246 「眠らない番人」初回2015/06/30(火)22:00開始
●このセッションは、掲示板形式のセッションです。 | |||||
---|---|---|---|---|---|
最終発言 日時 | GM (ループおやじ) [2016/01/08 21:52] | ルーヴェ (愁海堂) [2015/11/29 18:33] | レムリア (月詠) [2015/11/30 00:37] | ナナト (ろざ) [2015/12/31 16:35] | ウォル (未兎) [2015/11/29 22:22] |
[1] 投稿者:ループおやじ 投稿日:2015/06/25 07:28
■初回開始日時:2015/06/30(火)22:00から
■初回開催場所:セッション掲示板
■予定する難易度:C
■採用ルール:
・戦闘の行動は知力順
・接敵状態の誤射あり
・同時行動での回復は、相殺可。補助は一手遅れ
・完全版の選択ルール全て
-----------------------
これらを前提に、
戦闘はPLが立てた方針を元に
GMが全てのダイスを振って結果を提示します。
-----------------------
探索判定などはPLに振ってもらいます。
■募集人数:2〜4人
■参加条件:
・PCの冒険者レベル5〜6。但し、ソーサラーとシャーマン技能は5まで。
・3日に1度は書込ができる。
・すべてはダイスの導きだと割り切れる。
・このセッションでPCが1ヶ月拘束されても構わない。
■参加募集の締切日時:2015/06/27(土)24:00
■予定セッション内経過日数:13日〜18日
■シナリオorキャンペーンの概要:
ニューゲートの南、ガオ砂漠に広がる遺跡群。
その中で集合墓地の遺跡が発見される。
冒険者たちがこぞって探索に乗り出している最中、
賢者の学院の賢者リリンが、涙を浮かべながら酒場に現れた。
「あたしの雇った冒険者が、帰ってこないの…!」
■その他、備考:
昨日立てるのを忘れておりました……(−−;
BBSセッションその3です。
今度はオーソドックスな遺跡探索物を旅立ちからやってみます。
3週間〜1ヶ月はセッションすることになると思います。
■初回開催場所:セッション掲示板
■予定する難易度:C
■採用ルール:
・戦闘の行動は知力順
・接敵状態の誤射あり
・同時行動での回復は、相殺可。補助は一手遅れ
・完全版の選択ルール全て
-----------------------
これらを前提に、
戦闘はPLが立てた方針を元に
GMが全てのダイスを振って結果を提示します。
-----------------------
探索判定などはPLに振ってもらいます。
■募集人数:2〜4人
■参加条件:
・PCの冒険者レベル5〜6。但し、ソーサラーとシャーマン技能は5まで。
・3日に1度は書込ができる。
・すべてはダイスの導きだと割り切れる。
・このセッションでPCが1ヶ月拘束されても構わない。
■参加募集の締切日時:2015/06/27(土)24:00
■予定セッション内経過日数:13日〜18日
■シナリオorキャンペーンの概要:
ニューゲートの南、ガオ砂漠に広がる遺跡群。
その中で集合墓地の遺跡が発見される。
冒険者たちがこぞって探索に乗り出している最中、
賢者の学院の賢者リリンが、涙を浮かべながら酒場に現れた。
「あたしの雇った冒険者が、帰ってこないの…!」
■その他、備考:
昨日立てるのを忘れておりました……(−−;
BBSセッションその3です。
今度はオーソドックスな遺跡探索物を旅立ちからやってみます。
3週間〜1ヶ月はセッションすることになると思います。
掲示板セッションで使用できるコマンド
「dai:」
概要:指定したダイスを振ります。使用方法:文頭に「dai:」と入力し、空白を入れずに、振りたいダイスの式を半角英数字で入力して使います。式の後ろに文章を入れることも可能です。
使用例
例1)6面ダイスを2回振り、8面ダイスを1回振り、結果に2を減らす… dai:2d6+1d8-2例2)値20でCT値10のレーティング表を振り、結果に3を加える… dai:r20@10+3
間違った使用例
×例)「dai:」が大文字… DAI:2d6+5×例)ダイスを振る回数が指定されていない… dai:d6+5
×例)1000面以上のダイス、20回を超えて振る… dai:21d2000+1+10
×例)値50のレーティング表に余計な数値を付け足す… dai:2r50+6
…「*」や「%」は使えません。その他、おかしな値を指定するとダイスが爆発します。
「pldata:」
概要:参加するPLが決定した際、該当PLの最終発言日時を確認するためにPL情報を登録します。使用方法:文頭に「pldata:」と入力し、空白を入れずに「,」で区切って「PL名/PC名」を入力します。GMは登録する必要がありません。式の後ろに文章を入れてはいけません。
登録したPLは、発言時の表示名が登録したPC名になります。戦闘を想定したセッションの場合、PC名に敏捷度を表示しておくと良いかもしれません。
使用例
例)ループおやじさんとPL2さんを登録する… pldata:ループおやじ/ジュド,PL2/PC2例)上記の例でPC名に敏捷度を追加する… pldata:ループおやじ/A25-ジュド,PL2/A12-PC2
「memo:」
概要:掲示板のスレッド一覧表示画面で、タイトル下に短い告知や連絡の文章を表示します。使用方法:文頭に「memo:」と入力し、空白を入れずに50字以内の文字列を入力します。50字以後の文字列や、改行した後の文字列は反映されません。
基本的にGMが使うものですが、場合によってはPLがGMや他の参加者に呼びかけるために使用しても良いでしょう。状況によって使い分けてください。用件が済んだら、メモは消す(空白にする)ようにして下さい。
使用例
例)「戦闘開始中。20日までに返事ください!」と表示したい。… memo:戦闘開始中。20日までに返事ください!GMのダイス判定
[274] 投稿者:GM 投稿日:2015/11/16 18:29
行動を一旦締め切ります。
レムリアさんとナナトさんの行動は、
返答前に追加されれば反映します。
ルーヴェ
dai:2d6 -> [2,2] = 4 【H部屋】瓶の並ぶ棚の調査
ウォル
dai:2d6 -> [1,5] = 6 【H部屋】9色の水槽
memo:GM結果出力中…2〜3日お待ち下さい。
レムリアさんとナナトさんの行動は、
返答前に追加されれば反映します。
ルーヴェ
dai:2d6 -> [2,2] = 4 【H部屋】瓶の並ぶ棚の調査
ウォル
dai:2d6 -> [1,5] = 6 【H部屋】9色の水槽
memo:GM結果出力中…2〜3日お待ち下さい。
[275]○レムリアの行動(判定):ドラークンの遺跡(11) レムリア:2015/11/16 23:38
すみません、書き込みが遅くなりました。予定の通り、判定に移ります。
予定@:〈ストーン・サーバント〉を召喚します。 [古代語魔法:ソーサラー技能4+知力4]
dai:2d6+8 -> [6,1]+8 = 15 [古代語魔法:ソーサラー技能4+知力4]
予定A:【H部屋】でストーン・サーバントに水槽内を調べさせます。
調べる水槽の順番は、「黒」「紫」「藍」「青」「黄」「橙」「赤」「白」「緑」の順です。
予定B:【K部屋】で「壁面の星座」に不審な点がないか調べてみます(あるべき星が欠けているとか)。
dai:2d6+9 -> [2,4]+9 = 15 [知識:オラクル技能5+知力4]
Re:「眠らない番人」初回2015/06/30(火)22:00開始
[276] 投稿者:GM 投稿日:2015/11/23 22:16
申し訳ありません!!
ちょっと忙しくなりまして、大変お待たせしていますm(_ _;)m
あと少しお待ちください!
dai:2d6+9 -> [1,1]<自動失敗>+9 = 11 ルーヴェのシャボン玉回避判定
dai:2d6+9 -> [3,2]+9 = 14 レムリアのシャボン玉回避判定
memo:大変お待たせしています、結果もう数日お待ちください(汗)
ちょっと忙しくなりまして、大変お待たせしていますm(_ _;)m
あと少しお待ちください!
dai:2d6+9 -> [1,1]<自動失敗>+9 = 11 ルーヴェのシャボン玉回避判定
dai:2d6+9 -> [3,2]+9 = 14 レムリアのシャボン玉回避判定
memo:大変お待たせしています、結果もう数日お待ちください(汗)
>ドラークンの遺跡(11)
[277] 投稿者:GM 投稿日:2015/11/25 22:12
大変長らくお待たせしました…結果です!
==============================
>ドラークンの遺跡(11)
==============================
■ルーヴェ
>【L部屋】……ガラススペース(※) セージ+知力
>dai:2d6+9 -> [3,3]+9 = 15
■ウォル
>【L部屋】……ガラススペース(※)。セージ+知力
>dai:2d6+5 -> [5,2]+5 = 12
ルーヴェとウォルの2人はガラススペースに侵入した。
聞いていた通り、中には殆どがらんどうの棚や仕切り枠が並んでいる。
大きな器材はすべてスペースの外にあるので、
ここは成果物や資料を置く場所だったのだろう。
水晶球が隠されていないかと、ガラス壁や空間を観察した。
・・・・・・
しばらく見て回ったが、それらしい物は発見できなかった。
2人はガラススペースを立ち去った。
■ルーヴェ
>【K部屋】……夜空色の壁面 セージ+知力
>dai:2d6+9 -> [4,4]+9 = 17
■レムリア
> 予定B:【K部屋】で「壁面の星座」に不審な点がないか調べてみます(あるべき星が欠けているとか)。
>dai:2d6+9 -> [2,4]+9 = 15 [知識:オラクル技能5+知力4]
ルーヴェとレムリアの2人はK部屋に入るため、
J部屋のシャボン玉を避けて進もうとした……
駄目だ、避けられない!
・・・・・・
レムリアは気付いた時、
F部屋とK部屋を繋ぐ通路に浮いていた!
5Mの落下……レムリアは受け身によって-4M…3点のダメージだ!
dai:r1+6 -> [4,3:2]+6 = 8 点のダメージを防いだ。
丁度、精霊使いイームが倒れていた場所に着地する。
シャボン玉に触れると部屋の入口にテレポートさせられるようだ。
おや、ルーヴェはどこに行ったのだろう?
・・・・・・
ルーヴェは気付いた時、
L部屋のホールに立っていた!
シャボン玉に触れるとL部屋にテレポートさせられるようだ。
戦士エイトはこうしてガラススペースに入ったのだろう。
部屋の守護者サザンナイトを退治済みで良かった……。
おや、レムリアはどこに行ったのだろう?
・・・・・・
2人はBホールで再会した。
どちらもシャボン玉に触れた結果テレポートしたという。
移動した場所は違うが、お互い無事に済んだようだ。
■ルーヴェ
>【H部屋】……瓶の並ぶ棚(※)セージ+知力
>dai:2d6+9 -> [4,5]+9 = 18
次にルーヴェはH部屋に入り、棚を調査した。
この棚の瓶群がどれも身体能力に作用する中身だとは知っているが、
薬に紛れて他の物が無いとも限らない。
透明な材質の瓶には特に注意し、水晶球がないか注意深く観察した。
・・・・・・
……おや?
調査の途中、瓶が倒れて中身が漏れた!
漏れた液体は蒸気になってルーヴェを包みこむ!
”もくもく……”
これは!?
dai:1d3 -> [3] = 3 1:器用度、2:敏捷度、3:知力
が
dai:1d6 -> [3] = 3 点下がるポーションだ!
煙が晴れる頃には、体がピリピリと痺れているのを感じる。
よくない効果の瓶を開けてしまったようだ。
しばらくはこの状態が続くだろう。
気を取り直し、棚の列を順番に確認したが、
置いてあるのは瓶ばかりだった。
ここは薬瓶以外は何もなさそうだ。
■ウォル
>【G部屋】……瓶の並ぶ大きな棚(※)。セージ+知力
>dai:2d6+5 -> [1,4]+5 = 10
ウォルはG部屋に入り、大きな棚へ向かった。
生物の体が入った、ガラス製と思われる瓶が大量に置いてある。
眺めても気分の良い光景ではない……手早く済ませたいものだ。
不気味な瓶群の中に、目的の水晶球が隠れていないか探した。
・・・・・・
一通り棚の中を観察したが、黒い水晶球は無いように思える。
残念だがここでも見つからない。ウォルはG部屋を立ち去った。
■ウォル
>【H部屋】……9色の水槽。セージ+知力
>dai:2d6+5 -> [6,1]+5 = 12
■レムリア
> 予定@:〈ストーン・サーバント〉を召喚します。 [古代語魔法:ソーサラー技能4+知力4]
>dai:2d6+8 -> [6,1]+8 = 15 [古代語魔法:ソーサラー技能4+知力4]
■レムリア
> 予定A:【H部屋】でストーン・サーバントに水槽内を調べさせます。
> 調べる水槽の順番は、「黒」「紫」「藍」「青」「黄」「橙」「赤」「白」「緑」の順です。
ウォルとレムリアの2人はH部屋の水槽に向かった。
原理はわからないが、9種類の精霊力が宿る危険な水槽だ。
レムリアはストーンゴーレムを召喚した!
ストーンゴーレム「フゴー…」
水槽の中を調べるにはゴーレムが適任だ!
命令で、まずは黒い水槽に入らせる。
闇の精霊力がストーンゴーレムの体に当たり、何度も破裂する音が響いた。
ストーンゴーレム「フゴー…」
精神力を持たないゴーレムには効かないようだ。
意思のないゴーレムは、
調べるというよりも水をやみくもに掻き回すように動く。
・・・・・・
調査中、ウォルは黄色の水槽から立ち昇る水蒸気に包まれた!
……体に死の気配がまとわつくのを感じる。
死者達の精霊力が、自分からも発せられているようだ。
これでは、このまま死んだ時はすぐアンデット化してしまいそうだ。
幸運神の神官にあるまじき事態だ。絶対に避けなければ……。
★ウォルの体にアンデットの気配が染み付いた。(セッション終了まで)
・・・・・・
……おや?
ウォルはゴーレムが動くたびに、
水槽の底で何か丸いものが転がっているのを発見した。
水と同じ、黒色の物体だ。
まさか……!
レムリアはゴーレムに指示を出し、
丸い物体を水槽から引き上げさせた。
ストーンゴーレム「フゴー…」
===============
\ i / /
\ i / /
‐- -‐ ゴーレムの手に、
__ ● __ 黒い半透明の水晶球が!
 ̄ ∩∩
/ / 丶 \
/ / | 丶
===============
やった!! 黒い水晶球を発見したぞ!!
==============================
ついに目的の水晶球を見つけた君たちは、
早速、その球の破壊に取り掛かった。
強い衝撃を与えてみても、水晶球はびくともしない。
物理的な方法で破壊することは出来なさそうだ。
……しかし、
もう1つの手段はすでに見つけている。
わざわざ思い出す必要もないだろう。
・・・・・・
4人はF部屋の落とし穴を作動させた。
”ぱかっ”
床にブロブ部屋への穴が開く。
黒い水晶球を、ブロブ部屋に落とした。
水晶球はブロブの海に触れた途端、
濃い黒煙を立ち昇らせた!
”ジュウウゥゥゥッ……!”
熱い鉄板に冷水を垂らしたような音が響く!
水晶球がブロブの体液で溶けているのだ!
……その時だ!
落とし穴の上空にA通路の化物が出現し、
黒い水晶球と同じように溶けだした!
===============
: ‘,・.; :
.・;|,:;|: .・
・ :|:0..0|. ボアアアアアアァァ
; ;|.||冊, ;
○|| ;・|;|| ・; アァァァァ……!
+||||:|;|||| ;:.
;@|| ||||| ;||屮
===============
化物は無機物的な断末魔を遺跡中に響かせながら、
黒い煙となって消えていった……!!
==============================
>ドラークンの遺跡(11)
==============================
■ルーヴェ
>【L部屋】……ガラススペース(※) セージ+知力
>dai:2d6+9 -> [3,3]+9 = 15
■ウォル
>【L部屋】……ガラススペース(※)。セージ+知力
>dai:2d6+5 -> [5,2]+5 = 12
ルーヴェとウォルの2人はガラススペースに侵入した。
聞いていた通り、中には殆どがらんどうの棚や仕切り枠が並んでいる。
大きな器材はすべてスペースの外にあるので、
ここは成果物や資料を置く場所だったのだろう。
水晶球が隠されていないかと、ガラス壁や空間を観察した。
・・・・・・
しばらく見て回ったが、それらしい物は発見できなかった。
2人はガラススペースを立ち去った。
■ルーヴェ
>【K部屋】……夜空色の壁面 セージ+知力
>dai:2d6+9 -> [4,4]+9 = 17
■レムリア
> 予定B:【K部屋】で「壁面の星座」に不審な点がないか調べてみます(あるべき星が欠けているとか)。
>dai:2d6+9 -> [2,4]+9 = 15 [知識:オラクル技能5+知力4]
ルーヴェとレムリアの2人はK部屋に入るため、
J部屋のシャボン玉を避けて進もうとした……
駄目だ、避けられない!
・・・・・・
レムリアは気付いた時、
F部屋とK部屋を繋ぐ通路に浮いていた!
5Mの落下……レムリアは受け身によって-4M…3点のダメージだ!
dai:r1+6 -> [4,3:2]+6 = 8 点のダメージを防いだ。
丁度、精霊使いイームが倒れていた場所に着地する。
シャボン玉に触れると部屋の入口にテレポートさせられるようだ。
おや、ルーヴェはどこに行ったのだろう?
・・・・・・
ルーヴェは気付いた時、
L部屋のホールに立っていた!
シャボン玉に触れるとL部屋にテレポートさせられるようだ。
戦士エイトはこうしてガラススペースに入ったのだろう。
部屋の守護者サザンナイトを退治済みで良かった……。
おや、レムリアはどこに行ったのだろう?
・・・・・・
2人はBホールで再会した。
どちらもシャボン玉に触れた結果テレポートしたという。
移動した場所は違うが、お互い無事に済んだようだ。
■ルーヴェ
>【H部屋】……瓶の並ぶ棚(※)セージ+知力
>dai:2d6+9 -> [4,5]+9 = 18
次にルーヴェはH部屋に入り、棚を調査した。
この棚の瓶群がどれも身体能力に作用する中身だとは知っているが、
薬に紛れて他の物が無いとも限らない。
透明な材質の瓶には特に注意し、水晶球がないか注意深く観察した。
・・・・・・
……おや?
調査の途中、瓶が倒れて中身が漏れた!
漏れた液体は蒸気になってルーヴェを包みこむ!
”もくもく……”
これは!?
dai:1d3 -> [3] = 3 1:器用度、2:敏捷度、3:知力
が
dai:1d6 -> [3] = 3 点下がるポーションだ!
煙が晴れる頃には、体がピリピリと痺れているのを感じる。
よくない効果の瓶を開けてしまったようだ。
しばらくはこの状態が続くだろう。
気を取り直し、棚の列を順番に確認したが、
置いてあるのは瓶ばかりだった。
ここは薬瓶以外は何もなさそうだ。
■ウォル
>【G部屋】……瓶の並ぶ大きな棚(※)。セージ+知力
>dai:2d6+5 -> [1,4]+5 = 10
ウォルはG部屋に入り、大きな棚へ向かった。
生物の体が入った、ガラス製と思われる瓶が大量に置いてある。
眺めても気分の良い光景ではない……手早く済ませたいものだ。
不気味な瓶群の中に、目的の水晶球が隠れていないか探した。
・・・・・・
一通り棚の中を観察したが、黒い水晶球は無いように思える。
残念だがここでも見つからない。ウォルはG部屋を立ち去った。
■ウォル
>【H部屋】……9色の水槽。セージ+知力
>dai:2d6+5 -> [6,1]+5 = 12
■レムリア
> 予定@:〈ストーン・サーバント〉を召喚します。 [古代語魔法:ソーサラー技能4+知力4]
>dai:2d6+8 -> [6,1]+8 = 15 [古代語魔法:ソーサラー技能4+知力4]
■レムリア
> 予定A:【H部屋】でストーン・サーバントに水槽内を調べさせます。
> 調べる水槽の順番は、「黒」「紫」「藍」「青」「黄」「橙」「赤」「白」「緑」の順です。
ウォルとレムリアの2人はH部屋の水槽に向かった。
原理はわからないが、9種類の精霊力が宿る危険な水槽だ。
レムリアはストーンゴーレムを召喚した!
ストーンゴーレム「フゴー…」
水槽の中を調べるにはゴーレムが適任だ!
命令で、まずは黒い水槽に入らせる。
闇の精霊力がストーンゴーレムの体に当たり、何度も破裂する音が響いた。
ストーンゴーレム「フゴー…」
精神力を持たないゴーレムには効かないようだ。
意思のないゴーレムは、
調べるというよりも水をやみくもに掻き回すように動く。
・・・・・・
調査中、ウォルは黄色の水槽から立ち昇る水蒸気に包まれた!
……体に死の気配がまとわつくのを感じる。
死者達の精霊力が、自分からも発せられているようだ。
これでは、このまま死んだ時はすぐアンデット化してしまいそうだ。
幸運神の神官にあるまじき事態だ。絶対に避けなければ……。
★ウォルの体にアンデットの気配が染み付いた。(セッション終了まで)
・・・・・・
……おや?
ウォルはゴーレムが動くたびに、
水槽の底で何か丸いものが転がっているのを発見した。
水と同じ、黒色の物体だ。
まさか……!
レムリアはゴーレムに指示を出し、
丸い物体を水槽から引き上げさせた。
ストーンゴーレム「フゴー…」
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‐- -‐ ゴーレムの手に、
__ ● __ 黒い半透明の水晶球が!
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やった!! 黒い水晶球を発見したぞ!!
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ついに目的の水晶球を見つけた君たちは、
早速、その球の破壊に取り掛かった。
強い衝撃を与えてみても、水晶球はびくともしない。
物理的な方法で破壊することは出来なさそうだ。
……しかし、
もう1つの手段はすでに見つけている。
わざわざ思い出す必要もないだろう。
・・・・・・
4人はF部屋の落とし穴を作動させた。
”ぱかっ”
床にブロブ部屋への穴が開く。
黒い水晶球を、ブロブ部屋に落とした。
水晶球はブロブの海に触れた途端、
濃い黒煙を立ち昇らせた!
”ジュウウゥゥゥッ……!”
熱い鉄板に冷水を垂らしたような音が響く!
水晶球がブロブの体液で溶けているのだ!
……その時だ!
落とし穴の上空にA通路の化物が出現し、
黒い水晶球と同じように溶けだした!
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: ‘,・.; :
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・ :|:0..0|. ボアアアアアアァァ
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化物は無機物的な断末魔を遺跡中に響かせながら、
黒い煙となって消えていった……!!
・ドラークンの遺跡(12)
[278] 投稿者:GM 投稿日:2015/11/25 22:18
==============================
・ドラークンの遺跡(12)
==============================
……A通路を塞いでいた化物の長い断末魔が終わり、
遺跡に静寂が戻った。
精霊使いイーム「……終わったのか…?」
ホールで療養していた冒険者達が、君たちを見つめる。
神官戦士ビーツ「やったんだな……」
女盗賊シイナ「これで、外に出られるんだね…」
戦士エイト「行こう、立って歩くくらいは出来そうだ…シイナは俺が支えて歩く」
さあ、脱出だ!!
==============================
後はエンディングとなります。
ドラークンの遺跡はガオ砂漠の廃墟遺跡の一部なので、
廃墟遺跡脱出時にはエンカウントが発生しますが、
モンスターが出た場合、戦闘処理や逃亡処理はGMが行います。
脱出&町への帰還前に、最後にやっておきたいことがあれば行動可能です。
ただし、自発的な判定を伴う行動は今まで通り以下の4行動までです。
★遺跡脱出の報酬は1人3425Gです。
★買い取りたいアイテムがあれば、この段階で決めてください。
■判定を伴う行動は、以下の4つのどれかを、PC1人につき3回まで行えます。
「戦う」
モンスターと戦います。他のPCと共闘も可能。
作戦を決めれば、GMが作戦通りにサイコロを振ります。おおざっぱでも可。
「魔法を唱える」※判定は自分で振ること!
魔法を1回唱えます。
拡大は自由ですが、対象を拡大する場合、同時に視認してる必要があります。
「調べる」※判定は自分で振ること!
部屋全体、調度品など、どれか1つ選んで調査します。
どの技能と能力値ボーナスで調べるかは自由です。
「その他」※判定は自分で振ること!
調査や魔法に該当しない、あらゆる判定を1回行います。
殆どのことはOKなので確認不要です。無理すぎる時は言います。
・判定を伴わない行動(PC同士の相談やNPCとの会話など)に行動制限はありません。
■現在の所持品と状態
ルーヴェ:生命12/12 精神9/20 使い魔(生命5/5 精神1/5)
レムリア:生命12/12 精神9/18 使い魔(生命5/5 精神1/5)
ナナト:生命18/18 精神10/12
ウォル:生命19/22 精神7/18
☆NPCイーム:精霊使いの男。衰弱している。
☆NPCシイナ:中年の女盗賊。衰弱している。
☆NPCビーツ:ドワーフの神官戦士。衰弱している。
☆NPCエイト:人間の戦士。衰弱している。
☆行方不明の冒険者達をすべて見つけ出した。
☆依頼の間中、レムリアの器用度が1上昇。11→12。
★レムリアの筋力5→0。魔法毒。
★この遺跡内では安眠できない。睡眠を取っても生命点・精神点が回復しない
★ナナトの頭上に野原に生えてるような草が生える。(セッション終了まで)
★ウォルの体にアンデットの気配が染み付いている。(セッション終了まで)
・出発から9日目(遺跡内6日目/夕方)
・保存食17食(1日2食消費予定)
・前金2000G(1人500G)。残りの報酬は遺跡内の財宝報酬の半分
・魔晶石1点×0個 所持者:
・魔晶石2点×1個 所持者:ウォル(1)
・魔晶石3点×2個 所持者:ウォル(1)、レムリア(1)
・ナナト-153G(果実水、香辛料ピーナッツ、情報料)、羊皮紙-2、岩小人石(価値3000G)+2、リーフダガー(価値8100G)+1
・ルーヴェ-10G(砂漠の果物)、魔晶石1点-8、たいまつ-1、人噛み本(価値800G)+1
・ウォル-1440G(魔晶石)、たいまつ-1、人噛み本(価値800G)+1、結晶石(価値5000G)+1
・合言葉:『爆発する』で『パイナップル』、『爆発しない』で『サツマイモ』
・依頼人リリンは『YES』と『NO』の羊皮紙を所持
・ツーネの研究資料をまとめ済み
☆大廃墟の途中通路では1ゾロ以外は無限回廊に嵌らない
★大廃墟の途中通路では宿敵ベルタの妨害によりレムリアの全判定が修正-2
☆依頼人リリンは遺跡内で7日間待っている
■1ゾロ記録
ルーヴェ3回、ナナト1回、ウォル1回 ※駐屯地のイベントダイスでの1ゾロは無効
■遺跡内で見つけた財宝(報酬は前金1人500G&遺跡内で手に入れた財宝の価値半分が報酬)
※魔晶石3点×1個(900G)
※人噛み本:価値800G×2個(1600G)
※岩小人石:価値3000G×2個(6000G)
※リーフダガー:価値8100G(8100G)
※結晶石:価値5000G(5000G)
※金細工の栞:価値200G(200G)
※銀やガラスの小道具や装飾品:価値1600G(1600G)
合計:23400G÷2+2000G=報酬:13700G(1人3425G)
==========
・買取可能な特殊アイテム
==========
【名称】岩小人石
【知名度】14。ただし、ソーサラーは必ず知っている
【説明】粒が銀色に光るようにも見える灰色の石。
投げるとストーン・ゴーレムになり、使用者は命令できる。使用すると1時間後に砕ける。消耗品。
【価値】3000G
==========
【名称】リーフダガー(ダガー+2)(投)【用法】1H【必筋】5【CT】10*
【知名度】14
【説明】攻撃力+1&追加ダメージ+2か、攻撃力+2&追加ダメージ+1のどちらか。投射可:射程30m。新緑色に光る薄刃のダガー。
2種類の効果があり、装備時に宣言することで効果を決定する。戦闘中(GMによってはセッション中)は効果変更不可。
【価値】8100G
==========
【名称】結晶石
【知名度】14。ただし、ソーサラーは必ず知っている
【説明】透明な水晶体。術者の精神点消費5点以下のあらゆる魔法を1つ、一週間だけ篭めることが可能。
篭めた魔法は合言葉を唱えて発動できる。対象や拡大のルール処理はGM判断。消耗品。
【価値】5000G
==========
memo:PLの行動待ちです。11月28〜12月1日22時まで回答お待ちします。
・ドラークンの遺跡(12)
==============================
……A通路を塞いでいた化物の長い断末魔が終わり、
遺跡に静寂が戻った。
精霊使いイーム「……終わったのか…?」
ホールで療養していた冒険者達が、君たちを見つめる。
神官戦士ビーツ「やったんだな……」
女盗賊シイナ「これで、外に出られるんだね…」
戦士エイト「行こう、立って歩くくらいは出来そうだ…シイナは俺が支えて歩く」
さあ、脱出だ!!
==============================
後はエンディングとなります。
ドラークンの遺跡はガオ砂漠の廃墟遺跡の一部なので、
廃墟遺跡脱出時にはエンカウントが発生しますが、
モンスターが出た場合、戦闘処理や逃亡処理はGMが行います。
脱出&町への帰還前に、最後にやっておきたいことがあれば行動可能です。
ただし、自発的な判定を伴う行動は今まで通り以下の4行動までです。
★遺跡脱出の報酬は1人3425Gです。
★買い取りたいアイテムがあれば、この段階で決めてください。
■判定を伴う行動は、以下の4つのどれかを、PC1人につき3回まで行えます。
「戦う」
モンスターと戦います。他のPCと共闘も可能。
作戦を決めれば、GMが作戦通りにサイコロを振ります。おおざっぱでも可。
「魔法を唱える」※判定は自分で振ること!
魔法を1回唱えます。
拡大は自由ですが、対象を拡大する場合、同時に視認してる必要があります。
「調べる」※判定は自分で振ること!
部屋全体、調度品など、どれか1つ選んで調査します。
どの技能と能力値ボーナスで調べるかは自由です。
「その他」※判定は自分で振ること!
調査や魔法に該当しない、あらゆる判定を1回行います。
殆どのことはOKなので確認不要です。無理すぎる時は言います。
・判定を伴わない行動(PC同士の相談やNPCとの会話など)に行動制限はありません。
■現在の所持品と状態
ルーヴェ:生命12/12 精神9/20 使い魔(生命5/5 精神1/5)
レムリア:生命12/12 精神9/18 使い魔(生命5/5 精神1/5)
ナナト:生命18/18 精神10/12
ウォル:生命19/22 精神7/18
☆NPCイーム:精霊使いの男。衰弱している。
☆NPCシイナ:中年の女盗賊。衰弱している。
☆NPCビーツ:ドワーフの神官戦士。衰弱している。
☆NPCエイト:人間の戦士。衰弱している。
☆行方不明の冒険者達をすべて見つけ出した。
☆依頼の間中、レムリアの器用度が1上昇。11→12。
★レムリアの筋力5→0。魔法毒。
★この遺跡内では安眠できない。睡眠を取っても生命点・精神点が回復しない
★ナナトの頭上に野原に生えてるような草が生える。(セッション終了まで)
★ウォルの体にアンデットの気配が染み付いている。(セッション終了まで)
・出発から9日目(遺跡内6日目/夕方)
・保存食17食(1日2食消費予定)
・前金2000G(1人500G)。残りの報酬は遺跡内の財宝報酬の半分
・魔晶石1点×0個 所持者:
・魔晶石2点×1個 所持者:ウォル(1)
・魔晶石3点×2個 所持者:ウォル(1)、レムリア(1)
・ナナト-153G(果実水、香辛料ピーナッツ、情報料)、羊皮紙-2、岩小人石(価値3000G)+2、リーフダガー(価値8100G)+1
・ルーヴェ-10G(砂漠の果物)、魔晶石1点-8、たいまつ-1、人噛み本(価値800G)+1
・ウォル-1440G(魔晶石)、たいまつ-1、人噛み本(価値800G)+1、結晶石(価値5000G)+1
・合言葉:『爆発する』で『パイナップル』、『爆発しない』で『サツマイモ』
・依頼人リリンは『YES』と『NO』の羊皮紙を所持
・ツーネの研究資料をまとめ済み
☆大廃墟の途中通路では1ゾロ以外は無限回廊に嵌らない
★大廃墟の途中通路では宿敵ベルタの妨害によりレムリアの全判定が修正-2
☆依頼人リリンは遺跡内で7日間待っている
■1ゾロ記録
ルーヴェ3回、ナナト1回、ウォル1回 ※駐屯地のイベントダイスでの1ゾロは無効
■遺跡内で見つけた財宝(報酬は前金1人500G&遺跡内で手に入れた財宝の価値半分が報酬)
※魔晶石3点×1個(900G)
※人噛み本:価値800G×2個(1600G)
※岩小人石:価値3000G×2個(6000G)
※リーフダガー:価値8100G(8100G)
※結晶石:価値5000G(5000G)
※金細工の栞:価値200G(200G)
※銀やガラスの小道具や装飾品:価値1600G(1600G)
合計:23400G÷2+2000G=報酬:13700G(1人3425G)
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・買取可能な特殊アイテム
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【名称】岩小人石
【知名度】14。ただし、ソーサラーは必ず知っている
【説明】粒が銀色に光るようにも見える灰色の石。
投げるとストーン・ゴーレムになり、使用者は命令できる。使用すると1時間後に砕ける。消耗品。
【価値】3000G
==========
【名称】リーフダガー(ダガー+2)(投)【用法】1H【必筋】5【CT】10*
【知名度】14
【説明】攻撃力+1&追加ダメージ+2か、攻撃力+2&追加ダメージ+1のどちらか。投射可:射程30m。新緑色に光る薄刃のダガー。
2種類の効果があり、装備時に宣言することで効果を決定する。戦闘中(GMによってはセッション中)は効果変更不可。
【価値】8100G
==========
【名称】結晶石
【知名度】14。ただし、ソーサラーは必ず知っている
【説明】透明な水晶体。術者の精神点消費5点以下のあらゆる魔法を1つ、一週間だけ篭めることが可能。
篭めた魔法は合言葉を唱えて発動できる。対象や拡大のルール処理はGM判断。消耗品。
【価値】5000G
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memo:PLの行動待ちです。11月28〜12月1日22時まで回答お待ちします。
Re:「眠らない番人」初回2015/06/30(火)22:00開始
[279] 投稿者:GM 投稿日:2015/11/25 22:20
おっと。
★ルーヴェの知力18→15。魔法毒。
これを忘れていました。
すでに関係ないとは思いますが一応。
★ルーヴェの知力18→15。魔法毒。
これを忘れていました。
すでに関係ないとは思いますが一応。
[280]Re:「眠らない番人」初回2015/06/30(火)22:00開始 ナナト:2015/11/26 01:06
, wハ,│ハ,
,;゙ ・ω・; Σ
「そんなところにあったのか!」
「一応、弁明はしておいたほうがよさそうだ。アンデッドの気配と言うだけで大変なことになりかねないね。」
そういえば、秘孔ってアンデッドにかけるとどうなるんでしたっけ。
回復手段足りうるので、ウォルの生命点は回復しておきたいところ。妨害もあるとの言もあるので。
[281]Re:「眠らない番人」初回2015/06/30(火)22:00開始 ルーヴェ:2015/11/29 18:33
「ふぅ、なんとか帰れそうだ。」「ミイラ取りがミイラにならずに済んだようだね(笑って)」
「さて、帰り着くまで、用心して、帰ろうか。」
って―わけで、お疲れ様でした。
なんとか無事に終われそうですね。
一人救助しそこねたのが何とも残念ですがあとは帰るだけ、ですかね。
[282]Re:「眠らない番人」初回2015/06/30(火)22:00開始 ウォル:2015/11/29 22:22
「あとは帰るだけですが…。気を抜かずにまいりましょうか」「…にしても、これ(負の精霊力)は取れるんでしょうか」
[283]○レムリアの行動(判定):ドラークンの遺跡(12) レムリア:2015/11/30 00:37
レムリアの生命点が3点減っているので、9/12になります。>GMレムリア「ツーネさんは本当に、師匠を裏切ってまで復讐したかったのでしょうか…。」
行動@:呪歌レクイエムを詠唱して、この遺跡で亡くなったドラークンとディンクさんを弔います。
上手くいけば、ウォルさんのアンデッドの気配も解除できるかも? [呪歌:バード技能1+精神3]
dai:2d6+4 -> [4,4]+4 = 12
行動A:【L部屋】に入って〈センス・マジック〉をかけてみます。 [古代語魔法:ソーサラー技能4+知力4]
dai:2d6+8 -> [4,3]+8 = 15
行動B:【L部屋】全体の調査をしておきます。 [捜索:シーフ技能1+知力4]
dai:2d6+5 -> [6,3]+5 = 14
○買い取り希望の品:
よろしければセッションの記念品として、「金細工の栞:価値200G(200G)」を買い取らせていただきたいと思います。
それから財宝ではありませんが、ツーネさんの「四大魔術に関する研究資料」を持ち帰って研究させてもらいます。
GMの回答
[284] 投稿者:GM 投稿日:2015/11/30 22:13
>そういえば、秘孔ってアンデッドにかけるとどうなるんでしたっけ。
ウォルは気配こそアンデットですが、生者なので生命点が回復します。
アンデットは、私がGMの時は秘孔でダメージを受けると判断します。秘孔は抵抗できるので。
> よろしければセッションの記念品として、「金細工の栞:価値200G(200G)」を買い取らせていただきたいと思います。
> それから財宝ではありませんが、ツーネさんの「四大魔術に関する研究資料」を持ち帰って研究させてもらいます。
記念品は可能です。
研究資料については、データでの恩威はありませんがRPの範疇で自由にしてください。
ウォルは気配こそアンデットですが、生者なので生命点が回復します。
アンデットは、私がGMの時は秘孔でダメージを受けると判断します。秘孔は抵抗できるので。
> よろしければセッションの記念品として、「金細工の栞:価値200G(200G)」を買い取らせていただきたいと思います。
> それから財宝ではありませんが、ツーネさんの「四大魔術に関する研究資料」を持ち帰って研究させてもらいます。
記念品は可能です。
研究資料については、データでの恩威はありませんがRPの範疇で自由にしてください。
GMのダイス判定
[285] 投稿者:GM 投稿日:2015/12/03 22:22
これにて最後の行動を締め切ります。
結果は少々お待ちください。
・無限回廊
☆大廃墟の途中通路では1ゾロ以外は無限回廊に嵌らない
dai:2d6+7+5 -> [2,4]+7+5 = 18
・ワンダリングモンスター判定
dai:2d6 -> [6,1] = 7
memo:GM結果出力中……3日ほどお待ち下さい。
結果は少々お待ちください。
・無限回廊
☆大廃墟の途中通路では1ゾロ以外は無限回廊に嵌らない
dai:2d6+7+5 -> [2,4]+7+5 = 18
・ワンダリングモンスター判定
dai:2d6 -> [6,1] = 7
memo:GM結果出力中……3日ほどお待ち下さい。
・ドラークンの遺跡(終)
[286] 投稿者:GM 投稿日:2015/12/27 21:47
15日も超過している。本当に…本当に、すみません……お待たせしました。
==============================
・ドラークンの遺跡(終)
==============================
出口を塞いでいた化物は消え去った。
心なしか遺跡の空気が軽い気がする……。
大目に用意していた食料も、あと2日ほどで無くなるところだっただろう。
依頼人リリンも帰りを待っている。これ以上の長居は無用だ。
君たちは荷物をまとめ、脱出の準備を整えた!
ルーヴェ「ミイラ取りがミイラにならずに済んだようだね(笑って)
さて、帰り着くまで、用心して、帰ろうか。」
女盗賊シイナ「ああ。ここを出てもまだ砂漠の墓地群の中だ。
口惜しいがあたしらは足手纏い、あんた達に命預けたよ」
ウォル「あとは帰るだけですが…。気を抜かずにまいりましょうか」
…にしても、これ(負の精霊力)は取れるんでしょうか」
精霊使いイーム「まるで死者がすぐ隣にいるような精霊力だ……
厄介なもんを浴びちまったな旦那、俺みたいなシャーマンにはややっこしいぜ。
でもよ、しばらくすりゃ元に戻るってんだから、少しの辛抱さ」
ナナト「一応、弁明はしておいたほうがよさそうだ。
アンデッドの気配と言うだけで大変なことになりかねないね。」
神官戦士ビーツ「街に戻ってからの話じゃな。神官なら神殿に篭りゃ何とかなろうて。
わしゃ坊主に生えとる草っ子が平気ちゅうのが不思議でならんが……
はよ外に出るとしよう、魔法の光(ライト)は見飽きたわい」
救出した冒険者達もなんとか帰還に同行できるまで回復した。
特に弱っていた女盗賊シイナは戦士エイトが、
片足が動かない精霊使いイームは神官戦士ビーツが、
それぞれ肩を貸して歩く手筈のようだ。
後は通路へ向かうだけだが……
レムリアは立ち止まり、古代語魔法”センスマジック”を唱え始めた。
戦士エイト「巫女さん、どうしたんだ?」
レムリア「ツーネさんは本当に、師匠を裏切ってまで復讐したかったのでしょうか…。」
魔法の効果で遺跡内の殆どが光って見える。
今でもこの遺跡には半永久的な魔法が息づいているのだ。
レムリアはドラークンの遺体が横たわるL部屋へ入っていった。
最後に何か見つかるかもしれない……。
・・・
――しかし、L部屋に目新しい物はなかった。
・・・
女盗賊シイナ「ここら辺でいいじゃないか、外には出られるんだ……
残った財宝は次に来る調査隊に任せてさ。あたし等は帰ろう」
精霊使いイーム「ツーネとかいう奴があの気味の悪い怪物を暴走させたんだろ?
とんだサイコ野郎だ、そんな奴の気持ちなんて考えても無駄だって」
ツーネは父親の仇であったドラークンと、その晩年を賭けた研究を抹消することに成功した。
まんまと目的を遂げ、それまでの恩と魔術師としての成果も仇で返し、
復讐者は満足して去ったのだろうか。
……漠然とした疑問を抱えたまま、レムリアは帰り支度を終えた。
そして最後に、遺跡の主ドラークンと犠牲者ディンクへの鎮魂歌を奏でた。
戦士エイト「ディンク……」
神官戦士ビーツ「……」
女盗賊シイナ「ディンクの奴、遺跡の本は下手に触るなって教えといたのに。
ヘマやらかして。最後まで坊やなんだから……」
精霊使いイーム「あいつ、姉御を助けたい一心だったんだ」
浄化の力を持つ歌声が響く中、
生存者4人も仲間の死を思い思いに弔っていた。
・・・・・・
A通路に足を踏み入れる。
あの怪物は出てこない!
侵入したときと同じ静寂が通路に戻っている。
だが、まだ油断はできない。
緩くカーブした道を慎重に進み、
やがて通路は最初の入口へ続く真っ直ぐな道になる。
入口の扉は開いていた。
――その先で、依頼人リリンが手を振っている!
====================
/ / \ \
/ / ‐―‐ ヽ ヽ
/ / //⌒\\ ヽ ヽ
i i / / ヽヽ i i
i i i | ミンナ-! | i i i
i i i |ヽオーイ!/| i i i
i i i |○ノ | i i i
i i i |/ | i i i
i i i l____| i i i
i i i/十十十十ヽi i i
i i /工ニ工ニ工ニ工ニヽ i i
i i /|__|__|__|_ヽ i i
i i /_|__|__|__ヽ i i
i i / | | | ヽ i i
====================
賢者リリン「おかえり……あ!」
リリンは振っていた手を降ろし、
挑むような表情で君たちを見つめなおした。
賢者リリン「『爆発する』は!」
これは、別れる直前に決めた合言葉だ。
君たちは『パイナップル』と返してから、
続けて『爆発しない』と問いかけた。
賢者リリン「『サツマイモ』!……本物だ……おかえりーーっ!!」
彼女は走りだし、ウォルから順に一人一人に抱き着いて、君たちの帰還を喜んだ。
リリンも6日間、ずっと扉の前で待っていたのだ。
賢者リリン「え、ナナトちゃん!? 頭に草がついてるよ!?
遺跡で何が起きたの……他の皆は、怪我しててもいつも通りだね」
まず草が豊かに生えているナナトの頭上に驚かれた。
害はないと説明したが、この分では街の住民も似たような反応をしそうだ。
幸い、ウォルのアンデット臭は精霊視の無いリリンには判らないようだ。
神官戦士ビーツ「そっちは元気そうで一安心じゃ」
戦士エイト「リリン、救助を呼んでくれてありがとう。助かった。
今回は迷惑をかけてしまったな、すまない……」
依頼人リリン「そんなの当然だよ、あのまま放っておけないもの。
生きてて良かった……あれ、ディンクさんは……?」
女盗賊シイナ「ディンクは……」
生存者の安否を確認させた後、
リリンに死亡したディンクの形見を渡した。
彼は衰弱死したこと、
死体は遺跡内に置いてきたことを話す。
賢者リリン「……」
リリンは形見をにぎりしめ、部屋の隅まで行き、
1人背を向けてしばし佇んでいた。
・・・
ベルタ「なぁんだ、戻ってきちゃったの? 悪運の強い奴らだねえ」
遺跡からの脱出を喜び合っていると、
リリンの待っていた部屋、
様々な扉が立ち並ぶ”暗号スポット”に珍客が入ってきた。
赤と白の僧衣を纏い、黒く豊かな髪をなびかせた気の強そうな女性……
”猛き宣告”のベルタだ。
後ろには用心棒とおぼしき戦士が2人並んで立っている。
ベルタ「あと1日遅ければ、賢者さんはあたしが駐屯地まで安全に送り届けてあげたのにさ。
でもねえ、これで本当に護衛は要らないのかしら。
そっちには自分じゃ歩けない足手まといが2人もいるようだけど?」
ベルタはレムリアを一睨みしてから、
仲間に寄りかかるシイナとイームを見て鼻で笑った。
賢者リリン「本当に大丈夫。ありがとうベルタさん」
ベルタ「そう、せいぜい死者達に襲われないよう祈ることね。
……あ、何が来ても逃げるときにゃ歩けないのを囮にすればいいのか!
アハハハハッ!」
賢者リリン「縁起でもないこと言わないで!」
甲高い笑い声を上げながら、
ベルタは用心棒を引き連れ去っていった。
彼女は君たちを待つ依頼人リリンにあれこれと言い、
諦めて街に帰るようにと何度も誘いをかけていたらしい。
依頼人を期日前に外へ連れ出してしまえば、
レムリアへの嫌がらせになると考えたのだろう。
精霊使いイーム「なんか……すごいのがいるな……」
賢者リリン「まあ、お陰で1人でも心細い気持ちにはならなかったし、
退屈も紛れたよ……だから気にしないでね、レムリアさん」
水を差された気分だが、
自分達もここに留まっている訳にはいかない。
イームもシイナも、快復には充分な施設での療養が必要だろう。
鉢合わせしないようベルタを見送ってしばし時間を置き、
墓地群の出口へ出発した。
==============================
・ドラークンの遺跡(終)
==============================
出口を塞いでいた化物は消え去った。
心なしか遺跡の空気が軽い気がする……。
大目に用意していた食料も、あと2日ほどで無くなるところだっただろう。
依頼人リリンも帰りを待っている。これ以上の長居は無用だ。
君たちは荷物をまとめ、脱出の準備を整えた!
ルーヴェ「ミイラ取りがミイラにならずに済んだようだね(笑って)
さて、帰り着くまで、用心して、帰ろうか。」
女盗賊シイナ「ああ。ここを出てもまだ砂漠の墓地群の中だ。
口惜しいがあたしらは足手纏い、あんた達に命預けたよ」
ウォル「あとは帰るだけですが…。気を抜かずにまいりましょうか」
…にしても、これ(負の精霊力)は取れるんでしょうか」
精霊使いイーム「まるで死者がすぐ隣にいるような精霊力だ……
厄介なもんを浴びちまったな旦那、俺みたいなシャーマンにはややっこしいぜ。
でもよ、しばらくすりゃ元に戻るってんだから、少しの辛抱さ」
ナナト「一応、弁明はしておいたほうがよさそうだ。
アンデッドの気配と言うだけで大変なことになりかねないね。」
神官戦士ビーツ「街に戻ってからの話じゃな。神官なら神殿に篭りゃ何とかなろうて。
わしゃ坊主に生えとる草っ子が平気ちゅうのが不思議でならんが……
はよ外に出るとしよう、魔法の光(ライト)は見飽きたわい」
救出した冒険者達もなんとか帰還に同行できるまで回復した。
特に弱っていた女盗賊シイナは戦士エイトが、
片足が動かない精霊使いイームは神官戦士ビーツが、
それぞれ肩を貸して歩く手筈のようだ。
後は通路へ向かうだけだが……
レムリアは立ち止まり、古代語魔法”センスマジック”を唱え始めた。
戦士エイト「巫女さん、どうしたんだ?」
レムリア「ツーネさんは本当に、師匠を裏切ってまで復讐したかったのでしょうか…。」
魔法の効果で遺跡内の殆どが光って見える。
今でもこの遺跡には半永久的な魔法が息づいているのだ。
レムリアはドラークンの遺体が横たわるL部屋へ入っていった。
最後に何か見つかるかもしれない……。
・・・
――しかし、L部屋に目新しい物はなかった。
・・・
女盗賊シイナ「ここら辺でいいじゃないか、外には出られるんだ……
残った財宝は次に来る調査隊に任せてさ。あたし等は帰ろう」
精霊使いイーム「ツーネとかいう奴があの気味の悪い怪物を暴走させたんだろ?
とんだサイコ野郎だ、そんな奴の気持ちなんて考えても無駄だって」
ツーネは父親の仇であったドラークンと、その晩年を賭けた研究を抹消することに成功した。
まんまと目的を遂げ、それまでの恩と魔術師としての成果も仇で返し、
復讐者は満足して去ったのだろうか。
……漠然とした疑問を抱えたまま、レムリアは帰り支度を終えた。
そして最後に、遺跡の主ドラークンと犠牲者ディンクへの鎮魂歌を奏でた。
戦士エイト「ディンク……」
神官戦士ビーツ「……」
女盗賊シイナ「ディンクの奴、遺跡の本は下手に触るなって教えといたのに。
ヘマやらかして。最後まで坊やなんだから……」
精霊使いイーム「あいつ、姉御を助けたい一心だったんだ」
浄化の力を持つ歌声が響く中、
生存者4人も仲間の死を思い思いに弔っていた。
・・・・・・
A通路に足を踏み入れる。
あの怪物は出てこない!
侵入したときと同じ静寂が通路に戻っている。
だが、まだ油断はできない。
緩くカーブした道を慎重に進み、
やがて通路は最初の入口へ続く真っ直ぐな道になる。
入口の扉は開いていた。
――その先で、依頼人リリンが手を振っている!
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i i / / ヽヽ i i
i i i | ミンナ-! | i i i
i i i |ヽオーイ!/| i i i
i i i |○ノ | i i i
i i i |/ | i i i
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i i /工ニ工ニ工ニ工ニヽ i i
i i /|__|__|__|_ヽ i i
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i i / | | | ヽ i i
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賢者リリン「おかえり……あ!」
リリンは振っていた手を降ろし、
挑むような表情で君たちを見つめなおした。
賢者リリン「『爆発する』は!」
これは、別れる直前に決めた合言葉だ。
君たちは『パイナップル』と返してから、
続けて『爆発しない』と問いかけた。
賢者リリン「『サツマイモ』!……本物だ……おかえりーーっ!!」
彼女は走りだし、ウォルから順に一人一人に抱き着いて、君たちの帰還を喜んだ。
リリンも6日間、ずっと扉の前で待っていたのだ。
賢者リリン「え、ナナトちゃん!? 頭に草がついてるよ!?
遺跡で何が起きたの……他の皆は、怪我しててもいつも通りだね」
まず草が豊かに生えているナナトの頭上に驚かれた。
害はないと説明したが、この分では街の住民も似たような反応をしそうだ。
幸い、ウォルのアンデット臭は精霊視の無いリリンには判らないようだ。
神官戦士ビーツ「そっちは元気そうで一安心じゃ」
戦士エイト「リリン、救助を呼んでくれてありがとう。助かった。
今回は迷惑をかけてしまったな、すまない……」
依頼人リリン「そんなの当然だよ、あのまま放っておけないもの。
生きてて良かった……あれ、ディンクさんは……?」
女盗賊シイナ「ディンクは……」
生存者の安否を確認させた後、
リリンに死亡したディンクの形見を渡した。
彼は衰弱死したこと、
死体は遺跡内に置いてきたことを話す。
賢者リリン「……」
リリンは形見をにぎりしめ、部屋の隅まで行き、
1人背を向けてしばし佇んでいた。
・・・
ベルタ「なぁんだ、戻ってきちゃったの? 悪運の強い奴らだねえ」
遺跡からの脱出を喜び合っていると、
リリンの待っていた部屋、
様々な扉が立ち並ぶ”暗号スポット”に珍客が入ってきた。
赤と白の僧衣を纏い、黒く豊かな髪をなびかせた気の強そうな女性……
”猛き宣告”のベルタだ。
後ろには用心棒とおぼしき戦士が2人並んで立っている。
ベルタ「あと1日遅ければ、賢者さんはあたしが駐屯地まで安全に送り届けてあげたのにさ。
でもねえ、これで本当に護衛は要らないのかしら。
そっちには自分じゃ歩けない足手まといが2人もいるようだけど?」
ベルタはレムリアを一睨みしてから、
仲間に寄りかかるシイナとイームを見て鼻で笑った。
賢者リリン「本当に大丈夫。ありがとうベルタさん」
ベルタ「そう、せいぜい死者達に襲われないよう祈ることね。
……あ、何が来ても逃げるときにゃ歩けないのを囮にすればいいのか!
アハハハハッ!」
賢者リリン「縁起でもないこと言わないで!」
甲高い笑い声を上げながら、
ベルタは用心棒を引き連れ去っていった。
彼女は君たちを待つ依頼人リリンにあれこれと言い、
諦めて街に帰るようにと何度も誘いをかけていたらしい。
依頼人を期日前に外へ連れ出してしまえば、
レムリアへの嫌がらせになると考えたのだろう。
精霊使いイーム「なんか……すごいのがいるな……」
賢者リリン「まあ、お陰で1人でも心細い気持ちにはならなかったし、
退屈も紛れたよ……だから気にしないでね、レムリアさん」
水を差された気分だが、
自分達もここに留まっている訳にはいかない。
イームもシイナも、快復には充分な施設での療養が必要だろう。
鉢合わせしないようベルタを見送ってしばし時間を置き、
墓地群の出口へ出発した。
・大廃墟の墓地群からオアシスへの帰還
[287] 投稿者:GM 投稿日:2015/12/27 21:47
==============================
・大廃墟の墓地群からオアシスへの帰還
==============================
ドラークン遺跡は照明ライトで常に明るかったが、墓地群に照明はない。
暗く長い迷路を出口へ引き返すのだ。
9人の大所帯での移動だ。
リリンの持つランタン1つでは光源が心許ないと、
戦士エイトも所持していた松明に火を点した。
戦士エイト「よし、行こう」
墓地群の通路は来た時と同じように暗く不気味で、静かだ。
他の冒険者達が交戦したのだろうアンデットの残骸が新たに増えている。
何日もドラークン遺跡に閉じ込められていたからだろうか
そんな道も妙に懐かしく感じる……。
神官戦士ビーツ「もう何年ぶりかに歩いた気がするわい」
女盗賊シイナ「相変わらず辛気臭いとこだね」
賢者リリン「確か、この辺りから無限回廊があるはずだよね。
前の帰り道じゃ迷い込んじゃって1日無駄になったよ……今度は大丈夫かな」
帰り道も迷わぬように気をつけなければならない。
なるべく戦いは避けたいので、
亡者たちの気配を察知すると遭遇を避けるためルートを変えているからだ。
だが、周辺の地図と無限回廊の特徴は頭に叩き込んでいる。
君たちは無限回廊を難なく避けて進んだ。
・・・
天井の高い(暗くて見えないが)通路を前進していると、
干物肉が腐ったような独特の刺激臭が漂ってきた。
”ウウ… ヴヴ〜ッ…” ”ズル……ズル……”
唸り声と足を引きずって歩く音が、だんだん近寄ってくる。
これは、グールだ。
獲物を見つければ俊敏になって襲ってくる。
前から、後ろから……上方からも声が……3体に囲まれた!
賢者リリン「き、きた〜っ」
咄嗟に依頼人と自力で歩けない2人を守るように陣形を敷いた。
幸いにも、こちらの前衛は4人だ。
衰弱から回復したばかりの救助した冒険者2人には1体のグールを任せ、
残りの2体をウォルとナナトで切り捌いた。
dai:1d3 -> [2] = 2 ウォルの生命点ダメージ
dai:1d3 -> [2] = 2 ナナトの生命点ダメージ
※グール相手は余裕なのでダメージイベント扱いです
戦士エイト「あっという間だな、これほどの腕前とは…一時でも同行できて光栄だよ」
神官戦士ビーツ「ふーっ わしは酒場で一杯やるまで死なんぞ」
またたく間にグールを片付け、君たちは先を急いだ。
出口はもうすぐだ……
・・・・・・
――荷獣たちの臭いと、人々の生活臭が風に運ばれてくる。
カラフルなテント群、その周りには大小様々のキャラバンが集まっている。
やっとオアシスの駐屯地へ戻ってきた。
砂漠の旅は遺跡を進むよりも疲れが溜まる。イームとシイナは息もたえだえだ。
君たちはマントの砂埃もそのままに、賢者の学院の宿泊所へ急いだ。
宿で重い装備を脱ぎ、体の汚れも清めた……
リリンや救助した冒険者達も人心地ついて休んでいる。
全員、今日はこのまま駐屯地でぐっすり眠ることにした。
イームとシイナは宿で医者に看てもらう予定だ。
ルーヴェは久しぶりの新鮮な食材で、外食できない2人に療養食を振る舞った。
・・・
情報屋バゼット「よう、戻ってきたな兄ちゃん!
んん? やけに美味そうな匂いがするぞ、ここ……」
宿泊所に陽気な情報屋が尋ねてきた。
ナナトの知り合いだという。
君たちの帰還を知って、挨拶に来たそうだ。
情報屋バゼット「その様子なら救助も成功したか。やったな!
俺の情報は役に立っただろ? たっぷり感謝してくれ!
礼は次も無事に帰ってくるってことでいいぞ、
アンタらが生きて戻ることが俺にとっちゃ飯の種なんだ。
……待てよ、1人少ないみたいだが……
……。
……そうか。
ああ、覚えてるさ。あの若い盗賊の兄ちゃんだろ。
まあ……辛いわな……。
……。
その、なんだ。その状況で4人も生き残ったのは運がいい。
気を落とすなよ……」
そう言うと、情報屋は「駐屯地のおすすめ」らしい白色のサソリ酒一升瓶を置いて
去っていった。
・・・
夕方。元気な者は遺跡に向かう者達の作戦室を尋ね、
墓地群内部やドラークンの遺跡で得た地理や情報を提供した。
冒険者「どうやらグールの群れがその周辺に移動してるようだな。
他のパーティでも遭遇したと報告されているんだ。
これから出発する冒険者には警戒するように言っておこう」
作戦室の地図に新しいマップが追加されるのを見守り、
君たちは宿泊所に戻った。
またここを訪れた時、
大廃墟の地図は今より充実した内容になっていることだろう。
・・・
依頼人リリンは、前にウォルと行った
魔晶石を高く買い取る露天商の元へ出向いていた。
遺跡で見つけた財宝の中に魔晶石があったので、売ってきたらしい。
リリンは決まり悪そうに苦笑しながらこう言った。
賢者リリン「実は帰りの旅費がすっからかんだったから……
他のものは売るにしても学院でしっかり確認してからにしたいけど、
魔晶石はね……えへへ……」
金欠らしい割にさほど不自由ない旅路だったが、
後先考えずに出費していたようだ。
もし自分達が帰ってこなければ、1人でどうするつもりだったのだろう?
まだまだ彼女も未熟な賢者である。
・・・
夜。救助した冒険者達は、
4人とも駐屯地に残って探索できる遺跡を探す旨を伝えてきた。
まだニューゲートには帰らないということだ。
街までの旅はイームとシイナにはまだ辛いだろうということ。
駐屯地にも2人を看る医者はいること。
片足を駄目にしたイームは引退するが、残りの3人が冒険者を続けていくためには
今回の失敗を精神的に克服したいというのが仲間内の共通認識であり、
そのために回復後すぐ遺跡探索に挑戦したいと思っていること。
この場所は大廃墟に関する情報収集をするのに最も適し、
同じ目的の新しい仲間も見つけやすいので、
留まるのが最良だと判断した。
……とリーダーの戦士エイトは話した。
戦士エイト「君たちには本当に感謝している、この恩は忘れない。
だが己の力不足も痛感したよ、リリンにも迷惑をかけた……
1から自分の力を磨きたいんだ。
ニューゲートへ戻ると気持ちがだれてしまいそうなのが一番怖い。
ビーツやシイナも気持ちは同じだ、俺達は駐屯地に残るよ。
ここまでありがとう。道中は気をつけてくれ」
・・・
夜明け、薄暗い早朝……
砂漠の空には雲一つない。
今日も日中は焼けるように暑いだろう。
昨日揃えた旅具をラクダの背に積み重ねる。
ニューゲートへ向かう商隊から同行料代わりに借りたラクダだ。
これから2日で砂漠を渡り、
更に街道を徒歩5日かけて、街に戻ることになる。
冒険者「おはよう、貴方の道にも幸運あらんことを!」
商隊の出発を待つ間、
大廃墟へ向かう冒険者の一団がやってきて、先に砂漠へ消えていく。
行き際、チャ・ザ神官らしき青年がウォルに挨拶してきた。
自分達は依頼を達成して街に帰還するのみだが、
見送った冒険者達は、これからが冒険の始まりなのだ。
彼らの何人が無事にここへ戻ってくるのだろうか。
エイト達は次に潜る遺跡で、成功を収められるだろうか……
自分達が立ち去った後も、
ここでは冒険への挑戦と失敗が幾つも繰り返されてゆく。
それがここに集まる人々の日常なのだ。
商隊の準備が整ったと知らせる角笛が鳴った。
君たちは日除けのマントを羽織り、それぞれの荷物を肩にかけ、
賢者と冒険者が集まるオアシスの駐屯地を旅立った。
・大廃墟の墓地群からオアシスへの帰還
==============================
ドラークン遺跡は照明ライトで常に明るかったが、墓地群に照明はない。
暗く長い迷路を出口へ引き返すのだ。
9人の大所帯での移動だ。
リリンの持つランタン1つでは光源が心許ないと、
戦士エイトも所持していた松明に火を点した。
戦士エイト「よし、行こう」
墓地群の通路は来た時と同じように暗く不気味で、静かだ。
他の冒険者達が交戦したのだろうアンデットの残骸が新たに増えている。
何日もドラークン遺跡に閉じ込められていたからだろうか
そんな道も妙に懐かしく感じる……。
神官戦士ビーツ「もう何年ぶりかに歩いた気がするわい」
女盗賊シイナ「相変わらず辛気臭いとこだね」
賢者リリン「確か、この辺りから無限回廊があるはずだよね。
前の帰り道じゃ迷い込んじゃって1日無駄になったよ……今度は大丈夫かな」
帰り道も迷わぬように気をつけなければならない。
なるべく戦いは避けたいので、
亡者たちの気配を察知すると遭遇を避けるためルートを変えているからだ。
だが、周辺の地図と無限回廊の特徴は頭に叩き込んでいる。
君たちは無限回廊を難なく避けて進んだ。
・・・
天井の高い(暗くて見えないが)通路を前進していると、
干物肉が腐ったような独特の刺激臭が漂ってきた。
”ウウ… ヴヴ〜ッ…” ”ズル……ズル……”
唸り声と足を引きずって歩く音が、だんだん近寄ってくる。
これは、グールだ。
獲物を見つければ俊敏になって襲ってくる。
前から、後ろから……上方からも声が……3体に囲まれた!
賢者リリン「き、きた〜っ」
咄嗟に依頼人と自力で歩けない2人を守るように陣形を敷いた。
幸いにも、こちらの前衛は4人だ。
衰弱から回復したばかりの救助した冒険者2人には1体のグールを任せ、
残りの2体をウォルとナナトで切り捌いた。
dai:1d3 -> [2] = 2 ウォルの生命点ダメージ
dai:1d3 -> [2] = 2 ナナトの生命点ダメージ
※グール相手は余裕なのでダメージイベント扱いです
戦士エイト「あっという間だな、これほどの腕前とは…一時でも同行できて光栄だよ」
神官戦士ビーツ「ふーっ わしは酒場で一杯やるまで死なんぞ」
またたく間にグールを片付け、君たちは先を急いだ。
出口はもうすぐだ……
・・・・・・
――荷獣たちの臭いと、人々の生活臭が風に運ばれてくる。
カラフルなテント群、その周りには大小様々のキャラバンが集まっている。
やっとオアシスの駐屯地へ戻ってきた。
砂漠の旅は遺跡を進むよりも疲れが溜まる。イームとシイナは息もたえだえだ。
君たちはマントの砂埃もそのままに、賢者の学院の宿泊所へ急いだ。
宿で重い装備を脱ぎ、体の汚れも清めた……
リリンや救助した冒険者達も人心地ついて休んでいる。
全員、今日はこのまま駐屯地でぐっすり眠ることにした。
イームとシイナは宿で医者に看てもらう予定だ。
ルーヴェは久しぶりの新鮮な食材で、外食できない2人に療養食を振る舞った。
・・・
情報屋バゼット「よう、戻ってきたな兄ちゃん!
んん? やけに美味そうな匂いがするぞ、ここ……」
宿泊所に陽気な情報屋が尋ねてきた。
ナナトの知り合いだという。
君たちの帰還を知って、挨拶に来たそうだ。
情報屋バゼット「その様子なら救助も成功したか。やったな!
俺の情報は役に立っただろ? たっぷり感謝してくれ!
礼は次も無事に帰ってくるってことでいいぞ、
アンタらが生きて戻ることが俺にとっちゃ飯の種なんだ。
……待てよ、1人少ないみたいだが……
……。
……そうか。
ああ、覚えてるさ。あの若い盗賊の兄ちゃんだろ。
まあ……辛いわな……。
……。
その、なんだ。その状況で4人も生き残ったのは運がいい。
気を落とすなよ……」
そう言うと、情報屋は「駐屯地のおすすめ」らしい白色のサソリ酒一升瓶を置いて
去っていった。
・・・
夕方。元気な者は遺跡に向かう者達の作戦室を尋ね、
墓地群内部やドラークンの遺跡で得た地理や情報を提供した。
冒険者「どうやらグールの群れがその周辺に移動してるようだな。
他のパーティでも遭遇したと報告されているんだ。
これから出発する冒険者には警戒するように言っておこう」
作戦室の地図に新しいマップが追加されるのを見守り、
君たちは宿泊所に戻った。
またここを訪れた時、
大廃墟の地図は今より充実した内容になっていることだろう。
・・・
依頼人リリンは、前にウォルと行った
魔晶石を高く買い取る露天商の元へ出向いていた。
遺跡で見つけた財宝の中に魔晶石があったので、売ってきたらしい。
リリンは決まり悪そうに苦笑しながらこう言った。
賢者リリン「実は帰りの旅費がすっからかんだったから……
他のものは売るにしても学院でしっかり確認してからにしたいけど、
魔晶石はね……えへへ……」
金欠らしい割にさほど不自由ない旅路だったが、
後先考えずに出費していたようだ。
もし自分達が帰ってこなければ、1人でどうするつもりだったのだろう?
まだまだ彼女も未熟な賢者である。
・・・
夜。救助した冒険者達は、
4人とも駐屯地に残って探索できる遺跡を探す旨を伝えてきた。
まだニューゲートには帰らないということだ。
街までの旅はイームとシイナにはまだ辛いだろうということ。
駐屯地にも2人を看る医者はいること。
片足を駄目にしたイームは引退するが、残りの3人が冒険者を続けていくためには
今回の失敗を精神的に克服したいというのが仲間内の共通認識であり、
そのために回復後すぐ遺跡探索に挑戦したいと思っていること。
この場所は大廃墟に関する情報収集をするのに最も適し、
同じ目的の新しい仲間も見つけやすいので、
留まるのが最良だと判断した。
……とリーダーの戦士エイトは話した。
戦士エイト「君たちには本当に感謝している、この恩は忘れない。
だが己の力不足も痛感したよ、リリンにも迷惑をかけた……
1から自分の力を磨きたいんだ。
ニューゲートへ戻ると気持ちがだれてしまいそうなのが一番怖い。
ビーツやシイナも気持ちは同じだ、俺達は駐屯地に残るよ。
ここまでありがとう。道中は気をつけてくれ」
・・・
夜明け、薄暗い早朝……
砂漠の空には雲一つない。
今日も日中は焼けるように暑いだろう。
昨日揃えた旅具をラクダの背に積み重ねる。
ニューゲートへ向かう商隊から同行料代わりに借りたラクダだ。
これから2日で砂漠を渡り、
更に街道を徒歩5日かけて、街に戻ることになる。
冒険者「おはよう、貴方の道にも幸運あらんことを!」
商隊の出発を待つ間、
大廃墟へ向かう冒険者の一団がやってきて、先に砂漠へ消えていく。
行き際、チャ・ザ神官らしき青年がウォルに挨拶してきた。
自分達は依頼を達成して街に帰還するのみだが、
見送った冒険者達は、これからが冒険の始まりなのだ。
彼らの何人が無事にここへ戻ってくるのだろうか。
エイト達は次に潜る遺跡で、成功を収められるだろうか……
自分達が立ち去った後も、
ここでは冒険への挑戦と失敗が幾つも繰り返されてゆく。
それがここに集まる人々の日常なのだ。
商隊の準備が整ったと知らせる角笛が鳴った。
君たちは日除けのマントを羽織り、それぞれの荷物を肩にかけ、
賢者と冒険者が集まるオアシスの駐屯地を旅立った。
・エピローグ
[288] 投稿者:GM 投稿日:2015/12/27 22:12
==============================
・エピローグ
==============================
アフロ店長は君たちの顔を見ると、
おおげさな手振り身振りで生還を喜んでみせた。
全員が何らかの魔法にかかったままだと知ると心配したが、
一週間も経たずに効果が無くなるとわかれば、逆にからかいはじめる。
店長は相変わらずだ。
依頼人リリンは街に到着してから数日後、
それぞれに報酬を支払いに来た。
ドラークンの遺跡には改めて調査隊を向かわせるらしい。
オアシスの駐屯地でエイト達に会えれば、彼らも隊員に起用したいそうだ。
その時には死亡したディンクの遺体も回収する予定だという。
金銭面ではまだカツカツのようだが、
これから結果を出せば資金にも余裕が出てくるだろう。
かれこれ17日ぶりのニューゲートは
冬に向かって冷え込んできている。
ガオ砂漠の熱砂が嘘のようだ。あそこは真夏のような温度だった。
君たちは、街で寒さとしばしの休息を楽しんだ。
・・・
ナナトは頭部の草について盗賊ギルドから調査を受けた。
幸か不幸か、生えているのは毒草の類ではない。
専門家の検査を終えて、滞りなく普段の仕事を続ける許可を得た。
これでニンジャの活動に支障はない。
しばらく「ニンジャは草にも擬態する」と噂が流れるぐらいである。
潜伏捜査をする時は枯れ草が落ちるのを注意せねばならないが、
野外では役に立つこともあるだろう。
ギルド受付「痛くないならいいんですが……」
非常食にもなると主張するナナトに
タビット族は目を輝かせるが、人間族のギルド員は懐疑的だ。
・・・
ウォルは街の精霊使い達に度々ぎょっとされるため、
魔法の効果が切れるまでチャ・ザ神殿に籠もることになった。
同時に、神殿にいるウォルを訪ねて
リリンが懺悔室を利用する回数も増えた。
金運が欲しいだろうから、彼女にとっては良いことだろうとウォルは思う。
賢者リリン「ウォルにはまた助けられちゃった。はあ〜、私って……」
厄介な案件をよく持ち込む自分に、リリンは自己嫌悪している。
頼っている分、疫病神だと思われていないかと不安な気持ちもあるようだ。
「次は良い遺跡を紹介できますように!」と祈る彼女を前に、
ウォルは神官らしく神の承認を願う印を切るのだった。
・・・
魔術師ギルドに帰還の報告を終え、
ルーヴェは早速、持ち帰った砂漠の食料を街の食材と合わせて
新しい料理のレシピ作りを楽しんだ。
酒場の厨房を借りて、店長や客を味見係に趣味を満喫する。
アフロ店長「うまいな!」 店員「変わった味ですが、いけますね」
幾つかは定番料理にしても良さそうだ。また砂漠に寄ることができればだが……
残りの果物は、駐屯地で聞いた方法で保存食への加工に使用した。
こちらは砂糖や塩漬けにしたり、日干しにしたりと
仕上がりを確認するには時間がかかりそうだ。
一番の楽しみは酒漬けだが、浅漬かりでも1年は待つ。料理は時間がかかるのだ。
・・・
レムリアは集めた資料をリリンに渡し、
彼女に協力する形で個人的にもドラークンやその遺跡について調査を続けた。
気になることは自分で1から調べる。今まで息をするように実行して来たことだ。
賢者リリン「やっぱり、私より詳しい……(涙)」
魔法毒の影響でしばらく本を持つのにも苦労したが、調査は順調に進んだ。
実際に潜ったドラークンの遺跡を、なぜリリンが墓地だと推測したのかにも納得した。
そうして資料を集めていく内に、レムリアはあることに気付く。
晩年の大きな研究に失敗した魔術師ドラークンは、
不名誉の元にその名を貶められていても不思議ではない。
しかし、ドラークンはその弟子達の名と共に大魔術師として語られていた。
その功績を綴る書の著者は名を残さず、不明とされている。
だが、レムリアにはその筆跡に見覚えがあるのだ。
遺跡内でまさに命を懸けて調べたものだ、見間違いはあるまい。
魔術師ツーネ、あの復讐者は生還後、師であり仇であったドラークンの功績を記録している……
自分の功績より多量のそれらを、彼は何を思って書き残したのか。
古代文明の全てが滅びた今、
その謎は深い時の闇に葬られている……
==============================
Congratulations!!
− GAME CLEAR −
==============================
・エピローグ
==============================
アフロ店長は君たちの顔を見ると、
おおげさな手振り身振りで生還を喜んでみせた。
全員が何らかの魔法にかかったままだと知ると心配したが、
一週間も経たずに効果が無くなるとわかれば、逆にからかいはじめる。
店長は相変わらずだ。
依頼人リリンは街に到着してから数日後、
それぞれに報酬を支払いに来た。
ドラークンの遺跡には改めて調査隊を向かわせるらしい。
オアシスの駐屯地でエイト達に会えれば、彼らも隊員に起用したいそうだ。
その時には死亡したディンクの遺体も回収する予定だという。
金銭面ではまだカツカツのようだが、
これから結果を出せば資金にも余裕が出てくるだろう。
かれこれ17日ぶりのニューゲートは
冬に向かって冷え込んできている。
ガオ砂漠の熱砂が嘘のようだ。あそこは真夏のような温度だった。
君たちは、街で寒さとしばしの休息を楽しんだ。
・・・
ナナトは頭部の草について盗賊ギルドから調査を受けた。
幸か不幸か、生えているのは毒草の類ではない。
専門家の検査を終えて、滞りなく普段の仕事を続ける許可を得た。
これでニンジャの活動に支障はない。
しばらく「ニンジャは草にも擬態する」と噂が流れるぐらいである。
潜伏捜査をする時は枯れ草が落ちるのを注意せねばならないが、
野外では役に立つこともあるだろう。
ギルド受付「痛くないならいいんですが……」
非常食にもなると主張するナナトに
タビット族は目を輝かせるが、人間族のギルド員は懐疑的だ。
・・・
ウォルは街の精霊使い達に度々ぎょっとされるため、
魔法の効果が切れるまでチャ・ザ神殿に籠もることになった。
同時に、神殿にいるウォルを訪ねて
リリンが懺悔室を利用する回数も増えた。
金運が欲しいだろうから、彼女にとっては良いことだろうとウォルは思う。
賢者リリン「ウォルにはまた助けられちゃった。はあ〜、私って……」
厄介な案件をよく持ち込む自分に、リリンは自己嫌悪している。
頼っている分、疫病神だと思われていないかと不安な気持ちもあるようだ。
「次は良い遺跡を紹介できますように!」と祈る彼女を前に、
ウォルは神官らしく神の承認を願う印を切るのだった。
・・・
魔術師ギルドに帰還の報告を終え、
ルーヴェは早速、持ち帰った砂漠の食料を街の食材と合わせて
新しい料理のレシピ作りを楽しんだ。
酒場の厨房を借りて、店長や客を味見係に趣味を満喫する。
アフロ店長「うまいな!」 店員「変わった味ですが、いけますね」
幾つかは定番料理にしても良さそうだ。また砂漠に寄ることができればだが……
残りの果物は、駐屯地で聞いた方法で保存食への加工に使用した。
こちらは砂糖や塩漬けにしたり、日干しにしたりと
仕上がりを確認するには時間がかかりそうだ。
一番の楽しみは酒漬けだが、浅漬かりでも1年は待つ。料理は時間がかかるのだ。
・・・
レムリアは集めた資料をリリンに渡し、
彼女に協力する形で個人的にもドラークンやその遺跡について調査を続けた。
気になることは自分で1から調べる。今まで息をするように実行して来たことだ。
賢者リリン「やっぱり、私より詳しい……(涙)」
魔法毒の影響でしばらく本を持つのにも苦労したが、調査は順調に進んだ。
実際に潜ったドラークンの遺跡を、なぜリリンが墓地だと推測したのかにも納得した。
そうして資料を集めていく内に、レムリアはあることに気付く。
晩年の大きな研究に失敗した魔術師ドラークンは、
不名誉の元にその名を貶められていても不思議ではない。
しかし、ドラークンはその弟子達の名と共に大魔術師として語られていた。
その功績を綴る書の著者は名を残さず、不明とされている。
だが、レムリアにはその筆跡に見覚えがあるのだ。
遺跡内でまさに命を懸けて調べたものだ、見間違いはあるまい。
魔術師ツーネ、あの復讐者は生還後、師であり仇であったドラークンの功績を記録している……
自分の功績より多量のそれらを、彼は何を思って書き残したのか。
古代文明の全てが滅びた今、
その謎は深い時の闇に葬られている……
==============================
Congratulations!!
− GAME CLEAR −
==============================
★セッション終了★ 結果報告
[289] 投稿者:GM 投稿日:2015/12/27 22:32
■セッション結果:成功
■セッションの概要:
ガオ砂漠の大廃墟、その遺跡の1つで探索隊が行方不明になった。
場所はドラークンという魔術師の遺跡だ。
冒険者達はその遺跡に入ると、不死身(でした)の化物に脱出路を封じられてしまう。
行方不明になった探索隊を救い出しながら、
不死身の化物を倒す術を遺跡内で探す冒険者達。
トラップをかいくぐりながら、なんとか化物を倒す方法を見つけ、
遺跡から脱出するのであった。
■実際の難易度:C
■セッション内の経過日数:2015/11/01〜2015/11/17(17日間)
■獲得経験値と報酬(消費アイテム含む):
・ルーヴェ
経験点:1090点(1ゾロ3回)
報酬:3415G
消耗品:たいまつ×-1個、魔晶石1点×-8個
・レムリア
経験点:1000点(1ゾロなし)
報酬:3225G
追加アイテム:金細工の栞(価値200G、説明文は無理のない範囲でお任せします)
・ナナト
経験点:1030点(1ゾロ1回)
報酬:3272G
消耗品:羊皮紙×-2個
・ウォル
経験点:1030点(1ゾロ1回)
報酬:1985G
消耗品:たいまつ×-1個
追加アイテム:魔晶石2点×1個、魔晶石3点×1個
■GMの報酬:500G と、経験点1000点 or 成長点150点
ネアに1000点、ゼニマニに500G
半年丸々、またも超長期セッションでした……
文章は殆ど全部書いてから、大半を無駄にするつもりで用意しよう!
とほんとに思います。いえ、ほんとに。
皆様、長らく、本当に長らく、お付き合いありがとうございました。
■セッションの概要:
ガオ砂漠の大廃墟、その遺跡の1つで探索隊が行方不明になった。
場所はドラークンという魔術師の遺跡だ。
冒険者達はその遺跡に入ると、不死身(でした)の化物に脱出路を封じられてしまう。
行方不明になった探索隊を救い出しながら、
不死身の化物を倒す術を遺跡内で探す冒険者達。
トラップをかいくぐりながら、なんとか化物を倒す方法を見つけ、
遺跡から脱出するのであった。
■実際の難易度:C
■セッション内の経過日数:2015/11/01〜2015/11/17(17日間)
■獲得経験値と報酬(消費アイテム含む):
・ルーヴェ
経験点:1090点(1ゾロ3回)
報酬:3415G
消耗品:たいまつ×-1個、魔晶石1点×-8個
・レムリア
経験点:1000点(1ゾロなし)
報酬:3225G
追加アイテム:金細工の栞(価値200G、説明文は無理のない範囲でお任せします)
・ナナト
経験点:1030点(1ゾロ1回)
報酬:3272G
消耗品:羊皮紙×-2個
・ウォル
経験点:1030点(1ゾロ1回)
報酬:1985G
消耗品:たいまつ×-1個
追加アイテム:魔晶石2点×1個、魔晶石3点×1個
■GMの報酬:500G と、経験点1000点 or 成長点150点
ネアに1000点、ゼニマニに500G
半年丸々、またも超長期セッションでした……
文章は殆ど全部書いてから、大半を無駄にするつもりで用意しよう!
とほんとに思います。いえ、ほんとに。
皆様、長らく、本当に長らく、お付き合いありがとうございました。
★セッション終了★ 結果報告
[290] 投稿者:GM 投稿日:2015/12/27 22:32
■セッション結果:成功
■セッションの概要:
ガオ砂漠の大廃墟、その遺跡の1つで探索隊が行方不明になった。
場所はドラークンという魔術師の遺跡だ。
冒険者達はその遺跡に入ると、不死身(でした)の化物に脱出路を封じられてしまう。
行方不明になった探索隊を救い出しながら、
不死身の化物を倒す術を遺跡内で探す冒険者達。
トラップをかいくぐりながら、なんとか化物を倒す方法を見つけ、
遺跡から脱出するのであった。
■実際の難易度:C
■セッション内の経過日数:2015/11/01〜2015/11/17(17日間)
■獲得経験値と報酬(消費アイテム含む):
・ルーヴェ
経験点:1090点(1ゾロ3回)
報酬:3415G
消耗品:たいまつ×-1個、魔晶石1点×-8個
・レムリア
経験点:1000点(1ゾロなし)
報酬:3225G
追加アイテム:金細工の栞(価値200G、説明文は無理のない範囲でお任せします)
・ナナト
経験点:1030点(1ゾロ1回)
報酬:3272G
消耗品:羊皮紙×-2個
・ウォル
経験点:1030点(1ゾロ1回)
報酬:1985G
消耗品:たいまつ×-1個
追加アイテム:魔晶石2点×1個、魔晶石3点×1個
■GMの報酬:500G と、経験点1000点 or 成長点150点
ネアに1000点、ゼニマニに500G
半年丸々、またも超長期セッションでした……
文章は殆ど全部書いてから、大半を無駄にするつもりで用意しよう!
とほんとに思います。いえ、ほんとに。
皆様、長らく、本当に長らく、お付き合いありがとうございました。
memo:
■セッションの概要:
ガオ砂漠の大廃墟、その遺跡の1つで探索隊が行方不明になった。
場所はドラークンという魔術師の遺跡だ。
冒険者達はその遺跡に入ると、不死身(でした)の化物に脱出路を封じられてしまう。
行方不明になった探索隊を救い出しながら、
不死身の化物を倒す術を遺跡内で探す冒険者達。
トラップをかいくぐりながら、なんとか化物を倒す方法を見つけ、
遺跡から脱出するのであった。
■実際の難易度:C
■セッション内の経過日数:2015/11/01〜2015/11/17(17日間)
■獲得経験値と報酬(消費アイテム含む):
・ルーヴェ
経験点:1090点(1ゾロ3回)
報酬:3415G
消耗品:たいまつ×-1個、魔晶石1点×-8個
・レムリア
経験点:1000点(1ゾロなし)
報酬:3225G
追加アイテム:金細工の栞(価値200G、説明文は無理のない範囲でお任せします)
・ナナト
経験点:1030点(1ゾロ1回)
報酬:3272G
消耗品:羊皮紙×-2個
・ウォル
経験点:1030点(1ゾロ1回)
報酬:1985G
消耗品:たいまつ×-1個
追加アイテム:魔晶石2点×1個、魔晶石3点×1個
■GMの報酬:500G と、経験点1000点 or 成長点150点
ネアに1000点、ゼニマニに500G
半年丸々、またも超長期セッションでした……
文章は殆ど全部書いてから、大半を無駄にするつもりで用意しよう!
とほんとに思います。いえ、ほんとに。
皆様、長らく、本当に長らく、お付き合いありがとうございました。
memo:
[291]草を、楽しむ。 ナナト:2015/12/31 16:35
◎│
wWw
,;゙ ・ω・;,<大草原不可避
ミ,;:.~ ̄~,ッ
`'u゛-u'
アバラにヒビいってました。GMおつかれさまでした!
Re:「眠らない番人」初回2015/06/30(火)22:00開始
[292] 投稿者:GM 投稿日:2016/01/08 21:49
特に問題も無いようなので、このセッションを承認とします。
参加者の方々はプレイヤー編集画面から
セッション結果を反映してください。
(わからない部分は随時、管理人かGMに質問をして下さい)
みなさま、お疲れ様でした!!
参加者の方々はプレイヤー編集画面から
セッション結果を反映してください。
(わからない部分は随時、管理人かGMに質問をして下さい)
みなさま、お疲れ様でした!!
Re:「眠らない番人」初回2015/06/30(火)22:00開始
[293] 投稿者:GM 投稿日:2016/01/08 21:52
終了を忘れていました(−−;)