��96　「どうあがいても週間冒険者」　１／１３開始予定

●このセッションは、掲示板形式のセッションです。
最終発言 日時	ＧＭ （ろざ） [2013/01/22 01:49]	エーリッヒ （和泉優香） [2013/01/21 23:01]	リジー （愁海堂） [2013/01/21 23:54]	カスパル （sviurr） [2013/01/21 23:30]	ピュア （たらこおにぎり） [2013/01/22 00:27]

[1] 投稿者：ろざ　投稿日：2013/01/12 15:24

■初回開始日時
１／１３の１９時にメンバー決定、２２時にオープニング投下予定。

■終了予定時刻：
１／２０の２２時に最後の反映、２３時にエンディング投下予定。

■初回開催場所
セッション掲示板

■予定する難易度
基本はレベルフリー。
Ｄ程度ないと名声的に苦労するかもしれません。

■採用ルール
※掲示板専用簡易戦闘ルール
戦闘オプションは『使えません』。ダイスは『振れません』。全て出目が７として扱います。
なので勝てない相手にはどうあがいても勝てませんが戦闘に入るまでの行動で攻撃力、回避力などに補正がついていくシステムになっています。
なお、打撃力は期待値をＧＭ側が出します。

※掲示板専用汎用シティルール
有利な条件がつくごとに＋１〜４、不利な条件がつくごとに−１〜−４の補正が技能に対してつきます。
また、一見どう使うのか解らない技能でも頑張ってこじつければ出来ないことはないはずです。一般技能でもＯＫ。
尚、めんどくさいのでこまけぇことはいいんだよで一括技能＋能力Ｂで振ります。どれ使ったらいいか解らなかったら選択能力はＧＭに任せるのもあり。
ルールにのっとった宣言でももちろん構いません。

（プリーストで情報収集するよ！：ファリスだから自警団で処罰されてる人を聞いてみよう…など。理由も付けてもらえるとこっちで勝手に補正入れます）
（セージ技能の「怪物判定」を行います：技能にのっとったもので）

聞き込みに筋力使ったりするととんでもなくギャグなシーンになるので気をつけてください、ＧＭ止めませんので。

■募集人数：１〜４名

■参加条件
・できるだけ毎日行動宣言ができる方
なおＧＭは２０時前後から目を通し始め、２２時に反応し、２３時前後にその日の行動を確定します。

■参加募集の締切日時
１／１３の１９時にメンバー決定

■予定開催回数：
１／１３〜１／２０（後処理で２１も予備日）。

■予定セッション内経過日数
７日以上

■シナリオorキャンペーンの概要
真の月の教団という謎の暗黒教団としっと団が手を組んだ！
今度の標的は若い医者夫婦…事件の解決は割りと簡単だったのだが…

■その他、備考
“絶対に２１日までに終結させます”これが最優先なので一気にまとめて行動することをお勧めします。
長文複数宣言レス推奨。ただし確定ロール（ＮＰＣ相手でも）は一部却下されます。

なお、優先順位をはっきりさせつつ宣言してもらえるとＧＭやりやすい。
宣言と同時にダイス振っちゃってください、ダメなのは却下しますので。

『変装してスラム街で情報収集をします、あまり危険なことはしないように警戒を優先します』
・優先順位１／危険感知：
・優先順位２／情報収集（シーフ＋知力）：
・変装判定
この場合、ある程度の危険を察知したら情報収集を諦めて引き上げることになります。

『シーフギルドで情報収集を行います。○ガメルほど使用します』
この場合、ある程度の対価を支払っているので情報収集判定にボーナスが期待できます。

『アイテムを手がかりに資料の調査を行います』
この場合、そのアイテムにまつわることに関してはボーナスがつきますが、他の事に対してはかえってマイナスになるかもしれません。

尚、お試しα版なので粗があったり最悪承認されません。ご了承のほどお願いします。

ユーインの前に立って、ポルターガイストから庇います。
避ける訳にもいきませんし、ファイター＋生命で耐えます。
dai:2d6+8 -> [4,5]+8 = 17

で、ロレッタが何か伝えた場合に備えて、念の為にユーインを落ち着かせておきます。
「この亡霊は最早妄執の塊だ。その言葉よりも、彼女（ロレッタ）の言葉を聴いてやってくれ。」
「くれぐれも落ち着いて聞いてくれ。どんな事実があろうと、君と彼女の絆が変わる訳では無い筈だ。」
微妙にチャ・ザ的な要素を入れつつプリースト＋知力で判定。
dai:2d6+3 -> [2,1]+3 = 6

「（内心：……間違いなく、元婚約者ってやつよね……）」

■リアクション１（ファイター＋生命力、キュアー・ウーンズ）
ポルターガイストからロレッタの身を守るように壁になります。
超痛そうだけど、気にしない、気にしないよ！
ついでにキュアもしておきましょう、ロレッタとユーインに2倍で。

「これ以上、血は流させないわよ」

・壁になる
dai:2d6+7 -> [2,2]+7 = 11

・キュアー・ウーンズ2倍
dai:2d6+4 -> [1,1]<自動失敗>+4 = 6

・回復量：ロレッタ
dai:r10+4 -> [1,2:1]+4 = 5

・回復量：ユーイン
dai:r10+4 -> [6,3:5]+4 = 9

■リアクション２（ファイター＋知力）
守ってたイレインを外に出され、リジーに説得され…取り乱すであろうロレッタを身を挺して守りながら、落ちつかせるために語りかけます。

「大丈夫、アタシがちゃんとついてるから…話す事があるのなら…まず落ちつきましょ？」

dai:2d6+8 -> [4,4]+8 = 16

■リアクション３（プリースト＋知力）
ファントムに立ち向かいながら、神官として語りかけましょう。
リジーの助けになればと。

「暴れるだけじゃなんの解決にもならないのよ。自分の力で納得のいく結末をむかえなさい」

dai:2d6+4 -> [5,2]+4 = 11

キュア・ウーンズが必要であれば行います。
ユーイン・ロレッタ・カスパルへ３倍消費で
dai:2d6+8 -> [4,2]+8 = 14
ユーインへ回復
dai:r10+8 -> [3,5:4]+8 = 12
ロレッタへ回復
dai:r10+8 -> [3,5:4]+8 = 12
カスパルへ回復
dai:r10+8 -> [1,3:1]+8 = 9

使用した場合精神点はいかのようになります。
精神点１４／２０となります。

Re:「どうあがいても週間冒険者」　１／１３開始予定

[80] 投稿者：ろざ　投稿日：2013/01/17 23:57

ＧＭの眠気が限界のため処理は翌日に行いますね、折角のクライマックスなので。
以下宣言あったら続行してください。

ファントムへの説得は失敗した。

[81] 投稿者：ろざ　投稿日：2013/01/18 12:50

・イレイン
ピュア／ハウスキーパー＋知力：１７
イレインは別室に移動させると安心のあまりピュアに抱きついて泣き出してしまう。
幽霊が目の前に現れた恐怖から別室に残った両親を心配する内容に変わっていき、
パパ、ママと口の端から漏れる言葉でそれが解る。

話には混じれないが、イレインに付いていてあげるのがよさそうだ。

・ファントムとの対峙
リジー／プリースト＋知力：１３
ファントムが消滅するのは心残りがとけるかイクソシズムで強制的に消滅させるかだ。
ただ意訳すれば解り易かった文章も数分かけてようやく的を得るほどの発狂振りからするに、
たとえイレインが彼のものになってもろくな結果を迎えられないのは想像できる。

・ポルターガイストからの護衛
エーリッヒ／ファイター＋生命：１１
カスパル／ファイター＋生命：１７
エーリッヒに椅子が直撃して微妙によろめいたものの、護衛は十分に成功した。
（※冒険者達はダメージ減少で止まる程度の傷です）

・ロレッタへの説得
リジー／プリースト＋知力：１３
エーリッヒ／ファイター＋知力：１６

・ユーインへのフォロー
カスパル／プリースト＋知力：６

ユーイン「よ、良く解らないが、呪いを何とかするには私が妻の言葉を聞けばいいんだね？」
ユーインは呪いと言う物に恐れを隠せていないが、何とかロレッタに向き直る。

ロレッタはユーインの恐れを暴露する内容の事かと思い悩むが、放電の音の中必死で一言をひねり出す。

ロレッタ「イレインは誰の子か解らないの！あなたに治療してもらっている間も、いくらか心当たりがあって！」

ユーインはその言葉にきょとんとして、どう応えたらいいのかは解らないが呪いを相手にしたときよりはいくらか落ち着いた風である。

ユーイン「イレインは私と君が育ててきた大切な娘じゃないか。血がどうであろうとも私と君の子であることは間違いない」

だが、そのやり取りがファントムは余計に逆撫でてしまい、ついに机など大掛かりなものまでがずりずりと音を立てて移動し始めた。

ユーイン「うわっ、これは大丈夫なんでしょうか…妻だけでも避難させていただけませんか？」

どうも、これ以上は一般人が巻き込まれると命に関わる規模になりそうだ。
残念ながら何を言っても聞かないファントムは力技でどうにかするしかないだろう。

［クリアフラグ４を手に入れた！］

＝＝＝

・顛末
流石に気の触れたファントムをどうにかしようとなると神殿への正式な要請が必要になってくる。
そもそも呪いに関わる人間を集めた関係上リジーの知る神殿関連施設であった此処は、速やかに高司祭の派遣の手続きを行った。
多少お布施は必要になるだろうものの、永遠に荒れ狂うファントムをそのままにもできないだろう。

ピュアがセンスマジックで確認するとユーインの呪い以外は解除できており、ユーインの呪いは内容を把握していれば安全かつ順当に解除できるものである。

依然しっと団に関して警戒の必要があったため別の神殿施設に移動し、イレインがお漏らしして汚れてしまった服をぶかぶかの服に取り替え、落ち着いた場所で話す事となった。
イレインはピュアの言葉が難解すぎてよく解っていなさそうな風だったが、パパとママを信じるという事は理解しているようだ。
ユーインも直接な呪いという恐怖から一旦距離を取れた事で落ち着いている。ただ、そうでないのがロレッタだった。

ユーイン「先ほども言いましたが、イレインは私達が育ててきました。私としては血がどうとか、あまり関係がないのです」

いくらかの判断材料がありそうな彼はどう説明しようかと悩み、ロレッタはその悩む様子すら悲観的に受け取っている。

※冒険者が聞きたい事があったら宣言してください。基本的に達成値勝負が必要なことでない限り達成値は必要ありません。
この後、ユーインが呪いを解くために助手を雇って介抱してエンディングとなります。

「ロレッタさん。あなたの旦那様、ユーインさんはご立派ですわ。あなたの告白を聞いても、あなたとイレインさんに変わらぬ愛情を注いでくださっているではありませんか（微笑）」

「あなたがしっかりなさらないと、ユーインさんもお困りになりますよ？
お二人力を合わせて、イレインさんを立派な大人に育て上げることこそが、亡くなられた方への供養というものです。」

「まだ、なにかお悩みのことがあるんですか？
わたくしでよければ、お話いただけませんか。」

って感じでしょうか。
まぁ、リジーは神官として、女性として諭していきたいなぁ。といったところですね。

「これはアタシの憶測だけど。ユーイン…アンタ、大体わかってたんでしょ？
イレインとの血のつながりがどうかなんて。…最初からか、途中からかまでは知らないけど。
ちゃんと、ロレッタがわかるように話してあげなさいな、不安に思っているわよ？」

「ロレッタ。アタシは…アンタの事は軽蔑なんてしない。
むしろ…軽薄な父親に振り回されて、血のつながりがよくわからない弟妹が多く居るから…なんとなく、わかるとこもある。アタシも、褒められたやつじゃないし。
けど、経緯はどうあれ…イレインにとっての父と母は間違いなくアンタ達二人でしょ？
両親が仲良く居てくれる事が、子供にとっては嬉しい事だわ。…二人でもっと、話をなさいな」

こんなかんじで語りかけるでしょう。
ロレッタの過去を知ると、他人な感じがしないようです。
親身になるつもりもあるようです。

「血の繋がりってやつは絆の拠り所のひとつにはなる。それは間違いない。
だけどな、血を分けた間柄でも争いや虐待が起こることだってあるんだ。
アンタ、歴史を勉強したことあるか？戦史の何割かは血族間の争いなのさ。
逆に、血の繋がりが無くたって、深い絆を育むことはできる。
野生動物の中にだって、生まれた直後に親とはぐれたりした乳飲み子を
見つけた通りがかりのメスが面倒見て大きくなるまで育てたっていう話が
実際にあるんだぜ。
それまでの事情全部飲み込んで二人で力を合わせてその子を大切に
育てようと思えるんなら、真っ直ぐ前を向いてやっていけっての。
酸いも甘いも経験したなら、その経験を糧にして、イレインにいい道を
進ませてやんなよ。辛い思いをしたからこそ教えてやれることだって
あるだろうさ。今までのアンタの歩いてきた道が、これからの人生の
足枷になるとか、自分は許されないとか、決めつけるもんじゃねえよ。
そいつぁこれからのアンタ次第でどういう展開にもなるんだからな。」

ピュアは実体験としてこの手の話が何かある身の上ではないので、
古代語研究中に没頭した歴史の中によく登場するエピソードからの
抜粋的な何かを語るくらいしかできませんが、なんとか３人に
前向きに頑張って欲しいと願って、こんなようなことを話してみます。

・脅威は去った？
「顛末としては、件の元婚約者が何らかの儀式で成り果てたのがあの亡霊という事かな。儀式が先か化けて出たのが先かは分からないが…。」
「儀式とやらを仕向けた人物が居るのかもしれないが、さて。亡霊自身、あるいは呪いの術者（＝既に死亡）と同一ならば先の不安も少なくなるのだがな。」
とか誰にとも無く呟きつつ。一応、先の不安を払拭する為にその辺の背後関係を把握しておきたいですかね。
ファントムを除霊した時点でもう直接的に危害を加えようとする人は居なさそうですが、もうこんな事は無い筈だと安心させておきたい。

・これからに向けて
「やれやれ、私が言うまでも無かったようだ。…安心させてやると良い。必要なのはシンプルな事の筈だ。」
と、達成値６の説得からは目を背けつつ（おい）ユーインを後押し。

ちょっと考え中なので

[86] 投稿者：ろざ　投稿日：2013/01/18 23:42

日程も余裕ありますし、ちょっと時間かけて考えます。
しばらくお待ちください。

幕。

[87] 投稿者：ろざ　投稿日：2013/01/21 19:59

リアルでゴタゴタがありましてお待たせいたしました。
＝＝＝

ロレッタは語りだす。エーリッヒの台詞に第三者的な見方による自信を失い、
ピュアの台詞に自分はそこまで立派じゃない、と否定的な台詞を返しながら…
「私には母親の資格なんてありません…」

アレもコレも、と原因は幾らか挙げるものの、全ての原因はロレッタが感じていた両親への恐怖であるようだ。
イレインの母親になってしまったら、イレインは世継ぎとして自分と同じ目にあうだろう、と…。
男遊びをやめられないのは更生する必要があるものの、その状況に至ったのは「世継ぎを寄越せ」と言う旨の父からの手紙であった。
それに対し、イレインを手放したくないロレッタは「男の子が産まれたら送る」と返答した為、男遊びにどっぷり浸かっていたそうなのだ。

対し、ユーインは全く驚いた様子はない。
エーリッヒの問いにはっきり頷き、カスパルやリジーに打ち明けるように事情を語り始めた。
「ロレッタ、私からも謝りたい。私は君が落ち着いたら落ち着いたらと先送りにしてきたんだ…」

ユーインが打ち明けた内容は、ロレッタを凍りつかせイレインがその言葉の端々に出る単語を聞くだけで泣き出すような事だった。
父親からの要請を受けロレッタに施された不妊治療は、３人に１人が拒絶反応を起こして死ぬ禁術であったというのだ。
これらはクレモスの賢者の学院にて厳重に封印されており、その所在は神殿もが把握していた物だった。

しかし、どこから情報が漏れてしまったのかユーインに対し彼の養父母を人質をとった挙句、ロレッタにユーインの子を産ませろと要求してきたのだ。
どうもロレッタの父は、ユーインの子供であればその禁術を継承できると考えていたようだった。

そこでユーインは禁術の内容までは知られていない事を逆手に取り、シャーマンである養母を禁術に必要だと口車に乗せて奪還。
さらにその伝手を辿って、罪に問われる事を覚悟の上で様々な策謀をめぐらせたのである。

１つ、ロレッタを妻として娶り、両親とは絶縁させる事。
１つ、生まれてくる子供に対しユーインの親権を明らかにする事。
１つ、ロレッタが拒絶反応を起こし死亡した場合、自ら罪に問われる事で証言台に立ち両親を弾劾するつもりだった事。
１つ、子供が生まれた場合はロードレスランドという逃げ道を確保しつつクレモス経由で定時報告を行う手続きを確立させていた事。

だから書類上、どのような証拠を積まれようとも負ける要素はないほどにユーインの立場は固かった…
だからこそ相手が真っ当な手段で来るならば、と言う前提がついていたことをすっかり忘れてしまっていた。

また、計算外だったのがロレッタが元しっとマスクだったという事実だった。
彼女は恋愛ではなく親子に対し妨害を働く悪辣なしっとマスクであり、その事実は誘拐された後に本人の口から聞いたのである。
そしてしっと団を抜けた人間が真っ先に槍玉にあがるのは至極当然のことと言えよう。
クレモスに居ない事が判明してから大陸中を探し回られ、ついに海の向こうであるロードレスランドで尻尾をつかまれたのだ。

イレインがロレッタに抱きついて「ママ、死なないで」と泣き喚く中、非常に申し訳なさそうにユーインは冒険者と妻に詫び、
この後の安全のためにとどんな裁きも受ける覚悟でユーインは一時的にファリス神殿預かりとなった。

＝＝＝

リジー宛に、クレモスのファリス神殿（裁判所のような施設）から連絡が届いた。
ユーインの策謀によって獄中に叩き込まれたロレッタの父がこの一連の誘拐事件を画策したことが判明。
恥をかかされた元婚約者を裏で操り、彼とユーインを暗黒教団に売り渡す約束でイレインとロレッタを奪還してくるように命じていたらしい。
ユーインの殺害方法が呪いによる社会的抹殺であったのはおそらくしっと団を兼任していた暗黒司祭の実益を兼ねた趣味だろう。
社会的に死んだ医者は、毒を生成させるのにとても都合がよくなるからだ。

＝＝＝

生来慎重な性格なのであろう、ユーインの身元ははっきり言って慎重すぎるほどに白であった。
彼は元々薬師でもあり、麻酔薬や弛緩剤など用法を誤れば劇毒になるものを多数処方できたからである。
そもそも病気やら怪我が神聖魔法でけろっと治ってしまうこの世の中、あえて街医者に任せるような奇特な人はなかなか居ない。

自らの罪を明かし裁きを望んだのはロレッタである。しっと団員として親子の絆に何度も横槍を入れた事実が消えるわけではない。
ロレッタは数年、ファリス神殿預かりという形で罪を償う事になった。
とは言え、証拠もないものであるから本人が納得すればいつでも出られるものである。

その後、ユーインは呪いから解き放たれ…ようやく娘や妻を抱きしめる事ができただった。

＝＝＝

カスパルに、新たな依頼が入る。デーモンを操っていた人間がニューゲートで発見されたというのだ。

レミィ「間違いなく同一人物。アシッド・クラウドで巻き込んで殺したはずなんだけどー」

どうやら、今日もニューゲートは完全な平穏というものとは無縁であるらしい…


※それぞれ冒険者の〆の台詞を待って、このセッションは終わりになります。

「母親になるのに、資格なんて必要ないのよ。…知らない間にさ、子供が親を選んで導かれてくるのよきっと。」

言いながら、胸が苦しくなるのがよくわかる。
本当にそうだとしたら、自分は何故、世界で一番嫌っているはずの…あの父親を選んだと言うのか。
そしてロレッタも、どうしてそういう父を選んだと言うのか。
理由はいくら探してもわからない。

「それに、アンタはあの時…自分が汚れ傷つくのも構わずイレインを庇い守ったわ。それだけで資格なんて十分なんじゃないかしら」

聞けば聞くほどに、ロレッタとエーリッヒには共通点がある。
普段の父は女好きの軽薄な男だが…仕事と家の為なると怖い程の何かがあり、自分も家に残って後を継ぐことになっていたならば、跡継ぎの事は耳が痛くなるほど言われていただろう。
そう思うと、家に残してきた唯一の母が同じである妹に頭が上がらなくなる思いになる。
正妻の子供であるのは自分と妹のみである事から、今は妹が色々と辛い事を言われているであろうから。

「あーあ…アタシも一度神殿に籠ろうかしら？」

言いながら、頭を横に振る。
自分がこもるとするならばあの、変人がいるヴェーナーの神殿である。
逆に頭がおかしくなりそうな気さえしてきた。

全ての結末を知ると、やりきれない思いになるものの…
ユーインとイレインがそばに居るならば、ロレッタはきっと立ち直ると…そう思えた。
父の陰謀が明らかになってしまった今、もう男遊びなんかする必要もなくなったのだから。

「また様子を見に来るわ、ロレッタ。これからなのは………お互い様よね」

シンプルどころか複雑な話があった件について。今回発言が外れまくってるな私。
「そんな背景があったとは…。」
「当面の危機を乗り越える手助けは出来たが、私が力を貸せるのはここまでだろう。せめて君達の幸せを祈っているよ。」
ユーイン達を励ましつつ別れましょうか。

＝＝＝
後日
「あの事件の時の術者か…。是非引き受けさせて貰おう。よろしく頼む。」
と、新たな依頼に向かう感じで。

「紆余曲折ありましたが、無事に解決できて良かったですね。（優しげに微笑んで）

それにしても、人の弱みに付け込むとは、暗黒神の使徒というものは本当に度し難いものです。
もっともっと精進せねばならないようですね。」

「ユーインさん。ロレッタさんとイレインさんを大事になさってください。
それがあなたのなすべき事、だと思いますよ（微笑）」

「ロレッタさん。家族３人仲良く暮らしてくださいね。わたくしでよければいつでもご相談に乗りますよ。気軽にファリス神殿へおこしください。」

「イレインちゃん。お父様とお母様と仲良く過ごすのですよ？
元気いっぱい遊んで学んでくださいね。」

とこんな感じでしょうか。うまく伝えきれてない気もしますが・・・。
パーティメンバー、３人へそれぞれ伝えます。

掲示板セッションお疲れ様でした〜

「事情が複雑過ぎて軽はずみなことは言えねえが・・・
アンタはきっとそこいらの母親よりよっぽどしっかり
母親をやり切れると思うぜ。
少なくとも、アンタがイレインを守ろうって意志の強さは本物だよ。」

「禁術といい策謀といい、アンタ相っ当な切れ者だなぁ。
でもまあ、色々解った上でやってるよな。心配はしてねえ。
オレの守備範囲外のことで頼らせてもらうことがあるかもしれないな。
そのときはよろしく。逆にアンタが助力を必要とすることで
オレ達の出番があったら、遠慮なく声をかけてくれ。」

「イレイン、ママがちょっとの間神殿でお祈りするそうだから、
ママが帰ってくるまでの間、できることでいいからパパを手伝ってやんな。
大丈夫、ママのお祈りはこれからイレインとパパとママが
楽しく幸せに暮らせますようにって神様にお願いするんだってよ。
ママが帰ってきたら、ママと仲良くな。
それと大きくなったらいっぱい勉強しろよ。
いっぱい勉強していろんなこと覚えたら、沢山他の誰かの役に立てる。
パパやママのお仕事のお手伝いだってできるかもしれないぜ。」

最近学院に籠って魔法の研究に熱心だったピュアだったが、
学院の外の経験、特に複雑な人間関係について理解を深めることが
どこかで役に立ちそうだと思い、また冒険者としての仕事も
積極的に参加するようにしようと考えていた。

りざると！

[92] 投稿者：ろざ　投稿日：2013/01/22 01:41

■セッション結果
成功

■セッションの概要
しっと団に誘拐され、呪われた家族の呪いを解くことに成功しました。

■実際の難易度
Ｄ。

※ただしポルターゴーストはそのまま出たらＤ難易度適正のキャラクターでは手も足も出ない可能性が高いです。

■セッション内の経過日数
７日

■獲得経験値と報酬（消費アイテム含む）
エーリッヒ：経験点1030／報酬1000ガメル
リジー：経験点1030／報酬1000ガメル
カスパル：経験点1000／報酬1000ガメル
ピュア：経験点1000／報酬1000ガメル

※Ｄ上限−イクソシズムのお布施1000ガメル

■ＧＭの報酬
ノアに500ガメル、経験点1000

消耗品について

[93] 投稿者：ろざ　投稿日：2013/01/22 01:43

今回矢弾の消耗がありましたが、『お布施という形で徴収する代わりに補填されました』
（ファリス神殿関連施設にゴーストが侵入したのを撃退してもらった）

と言う形にして、お布施の中に混ぜてあります。

さらに追記

[94] 投稿者：ろざ　投稿日：2013/01/22 01:49

エーリッヒが演奏で200ガメルを稼いでいるのを失念していました。
エーリッヒの報酬は1000ガメルですが、別途200ガメルの収入があります。

■承認・未承認：承認します

◆遅刻・欠席の有無◆
特になし

◆障害に対する報酬の妥当性◆
ともすればモダモダしている内にセッション失敗もありえたようで。
障害も報酬も、問題ありません

◇ミスチェック◇
なしですｗ

◇何か一言◇
奥さんがしっとマスクだったという衝撃……
ＰＣ達の最後の締めまで、それぞれ個性が出てましたね。

ＧＭ様、参加ＰＬの方々、お疲れ様でした

特に問題は見当たらないので、
管理者権限でこのセッションを承認とします。
今日中に結果を反映しておきますので、
参加者の方々は確認をお願いします。

みなさま、お疲れ様でした！！