = 13 　[怪物判定：セージ技能２+知力３]
　

人影の正体は

[16] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/08/26 11:43

「霧に加えて、不死者の群れ…。霧が出た村は、いつもこうなってしまうのですか？」
「一説では、突発的な霧の場合、そこに突如門が表れ、向こうの世界から霧と魔物が現れるそうです。でも、噂話の域は出ませんね。
　表れる魔物はその時々で、妖魔や妖精や巨人のケースもあるとか。亡くなった方に出会ったという話しも聞きますが、そこまでいくと眉唾ものですね」
「村人たちが心配ですね…すべて浄化したいところですが、今、この数を相手にするのは下策ですね…」
「そうですね、天災後の復興はなんであれ厳しいですからね。
　普通は、霧が晴れた後に雇われの戦士が居座った魔物を駆除するんですが、というか数日後には実際そういう段取りになるでしょう。今回はアンデッドですから村だけでなく神殿からの討伐依頼があるかもしれませんね」

「（しばし思案して）光の精霊を召喚します。それを囮にして不死者達を引きつけておいて、その間にわたし達はアトリエを目指しましょう」
「了解です」

　シーナのウィスプ召喚は成功、彼女から遠く、そして３ｍほどの高さで灯りをゆらゆら灯すと、気がついたらしい複数の人影が近寄ってきます。人影の正体はゾンビ（目標値９）でした。
　灯りに手を延ばそうと間抜けに手で空を切っていますが、いずれは棒などを持ってくるかもしれません。

　さて、さしあたって向かいたい方の進路に人影はいなくなりました。
　移動の場合は忍び足（目標値８）をお願いします。
　ウィスプの工夫があるので達成値に＋２ボーナス、装備が金属鎧で物音が立ちやすい場合は−２ペナルティーとなります。

　
　シーナ　「上手くいきましたね。　―――やはりゾンビのようですね…今のうちにアトリエにむかいましょう」
　シーナ　「彼らは頑丈ですから囲まれるとやっかいですが、動きが遅いから、遭遇してもなるべく戦わずに避けて進みましょう」

　シーナ　「そうですね…でも今は、依頼の絵画回収に専念しましょう。」＜討伐依頼

　○忍び足
　　　※リングメイルは忍び足可能な金属鎧ですが、必要筋力１２なので筋力１３の1/2を超えています。
dai:2d6 -> [4,2] = 6 　[忍び足：シーフ技能なし]
　

まずサイコロ

[18] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/08/27 14:22

省略しようかと思いましたがシルバーソード分を先行分含めてふります。
dai:2d6+5 -> [6,1]+5 = 12
dai:2d6+4 -> [4,6]+4 = 14

潜入開始

[19] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/08/27 14:31

　シーナは装備上、不得手な忍び足でしたが、ウイスプを使った策が功を奏し、気取られることなくシーナ達は村へ潜入します。
　霧で見通しが悪い中、記憶を頼りにアトリエを目指すシーナ達ですが……。
　さて、ここでシーナは聞き耳ロールをお願いします。

　シーナ　「ふぅ…なんとか見つからずに村に入れましたね (小声)」

　○聞き耳：
dai:2d6 -> [1,4] = 5 　[聞き耳：シーフ技能なし]
　

ごほんっ

[21] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/08/28 09:01

「ふぅ…なんとか見つからずに村に入れましたね (小声)」

　シーナにサムズアップで返すシルバーソード。
　さて、アトリエ目指して奥へと進む途中、村の宿屋兼酒場の横道を通り過ぎようとしたその時、突然シルバーソードは歩みを止め、仕草で静かにと指示します。
　耳をそばだてているかと思うと、やがて口を開きます。

「――今、誰かが咳をした音がしました。この酒場の上の方、たぶん２階の方だと思います。
　ゾンビが咳なんかしましたっけ？」

　シーナは咳に気付きませんでしたが、シルバーソードには確信があるようでした。
　目指すアトリエはもちろんここではありません。
　が、そのままアトリエに向かうべきか、シルバーソードは考えあぐねているようです。
　さて、どうしますか？

　シーナ　「ゾンビは…病気にはならないから咳をすることはないでしょうけど…本当に聞こえたのですか？」
　シーナ　「もしそうだとしたら、生存者がいるということです。―――逃げ遅れたカーネル殿(画家)かもしれませんね」
　
　シーナ　「１階の戸口はゾンビを警戒して固く閉ざしているでしょうから、
　　　　　　　まずはわたし達が不死者ではないことを分ってもらわなければなりませんね。」

　宿屋の周囲をまわって、２階に開いている窓がないか確認します。＞ＧＭ
　

確認結果

[23] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/08/29 11:43

　外を回って確認したところ、戸口は半壊で出入り自由な状態でした。
　窓も１階、２階とも壊れていたり開け放たれていたりしています。

　シーナ　「(壊れた戸口や窓を見て心配そうに)　…ここもゾンビたちの襲撃を受けたみたいですね」
　
　ロープを取り出し、片方の先端に輪っかをつくるように結び、　[ロープワーク：セイラー技能２+器用２]
　シーナ　「(壁を)２階まで登って、中の様子を伺うことができますか？
　　　　　　　わたしは、下で警戒しています。」＞シルバーソードさん
　
　生存者を発見し、意思疎通できそうであれば「助けにきた」と伝えてもらいます。＞ＧＭ
　

すみあせん、更新遅くてご迷惑かけてます

[25] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/09/01 17:12

　生存者捜索の意図に頷きで返し、シルバーソードは用意されたロープを使って２階から宿屋に入り込みました。

　さて、入り込んだものの、思いの外手間取っているらしく返事がありません。

　そうこうしていると、外で待機しているシーナの方へ近づきつつある気配があります。

　さて、どうしますか？

　ダイスは適宜ふってしまってかまいません。

　シーナ　「………。(シルバーソード殿…どうしたというの？)」
　シーナもロープをつたって、２階に登ります。
dai:2d6+7 -> [6,4]+7 = 17 　[ロープ登攀：冒険者４+敏捷３]

　うまく登れていれば、ロープを上に手繰り上げておきます。
　で、上から近づいてきた気配の主を確認します。
　

空耳？

[27] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/09/02 17:18

　シーナは難なくロープ登攀で宿屋の２階に入り込むことに成功します。
　そこはベッドが二つある小部屋で、ドアは半壊していました。

　使ったロープを回収して様子を伺っていると、やってきたのはゾンビの群れでした。
　あてどなく彷徨っているようです。

　シーナがやって来たのに気付いたらしいシルバーソードが、半壊したドアから入ってきます。

「手間どってすみません。２階を一部屋一部屋見回っているのですが、だれもいなくて……」

　２階は６部屋あり、すぐ見つかると思って一通り巡ったが誰もおらず、改めて調べなおしていたとのことでした。

　再調査が済んでいない部屋はあと２部屋（ＥとＦ）あります。いずれも鍵はかかっておりません。

　現在シーナ達はＤにいますが、さて、どうしますか？


　　-------------------------------------------
　　|Ａ　　|Ｂ　　|Ｃ　　|Ｄ　　|Ｅ　　|Ｆ　　|
　　|　　　|　　　|　　　|　　　|　　　|　　　|
　　|　　　|　　　|　　　|　　　|　　　|　　　|
　　|　　　|　　　|　　　|　　　|　　　|　　　|
　　-＝-----＝-----＝-----＝-----＝-----＝-----
　　|　　　　　　　　　廊下　　　　　　　　　 |　
　　|　　-------------------------------------|
　　|階段|
　　|階段|
　　 階段

　シーナ　「よかった、無事でしたか…シルバーソード殿」
　シーナ　「声は聞こえども姿は見えず、ですか…。まるでお伽話の妖精のようですね」

　シーナ　「入れ違いで下に降りたか、あるいは屋根裏や床下に隠れられる場所があるか…まさか魔法で姿を消している？」
　シーナ　「ともかくわたし達が敵ではないことを解ってもらわねばなりませんね」

　引き続きシルバーソードさんに【Ｅ部屋】と【Ｆ部屋】を調査してもらうことにして、
　その間、シーナは廊下で、呪歌〈レクイエム〉を演奏してみます。
dai:2d6+4 -> [6,6]+4 = 16 　[呪歌：バード技能１+精神３]
　

抵抗不可の６ゾロレクイエム！

[29] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2015/09/04 15:44

「入れ違いで下に降りたか、あるいは屋根裏や床下に隠れられる場所があるか…まさか魔法で姿を消している？」
「魔法には対処できませんけど、隠れ場所なら私のスキルでどうにかできると思います。
　注意して探してみますね」
「ともかくわたし達が敵ではないことを解ってもらわねばなりませんね」

　シルバーソードは指示を受けて、まずＥ部屋へと向かい調査を始めます。
　そして、シーナが廊下でレクイエムを演奏を始めます。

　ドアや窓は半壊しておりますので、宿屋の外までも呪歌が鳴り響きます。
　さて、聞こえる範囲に外のゾンビがどの程度いたかですが。
　ここはサイコロで決めましょう。

�@１Ｄで対象数を決定
　１〜３：近くを徘徊していなかった
　　４　：ゾンビ２体
　　５　：ゾンビ４体
　　６　：ゾンビ９体

�Aゾンビがいたらレクイエムの効果を決定
　６ゾロなので自動成功です。効果の内容をロールしてください。
　なお、１回分で対象全部が同じ効果を受けたとしますので、個別にふる必要はありません。

判定しますね。

　�@ ゾンビの数
dai:1d6 -> [2] = 2

　�A レクイエム効果
dai:2d6 -> [2,2] = 4
　

　近くにゾンビはいなかったようなので、�Aは必要なかったですね。

　では、シルバーソードさんが【Ｅ部屋】の捜索を終えて出てきたら演奏を中止しますね。
　

告知等がないまま三ヶ月以上、ＧＭ様からの反応がないため、
管理人権限でこのセッションを凍結にします。

参加中のＰＣは拘束を解除されたと判断してください。

再開は、ＧＭ様が告知を行ってください。
参加ＰＣが成長・死亡している場合もあるため、再開する時は
セッション凍結時点のＰＣパラメータで続きを行うか、
成長したＰＣで続きを行うか、
セッションを終了するか、
参加者同士で話し合って決めてください。

よろしくお願い致します。