��251　「冒険者ギルドはじめました」 初回 ７月 １３日 ６時以降

●このセッションは、掲示板形式のセッションです。
最終発言 日時	ＧＭ （丸福） [2015/07/22 16:28]	A-24リンシア （愁海堂） [2015/07/22 15:35]

[1] 投稿者：丸福　投稿日：2015/07/11 11:51

■参加募集の締切日時：
　とりあえずH27.7.13 06:00で。以降は希望者がいれば。
　終了までどのくらいか正直初体験で予測がつけられずにいます。ので、超のんびり進行でも大丈夫な人に向いてます。
■初回開始日時：
　早ければH27.7.13のうちに。
■初回開催場所：
　セッション掲示板。
■予定する難易度：
　Ｅ。
■参加条件、募集人数：
　１人。
■採用ルール：
　完全版の選択ルール全て。
■予定セッション内経過日数：
　せいぜい１週間程度。
■その他、備考：
　今の段階で思いつく諸注意とかマスタリング傾向です。
　シナリオ自体は平々凡々です。だらだらとしたおしゃべり感覚ですね。
　未体験の掲示板形式を模索しながらやるので、ルール等を随時設けたり改変したりすると思います。面白そうだと思えばシナリオも改変（アドリブ）するでしょう。
　ルールは公式を尊重しますが、円滑にするため暫定措置をとったりします。明確にしておきたいルールは事前に確認していただけたらと思います。
　お笑い傾向ですが、イベントセッションではありません。計算しないリアクション芸は死んじゃいます。ＧＭはその状況下での、その敵、そのＮＰＣの自然な行動をイメージしながら動かしていますので、ボケる時はＴＰＯを心がけましょう。

　プロローグを書いておきます。

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〜プロローグ〜

　世界地図の南西にドーナという大陸がある。
　ドーナ大陸と言えば、岩盤に覆われた不毛な大地でありながら世界の果てからやってくる謎の霧効果で妖魔が名産な土地。リルドラケンやドワーフを中心に好戦的な戦士達が、今日も血汗を流して収穫しているだろう。
　さて、そんなドーナ大陸のとある港で、外来船から下りてきた人々の幾人に声をかけて回る１人の女エルフがいた。冒険者ギルドへの勧誘らしいが、どうやらうまくいってないようだ。
「――これは困りました」
　ぼーっとした顔で分かりにくいが、ちゃんと困っているようだ。

　説明しよう。
　女エルフことシルバーソードは、冒険者ギルドの存続のため、奮闘していた。
　この街の冒険者ギルドは、その昔やんちゃが過ぎてゴロツキと変わりなく、大変ご迷惑をおかけした黒歴史があり、今では冒険者ギルド委員会の認可を受けなければならない決まりがある。
　認可条件のひとつに一定の期間内にクエストの実績――住民からの諸々の依頼や遺跡探検など――を積まなければならないというものがあり、シルバーソードの所属する冒険者ギルド『円卓同盟』は、まもなく期限を迎えてしまう危機に瀕していたのだ。

　シルバーソードはアドバイスをつづったメモ帳を確認した。
「正攻法でダメならば――次はハニートーストでしょうか」
　トーストではない、ハニートラップだ。
「おなかを空かせているとよいのですが」
　だからパンじゃない。
「しゃきーん」
　どこに持ってたフランスパン。
「これをねじ込んでやれば、きっと」
　ﾐﾝﾅﾆｹﾞﾃｰ!

　・　・　・　・　・　・

　クエストはもう決まっていた。いわゆるゴブリン退治だ。
　祭事のときぐらいにしか使っていない村はずれの神殿に、どこからか流れてきたゴブリンの一団が占拠してしまい、対応に困っていると近隣の農村から依頼があったのだ。
　村人には悪いが、彼女にとってこれは幸運だった。し明後日までに解決して、委員会に報告できれば当面の問題は回避できる。
　しかし、戦力が問題だった。
　目撃談によると、敵は１０体前後らしい。
　対して、『円卓同盟』には現在彼女１人。まだまだ駆け出しだし、そもそも盗賊スタイルで前衛向きではない。
　それでも、神殿周囲の森からネチネチと弓を駆使して嫌がらせを続けたら、あるいは根負けして出て行くかもしれないが、それに必要な時間がなかった。
　そこで、即戦力を求めるべく、よそからの冒険者に出会いやすいこの港で、勧誘を試みていたのだった。
　先人からアドバイスをもらい、意気揚々と始めたものの、どうも彼女は要領というか愛想が悪く、ここまでで成果はゼロ。
　今日で勧誘ができなければ、もう１人で向かうしかない。

　・　・　・　・　・　・

「――疲れました」
　ベンチに座ってぼーっと夕日を眺める。
「なにがいけなかったのでしょう」
　分かりませんかそうですか。
　ハニートーストというか、ぶっかけフランスパンを見やってため息ひとつ。
　さすがに落ち込んでいるようだ。
　太陽はもう半分以上山陰に隠れている。そこから日が暮れるのは早い。
「……帰りますか」
　もう潮時だと諦め、立ち上がった。
　朝いちで港町を出て、件の神殿には昼過ぎくらいに着く。何事もなければ、し明後日の昼前まで滞在できるはずだ。その間になんとかするしかない。
　パンにぱくつきながら家路についていると――ドンッ！
　角を曲がろうと踏み出したその時、だれかとぶつかって尻餅をついた。
「――すいません、考え事をしていて。大丈夫ですか？」
　声をかけてから、少し可笑しくなった。先人のアドバイスを思い出したのだ。
　出会いの４８手に、パンをくわえて交差点でぶつかるというものがあったのだ。
　さらに事故を装ってパンツを見せねばならん、とその先人は力説していたが、リハーサルは丁重にお断りさせていただいた。
　この時、もう勧誘は終わりと決めていたので、これは彼女なりの下手なジョークだった。
「あなたは私の運命のようです」
　薄く微笑を浮かべて手を差し出した。
「責任とって、私とゴブリン退治に行ってください」

〜プロローグ終わり〜

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　というところで本編は、ぶつかった誰か、つまり、あなたＰＣのリアクションから始まります。

　プロローグには出なかった情報をいくつか。
　敵総数は１０体ですが、クエスト達成条件として６体は戦闘不能にする必要があります。敵リーダーは２体としてカウントします。
　報酬は敵１体につき１００ガメル。
　常識的な食事提供は報酬とは別に支給されます。
　回復魔法の使い手は手配されません。

　敵の戦力は変わらないので、参加ＰＣのチョイスで難易度が決まるといって過言ではありません。
　バッサバッサと戦国無双スタイルもよし、弱キャラで戦術を工夫するスタイルもよしです。

　えーと、説明はこんなとこですかね。
　あとは質問受け付けますので何かありましたらどうぞ。
　気に入ったらご参加ください。

セッションお疲れ様でした！
チェックがなかったので管理人として目を通させて頂きました。
ファイター５のリンシアに複数のゴブリン！
障害としては、非常に簡単な内容だったと思います。
個人的には、ゴブリン・ロードが２匹ほど混じっても丁度良いくらいかと感じました。
ＧＭ様も久しぶりのセッションで、ＰＣ１人のＢＢＳセッション。
今回はこれくらいライトな障害でも承認したいと思います。

以上で、このセッションを承認とします。

参加者の方々はプレイヤー編集画面から
セッション結果を反映してください。
（わからない部分は随時、管理人かGMに質問をして下さい）

みなさま、お疲れ様でした！！