トップページキャラクター用掲示板 | イベント掲示板 | セッション掲示板
217 「魔術師の古い館」 初回8月2日20時予定
●このセッションは、掲示板形式のセッションです。
最終発言
日時
GM
(ループおやじ)
[2014/08/26 23:01]
バタフライ
(王邪)
[2014/08/15 13:48]
ラグト
(sviurr)
[2014/08/19 00:06]

[1] 投稿者:ループおやじ 投稿日:2014/07/27 23:50
■初回開始日時:2014/08/02(土)20:00

■予定する難易度:D

■採用ルール:
1日:PL(PC)の1日分の行動&ダイス判定を決定
 ↓
1日:GMの返答と結果報告
 ↓
以下、繰り返し
……という進行方法を取ります。
GMもPLもまったり進行になるでしょう。
ただし、PC達の制限時間は7日間です。
==========
戦闘は、PLの作戦を元にGMが全てダイスを振って進行。
結果に泣かないようにPLは細かい作戦と事前準備をする必要があるでしょう。
==========
・戦闘の行動は敏捷度順
・接敵状態の誤射なし
・同時行動での回復は、相殺を可とします。補助は一手遅れ
・完全版の選択ルール全て

■募集人数:2〜5人

■参加条件:冒険者レベル3〜4
8月上旬、2日に1回は
掲示板を確認&書込み可能な状態であること。
人数超過の場合、セッション参加回数の少ないPCを優先します。

■参加募集の締切日時:2014/07/30(水)24:00

■予定セッション内経過日数:最長11日間

■シナリオorキャンペーンの概要:
ログホールと呼ばれる廃れた町で、ある魔術師が死んだ。
古い館を残して。幽霊となって。
7日後に憑り殺される依頼人を救うため、
彼が死んだ原因を究明することになった冒険者達。
なぜ、魔術師は死んだのだろうか……?

■その他、備考:
シティ+探索物か、探索物か。
集まったPCの構成で決定します。

7月中に掲示板セッションをやりたいと思ってたのに
8月のスタートになることに。うーむ、無念;
掲示板セッションで使用できるコマンド
「dai:」
概要:指定したダイスを振ります。
使用方法:文頭に「dai:」と入力し、空白を入れずに、振りたいダイスの式を半角英数字で入力して使います。式の後ろに文章を入れることも可能です。
使用例
例1)6面ダイスを2回振り、8面ダイスを1回振り、結果に2を減らす… dai:2d6+1d8-2
例2)値20でCT値10のレーティング表を振り、結果に3を加える… dai:r20@10+3

間違った使用例
×例)「dai:」が大文字… DAI:2d6+5
×例)ダイスを振る回数が指定されていない… dai:d6+5
×例)1000面以上のダイス、20回を超えて振る… dai:21d2000+1+10
×例)値50のレーティング表に余計な数値を付け足す… dai:2r50+6
…「*」や「%」は使えません。その他、おかしな値を指定するとダイスが爆発します。
「pldata:」
概要:参加するPLが決定した際、該当PLの最終発言日時を確認するためにPL情報を登録します。
使用方法:文頭に「pldata:」と入力し、空白を入れずに「,」で区切って「PL名/PC名」を入力します。GMは登録する必要がありません。式の後ろに文章を入れてはいけません。
 登録したPLは、発言時の表示名が登録したPC名になります。戦闘を想定したセッションの場合、PC名に敏捷度を表示しておくと良いかもしれません。
使用例
例)ループおやじさんとPL2さんを登録する… pldata:ループおやじ/ジュド,PL2/PC2
例)上記の例でPC名に敏捷度を追加する… pldata:ループおやじ/A25-ジュド,PL2/A12-PC2
「memo:」
概要:掲示板のスレッド一覧表示画面で、タイトル下に短い告知や連絡の文章を表示します。
使用方法:文頭に「memo:」と入力し、空白を入れずに50字以内の文字列を入力します。50字以後の文字列や、改行した後の文字列は反映されません。
 基本的にGMが使うものですが、場合によってはPLがGMや他の参加者に呼びかけるために使用しても良いでしょう。状況によって使い分けてください。用件が済んだら、メモは消す(空白にする)ようにして下さい。
使用例
例)「戦闘開始中。20日までに返事ください!」と表示したい。… memo:戦闘開始中。20日までに返事ください!
[186]Re:「魔術師の古い館」 初回8月2日20時予定 ラグト:2014/08/15 11:59
「成る程ね、こう動くのか…。」
「今度こそ本当にラストだ。俺は犯人と思しきルドガーを連れて来て、君はこの地下室を調査する。」
「それで終わると信じるしかないね。仮説を裏付ける物を準備できていないのは厳しいけれど。」

・ラグトの行動2
ルドガーを呼びに行きます。
ひとまず、イヴァンの館を調べていると自己紹介の後、緊急事態が起きた為、館に詳しいルドガーに見て欲しいと言ってかけあってみましょう。
そうして、可能なら調査終了後の地下室に連れて行きます。
「邪魔するよ。失礼だが、君が薬師のルドガーで相違無いかな?」以下、可能な限り焦った様子を装いつつ。
「俺はラグト。君も知っているだろうイヴァンの館を調査している者だよ。」
「不躾な訪問で申し訳ないんだが、調査中にトラブルが起こってね。早急に対応しないと、館の機能がそっくり失われてしまう。」
「イヴァン当人があの状態である以上、館に詳しい人物は限られる。急で済まないが、共に来て貰えないかな?」
未だ未確定な動機ですが、もし研究が目的なら、館の機能が失われるのは看過できないかも?という考えもあります。

一応判定を行うなら、学者を装ってセージ+知力
dai:2d6+7 -> [6,6]+7 = 19

その後、調査済みの地下室でイヴァン・モクラスも揃えて真犯人と犯行手順を解説、と言う流れでしょうか。まぁもし上手く行けばの話ですが。

同行を拒否された場合や、途中・到着後に逃走されそうになった場合などは、戦闘を介しての捕縛を試みます。
勿論、逃亡出来ないよう細心の注意を払います。ルートにしても、人の多いルートは避けます。
どうしても人の多い場所で逃走されそうな場合は、既に証拠も揃っていて犯人である、という事を主張して邪魔が入るのを防ぎましょう。
捕縛後の移動中に干渉された場合も同様。

「この状況で動かすだけの言の葉は選べなかったか。まだまだ未熟という事かな。」
「だが悔やむ暇は無い。趣味でも主義でもないけれど…、時が無いのは俺自身の失態だ。取り返さないとね。」

戦闘時の方針としては、ヘビーメイス&ガードグラブ装備で手加減攻撃を中心に戦います。
HPが半減以下で回復し、逃走は極力行いません。新手が出てきたりした場合は別ですが。
相手が離脱や強打などの回避ペナルティのかかる行動をとる場合、足狙いでの転倒を試みます。
[187]Re:「魔術師の古い館」 初回8月2日20時予定 バタフライ:2014/08/15 12:34
ときにGM に質問です。
前に暗闇に入ったときに、いつの間にか灯りを持って今したが今回も持っていてよろしいでしょうか?

ちなみにそれは、ランタン? 松明?
[188]Re:「魔術師の古い館」 初回8月2日20時予定 バタフライ:2014/08/15 12:51
ありゃ?質問が重複しちゃいました。
失礼しました。
[189]B1Fの詳細調査 バタフライ:2014/08/15 13:48
B1Fの詳細調査をします。

 以下の調査の際には常にセンスオーラをします。
(尚、キセルには常にサラマンダーをコンスピ状態。このサラマンダーの反応も常に確認)

@、ランタンを借用して灯りをともして梯子のあたりに配置。


A、ウィルオーウィスプを召喚して、部屋中央に配置。

dai:2d6+6 -> [4,6]+6 = 16  シャーマン+知力【ウィスプ召喚】
※精神力:20/22


B、部屋の周囲をざっと確認。(天井・床・壁面すべて)

dai:2d6+6 -> [4,5]+6 = 15  シーフ+知力【捜索】


C、煙草の煙を吐いて空調周りを確認。(入口以外で他に空気が流れていないか)

dai:2d6+6 -> [2,2]+6 = 10  シーフ+知力【捜索】


D、@〜Cで不審なものを見つけた場合(センスオーラ含む)は、そこにゆっくり歩み寄っていきますが、その前に床に罠がないかの確認をします。

dai:2d6+6+1 -> [6,2]+6+1 = 15  シーフ+知力【罠発見】


E、そしてその不審物に罠がないかも確認します。

dai:2d6+6+1 -> [2,2]+6+1 = 11  シーフ+知力【罠発見】


F、そしてその不審物の調査をします。

dai:2d6+6 -> [2,5]+6 = 13  シーフ+知力【捜索】


 ここでイヴァンの遺体に出会うことを祈っています。
もし遺体があった場合は死因の確認。また、手の伸びてる部分も確認します。(ダイイングメッセージ,服の切れ端がないか・・・)

 尚、高精神草の煙草(感知系+1)を現在服用しております。[No.179]
何か役立てられればいいのですが・・・(ry


以上です。

GMの回答
[190] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/15 21:31
>前に暗闇に入ったときに、いつの間にか灯りを持って今したが今回も持っていてよろしいでしょうか?

>ちなみにそれは、ランタン? 松明?

はい。暗い部屋には灯りを持って入っています。
使っているのはランタンです。
モクラスあたりから借りているのでしょう。
行動時、明かりに松明を指定すれば松明になります。

とはいえ、今回はランタンで問題ないようですね。
Re:「魔術師の古い館」 初回8月2日20時予定
[191] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/16 02:04
では2回目の行動も、これで決定とします。
GMは行動結果を書き込むので、お待ちください。

memo:GM行動結果書込み中。8/17の2時まで。
7日目:バタフライとラグトの行動(2つ目)
[192] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/16 22:54
==============================
 ・ 7日目:バタフライの行動(2つ目)
==============================

【B1F部屋を詳しく調査する】

書斎の仕掛けを動かし、
バタフライは暖炉の梯子から地下室へ降りた。

地下は暗く、ひんやりと涼しい……。
ランタンとウィスプで明かりを確保して調査を開始した。

地下室を見渡すと、
寝室で見たような水晶体が壁際に何個も並んでいる。
床の中央には、大きな魔法陣が描かれていた。
しかし、
バタフライの目に最初に飛び込んできたのは、
魔法陣の上に横たわる、黒ローブを着た男の死体だ!
改めて周囲を確認すると、
梯子の横壁には樫の木の杖が立て掛けられているのにも気付いた。

・・・・・・

センスオーラで精霊力を確認したが、
特におかしな精霊力は働いていないようだ。

部屋に罠が仕掛けられているようにも思えない。
バタフライは調査を続行した。

煙の流れる方向で空調の確認をすると、
西側の壁に吸い込まれる煙がある……。
壁を調べたところ、石壁に偽装した隠し扉を発見した!
扉の先は真っ暗だが、獣の息遣いが聞こえる。
どうやら隠し部屋にはモンスターがいるようだ。
今は相手をしている時間はない。
扉を閉め、この部屋の調査を再開する。

壁際に置かれた沢山の水晶体を調べたところ、
ほとんどが綺麗に並んでいるが、
幾つか歯並び(例えです)に欠けた箇所がある。
寝室の水晶体も、元々はここに置いてあったのだろうか?

魔法陣を見渡してみると、
研究室で発見した資料に書いてあった魔法陣とそっくりだ。
イヴァンの研究している特殊な魔法に使う魔法陣で、間違いないだろう。

梯子の横壁に置いてある杖は、
古代語魔法の発動体のようだ。
イヴァンかモクラスのものだろうか?

・・・・・・

次に、魔法陣の上に横たわった黒ローブの死体を確認する。
冷たい地下室の環境が良かったのだろうか?
死体の腐敗はさほど進行していない。
まず、前にモクラスから聞いた、背中の特徴的な痣がないかを確認する。
ひょうたんに似た赤い痣が……ある。
……これは、イヴァンの死体だ!!

イヴァンの死体は、
頭頂部が強打して陥没しており、首が折れている。
この地下室は天井が高く、2階の暖炉からの高さは約10Mある。
服には多くの煤(すす)が付着していた。
死因はおそらく、梯子からの転落死だろう。
右手には破れた服を強く掴んでいる。
この服は……ルドガーが買ったという、モクラスの古い上着。その右袖だ。

……バタフライは、決定的な証拠が揃ったと思った。


==============================
 ・ 7日目:ラグトの行動(2つ目)
==============================

【ルドガーから詳しく話を聞く】

ラグトがルドガーの仕事場(兼住処)を訪れると、
ルドガーは大袈裟に肩をすくめてから近寄ってきた。

ルドガー「やあ、君のことは噂で聞いているよ。
 俺がルドガーさ、よろしく。
 君もイヴァンの館を調べてるんだって?
 なんでも、イヴァンの研究を引き継ぐ気だそうじゃないか。
 君、まだイヴァンの幽霊が出るってことは知ってる?
 それに、いきなり町にやってきて、あんまりぶしつけじゃあないかな……。
 イヴァンの了解は取っていたのかい」

物腰は柔らかいが、研究に関する噂に好印象ではないようだ。

しかし、ラグトは神懸かり的なはったりを最もらしく話し、
館の機能が今まさに失われようとしていると
ルドガーに信じ込ませた。

ルドガー「なんだって!?
 どこがおかしいんだ、すぐ連れて行ってくれ。
 何かわかるかもしれない……」

ルドガーは真面目な顔つきになり、
ラグトに案内されるまま、館へとついて来た。

・・・・・・

書斎の鍵が開いていることを知ると、
ルドガーは一瞬ぎょっとしたような表情をしたが、
暖炉の仕掛けが開いているのを見ると
立ち止まり、迷うようなそぶりまでしてラグトに見咎められた。

ルドガー「いや、こんな仕掛けは知らなかったものでね。
 俺に原因がわかるかなあ、これは……。
 まあ、一応は見てみようか」

ルドガーはそう言うと、
連れられるままに暖炉の梯子を降りて、地下室まで来た。

そこに居たのは、バタフライとイヴァンの幽霊、それに
依頼人のモクラスだ。

ルドガー「うわあ、これは一体!?
 そこの魔法陣に倒れいてるのは、誰なんだ!?
 モクラスに、イヴァンの幽霊まで!
 ここでも殺人が起きていたのか!?」

ラグトはバタフライを見た。
視線を交わし、証拠が揃ったことを察する。
ルドガーは悲鳴を上げて驚いている。
だが、それは演技であることを、この場の全員が察していた。

モクラス「ルドガー。
 君がイヴァンを殺したんだな……!」

ルドガー「なんだって? 何を言っているんだ。
 イヴァンを殺したのは君って話だぞ?
 本当なのかなんて俺にはわからないけど、
 突然、ふざけたことを言うのは止してくれ。
 これはどういう集まりだ?
 ラグト君、君はモクラスをどうしてここに?」

モクラス「とぼけるな!
 この死体を見ろ、これが本物のイヴァンの死体だ!」

モクラスは興奮してルドガーに詰め寄っている。
イヴァンの死体が握っているのは、ルドガーが買った服の右袖だ。

・・・・・・

君達が達した結論はこうである。
イヴァンは地下室から2階の暖炉へ戻る途中、
ルドガーに梯子から落とされ、地下室へ転落して死亡。
その際、ルドガーに捕まろうと右袖を握るが、
振り落とされる。
その時に握ったままの右袖が、現在に至る。

ルドガーは右袖が破けた上着を着たままモクラスに変装し、
寝室に置かれたシードルの死体の首を締め、
古代の魔法により幽霊化して地下室から浮上してきたイヴァンにわざと発見される。
イヴァンはルドガーとシードルの死体を
モクラスと自分の死体だと思い込み、
気を失った(?)ところで、ルドガーは逃走。

ルドガーは変装に使った上着を脱ぎ捨て、
捨てられた上着をダニロが拾って保管したのだ……。

・ルドガーは暖炉の仕掛けを知っていたのか?
・シードルの死体はどのタイミングで寝室に置かれたのか?
・寝室に水晶体を置いたのは何のためか?
・幽霊のイヴァンが気絶めいた状態になったのはなぜか?
・モクラスに罪を被せた動悸は?
・イヴァンを殺した動悸は?

所々に不明瞭な点はあるが、
ルドガーがイヴァン殺しの犯人だという証拠は揃っている。
少なくとも、イヴァンの幽霊は君達の推理に納得した。

後は、ルドガーに全ての真相を話させるだけだ……。


==============================
※【B1F部屋】が【B1F東部屋】になった。
※【B1F西部屋】【※戦】を発見した。
※【Congratulation!】 依頼達成!!
  君達は真犯人を見つけ、イヴァンに納得させた!


最後の行動が終わりました。
これで、セッションは終了です。
エピローグを書くので、しばしお待ちください。
色々書くので、2日くらいお待たせします(汗)
PLの書込みはOKです。
質問やエピローグにしたいことなどあれば、どうぞ。

memo:エピローグ作成中。8/19の2時までに書込みます。
犯人の自供
[193] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/18 23:18
==============================
 ・犯人の自供
==============================

ラグトとバタフライの2人は、
イヴァンを殺した真犯人ルドガーを突き止めた。

ルドガーが購入したモクラスの上着、その破れた右袖を
イヴァンの死体が握っていたことが最大の証拠だ。

清掃人ダニロや他の何者かが
ルドガーから更に上着を盗んで犯行に及ぶには、
書斎の仕掛けを開閉する術を知る人物でなければ難しい。
また、犯人はモクラスに扮していたのだから、
モクラスを知る人物でなければおかしいだろう。
ダニロはイヴァンの研究などつゆ知らずだ。
ハンナは密かに書斎の仕掛けを知るのも変装も困難だ。
マクシムはモクラスと面識がない。
……この時点で、
イヴァンの幽霊はルドガーが真犯人であると納得した。

4人(と幽霊)で地下室の儀式部屋に集まり、
これらの話をすると、
ルドガーは犯行を認めた。

ルドガー「そうだ……俺がやったんだ。
 認めるよ。なんでも話す。
 だから命だけは助けてくれ!」

命ごいし、ルドガーは自供をはじめた。

・・・・・・

イヴァンを殺した動機は、
研究成果の横取りが目的だった。
彼(イヴァン)が見つけた魔法の資料を持って
魔術師の町クレモスに逃げ、
魔法の提供を条件に
クレモスの魔術師達に身柄を保護してもらうつもりだったらしい。

モクラスに罪を被せた動機は、
自分(ルドガー)の情報を盗賊ギルドに売られた憎しみからだった。
追手を捕まえて薬で自白させた時に、
モクラスの諜報員としての正体を知ったそうだ。

ルドガー「2人が友人だと知った時から、
 いつかやってやろうと考えていた。
 館の構造を知り、
 これなら上手くやれると思ったんだ」

ルドガーはイヴァンと積極的に交流し、
研究内容をほとんど把握していた。
イヴァンの研究していた魔法には、
バタフライとラグトの知らなかった情報がある。

・魔法が発動してから、完全な幽霊化までに1時間の猶予がある
・対象の幽霊が水晶体に接近すると、無くした記憶と反応してしばらく意識を失う

これら魔法の効果を利用して
今回の偽装殺人が行われたのだ。

一ヶ月前、
ルドガーはイヴァンに協力して館を捜索し、
(イヴァンは館に残っているはずの水晶体と魔法陣を捜していた)
書斎の暖炉から、地下の儀式部屋までの通路を発見したのだ。
イヴァンは「これで魔法を再現できる」と喜んだが、
ルドガーはこの時に犯行を決意したという。

・・・・・・

犯行時のルドガーの行動はこうだ。

ルドガーはイヴァンに協力を申し出て、
2人で魔法を再現するための儀式準備を進めた。

コソ泥シードルが絞め殺されたとの情報を町で得たルドガーは、
イヴァンと共にシードルの遺体を掘り起こして密かに盗み出した。
(魔法を再現するには、死体を調達してこなければならない)
ルドガーは疲れたと言って遺体を1階の寝室に待機させると、
地下室の儀式部屋でイヴァンに魔法を始動させる。
この日、ハンナに見咎められぬよう、台所の裏戸は鍵を閉めていた。

シードルの遺体を運ぶため
イヴァンと2人で寝室に戻ることになるが、
そこで、2階まで登ってきたイヴァンを梯子から落とし、転落死させる。
(遺体を運ぶのに邪魔だと言って発動体の杖は地下に置いていかせた)
死亡したイヴァンの遺体を魔法陣の上に置き、
封じる記憶を指定しなおしてから、魔法を完全に発動する。

魔法が発動してから、イヴァンが幽霊化する前に
記憶の封じられた水晶体を持ち出し、隠し通路を閉じる。
書斎は関係ない風を装うため暖炉に入った痕跡を掃除し、
イヴァンの遺体から拝借した鍵をかけておく。
寝室に移動し、シードルの遺体に黒ローブを着せ、
事前に服装をモクラスに似せていたルドガーは顔だけモクラスに変装。
持ち出した水晶体を部屋のオブジェ風に装うため
花瓶のあった台に置き、花瓶は書斎の鍵を放り込んで廊下に置く。
(書斎に誰も入らなければ良いと考えていた)

その後、イヴァンが幽霊化した頃に
水晶体の近くでシードルの遺体の首を絞め、
イヴァンが地下室から浮上して寝室を見に来るのを待つ。

イヴァンが自分(ルドガーとシードルの遺体)を発見し、
水晶体に近づきすぎて意識を失うと、
イヴァンが意識を取り戻す前に館を逃亡。
モクラスに変装した時の服はすべて廃棄し、自分(ルドガー)の家に戻る。

後は、イヴァンがモクラスを殺人犯だと勘違いしたのを確認し、
モクラスが破滅するのを待っていた。

ほとぼりが冷めた頃、
イヴァンの館から研究成果を取り出し、
町を出る予定だったようだ。

・・・・・・

ルドガー「モクラス……お前さえいなければ、
 この町を出る必要はなかった。
 こんなことをする必要はなかったんだ!!
 俺はテール国からワイドベルト川の最下流まで降りて、
 とことん逃げてここまで来たのに!!
 お前が最後の逃げ場を奪ったんだ!!」

ルドガーが激高して叫ぶと、
モクラスは顔色を失い、沈黙した。
しかし、イヴァンは違った。
イヴァンは激怒していた。

イヴァン「言いたいことはそれだけか、ルドガー!
 俺を殺し、記憶まで奪っておいて
 研究さえ横取りし、逃げおおせるつもりだった貴様が!!」

イヴァンはルドガーに襲い掛かり、
ルドガーの体に乗り移った。
静止の声を聞かずに梯子を上っていく。

そして……。

煙突の鉄格子を外し、頂上に立つと
地上まで頭から落ちていった。

・・・・・・

ルドガーは転落死した。

イヴァンは姿を現さず、
寝室の水晶体からは彼(イヴァン)の記憶が消えているようだった。
エピローグ
[194] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/18 23:19
==============================
 ・エピローグ
==============================

依頼が終わり、ログホールを去る日が来た。
帰りの馬車も依頼人が手配している。
報酬を受け取った後だが、モクラスも馬車に乗り込むようだ。

モクラス「私は、ログホールの諜報員をやめます。
 私がやめても別の人間が代わりを勤めるだけですが、
 私にはもう、できないのです……。
 稼ぎは安くなるでしょうが、違う仕事をしますよ」

モクラスは達観した目をしていた。
役目を降りた盗賊が盗賊ギルドでどのような扱いを受けるかわからないが、
この町でスパイめいた仕事を続けるよりはマシと判断したのだろう。
顔には生気が戻っている。

馬車に乗り込んだラグトとバタフライは、
遠ざかっていく廃墟の町、ログホールを眺める。
荒廃しきった犯罪者達の町と呼ばれ、事実その通りの場所だが、
悪い人間ばかりではなかった。
ここの住人達とまた会う日は来るのだろうか……。

・・・・・・

ルドガーが自供し、死んだ日の次の朝。
ハンナが2人の宿を尋ねてきた。

ハンナは重い包みを差し出してきた。
中には1000Gにはなるだろう貴金属が入っている。
バタフライとラグトに、受け取ってほしいという話だ。

ハンナ「昨日、イヴァンが私の所に現れました。
 死ぬ前に家に入れず、冷たくしたこと、謝ってくれましたわ。
 研究のためならいつもの事でしたし、気にしないで良いのに。
 それで、もう玄関から入って、
 財産を引き継いでくれと言われたのです。
 ラグトさん、確か館の研究を続けたいと仰られていたそうですが……
 イヴァンから、研究は完成したと聞きましたの。
 完成した結果はマクシムさんに渡してやってくれと言われましたので、
 イヴァンの言う通りにしたいと思うのです。
 ですので、どうか研究についてはマクシムさんに聞いてくださいな。
 この品はその謝礼金だと思ってくだされば……
 なんて、ふふ、ラグトさん。
 あの噂は、モクラスさんのための調査で流したのでしょう?
 イヴァンから経緯は聞いておりますのよ。
 ですから、これは……私からのお礼ですわ。
 受け取ってくださいませ」

ハンナはそう言って微笑んだ。
研究成果はマクシムに譲り、
館に残る危険な部屋については放置しておくそうだ。
現在の住居が女一人のハンナにとっては居心地が良いらしく、
館に移り住む気もないらしい。
そうすると、イヴァンの財産など大した価値ではないだろう。
地下室に残る水晶体の幾つかは
マクシムがいらないと言えば、良い金になるかもしれないが……

しかし、ハンナは強い調子で礼金を渡してきた。
恋人を殺した犯人を突き止めたお礼なのである。
受け取らないわけにはいかないだろう。

礼の品を受け取ると、
ハンナは笑顔で去っていったのだった。

・・・・・・

ルドガーが煙突から落下した時、
ロバートヘッド親分はシードルの遺体を埋葬している最中であった。

バタフライから事情を聞いたロバートヘッドは、
渋い顔をしてから、膝を打って立ち上がるとスコップを持ち出した。

ロバートヘッド「ルドガーに、イヴァンさんの墓も掘らにゃなんめえ。
 さあ、お前さん達もイヴァンさんの体を運んできてくんな。
 地下で放っておくわけにゃいかないだろうよ」

こうして、館の近くには3人の墓ができたのだった。
この事件で死んだ2名と、弄ばれた亡骸1体だ。

全ての亡骸を埋葬した後、
バタフライとラグト、それにモクラスは、
酒場でロバートヘッドから高価な酒と温かい食事を振舞われたのだった。

ロバートヘッド「さあ、今日は目一杯食べて、休んでくんな!
 モクラスさん、あっしにゃあ詳しい事情はわかりやせんが、
 あんたが一番大変な時に、なんにもしてやれなんだ。
 男ロバートヘッドの顔を立てると思って、
 祝杯と晩飯くらいは、あっしに奢らせてくだせえ。
 ……。
 バタフライ、お前さんをこの町で見かけた時は驚いたもんだが、
 一仕事終えたみてえで、本当に嬉しいぜ。
 昔もしっかりしていたが、今もしっかりやってるみてえだな。
 お前さんを今も姐さんと慕ってる小僧たちに、
 この晴れ姿を見せてやりてえもんだ。
 ……でもよ、旅が辛くなったらいつでも帰って来いよ、バタフライ。
 ……。
 さあ、ラグトさん、バタフライも、今日は飲んでくれい!」

・・・・・・

出発の朝、馬車を待つ時にラグトの見知った人物がやって来た。
クラリッサだ。ラグト達を見つけると、駆けてきた。

クラリッサ「ラグト帰るんだってナ。
 モクラスさん元気になって、ルドガーさん悪いで死んだそうだナ。
 色々あったって聞いたヨ……。
 これで解決なら、良かったナ、ラグト!
 ……ニューゲート帰るまで、気をつけてナ。
 一緒に来てる人(バタフライ)もナ。元気でネ。
 依頼でわたし役に立てたカ? また困ったら、言ってネ。
 わたし、ここいるからナ!」

クラリッサは馬車が経って姿が見えなくなるまで、
ずっと君達に手を振っていた。

・・・・・・

アフロ店長「よう、お帰り!」

ニューゲートに戻り、酒場に報告に行く。
そこには普段通りのアフロ店長と、賑やかな人々の姿があった。

モクラス「お2人とも、本当にありがとうございました。
 命を救っていただきました、イヴァンとの友情も……。
 このご恩は忘れません」

モクラスは君達に礼を言うと、
ライトが灯る夜の街並みに消えていった。

これで、依頼は終了した。
君達2人の冒険者も、ニューゲートの生活に戻るのだった。
Re:「魔術師の古い館」 初回8月2日20時予定
[195] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/18 23:34
memo:結果報告は8/19の24時迄に書きます。質問などあったらどうぞ。
[196]Re:「魔術師の古い館」 初回8月2日20時予定 ラグト:2014/08/19 00:06
折角なので、各種リアクションを。

>ルドガー
・到着後
「言った通りさ。この館に詳しい君に、話を訊きたくてね。…一番訊きたいのは、俺よりも彼のようだけれど(イヴァンの亡霊を示して)。」

・独白を聞いて
「それが君の言葉…そしてその怒りか。共感出来るかはともかく、理解はしたよ。」
「…だけど、裁くのは俺じゃない。この街に裁く者は居ない。だから…(イヴァンを見る)」

>イヴァン
・ルドガーにとりついた際
「…彼の言葉は、怒りを収めるには至らなかったようだね。」
「他に、君の無念を晴らす手を見つけられれば良かったんだけどね。そうはいかなかったよ。すまないな。」

・飛び降りた後
「これで幕切れ、かな。…不幸な事だ。本当に。」
「せめて死者を弔うとしようか。これ以上亡霊が増えるのは御免だ。」

>マクシム(前半は半ば独り言)
「人が招く不幸、人を巡る不幸、人に返る不幸、か。」
「俺も良い経験をさせて貰ったよ。ギリギリだったけれど、無事にこなせて良かった。」

>ハンナ
「やれやれ、バラされちゃ恰好がつかないな。」
「そう君が望むのなら、ありがたく受け取るとしよう。」
「折れず、強く生きようとするその意志に幸福を。ささやかだけれど、祈っているよ。」

>クラリッサ
「厄介な事を頼んですまなかったね。ありがとう。ああ、君のお陰で無事に解決する事ができた。」
「君のその明るさが、これからも曇らずにいる事を願っているよ。また会おう。」



>帰途にて、独り言
「…嘘には事実を混ぜる物さ。研究を引き継ぐつもりは多少なりとあったんだけどね。」
「尤も、俺がやろうとしていたのは、あの装置を封印する為の物だけれど。」
「彼(イヴァン)にはどこかで見抜かれていたのかもしれないな。研究が無と帰すのは何としても避けたかったろうから…。そこは俺の負けだね。」



・質問
もし展開のターニングポイント的な行動があったなら、どの辺りかなと。メタ的な質問なので、掲示板での返答が望ましくなければ個人的にでも。
GMの最後の回答
[197] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/19 21:12
>もし展開のターニングポイント的な行動があったなら、どの辺りかなと。メタ的な質問なので、掲示板での返答が望ましくなければ個人的にでも。

シナリオ成功の条件になる行動、で良いでしょうか?
他のことも含めると大長文になってしまうので(汗)

依頼内容は、イヴァン殺しの犯人がモクラスではないと証明することでした。
ですが、要はモクラスが呪い殺されなければOKです。
なので、シナリオ成功には以下4つの方法がありました。

(1)館を徹底的に調べ、イヴァンの記憶を取り戻す
 館のネタバレは長文になるので後で書きたいですが、
 館を徹底的に調査すると、記憶を封じてる水晶体から
 その記憶を解放する方法がわかり、
 館内で手に入るアイテムを地下の儀式部屋で使えば実行もできるはずでした。
 その場合はフロアイミテーターと戦わねばならず、
 調査も一箇所で行き詰ってると時間切れになってたはずです。
 多分、寝室の水晶体に誰の記憶が封じられてるかは推測で行動することになります。
 記憶が封じられてる水晶体は寝室の物だけなので
 イヴァンの記憶が封じられてると推理するのは容易いですが……。
 この方法が成功すると、イヴァンは記憶を取り戻し、
 自分が誰に殺されたか思い出したイヴァンが
 犯人ルドガーを殺し、モクラスに謝罪し、一件落着でした。
 ルドガーの動機などは知る由もなくなります。

(2)イヴァンの真死体を見つけ、握ってる布切れをルドガーの物と突き止める
 今回のシナリオ成功方法です。
 館捜索と参考人への取調べを満遍なく行っていれば
 イヴァンの記憶を取り戻すより早く、ここに行き着くはずでした。
 最も推理シナリオらしい解決方法かなと思います。

(3)ルドガーを脅して白状させる
 @イヴァンから偽モクラスの服装を聞きだすか、ダニロから破棄された上着を手に入れることで、右袖のないモクラスの上着を、ルドガーが購入したと突き止める
 A犯行前日に館を訪ねてすぐ帰っていたマクシムから、ルドガーとイヴァンが2人で人間らしきものを運んでいたと聞く。
 上記2つのいずれかは知ってる状態で、
 ルドガーが犯人だと当たりをつけて適切な脅しをするなら、
 目標値16くらいで白状させる予定でした。
 半殺しにすると宣言するなら戦闘になり、目標値14です。
 失敗すればルドガー(修正−2)や他の参考人(修正−1)から警戒され、
 成功しても煮え切らない終わり方なので追加報酬はなしでしたが……。

(4)イヴァンを倒す
 調査が時間切れになったら、これを試せました。
 イヴァンはスペクター(完P233)で、ソーサラー技能4です。
 形勢不利とわかれば逃亡もするだろうので、
 今回のPTではかなり厳しい相手だと思います。
 正規の方法じゃないので、今回と言わず、どのPTでも厳しい相手にするつもりでしたが。

追加報酬については、
館で金目の物をGETせず(奪わず)に、
ハンナと友好的関係(脅したりせず)で会話済み、
シナリオ達成方法も調査を成功させた正攻法なので、
ハンナからお礼という形で1000G追加しました。
厳密に決めていたことではないですが、
不自然ではなかったと思います。

こんな感じです。
★セッション終了★ 結果報告
[198] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/19 21:37
■セッション結果:成功

■セッションの概要:
知り合いの魔術師が殺されて幽霊になり、
自分を犯人だと勘違いして呪い殺そうとしてると言う依頼人。
依頼人が殺人犯ではないと証明するため、
ログホールという無法地帯の町に赴き
殺された魔術師の館を調査することになった冒険者達。
魔術師だと思っていた死体が実は泥棒の死体だったり、
館の仕掛けに調査を妨害されたりと、
色々ありながらも、ついに真犯人に繋がる証拠を見つけ、
依頼人の無実を証明したのだった!!

■実際の難易度:D

■セッション内の経過日数:9日(2014/8/10〜2014/8/19)

■獲得経験値と報酬(消費アイテム含む):
・バタフライ
 経験点1030点(1ゾロ1回)
 報酬:1350G
 アイテム報酬:貴婦人の服(売値25Gで、説明は任意に入れてください)

・ラグト
 経験点1000点
 報酬:1500G

■GMの報酬:ニンニンに経験点1000点、ゼニマニに500G。

情報がややこしかったり期限がシビアだったりと、反省すべしとこ多しです。
無事に成功となり、ほっとしてます。
参加してくれたPLさん達、お疲れさまでした!
BBSセッションはまた幾つかチャレンジしたいものです。
よろしければ、またご参加ください。
ネタばらしも文章をまとめ次第、投下したいと思います。
おまけ部屋を見せられず無念でありましたので…w
memo:

チェッカーの皆様、お暇あればチェックよろしくお願い致します。
文章がとにかく多くて読むの大変ですが(汗)
[199]セッションチェックしました 愁海堂:2014/08/20 21:53
■承認・未承認:承認

◆遅刻・欠席の有無◆
なし。

◆障害に対する報酬の妥当性◆
特に問題はないかと。

◇ミスチェック◇
気になるようなものは見受けられませんでした。

◇何か一言◇
でたかったなぁ。と思いつつ、出れなくてよかったなぁ、とも(笑)
正直な話片手間でできるものではないですね。
手番的にも楽ではなかったようでしたし、ギリギリ成功といったラインでしょうか。
掲示板のみでやっていればもっと難しかっただろうなぁとも思いました。
このあたりどうなんでしょうねぇ。
何はともあれGMさまPLさまお疲れ様でした。
[200]【セッション217】 承認します 月詠:2014/08/22 21:53
○報告者:月詠
○チェック結果:【承認】
 以下のとおりログ確認し、本セッションを承認させていただきたいと思います

○セッション結果の報告に間違いはないか?
○内容は適切だったか?
 報酬額含め、特に問題はないと思います。

○遅刻や参加の放棄はなかったか?
 無断欠席、予定開始時刻より1時間以上の連絡のない遅刻はありませんでした。

○ルールの大きな間違いはなかったか?
 ありませんでした。

○その他所感:
 セッション、おつかれさまでした。
 推理小説を読んでるみたいで、続きを楽しみにしながらログを拝読させていただきました。
 お二人の推理と捜査の冴えが素晴らしかったです。

 ちなみに、[Res:193] 真犯人ルドガーさんの供述調書の中で、
   イヴァンの研究していた魔法には、バタフライとラグトの知らなかった情報がある。
   @魔法が発動してから、完全な幽霊化までに1時間の猶予がある
   A対象の幽霊が水晶体に接近すると、無くした記憶と反応してしばらく意識を失う

 とありますが、Aに関しては、

  [Res:47] 2日目にラグトさんが2F書斎を調査した際に、
   ・館では、死んだ者の魂を必ず幽霊にしてしまうが、
    その代わり不都合な生前の記憶を消去した状態で幽霊化できる
   ・この魔法は、イヴァンの自室で見た水晶体に記憶を封じる仕掛け
   ・記憶が封じられた副作用で、幽霊化した者は水晶体に近付くと気絶のような状態になる ←

 という情報が得られていますね。^^
チェックありがとうございました。
[201] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/24 21:45
>愁さん
確かに、PL側の時間はもっとある方が良さそうです。
掲示板は素早い相談に向かないので、
最初からPL用にIRCなりで相談チャットを指定すると親切でしたね。
手番ギリギリでしたね…もうちと、行動数に余裕ないときつかったか(汗)
戦闘が回避できる分、謎解きの難易度が高かったかなと思います。
間に合って良かったです!

>月詠さん
読み返してきました、確かに気絶の情報は提示してました、しまった;
まったく気付いておりませんでした(−−;)
ご指摘ありがとうございます!

文章量が多いので、読むのが本当に大変だったと思います。
お二人とも、チェックありがとうございました!
ネタばらしなど(1/3)
[202] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/26 22:52
==============================
 ・ネタばらしなど(1/3)
==============================
【PCが1日にできること】
PCは1日の間に、以下の行動を2回だけ行えます。

(1)館の一箇所を詳しく調査する
 館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
 同PCが同じ部屋を選択するたび、調査の判定に+2されていきます。

(2)館の3箇所をざっと調査する
 館の3つの場所を簡単に見渡します。部屋には入らず観察するだけです。

(3)参考人の1人から詳しく話を聞く
 気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
 同PCが同じ参考人を選択するたび、交渉・調査の判定に+2されていきます。

(4)3人の参考人から話を聞く
 3人の参考人にざっと声をかけられます。
 自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
 の3つが聞けますが、他の話はできません。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【参考人達】
NPCとの会話は何が出るかわからなかったので、
大まかな傾向しか設定していません。
参考人は基本的に、質問されたことしか回答しませんでした。

・依頼人モクラス:幽霊に恨まれている依頼人。
 シーフ1、セージ1。
 イヴァン殺しにはまったく関与していない、被害者。
 古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者、
 というのは仮の姿で、ニューゲートの盗賊ギルドから派遣された
 ログホール住民の動向を探る諜報員。
 イヴァンとは数少ない本当の友人関係だったが、
 他の人間には相手の情報をギルドに流しているという負い目がある。
 〜対話の傾向〜
 友好的で積極的に情報を話す。
 脅しには強く、金銭での交渉は一切通じない。
 〜目標値の必要な話〜
 ・他の参考人についての過去話。(目標値14)
 ・自分の正体。(目標値16)

・魔術師イヴァン:依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
 ソーサラー4、セージ2。
 生前は古い館に住み、館の中に残された資料の研究をしていた。
 死ぬ直前の一ヶ月間と、研究についての記憶が思い出せない。
 怒りで興奮しており、初期の危険度5。
 対話を試みるには、1d6で1+危険度以上の値が出る必要がある。
 〜イヴァンの危険度を下げる要因〜
 ◎寝室の死体はイヴァンのものじゃないとわかる
 ◎イヴァンの真の死体を発見する
 ◎ハンナにイヴァンのことを頼まれる
 ◎雑談相手になってやる
 ◎目標値14以上の成果がある状態で研究について教える。
 〜対話の傾向〜
 情緒不安定。殺人事件とモクラスに関する情報は積極的に話す。
 脅しには敵対し、金銭での交渉は一切通じない。
 〜目標値の必要な話〜
 ・死亡前一ヶ月分と、研究に関する記憶がない。(目標値10)
 ・研究に関する話。(目標値12)
 ・ハンナに関する詳しい話。(目標値14)
 ・死後に見た殺人者モクラス?の服装。よく思い出すと上着の右袖だけなかった。(目標値16)

・酒場の店主:町門の前にある酒場のマスター。
 ファイター4、バーテンダー5。
 町のたいていの酒飲みは、彼の店に来る。町の殆どの人間と顔見知り。
 話を聞くと、PC達の個人的な知人と会えるようになる。
 知人の場合の大まかな判定修正は
 [仇敵:-4、変態:-2、知人:±0、友達:+2、恩人:+4、家族:1ゾロ以外自動成功]
 で、知人の設定によって微調整されます。
 〜対話の傾向〜
 態度は友好的で町全体の情報は積極的に話すが、他者の秘密には口が固い。
 脅しには応じるが、話し辛い情報には必ず金銭を要求してくる。
 〜目標値の必要な話〜
 ・他の参考人についての詳しい話。(目標値13&50G)
 ※雑貨屋の話もこれに含まれます。
 ・他の参考人についての過去話。(目標値15&100G)

・魔法学者ルドガー:イヴァンの友人。
 シーフ3、セージ1、ヒーラー5
 イヴァンを殺した犯人。
 イヴァンとは研究に手を貸すほど親しくしていた薬剤師。
 違法な薬草の精製に手を出している盗賊でもあり、追手に追われている。
 イヴァンの研究が完成し次第、成果を奪おうと考えている。
 モクラスの正体に気付いており、恨んでいる。
 〜対話の傾向〜
 態度は友好的だが、事件に関することは当たり障りのないことしか言わない。
 脅しには強く、金銭での交渉は内容により応じる。
 〜目標値の必要な話〜
 特になし。事件の核心に触れることは全て誤魔化す。

・魔術師マクシム:イヴァンの友人。
 ソーサラー3、セージ3、
 イヴァンとは研究に手を貸すほど親しくしていた魔術師。
 かつて魔力を暴走させ、魔術師ギルドを追われている。
 使い魔を呼べるほどの実力があるが、過去のトラウマから3レベルの魔法は使わない。
 事件当日に館を訪れており、シードルの死体を運ぶルドガーとイヴァンを見ている。
 水晶体から記憶を取り出す薬の精製方法がわかり、テラスで必要な薬草を見つけていれば、
 マクシムに頼む(報酬を払うか説得する)ことで薬を精製できる。
 〜対話の傾向〜
 態度は消極的で秘密主義。新参者であるPC達を警戒している。
 脅しに弱いが、次の対話ではより態度が硬化する。金銭での交渉は内容により応じる。
 〜目標値の必要な話〜
 ・自分を含むすべての参考人の個人情報。(目標値10〜12)
 ・イヴァンの研究についての大まかな話。(目標値12)
 ・イヴァンの研究についての詳しい話。(目標値14)
 ・イヴァン殺害日の目撃情報。(目標値16)

・ハンナ:イヴァンの恋人。
 借金を背負わされて、この町に逃げてきた。
 イヴァンとは仲睦まじく交流していたが、研究についてはほぼ何も知らず、
 館には台所、イヴァンの自室、ペットのカラスの部屋しか出入りしていない。
 〜対話の傾向〜
 依頼の目的を正直に話せば協力的になる。優しく情に流されやすい。
 脅しに弱いが、次の対話には応じなくなる可能性が出る。金銭での交渉には応じない。
 〜目標値の必要な話〜
 特になし。態度が硬化したままなら、館のことや個人情報。(目標値13)

・清掃人ダニロ:町をうろつく清掃人。
 イヴァンの自室にあるシードルの死体を葬っていたが、
 イヴァン死亡日に、片袖が引きちぎれたルドガーの上着を拾っている。
 〜対話の傾向〜
 怯えているが、PCが友好的に接すれば普通の態度になる。
 脅しに弱いが、次の対話には応じなくなる可能性が出る。金銭での交渉には応じる。
 〜目標値の必要な話〜
 ルドガーの上着の引渡し。(目標値14、または100G)
ネタばらしなど(2/3)
[203] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/26 22:53
==============================
 ・ネタばらしなど(2/3)
==============================

【館の見取り図 & 調査箇所】
調査で有効な技能は、主にシーフ技能の捜索です。
研究資料に関する調査は、セージ技能が有効でした。
他に、GMが適性だと思う行動で技能が使用されていれば、
判定結果(有効でない場合は平目相当)に修正をつけるつもりでした。
「ここが怪しいから要調査」と書かれた時は、
指摘箇所の判定に+2をして、他の判定結果に−1していましたが、
指摘箇所が4つ以上の場合は
指摘箇所の判定に+1をして、他の判定結果に−2してました。
指摘箇所が6つ以上の場合は、修正は無しです。

※ 1F ※
■■■■■窓■■■■窓■■■■■■■■窓窓窓■■■
■▲■棚棚□棚棚棚棚□棚棚■寝具□□□□□□小棚■
■階■□□□□□□□□□□■寝具□□死体□□水晶■
■段■□像□机机机机□像□■□□□□□□□□□□■
■▼■□□□□□□□□□□■帽子棒□□箪笥□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□花■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■暖炉■
■□□■□□□□□■□椅子□段□□□食器棚□釜戸窓
■□□■□鴉の巣□■椅机机椅差□□□□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■子机机子段□食品□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■□椅子□差□の篭□水場水場□鍵
■玄関■■■窓■■■■窓窓■■■■■■窓■■■■■
======
※調査箇所
・1F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
  通路の奥:枯花の入った花瓶が台に置かれている。(目標値0)
  花瓶:中に書斎の鍵がある。(目標値12)
   ※書斎の鍵が手に入る。
  書斎の鍵には煤がついている。(目標値14)
  階段部:地下へ続く床戸がある。地下→1階の一方通行扉、1階からは開かない。(目標値16)
・1F北西部屋……研究室。鍵はあるが、開いていた。
  部屋をしばらく見ていると、2体の妖魔像が襲ってくる。【※戦】追加。(目標値0)
  机:散らかっているが、中央の円台には何も置かれていない。(目標値0)
   ※セージ系の判定
   ・イヴァンの研究は死者に関する魔法。(目標値8)
   ・イヴァンの研究は死者の生前記憶を消す魔法。(目標値10)
   ・イヴァンの研究する魔法には専用の魔法陣が使われる。(目標値12)
   ・イヴァンの研究する魔法には専用の水晶体が使われ、水晶体に死者の記憶が封じられる。(目標値14)
   ・イヴァンの研究する魔法を解除するには、特殊な薬を水晶体に使えばいい。(目標値16)
   ※特殊な薬は、テラスの薬草と、ソーサラーの1日がかりの儀式で作成可能とわかります。
  棚:資料や研究メモが置かれている(目標値0)
   ※シーフ系の判定
   ・イヴァンのメモ『コンプリート!』(目標値12)
   ・イヴァンのメモ『石の窪みを3回ノック』(目標値14)
   ※セージ系の判定
   ・イヴァンの研究は死者に関する魔法。(目標値8)
   ・イヴァンの研究は死者を幽霊化させてしまう魔法。(目標値10)
   ・館には、イヴァンの研究する特殊魔法を実現する設備が揃っている。(目標値12)
   ・イヴァンの研究する魔法は、死者を幽霊化するのに発動から1時間かかる。(目標値16)
  【※戦】
  妖魔像:攻撃力・打撃点が+1されたガーゴイル×2(怪物判定:目標値13)
  ・机の円台の上に台所の水を入れた銀杯を置くことで妖魔像が止まる仕掛けがあります。
   PLに仕掛けの予想がついていて、銀杯が手に入れば自動的に仕掛けを止めました。
・1F北東部屋……主の寝室。ここに死体がある。
  部屋全体:誰かが争ったような形跡はない。(目標値0)
  水晶:台に置かれた水晶体がある。(目標値0)
   ・他の調度品と比べて異質な存在感がある。(目標値10)
   ・台の置き跡と合わない。前は別の物が置かれていたようだ。(目標値12)
   ・前は花瓶が置かれていたようだ。(目標値14)
   ・水晶体の面する壁にわずかに煤(すす)がついている。(目標値16)
   ※イヴァンの記憶が封じられてるので、センスオーラでアンデットの精霊力を感じます。
   ※調査で水晶体のことを知っていれば、これが魔法発動後の水晶体だとわかります。
  窓:窓をくぐったとおぼしき、何者かの足跡がある。(目標値12)
   ※足跡を追跡するなら、レンジャー技能の足跡判定
   ・これは大人の足跡だ。(目標値8)
   ・外からなにか重いものを引きずっている。(目標値10)
   ・人通りの少ない場所から重いものを引きずっている。(目標値12)
   ・2人の人間が重いものを運んだようだ。(目標値14)
  死体:黒ローブの男が死んでいる。(目標値0)
   ・腐敗が進んでいる。死後10日以上経っているのは間違いない。(目標値8)
   ・死因は首の絞殺のようだ。(目標値10)
   ・黒ローブ姿なら大抵の男がイヴァンに見える。(目標値12)
   ・本当にイヴァンだろうか?(目標値14)
   ・この死体は、イヴァンではない。(目標値16)
・1F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
  部屋全体:過去は物置き部屋だったようだが、カラスの住処になっている。(目標値0)
   ・巣をかきわけると、壁に下位古代語がある。読みづらい。
   (目標値10)
   『○の守りを○○○○○ば ○女○○○から○○○を ○○○○満たし ○○○○捧げよ』
   (目標値12)
   『○の守りを解きたければ 美女○○○から出る○を ○○○に満たし ○の上に捧げよ』
   (目標値14)
   『像の守りを解きたければ 美女○○○から出る水を ○の杯に満たし 台の上に捧げよ』
   (目標値16)
   『像の守りを解きたければ 美女の水瓶から出る水を 銀の杯に満たし 台の上に捧げよ』
  カラス:使い魔だったポッピーがボスのようだ。(目標値12)
   ※カラスに注目するなら、ポッピー(ボスとわからなければ謎のカラス)が煙突の上で鳴きます。
・1F南東部屋……台所。裏玄関もあり、鍵がかかっている。
  水場:水瓶から常に水を流す女性像がある。古代のものだ。(目標値0)
   ・この水場は館の遺跡部分だろう。(目標値10)
   ・出てくる水は地下水だが、魔法的に作り出された水も混じっている。(目標値14)
  食器棚:銅製や鉄製の食器の中に、よく使用されていたらしき銀の杯がある。(目標値12)
  裏玄関:内側から鍵がかかっている。(目標値0)
   ・外からは鍵が開かない設計の扉だ。(目標値12)
ネタばらしなど(3/3)
[204] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/26 22:56
==============================
 ・ネタばらしなど(3/3)
==============================

【館の見取り図 & 調査箇所(続き)】

※ 2F ※
■■■■■■■■■■■■■窓■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□台■雑貨□雑貨■本□本□本□本■
■下■□□□□□□台■□□□□□■棚□棚□棚□棚■
■階■□□□□□□□■雑貨□雑貨■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■扉扉■■■■■■扉■■■□□椅子□暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□扉□□机机□暖炉■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□椅子□暖炉■
柵□□壷壷□植物■水壷□□□水壷■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□植物□植物■酒□酒□酒□酒■本□本□本□本■
柵□□□□□□□■棚□棚□棚□棚■棚□棚□棚□棚■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■窓■■■窓■■■■■■■■■■
======
※調査箇所
・2F廊下……1階と各部屋に続く廊下。
  通路:階段部分に、微量の煤(すす)がある。(目標値16)
・2F北西部屋……ドアノブに縄が巻かれ、かなり昔から硬く閉ざされている部屋。
  【※閉】縄で固く閉ざされている。長い間、閉じたままのため縄が古い。(目標値5)
  ※初調査時、危険感知に成功すると床が生きているのに気付く。【※戦】追加。(目標値16)
  部屋全体:部屋を詳しく調査すると、床が動いて攻撃してくる。【※戦】追加&戦闘開始。
   ・奥に鳥像の台座がある他はがらんとしている。(目標値0)
  台:部屋の奥に鳥の像が置かれた台座がある。台座には小棚がついている。(目標値0)
   ・小棚の中には銀色の液体が入った小瓶がある。(目標値4)
   ※調査で水晶体のことを知っていれば、小瓶の中身が記憶を開放する薬だとわかります。
   ・小鳥の像を回転させると、水色の液体が入った小瓶が3つ見つかる。(目標値12)
   ※ヘルハウンドの怪物判定に成功していれば、彼らの火吐き能力を18R止める薬とわかります。
   ※知識判定でも火を吐く怪物の火を止める薬とわかります。(目標値12)
   ※この薬は、小鳥の像内に保存しなければ一週間で効果が消滅してしまいます。
  【※戦】
  床:フロアイミテーター×1(危険感知に成功しない限り、モンスターからの奇襲攻撃)
  ※部屋を詳しく調査する段階で、部屋全体の調査判定が13以上であれば、回避に+2。
・2F北中央部屋……物置部屋。ガラクタや雑貨で雑然としている。
  雑貨:ホウキとちり取りが隠すように置いてある。煤(すす)で汚れている。(目標値12)
・2Fテラス……南西にあるテラス。
・2F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
  酒棚:幾つか消費済みの酒瓶と複数の杯が置いてある。よく誰かと飲んでいたようだ。(目標値10)
   ・200G相当の高級酒がある。(目標値12)
   ・壁に下位古代語がある。読みづらい。
   (目標値10)
   『○○○○が○○○の入口』
   (目標値12)
   『○○暖炉が○○室の入口』
   (目標値14)
   『2階暖炉が地下室の入口』
・2F東部屋……書斎部屋。暖炉に地下室への隠し通路がある。
  【※閉】扉に鍵がかかっている。書斎の鍵があれば自動成功。(目標値13)
  部屋全体:古代から書物が置かれていた。(目標値0)
   ・生前イヴァンは頻繁にここを訪れている。(目標値10)
   ・イヴァンは本棚に寄らず、ただ訪れていたこともあるようだ。(目標値12)
   ・床に微量の煤(すす)が残っており、掃除された跡がある。(目標値14)
  本棚:古代の書物や巻物が多く残っている。(目標値0)
   ・本棚にある一部の古書や巻物は何度も読み返されている。(目標値10)
   ※セージ系の判定
   ・イヴァンの研究は死者に関する魔法。(目標値8)
   ・古代、この館は犯罪者を処刑する施設として運用されていた。(目標値10)
   ・イヴァンの研究する魔法は、死者の生前記憶を消去し、幽霊化するもの。(目標値12)
   ・館に来る犯罪者は、幽霊化した場合に危険とされる者が選ばれていた。(目標値13)
   ・イヴァンの研究する魔法で消去された記憶は、特殊な水晶体に保存される。(目標値14)
   ・水晶体に記憶を保存された幽霊は、水晶体に近づくと一時的に気を失う。(目標値16)
  暖炉:地下室(B1F東部屋)への隠し通路がある。(目標値16)
   ※酒部屋で暖炉が怪しいとわかるなら、判定+1。
   ※酒部屋で2階暖炉が怪しいとわかるなら、判定+2。
   ※イヴァンのメモ『石の窪みを3回ノック』を知っていれば、判定+4。

※ B1F ※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▲□□□□□□□□□□□□■水晶水晶水晶水晶水■
■上□□□□□黒□□□□□□■水晶□□水晶□□晶■
■階□□□□□犬□□□□□□隠□□□□□□□□水■
■段□□黒□□□□□□□□□扉□□□□□□□□晶■
■□□□犬□□□□黒□□□□■□□魔魔魔死□■■■
■□□□□□□□□犬□□□□■□□方方方体□梯子■
■□□□□□□□□□□□□□■□□陣陣陣□杖■■■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□□水■
■□棚□棚□棚□棚□棚□棚□■□□□□□□□□晶■
■□棚□棚□棚□棚□棚□棚□■水晶□□水晶水晶水■
■□棚□棚□棚□棚□棚□棚□■水晶水晶水晶水晶晶■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
======
※調査箇所
・B1F東部屋……2F東部屋に続く梯子と隠し扉のある地下室。
  壁:西側の壁に、B1F西部屋へ続く隠し扉がある。(目標値16)
  水晶体:並んでいるが、幾つか無くなり列が欠けている。(目標値4)
   ※1階の寝室を詳しく調査していれば、寝室の水晶体と同じものだとわかる。
  魔法陣:古代語魔法に使用する儀式用の魔法陣だ。(目標値12)
   ※イヴァンの研究で魔法陣について知っていれば、該当するものだとわかる。
  樫の木の杖:古代語魔法の発動体だ。(目標値10)
  死体:魔法陣の上に、黒ローブの男の死体がある。(目標値0)
   ・死体の保存状態がいい。地下室なので腐敗が進まないのだろう。(目標値4)
   ・服の袖のような布切れを、右手で強く握っている。(目標値8)
   ※服の袖が手に入る。
   ・死因は転落死だろう。(目標値10)
   ・この死体はイヴァンだ。(目標値14)
   ※寝室の死体がイヴァンではないとわかっていれば、この判定に+4。
・B1F西部屋……1F廊下に続く階段あり。3匹の大きな黒犬がいる。
  部屋には3匹の黒犬。入ると襲ってくる。【※戦】追加。(目標値0)
  部屋全体:かなり昔から閉ざされたままだったようだ。(目標値0)
  上階段:1階廊下に続く通路。地下→1階廊下の、一方通行の床扉がある。(目標値4)
  棚:古びた機材や人骨が置いてある。(目標値8)
  ※この棚の捜索判定は、目標値10以上の結果は最初の1度のみ。以下いずれか最も高価な財宝が見つかる。
   ・魔晶石2点分×5個。2000G相当。(目標値10)
   ・魔晶石3点分×3個。2700G相当。(目標値12)
   ・ダガー+1(必筋2)。攻撃力+1&精神消費なしで打撃力+5を自身に発動する魔剣。2700G相当。(目標値14)
   ・ショートソード+1(必筋7)。攻撃力+1&精神消費なしで打撃力+5を自身に発動する魔剣。4300G相当。(目標値16)
  【※戦】
  黒犬:攻撃力・打撃点が+1されたヘルハウンド×3(怪物判定:目標値14)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんなネタでした。
紙に書いてるものを文章にするとすごい文章量になりますね。
Re:「魔術師の古い館」 初回8月2日20時予定
[205] 投稿者:GM 投稿日:2014/08/26 23:01
大きな問題も無いようなので、このセッションを承認とします。

参加者の方々はプレイヤー編集画面から
セッション結果を反映してください。
(わからない部分は随時、管理人かGMに質問をして下さい)

みなさま、お疲れ様でした!!