��217　「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

●このセッションは、掲示板形式のセッションです。
最終発言 日時	ＧＭ （ループおやじ） [2014/08/26 23:01]	バタフライ （王邪） [2014/08/15 13:48]	ラグト （sviurr） [2014/08/19 00:06]

[1] 投稿者：ループおやじ　投稿日：2014/07/27 23:50

■初回開始日時：2014/08/02（土）20：00

■予定する難易度：D

■採用ルール：
1日：PL（PC）の１日分の行動＆ダイス判定を決定
　↓
1日：GMの返答と結果報告
　↓
以下、繰り返し
……という進行方法を取ります。
GMもPLもまったり進行になるでしょう。
ただし、PC達の制限時間は7日間です。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
戦闘は、PLの作戦を元にGMが全てダイスを振って進行。
結果に泣かないようにPLは細かい作戦と事前準備をする必要があるでしょう。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・戦闘の行動は敏捷度順
・接敵状態の誤射なし
・同時行動での回復は、相殺を可とします。補助は一手遅れ
・完全版の選択ルール全て

■募集人数：２〜５人

■参加条件：冒険者レベル３〜４
8月上旬、２日に１回は
掲示板を確認＆書込み可能な状態であること。
人数超過の場合、セッション参加回数の少ないPCを優先します。

■参加募集の締切日時：2014/07/30（水）24：00

■予定セッション内経過日数：最長１１日間

■シナリオorキャンペーンの概要：
ログホールと呼ばれる廃れた町で、ある魔術師が死んだ。
古い館を残して。幽霊となって。
7日後に憑り殺される依頼人を救うため、
彼が死んだ原因を究明することになった冒険者達。
なぜ、魔術師は死んだのだろうか……？

■その他、備考：
シティ＋探索物か、探索物か。
集まったPCの構成で決定します。

７月中に掲示板セッションをやりたいと思ってたのに
８月のスタートになることに。うーむ、無念；

■参加希望ＰＣ名：
【演歌歌手】ツガル・ジョンガラー：
ソーサラー３、バード４、シーフ１、レンジャー１、セージ３

【任侠】バタフライ・カメレオナ：
シャーマン３、シーフ３、レンジャー１、バード１、セージ１、クラフトマン（キセル職人）２

■その他、一言：
この時期は出張中ですが、掲示板セッションならばできそうなんで参加希望申し上げます。

■参加希望ＰＣ名：ラグト

■所持技能：
プリースト（チャ・ザ）４、ファイター４、セージ４、レンジャー２、バード１

■その他、一言：
２日に１回ペースなら何とかなるかな−という楽観思考。とはいえ参加する以上はちゃんと反応しますので。

★募集締切 開催決定

[4] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/07/31 00:15

■セッション：開催

■参加決定ＰＣ名：
PL情報更新:王邪/バタフライ,sviurr/ラグト

■予定する難易度などの変更：変更無し、D

■その他、備考：
開催とあいなりました！
ソーサラーがいませんが、
両者セージを持ってるので良いバランスかと思います。
ルールは開催時に状況説明と共に提示しますが、
基本ゆったり進行です。よろしくお願いします。

memo:８月２日（土）２０時にＧＭの書込があります。

依頼の経緯

[5] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/02 22:00

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　経緯
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

海岸沿いの乾いた荒野を進んでいくと、
馬車に乗るバタフライとラグトの前に、大きな盆地とそこに広がる建物群が姿を現した。

はるか昔に滅びた都市の残骸、ログホールである。
現在は残った建造物に犯罪者や逃亡者が住み着く、いわくつきの居住地だ。

「もうすぐ着きますね。
　宿は雑貨屋の上に泊まれるよう、話をしてあります。
　二人分なら問題なく部屋を取れるでしょう。
　今日は例の館まで案内します」

二人の手前に座る依頼人が、ログホールを横目に話しかけてきた。
顔色は優れない。
これからの7日間に、彼の命運がかかっているのだ。

・・・・・・

２日前、君達はルージュのそよ風亭で彼の依頼を受けた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アフロ店長「ラグト、バタフライ。
　酒を楽しんでいるところ悪いな。
　あの男が依頼を持って来たんだが、受けてやってくれないか？
　早く仕事に取り掛からないとまずいらしい。
　彼の名前はモクラス、学者だそうだ」

アフロ店長の指し示す男は、
酒場の隅で不安そうに君達の方を見ていた。
痩せぎみだが体つきはしっかりした、中年の男だ。
ラグトより４、５つほど年上だろうか？
男に声をかけると、その顔は寝不足か隈が浮かんでいる。

モクラス「……初めまして、私はモクラスと言います。
　各地の古い建造物に興味があり、その研究をしている者です。
　数年前から、ログホールという廃墟群の町に住んでいまして、
　そこの建物を調査しておりました。
　今も調査は続けているのですが……。
　十日前、そのログホールで知り合った魔術師が何者かに殺害され、
　幽霊となり彷徨うようになったのです。
　そして、あろうことか、私が自分を殺した犯人だと思い込み、
　私を呪い殺そうとしているのです！！」

モクラスは飲んでいたエール酒のジョッキを机に叩き付けると、
ぶるぶると震えた。

モクラス「私ではないと必死に説得したのですが、
　聞き入れてもらえません。
　無実の証拠を掴むために彼が死んだ館へ入ろうとしても、
　彼自身が私の入ることを拒み、襲ってきます。
　あと十日で、身辺整理のためと彼が用意した猶予期間が過ぎます。
　もう私ではどうすることもできません。
　お願いです、ログホールへ行き、
　私が無実だという証拠を見つけてください！
　……報酬は、前払いで２００ガメル、成功報酬に８００ガメル、
　お一人ずつ支払います。
　町での滞在期間中、宿代と食費も私が引き受けます」

合計で、一人１０００ガメルの報酬だ。
確かに緊急を要する内容である。

バタフライとラグトは、この依頼を受けることになった。
夜も更けていたが、すぐに旅の支度をし、
朝が来る頃には馬車を呼んで二人は出発するのだった。
幽霊に呪われた男を連れて。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・・・・・・

ログホールは潮風がわずかに香る点のほかは、
ニューゲートとは似つかぬ荒廃した場所だ。
寂しく静かで、建物群の多さに比べ人口は少ないらしい。
どこか緊張感が漂うところは、スラム街に似ている。

人通りのない町門からすぐの建物に、
ごちゃついた品揃えの雑貨屋がある。
君達はそこの２階に宿を取った。

モクラス「雑貨屋の隣は酒場になっています。
　食事をする時は利用されるといいでしょう。
　店主は気さくで良い人ですよ。
　この街の住民は他から逃げてきた人が多いので
　身元がわかりそうな質問をされるのは嫌いますから、
　その点だけ注意するなら、いい話し相手にもなるでしょう。
　貴方がたのことも、詮索しませんしね」

依頼人のモクラスは君達にログホールの案内をする。
数年この町に住んでいるという話は本当のようだ。

・・・・・・

次にモクラスは、君達を二階建ての建物に案内した。
古びて角が削れている部分もあるが、立派な石造りの館だ。

モクラス「ここが、
　私を呪っている、死んだ魔術師イヴァンの住んでいた館です。
　彼は、自分の家で殺されたようなのです。
　ログホールの住民は古代の廃墟群に住み着いていますが、
　イヴァンも例に漏れず、昔の遺跡と言える建物に寝泊りしてました。
　私は彼の住む建物にも興味があり、
　調査のためにと入れてもらい、その縁で親しくなったのですが……
　今はもう入れてもらえません。
　私が入ろうとすると姿を現し、脅してくるのです。
　強引に入れば、きっと私をその場で呪い殺すでしょう……。
　ラグトさん、バタフライさん、
　お二人ならば問題はないはずです。
　この館にイヴァンの遺体と、彼を殺した者の手がかりがあるはず。
　どうか、それを探し出してください！」

モクラスが話し終える直前に、
影のようなものが空から降りてきた。
それは黒いローブを目深に被った、痩せた、透き通った男だ。
モクラスを呪っている幽霊、魔術師イヴァンに違いない。
モクラスの顔が恐怖に凍った。

イヴァン「入るな、モクラス！！
　お前はここで何をするかわからぬ！！
　この人殺しめ！！
　誰を連れてこようと、お前が俺を絞め殺したのは事実なのだ！！
　観念して、死ぬ日を待つことだ！！
　楽に殺してほしければな！！」

幽霊のイヴァンはモクラスに叫ぶと、
そのまま空へと姿を消した……。

モクラス「あれがイヴァンです……
　彼は私が自分を殺したと思い込んでる。
　誤解なんです。本当だ……。
　お願いです、彼の誤解を解いてください。
　きっと調べれば、わかるはずなんです……」

モクラスは震え、この言葉を最後に
逃げるように自分の住む場所へと戻っていった。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

申し訳ない、館の見取り図がまだ完成してないので
PLの行動は８月３日の２時から開始してもらいます。
それまでに行動の方法を書き込むので、お待ちください（汗）

memo:PLの行動は８月３日の２時からスタート。それまでに行動方法を書き込みます。

PCの行動（１/７日目）

[6] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/03 01:05

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　PCの行動（１/７日目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【PCが１日にできること】
PCは１日の間に、以下の行動を２回だけ行えます。

（１）館の一箇所を詳しく調査する
　館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　シーフ技能の【捜索】の他にも、
　調べる目的に使えそうな技能だと思えば何でもOK。
　何をどう調べるか具体的に書けば、補正がつくかもしれません。
　【※閉】のついた部屋は、
　調査とは別に開錠などの　判定を振ってください　。平目OK。
　部屋が開かなかった場合は調査は中断されます。

（２）館の3箇所をざっと調査する
　館の３つの場所を簡単に見渡します。
　依頼に関係ありそうかどうか、大方の目星はつくでしょう。
　【※閉】のついた部屋は、
　開錠などの　判定を振ってください　。平目OK。
　開いた場合は、ついでに部屋の中を簡単に見渡せます。

（３）参考人の１人から詳しく話を聞く
　気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　何について聞きたいのか、どのような態度で聞くかなど
　具体的に書けば補正がつきます。台詞で書くと楽かもしれません。
　漠然とした質問では、漠然とした答えが返ってくるでしょう。

（４）３人の参考人から話を聞く
　３人の参考人にざっと声をかけられます。
　自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
　の３つが聞けます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【館の見取り図　＆　調査箇所】
※　１F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▲■□□□□□□□□□□■□□□□□□□□□□■
■上■□□□□□□□□□□■□□□□□□□□□□■
■階■□□□□□□□□□□■□□□□□□□□□□■
■段■□□□□□□□□□□■□□□□□□□□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■■■■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■■■■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□鍵
■玄関■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・１F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
・１F北西部屋……研究室。鍵はあるが、開いている。
・１F北東部屋……主の寝室。ここにイヴァンの死体があるらしい？
・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
・１F南東部屋……台所。裏玄関もあり、鍵がかかっている。

※　２F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■下■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■階■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■縄縄■■■■■■扉■■■□□□□□□□■
■□□□□□□□□□□□□□□□鍵□□□□□□□■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・２F廊下……１階と各部屋に続く廊下。
・２F北西部屋【※閉】……ドアノブに縄が巻かれ、硬く閉ざされた部屋。
・２F北中央部屋……物置部屋。
・２Fテラス……南西にあるテラス。
・２F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
・２F東部屋【※閉】……書斎部屋。鍵がかかっている。


【現在の参考人】
・依頼人モクラス：幽霊に恨まれている依頼人。
　古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者。
　館の最初の見取り図は、館に入ったことのある彼が情報源。

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　非常に気が立っており、危険度５。
　対話を試みるには、今からGMが振る1ｄ6で6が出る必要がある。
dai:1d6 -> [6] = 6 …６が出てたら対話が可能。

・酒場の店主：町門の前にある酒場のマスター。
　町のたいていの酒飲みは、彼の店に来るらしい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……以上です。
８月４日２時までの間に、
１日目の、２つの行動を決めてください。
相談などもご自由に。

質問などあれば、GMは時間の空いた時に答えていきます。
但し、行動しなければわからないような質問には答えられません。

memo:ＰＣ行動決定の番です。8/4の2時まで！

「幽霊に疑われておるとは難儀なことでありんすな。何か疑うだけのはっきりした根拠があるのじゃろうかのぉ・・」
「まぁ、依頼は依頼じゃから調査はするでありんすよ。基本はやはり現場百回かのぉ」

捜査系は、シーフの仕事でしょう。

・１F北東部屋……主の寝室。ここにイヴァンの死体があるらしい？
・２F東部屋【※閉】……書斎部屋。鍵がかかっている。

バタフライは、上記の２箇所の詳細調査をやってきたいと思います。
ラグトさんのご意見もお聞きしたいところです。


あとちょっとＧＭに質問です。

「あと十日で、身辺整理のためと彼が用意した猶予期間が過ぎます。」

彼とはイヴァンのことでしょうか？
猶予期間とは、ログホール廃墟群の猶予期間でしょうか？

ご返答お願いします。

猶予期間とは、ログホール廃墟群の猶予期間でしょうか？

↓

猶予期間とは、ログホール廃墟群の調査の猶予期間でしょうか？

質問の回答

[9] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/03 21:26

＞「あと十日で、身辺整理のためと彼が用意した猶予期間が過ぎます。」
＞
＞彼とはイヴァンのことでしょうか？
＞猶予期間とは、ログホール廃墟群の猶予期間でしょうか？

彼＝イヴァンのことです。
猶予期間＝台詞にある通り、イヴァンがモクラスの身辺整理のために用意した期間のことです。
　結果的に、ログホール廃墟群の調査の猶予期間、ということになります。
　この台詞はニューゲートで依頼を受けた日の発言なので、
　依頼を受けて馬車で出発するまでに１日過ぎ、
　ログホールに到着するまで更に２日過ぎたので、
　現在は十日間−三日間＝七日間になっています。

了解しました。

ご返答ありがとうございます。

期日は残り７日間。。。。あんまり余裕ありませんね。。。Σ（・・；

「彼（＝イヴァン）自身が何を持って依頼人を犯人と見做しているかが知りたいね。」
「丁度、今なら話を聞けるようだ。やや手持ちの情報が少ないのが難だが…良い機会ではある。試してみようか。」


てな訳で、ラグトはイヴァンに話を聞いてみようかと。

「…彼（＝モクラス）はあのように言っている。」
「君はあのまま彼が死…君の言う楽な死を迎える事でも満足なようだが、果たして本当にそれで無念が晴れるかな？」
「俺が思うに、彼はもう少し恐怖するべきだ。自身の為した事を否定していられるようではまだ手緩い。」
「為した事を自覚し、悔やみながら逝く必要がある。それだけの不幸が此処に起きている。」
「その為には、彼に事実を突き付けなければならない。言葉だけではなく、確たる証拠と共に。」
「まずはひとつ。君にしか分からない事だ。残念ながら、君の死の瞬間を知る者は他には居ない。…否定を続ける『彼』以外には。」
「君が死を迎えた時に何が起きたのか。そしてその犯人が『彼』である事を示す手掛かりを。どうか聞かせて欲しい。」

…何か話が無駄に長くなりましたが、要は「イヴァンが死んだ時の状況、そしてイヴァンがモクラスが犯人だと思っている理由」を訊いています。
話の持って行き方が性格悪そうなのは単にキャラのデフォです。

判定はー…プリースト＋知力で。煽って話を訊き出すのも多分神官向き（＠偏見）

…ここで振ってしまって良いんでしたっけ。

上記が１行動で、２行動目で同じくイヴァンに「モクラスとイヴァン以外でここに出入りしていた人物が居ないか」を訊いてみたいです。


＞バタフライ
上記のとおり、もしイヴァンに聞きたい事があるなら今の内に聞いておくのも手ですね。１／６なので次がいつになるやら分からんので。
調査順序にしても、死体チェックに書斎というのは悪くないと思います。
強いて言うなら書斎の鍵は他で見つかるかもって位ですかね、多分書斎の外で殺されてたっぽいし（死体位置的に）。
まぁそうとも限らないので、問題はないかと思います。ラグトの行動に対してももし何かご意見があればー。

判定について

[12] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/03 22:00

＞判定はー…プリースト＋知力で。煽って話を訊き出すのも多分神官向き（＠偏見）
＞
＞…ここで振ってしまって良いんでしたっけ。

はい。この判定は、PL側で振ってください。
危険感知などはこちらで振りますが、
「判定を振れます」と「判定を振ってください」は
PL側が振らなければ、
すべて無判定扱いでの結果が出ます。

調査順序にしても→調査順序については

妙な言い回しになってたので訂正。ログ汚し失礼ー。

バタフライの行動については、前述の通りに２部屋の詳細捜索にします。

・１F北東部屋……主の寝室。ここにイヴァンの死体があるらしい？
・２F東部屋【※閉】……書斎部屋。鍵がかかっている。


ラグトさんのイヴァンへの聞きこみ調査についてですが、現時点では1/6の確率でしか対話に応じる術はないようです。
イヴァンへの対話はちょっと待った方がよくないでしょうか？下手をすれば、聞く耳を全く持たずに一日が過ぎる可能性が5/6の確率もあるのですし。

イヴァンの対話について

[15] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/04 00:10

１日目のイヴァンは、1d6で6が出たので、会話が可能です！

１日目冒頭のＧＭのダイス（イヴァンについての説明の所）のダイス結果で会話の可否は判定、という事ですね。

会話可能と出たのでこちらは会話を。
ちょっと考えを変えまして、二つ目の会話を『ここでイヴァンが行っていた研究』に変更します。
一応、可能ならば合間で出入りしてた人間については聞いてみたいですけども。「研究に興味を持って出入りしていた人物も居るんじゃないか？」的に話を持って行って。
ひとつ目はプリースト＋知力で、ふたつ目は研究についてという事でセージ＋知力で学術的に。

dai:2d6+7 -> [6,1]+7 = 14 　ひとつ目
dai:2d6+7 -> [1,5]+7 = 13 　ふたつ目

イヴァンとの会話と開錠について

[17] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/04 00:28

＞ラグト
同じ参考人を対象にするなら、
１行動で複数の質問が可能です。
判定も、それぞれ別の技能でチャレンジできます。
ですので、ラグトはあと1回、他の行動が可能です。

＞バタフライ
【※閉】の部屋の調査ですが、
バタフライは開錠の判定をしていないため
判定無しの状態で鍵が開くかどうかの結果が出ます。
おそらく、鍵は開かないでしょう。
「判定を振れます」と「判定を振ってください」は
PL側が判定を振ってください。

ふむふむ。では追加で改めて『出入りしていた人物』を聞いておきますね。（プリースト＋知力使用）
あとは、聞き役に回って恨み辛みや愚痴から死亡前の様子を伺ってみましょう。（プリースト＋精神使用）
dai:2d6+7 -> [3,6]+7 = 16 　出入り
dai:2d6+7 -> [5,4]+7 = 16 　聞き役

もう一つの行動は、参考人３人にざっと話を聞きましょうか。こちらは一つずつでしょうか、それとも３つとも聞けます？
３つとも振っておきますので、一つだけだった場合は最初のひとつだけを採用して下さい。使用技能はプリースト＋知力
dai:2d6+7 -> [3,4]+7 = 14 　依頼人への感想
dai:2d6+7 -> [5,1]+7 = 13 　事件への感想
dai:2d6+7 -> [2,6]+7 = 15 　自己紹介

イヴァンへの対話判定は、もうすでにされていたんですね。失礼しました。

バタフライの行動判定をやっておきます。

・１F北東部屋……主の寝室。ここにイヴァンの死体があるらしい？

2d6+6 シーフ【捜索】　イヴァンの死体を念入りに


・２F東部屋【※閉】……書斎部屋。鍵がかかっている。

2d6+5　シーフ【開錠】　部屋にかかっている鍵の開錠
2d6+6　シーフ【捜索】　部屋内捜索。イヴァンがどういう研究をやろうとしていたのか。手書きの研究成果、日記等を念入りにチェックします。

ダイス振りしくじったので、もう一回します。

dai:2d6+6 -> [4,6]+6 = 16 　シーフ【捜索】　イヴァンの死体を念入りに



dai2d6+5　シーフ【開錠】　部屋にかかっている鍵の開錠

dai2d6+6　シーフ【捜索】　部屋内捜索。イヴァンがどういう研究をやろうとしていたのか。手書きの研究成果、日記等を念入りにチェックします。

おっと、また失敗しましたｗ
残り２つを改めて。。。ログ汚してすみません。

dai:2d6+5 -> [6,3]+5 = 14 　シーフ【開錠】　部屋にかかっている鍵の開錠

dai:2d6+6 -> [2,6]+6 = 14 　シーフ【捜索】　部屋内捜索。イヴァンがどういう研究をやろうとしていたのか。手書きの研究成果、日記等を念入りにチェックします。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[22] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/04 21:32

行動決定、了解です。
ＧＭは行動結果を書き込むので、お待ちください。

memo:ＧＭ行動結果書込み中。8/5の2時まで。

１日目：ラグトの調査

[23] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/05 00:48

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　１日目：ラグトの調査
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【イヴァンから詳しく話を聞く】

館の前でイヴァンの名を呼んでいると、影が空から振ってきた。
ラグトの前に魔術師イヴァンの幽霊が現れる。
イヴァンは青白い顔で笑っていた。

イヴァン「なんの用だ、ヨソ者。
　今日は機嫌がいいぞ、話くらい聞いてやる！」

・・・・・・

ラグトの言葉を聞くと、イヴァンは死亡時の記憶について話し始めた。

イヴァン「その通りだ、いつまでも俺を殺したと認めないモクラス……
　あいつは一体なんのつもりだ！！
　お前は話がわかるようだから、教えてやろう。
　死んだ直後……俺は暗闇の中にいた。
　暗闇から何かに呼ばれるように浮上すると、俺の部屋に出た。
　時刻は夜だった。窓辺に浮いている月明かりで部屋を見渡せた。
　部屋では、俺を絞め殺しているモクラスがいた！
　俺の死体は両腕をぶら下げ、
　首を絞めるモクラスの成すがままだった。
　モクラスは化けて出た俺の姿を見ると、
　笑い、そこで……俺の意識は途絶えたのだ。
　また気付いた時には、モクラスは部屋から逃げた後だった。
　……。
　死ぬ前の記憶だが、どうも思い出せん。
　死んだ直後から一ヶ月分ほどの記憶が抜け落ちているのだ。
　俺が生前に研究していた記憶も、まるで霧のように霞んでいる。
　今はモクラスをどのように殺すかと考える他は
　物事を考えるということがやりにくい。
　幽霊になるとはこういうことなのかもしれん。
　口惜しい……モクラスめ。
　とにかく、俺ははっきりと見ているのだ。
　俺を殺した奴（モクラス）の姿を！」

研究の話になると、イヴァンは気難しい顔になる。
記憶がはっきりしないらしい。
ラグトの幾つかの質問に答えていくことで、
断片的に思い出したようだ。

イヴァン「俺の研究は……館に……
　そう、この館に残っていた資料と、置物を使っていた。
　人間に、何かするものだった……
　死、たしか、死が関係していたはずだ……
　もうすぐで解明しかけていたのだが、思い出せん……」

館を出入りしていた人間については、
イヴァンは特にためらうこともなく答えた。

イヴァン「１人はモクラスだな。
　それほど頻繁に通っていたわけではないが、
　あいつはこの館の間取り図をよく知っているだろう。
　そういう調べ物で来ている奴だからな。
　他は、俺の研究を支持していたルドガーとマクシムだ。
　どちらもこの地に住んでいる魔法学者で、
　マクシムは魔術師としての才覚がある。
　彼らとはよく話をしていたし、実際手助けになった。
　後の１人は、ハンナだ。
　ここで出来た、俺の恋人だ。
　ハンナが出入りしていたのは台所と、俺の自室と、
　使い魔にしていたカラスのホッピーの部屋くらいだが。
　今はもうハンナに触れることもできん……」

死亡前の様子はイヴァン本人も思い出せないようだが、
ラグトの落ち着いた相槌に釣られ、
生を奪われたモクラスへの恨み言は湯水のように出てきた。

イヴァン「奴のせいで、俺は……許さんぞモクラス！！
　一体、俺になんの恨みがあったのだ！！
　なんの恨みが……。
　……こうして幽霊と化してからは、
　まともに誰かと話したことがなかった。
　人前に出ようという気も起きぬ姿になったが。
　理解者がいるというのはありがたいものだな。
　少しだが、気が落ち着いたぞ」

今回イヴァンから聞けた話は、以上だ。


【モクラス＆イヴァン＆酒場の店主から話を聞く】
※この行動に判定は影響されないため、振ったダイスは無効です。

モクラスは自室で身支度の整理を始めいてた。
そこは、集合住居のような間取りの建物の一室だ。
隣人はいないという。
ラグトが部屋を尋ねると、モクラスは頷いて招き入れた。

モクラス「調査の方はどうでしょうか。まだ１日目ですが。
　私は、依頼の最初でお話しましたが、
　この地を歩き回って建物郡の調査をしている学者です。
　どれも、なかなか面白い建造物ですよ。
　イヴァンには協力してもらいこそすれ、争ったこともないのです。
　イヴァンを殺すなど、理由がありません。
　彼が殺されたことは私にも悲しいことなのです……。
　イヴァンが殺されたという日、私は町の建物群を見て回っていました。
　夜間は部屋でずっと調査した資料をまとめていましたよ。
　イヴァンの家には一度も訪れていません」

モクラスから簡単に聞けることは、これくらいのようだ。

・・・・・・

イヴァンはモクラスの自室から出ると、
待ち構えていたように壁から姿を現した。

イヴァン「あいつ（モクラス）の調子は変わらんようだな。
　罪を認めて、懺悔でもすれば良いものを。
　まだ俺に話があるのか？
　もう死んだ後だ、隠し事はせんさ……
　俺はクレモスで魔術を学んでからは、ログホールに暮らして長い。
　１０年はここに住んでいる。
　ずっと館に残されたものを調べていた。
　あの館にあるものは、古代の重要なものだと確信したのだ。
　モクラスは数年前にやってきて、
　俺の住んでいる館が興味深いと言って知り合った。
　あいつ（モクラス）はたまに世間話をしに来るくらいで、
　俺がしている館の研究には特に関心がなかったな。
　自分にゃ関係ないと言っていた。
　気楽な付き合いだった。
　それが……くそ！　モクラスめ、何故だ！！」

イヴァンから簡単に聞けることは、これくらいのようだ。

・・・・・・

酒場には数人の客がいた。しかし誰も顔を上げない。
ラグトが来たことに警戒しているのだろう。
歌い手の女が懐かしい歌を歌っている……。
店主は注文を聞くと、落ち着いた声でラグトのインタビューに答えた。

酒場の店主「俺は見てのとおり、ここで酒場をやっている。
　いつからってのは聞かないでくれ。ワケありなのさ。
　イヴァンさんが殺されたって話は、モクラスさんから聞いたよ。
　相当、参っているようだな。
　俺には２人が殺す殺さないの関係には見えなかったがね。
　……まあ、詳しい話を知らない俺は何も言えん。
　イヴァンさんが殺されたって日も、俺は買出しだの店番だのをしていたぜ。
　夜はずっと、酒場の切り盛りだ。うちは夜来る客が多いからな。
　モクラスさんについちゃ、その日は姿を見ていない。
　酒場に来ることは結構あるんだが、ふらりと町をうろつく人だ。
　特に怪しいとは思わなかったぜ。
　大体、ここにゃ怪しい奴なんてうろうろしてるからな！
　……今もほら、やたらあんた達を見てる客がいるんだぜ。
　知り合いなのか？」

店主に言われて振り向くと、
どこかで見た覚えのある顔がそこにはあった。
しかし、今は依頼の調査中だ。
知人であったとしても、関係の無い接触は必要ないかもしれない。

酒場の店主から簡単に聞けることは、これくらいのようだ。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※参考人：ルドガー　が増えた。
※参考人：マクシム　が増えた。
※参考人：ハンナ　が増えた。
※イヴァンの危険度が１下がった。
※エクストラ行動：知人に会う　が増えた。

【忘れてた怪物判定】
dai:2d6+7 -> [1,2]+7 = 10 幽霊イヴァンについて怪物判定。

１日目：バタフライの調査

[24] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/05 01:42

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　１日目：バタフライの調査
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＞バタフライ
ダイス失敗は気になさらずｗ
PLの行動ターンでは、遠慮なく書き込みしてください。


【１F北東部屋を詳しく調査する】

部屋の中に足を踏み入れると、むっと死臭が立ち込めた。
中央に、確かに死体が転がっている！
黒のローブが死体の全身を隠している……。

この部屋には北側に大きな窓があり、
簡素なベッド、箪笥、暖炉、小棚、水晶体の置かれた台、帽子置きの棒、
などがある。

捜索したところ、
部屋の家具で気になるのは、台に置かれた水晶体だ。
前は花瓶が置かれていたような跡があるが、
水晶体は明らかにその跡に合わない。
何者かが、花瓶をどかして後から水晶体を置いたのだ。
そして、窓枠には足をかけた跡が薄く残っていた。
誰かが窓から出入りしたのだろうか？
他の家具については不審な点はなかった。荒らされた形跡もない。

・・・・・・

死体を念入りに調査したところ、
死因は絞殺で間違いはないようだ。
持っているものは特に無い。
一見すると情報の通りだが……バタフライは死人の顔が気になった。
幽霊で見たイヴァンと、顔がどうも違うような気がしたのだ。
イヴァンのようにも思えるが、体型が似ていれば
黒いローブを被るだけでどんな男でもイヴァンらしく見えるのだ。
確信を得るため、
バタフライはモクラスを尋ね、イヴァンの身体的特徴を聞いた。

モクラス「イヴァンは確か、
　子供の頃にかかった病気の後遺症で、
　背中にひょうたんのような形の赤い痣があります。
　子供の頃の話をしている時に、
　実際に見せてくれましたから、間違いありません」

果たして、部屋にいた死体を調べなおすと、
背中に変わった形の痣は見当たらなかった。
バタフライは確信する。
……この死体は、イヴァンではない！！


【２F東部屋を詳しく調査する】

部屋には鍵がかかっていた。
バタフライは鍵開けの道具を取り出し、開錠を試みる。
とても古い型の鍵だ……
かちゃり、と音が鳴り、鍵は開いた。

部屋をざっと見渡すと、
そこは言われたとおり、書斎に使っていただろうことがわかった。
古代人が住んでいた頃から書物が置かれていたのだろう。
たくさんの本棚は石造りで、建物と同じくらい古いものだ。
南北に本棚多数、暖炉、中央に机と２個の椅子、
などがある。

捜索したところ、
この部屋をイヴァンが頻繁に使っていることがわかった。
本棚には古代の書物や巻物が置かれていたが、
一部に何度も開いて読んだ形跡があり、
中央の机や椅子もよく使い込まれていたのだ。
床には何度か人が通った足跡も残っている。
時には書物のある本棚に目をくれず
ただ部屋に出入りしただけの時もあるようだ。

手書きの研究成果や日記などは、
この部屋では見当たらなかった。
他の場所に保管しているのだろうか？

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※水晶体についての知識判定　が増えた。

【忘れてた怪物判定】
dai:2d6+4 -> [5,3]+4 = 12 幽霊イヴァンについて怪物判定。

PCの行動（２/７日目）

[25] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/05 01:55

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　PCの行動（２/７日目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【PCが１日にできること】
PCは１日の間に、以下の行動を２回だけ行えます。

（１）館の一箇所を詳しく調査する
　館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　【※閉】のついた部屋は、
　調査とは別に開錠などの　判定を振ってください　。平目OK。
　部屋が開かなかった場合は調査は中断されます。

（２）館の3箇所をざっと調査する
　館の３つの場所を簡単に見渡します。
　【※閉】のついた部屋は、
　開錠などの　判定を振ってください　。平目OK。

（３）参考人の１人から詳しく話を聞く
　気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　漠然とした質問では、漠然とした答えが返ってくるでしょう。

（４）３人の参考人から話を聞く
　３人の参考人にざっと声をかけられます。
　自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
　の３つが聞けます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【エクストラ行動】
以下の行動は、いつでもリスク無しで行えます。

・知人に会う　※PC１人、１回のみ
　PCの知人が現れ、酒場の店主に替わり参考人になります。
　この行動を選択するなら、1d6を　振ってください　。
　出たダイス目以下の範囲で、下記の知人種類を自由に選択できます。
　[1：仇敵/2：変態/3：顔見知り/4：友達/5：恩人関係/6：家族並の関係]
　選んだ種類に応じて、希望の設定があれば書き込んでください。
　可能な範囲で反映します。
　望まない設定もあれば書き込んでください。必ず反映します。
　仇敵やになった選んだ場合、酒場の主人より対応が困難になるでしょう。
　いずれの場合も、知人はログホールに住む何らかの理由を持ちます。

・水晶体についての知識判定　※PC１人、１回のみ
　１F北東部屋に置かれた水晶体をセージチェックできます。
　判定はPLが振ってください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【館の見取り図　＆　調査箇所】
※　１F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■窓窓窓■■■
■▲■□□□□□□□□□□■寝具□□□□□□小棚■
■上■□□□□□□□□□□■寝具□□死体□□水晶■
■階■□□□□□□□□□□■□□□□□□□□□□■
■段■□□□□□□□□□□■帽子棒□□箪笥□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■■■■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□鍵
■玄関■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・１F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
・１F北西部屋……研究室。鍵はあるが、開いている。
・１F北東部屋……主の寝室。イヴァンとは別人の死体がある。
　花瓶の代わりに水晶体が台に置かれている。窓には足跡。
・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
・１F南東部屋……台所。裏玄関もあり、鍵がかかっている。

※　２F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□□■□□□□□■本□本□本□本■
■下■□□□□□□□■□□□□□■棚□棚□棚□棚■
■階■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■縄縄■■■■■■扉■■■□□椅子□暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□鍵□□机机□暖炉■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□椅子□暖炉■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■本□本□本□本■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■棚□棚□棚□棚■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・２F廊下……１階と各部屋に続く廊下。
・２F北西部屋【※閉】……ドアノブに縄が巻かれ、硬く閉ざされた部屋。
・２F北中央部屋……物置部屋。
・２Fテラス……南西にあるテラス。
・２F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
・２F東部屋……書斎部屋。イヴァンは頻繁にここを訪れている。


【現在の参考人】
・依頼人モクラス：幽霊に恨まれている依頼人。
　古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者。
　館の最初の見取り図は、館に入ったことのある彼が情報源。

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　非常に気が立っており、危険度４。
　対話を試みるには、今からGMが振る1ｄ6で5以上が出る必要がある。
dai:1d6 -> [5] = 5 …５以上が出てたら対話が可能。

・酒場の店主：町門の前にある酒場のマスター。
　町のたいていの酒飲みは、彼の店に来るらしい。

・魔法学者ルドガー：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。

・魔術師マクシム：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　魔術師としての才覚がある。

・ハンナ：イヴァンの恋人。館に出入りしていたが、
　台所、イヴァンの自室、ペットのカラスの部屋しか
　出入りしていなかったらしい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……以上です。
８月６日２時までの間に、
２日目の、２つの行動を決めてください。
相談などもご自由に。

質問などあれば、GMは時間の空いた時に答えていきます。

memo:ＰＣ行動決定の番です。8/6の2時まで！

まずは、ラグトさんと情報交換します。
「こちらの情報を伝えるでありんす。どうも死体はイヴァン本人じゃないようでありんす。(キセルぷかぷか)」

「しかし、こうなるとイヴァン本人の身体はいずこに」

水晶玉のチェックを手番なしでできるならばやります。

dai:2d6+4 -> [2,4]+4 = 10

「ふぅ・・・・（キセルぷかぷか）」

「今時点での情報では、イヴァンの研究の詳細が分からないままじゃのぉ・・・・（煙ふぅぅ〜）」
「この事件の鍵の一つは、イヴァンの研究が関わっているとわちきはにらんだでありんす！（キセルぷかぷか）」
「わちきは、イヴァンの研究室をちょっと調査してみるでありんすよ。（煙をぽわぁっと）」


ってなわけで、まずは研究室（１Ｆ北西部屋）の詳細捜索をします。


研究室に入ってからは以下の行動をします。

�@、センスオーラ―で部屋全体を捜索。
　（自分がシャーマンであることを忘れていた・・（ｒｙ）
�A、�@で何か反応があればそこを重点的に確認。
�B、研究室内部をざっと確認。
�C、研究室の机の中や書棚等を確認し、イヴァン直筆のものがないかを確認。

以上です。
あと一つの手番はもう少し考えてからにします。

しかし、ずいぶんと機嫌のいい幽霊でやんす・・・ｗ

怪物判定結果とバタフライの知識判定結果

[29] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/05 20:02

記載漏れしていましたが……
イヴァンへの怪物判定は両者ともわからなかった。
だが、幽霊だということは常識として知っているだろう。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・バタフライの水晶体への知識判定結果

単なるオブジェとは思えないが、
何の目的で使われるものかは思い浮かばないね。

○情報交換
了解です。以下、情報を照らし合わせてのラグトの感想。

・モクラス犯人説の根拠
「今の姿になってから、殺されている所を見つけた、という訳かな。」
「すなわち視覚。誤魔化すとすれば技術か魔術というところか。」
「現在の所、それが可能そうな人物は…、最低限の確認だけでもしておくべきかな。」

・イヴァンの研究
「人。死。イヴァンとは違った死体。本当の身体の在処。」
「失われた魔術（ロストマジック）の一つには、自らを幽霊のような姿に変えるものがあったとも聞くけどね。」
「そのものとは言わずとも、もしそれに近い効力の魔術を研究していたとすれば、あの姿はその効力によるものとも考えられるかな？」
「死の瞬間は記憶していない、研究についても記憶が無いというのは分からないが、単なるショックとかでないなら、研究していた内容を調べてみたいね。」


・本当の身体？
「件の魔術や、この地（ユグドラシア）の…忍法と言ったかな。あれにもあるけど、意識が身体から離れる術は、効力中の身体が無防備になる。」
「信頼出来る相手に護って貰うのが一つの手ではあるけれど…こういう場所では難しそうだ。」
「この建物の中ならば…わざわざ縄でノブを止めてある部屋が、一番入りづらくはなっているかな。」



○行動
・エクストラ行動
‐水晶体についての知識判定
dai:2d6+7 -> [2,4]+7 = 13 　セージ＋知力

‐知人判定
１やら２で悪化したらもう１人が上書きを狙う（可能ならば）って事で、振ってしまうのも面白いかなと。一応リスクもあるので意見を待ちますね。
予定dai:1d6

・通常行動
‐行動１
バタフライが解錠した書斎について、セージ技能を用いて文献調査を行います。
頻繁に読んだ跡のある本とかを優先的に。後は上記で気にした幽霊っぽくなる魔法など。
予定dai:2d6+7　セージ＋知力

‐行動２
モクラスに話を聞きに行きます。
主にルドガー・マキシム・ハンナについて。それぞれを知っているかどうかと、直接面識があるかどうか。他印象に残っている点など。
予定dai:2d6+7　プリースト＋知力


２３：３０辺りに、「予定」を抜いた判定を書き込むつもりですー。


追記：対モクラスと対イヴァンで明確に表向きにするスタンスを変えてるので、可能な限りそれぞれに対して逆側のスタンスは見せないようにしています。

２３：３０辺りに、「予定」を抜いた判定を書き込むつもりです
↓
２３：３０辺りに、「予定」を抜いて再度書き込み、判定を行います。

書き込んでから違和感あったので修正。

回線が悪いのでこちらにて。

回答１，２了解しました。
では、私の方でも行動２について表明します。

私は再度、イヴァンの寝室（１F北東部屋）の詳細捜索をします。

寝室に入ってからは以下の行動をします。

�@、部屋に入って、センスオーラで全体を確認。
�A、�@で何か反応があればそこを重点的に確認。
�B、窓枠の足跡を確認。そして窓の外の地面周辺も確認。
�C、水晶の置かれていた場所を確認。（できれば、ラグトさんの水晶玉セージＣＨ後の話しを聞いた後で。。。ＣＨが成功したことを見越して）


尚、行動１：研究室詳細捜査と行動２：イヴァン寝室の詳細捜査の判定は、ラグトさんが特に意義がなければ２３：３０以降と思います。

※両方とも、シーフ【捜索】にて。。。

以上です。

知人判定についてはやってみてもよろしいかと思います。

私からやってみますね。
もし悪い結果であれば、ダイス振りお願いします。
良ければ。。。任せますｗ

dai:1d6 -> [6] = 6 　南無三！

おお、知人判定出目６。これはラグトは振る必要なさそうですね。

もし同じ部屋で一度に複数回判定が行えるならば、研究室ならばセージ技能による判定や、寝室（の窓の外）ならばレンジャー技能による判定（足跡追跡など）もやっておいて良いんじゃないかと。
振るだけ振っといて『一度だけならシーフ捜索のみ採用で』と（勿論振る前に）記述しておけば良いかと思います。

…ここまで書いて、こっちも書斎の方、神関連の資料が無いかどうかのプリースト判定も試しておこうかと思い至る。

了解しました。

行動１：研究室の詳細捜査

�A，�B，�Cの捜査はシーフ＋知力【捜索】
�Cで重要文献が見つかったならば、セージ＋知力

行動２：寝室の再詳細捜査

�A,�Cの捜査は、シーフ＋知力【捜索】
�Bは、レンジャー＋知力【捜索】

以上でいきます。
さっきも言いましたが、２３：３０以降にこれらのダイス振りを始めます。

以上。

・エクストラ行動
知人キャンセル。

・通常行動
‐行動１
バタフライが解錠した書斎について、セージ技能を用いて文献調査を行います。
頻繁に読んだ跡のある本とかを優先的に。後は上記で気にした幽霊になる魔法など。
dai:2d6+7 -> [5,3]+7 = 15 　セージ＋知力

死がどうこうという話題もあったので、神聖・暗黒魔法に関連する部分が無いかもチェックしておきます。複数判定が不可ならこちらを無しで。
dai:2d6+7 -> [3,3]+7 = 13 　プリースト＋知力

‐行動２
モクラスに話を聞きに行きます。
主にルドガー・マキシム・ハンナについて。それぞれを知っているかどうかと、直接面識があるかどうか。他印象に残っている点など。
dai:2d6+7 -> [6,5]+7 = 18 　プリースト＋知力

一つの部屋で一度に複数回の判定ができるのであればそれを前提で書き込みます。

行動１：研究室の詳細捜査

�@ センスオーラ
�A dai:2d6+6 シーフ＋知力【捜索】
�B dai:2d6+6 シーフ＋知力【捜索】
�C dai:2d6+6 シーフ＋知力【捜索】

�C（重要文献が見つかった時）　 dai:2d6+4 セージ＋知力


行動２：寝室の再詳細捜査

�@ センスオーラ
�A dai:2d6+6 シーフ＋知力【捜索】
�B dai:2d6+4 レンジャー＋知力【捜索】
�C dai:2d6+6 シーフ＋知力【捜索】

以上です。
しかし、こんなにダイス振っていいのかな？？ｗ
もし不都合があれば一番最初のチェックのダイス振りでお願いします。

げほっｗ

振れてないのでもう一回振ります。

行動１：研究室の詳細捜査

�@ センスオーラ
�A
dai:2d6+6 -> [1,4]+6 = 11 シーフ＋知力【捜索】
�B
dai:2d6+6 -> [3,3]+6 = 12 シーフ＋知力【捜索】
�C
dai:2d6+6 -> [1,1]<自動失敗>+6 = 8 シーフ＋知力【捜索】

�C（重要文献が見つかった時）　
dai:2d6+4 -> [1,1]<自動失敗>+4 = 6 セージ＋知力


行動２：寝室の再詳細捜査

�@ センスオーラ
�A
dai:2d6+6 -> [1,1]<自動失敗>+6 = 8 シーフ＋知力【捜索】
�B
dai:2d6+4 -> [5,3]+4 = 12 レンジャー＋知力【捜索】
�C
dai:2d6+6 -> [5,6]+6 = 17 シーフ＋知力【捜索】

１ゾロばかり。
なんじゃ・・・こりゃ？？ｗ

とにかく、ＧＭの御判定をお待ちしますｍ（＿＿）ｍ

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[40] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/06 08:58

ダイスは行動に応じて複数回振っても構いません。
ですが、同じ技能・能力値を使う場合は
調査結果（ダイス値）がバラバラという以外に違いはありません。

行動決定、了解です。
ＧＭは行動結果を書き込むので、お待ちください。

memo:ＧＭ行動結果書込み中。8/7の2時まで。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・ラグトの水晶体への知識判定結果

これは何かの儀式に使用する類のものだろう。
中に微量の光る粒が視認できたので、
現在、この水晶体は何らかの魔法の効果をもたらしているのでは、
とラグトは思った。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・バタフライの「知人に会う」

６が出たので全ての種類の知人を好きに選べます。
種類や設定の指定がなかったので、
「家族並みの関係」でＧＭが決定して構わないでしょうか。

清水の次郎長親分っぽい人でお願いします。

つまり家族並みの親分で

バタフライの知人設定

[43] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/06 12:38

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・バタフライの「知人に会う」

＞清水の次郎長親分っぽい人でお願いします。

では、こういう知人でどうでしょう。

名前：ロバートヘッド親分
設定：強面の壮年男性。体には刀傷の跡がある。
　ロンドワナ大陸にある異民族の国で、
　ならず者を束ねる大親分として知られている。
　しかし、ここログホールでは流れてきた身元不明の１人の男だ。
　国では対抗勢力に命を狙われており、
　抗争の火種とならぬ為、この地でしばらく身を潜めている。
　バタフライは彼の側近の１人として
　家族のように可愛がられていた。

つまり家族並みの親分で

はい。それでお願いします。

バタフライの知人との会話

[46] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/06 21:20

では、バタフライの知人はこれで決定です。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・バタフライの「知人に会う」

バタフライは、酒場で予想外の人物に出会った。
かつて身を置いた清水組という組織の大親分ロバートヘッドだ。
家族のように親しくしていた人間である。
ロバートヘッドは地味な浪人の格好をしていたが、
見る者が見れば只者ではないことが察せられる鋭い眼光をしている。
かつての威厳は失われてはいない。
しかし、大親分がなぜここに？
バタフライが見ていると、ロバートヘッドの方から近づいてきた。

ロバートヘッド「バタフライ、まさかお前さんに会うとは……！
　昔とぜんぜん変わらねえから、一目でわかったぜ。
　相変らず娘っ子みてえな成りしてやがる。
　エルフってのは本当に年を取らねえもんだな。
　そんで、一体ぜんたい、こんな場所までどうしたんでい？
　お前さんが旅先で人様に顔向けできねえ悪さをした訳でもあるめえ。
　……俺は新政府筋の連中にちと睨まれててな、
　ここまで尻尾巻いて逃げてきたとこよ。
　連中の頭が冷えるまで、しばらくゆっくりしてるのさ。
　なぁに、あとちょっとすりゃあ、奴らも
　俺の命なんざ狙っても屁の足しにもなんねえって気付くだろう。
　それに、ここも慣れりゃあ静かで居心地のいいところだ。
　さあ、久々に会えたんだ、俺の酒を一杯飲んでってくれバタフライ。
　組の皆にいい土産話を聞かせてやれそうだぜ」

ロバートヘッドはバタフライへの親しさを
昔と変わらず感じているようだ。
知っていることであれば、
惜しみなく協力してくれるだろう。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※参考人：ロバートヘッド　が増えた。
この参考人は、情報の面では酒場の主人とまったく変わりません。
（４）３人の参考人から話を聞く　で選択しても、
酒場の主人と情報面でまったく同じ話をしてきます。

２日目：ラグトの調査

[47] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/06 22:06

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　２日目：ラグトの調査
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【２F東部屋を詳しく調査する】

ラグトは書斎の調査を開始した。

バタフライが指定した
頻繁に読んだ跡のある書を優先して内容を調べたところ、
以下のことが読み取れた。

・館では、死んだ者の魂を必ず幽霊にしてしまうが、
　その代わり不都合な生前の記憶を消去した状態で幽霊化できる
　特殊な魔法が開発され、実用化していた
・この魔法は、イヴァンの自室で見た水晶体に記憶を封じる仕掛け
・記憶が封じられた副作用で、幽霊化した者は
　水晶体に近付くと気絶のような状態になる

また、
人間のリストとおぼしき巻物も大量に見つかり、
以下のことが読み取れた。

・館は昔、一部の犯罪者を処刑するための施設だった
・館に来るのは、幽霊になると厄介なタイプの犯罪者だった

イヴァンは館の技術を研究していたというが、
この技術を実現し法式を解明できたなら、大発見だろう。
しかし、仮にもチャ・ザ神の神官であるラグトにとっては
永遠に消えていてほしい技術でもある。

神聖魔法や暗黒魔法に関しては、
特に記述された文書は見当たらなかった。
特定の神に関連した研究は行われていなかったようだ。


【モクラスから詳しく話を聞く】

モクラス「その３人はイヴァンの家を出入りしていた人間だ。
　彼らの内に真犯人がいるということですね！？」

モクラスに会い
ルドガー、マキシム、ハンナの名を出すと、
彼は３人の内の誰かがイヴァンを殺したのかといぶかしんだ。
ラグトはモクラスの気を落ち着かせ、
３人について思い当たることを聞きだした。

モクラス「……ルドガーとは私も話したことがあります。
　イヴァンの研究に積極的に協力していました。
　普段は大抵の場所で違法とされる薬を精製し、
　それを売却することで生計を立てています。
　この町の人間は、そういう薬を作ったり、作れる植物を育てることで
　生活している者は珍しくありませんけどね。
　……しかし、ルドガーは、前にいた土地でも同じようなことをして
　この町まで逃げてきている人物なのです。
　逃げおおせる技も知っている、と言えばいいか。
　学者ではありますが、違法薬物を売る盗賊でもあるんです。
　人当たりはいいのですが、
　何をしでかすかわからない男ですよ。

　マキシムについては、直接会ったことはありません。
　ですがイヴァンの話題にも出てきてましたし、
　彼（イヴァン）の研究を手伝っていたことは確かなようです。
　魔術の才能がある男なのですが……
　過去に魔力を暴走させて事故を起こしたことが原因で罪を問われ、
　知り合いのいないログホールに流れてきたようです。
　……自分を追い出した形になる魔術師ギルドを
　恨んでいると聞きます。
　今はもう、使い魔を使役できるほど魔力が安定しているようで、
　ここでも重宝されて魔法を使う商売をしています。
　イヴァンとは同じような仕事の縁で知り合ったようです。
　イヴァンを殺害したのが彼であるならば、
　魔法であらゆるごまかしが容易でしょう。

　ハンナは、イヴァンの恋人です。
　世間話をする時に会った事もありますが、
　大人しい女性です。
　イヴァンとは、ログホールに来てすぐに知り合ったそうです。
　付き合いは長いようです。５、６年だったかどうか……。
　彼女の素性ですが……
　本人も特に隠すこともなく話してくれましたが、
　騙されて多額の借金を背負わされ、ここに逃げてきたとか。
　もし、イヴァンの研究が莫大な金になると考えたなら
　どうするかはわからないと思います。
　女は怖いですからね……」

巧みな誘導で、
知っていることを洗いざらい話させたようだ。
モクラスは「関係のないことは、どうか聞かなかったことに」と
話した後でラグトに懇願したほどである。
本人も後悔するほどの話をしたようだ……。

２日目：バタフライの調査

[48] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/06 22:08

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　２日目：バタフライの調査
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【１F北西部屋を詳しく調査する】

研究室の扉を開き、ざっと見渡すと、
部屋の奥には棚が並んでいた。棚の合間に２つの小さな窓がある。
イヴァンは確かに長年ここで研究していたのだろう。
棚は黒板や巻物が置いてある他、古そうな羊皮紙のメモも見受けられる。
中央には長方形の広い机があった。
上に羊皮紙の束や羽ペンが片付けられずに置いてある。
だが、机の真ん中にある円形の台には、なにも置いていなかった。

センスオーラで部屋の精霊力を感知したところ、
特に変わった精霊力は働いていない。
不自然に無くなっている精霊力もなさそうだ。
ここで精霊が悪さをしている可能性は無いだろう。

だが、バタフライの目を最も引いたのは
部屋の左右に置かれた妖魔の石像だ。
部屋へ足を踏み入れて少し経つと、石像が動き出したのだ！
侵入者を排除する仕掛けだ！
バタフライは石像が自分に向かってきているのを確認すると、
すぐに部屋を立ち去った……。

dai:2d6+4 -> [3,3]+4 = 10 バタフライの怪物判定：妖魔の石像
dai:2d6+7 -> [2,1]+7 = 10 ラグトの怪物判定：妖魔の石像

※モンスターと出会ったので、
�A〜�Cの行動はキャンセルされました。


【１F北東部屋を詳しく調査する】

バタフライは、再び寝室を調べることにした。
部屋の中央には名も知らぬ男の死体が横たわっている。
腐敗がかなり進行しているが、
あれがイヴァンじゃないことに気付けたのは大きな収穫だ。

センスオーラで部屋の精霊力を感知すると、
わずかにアンデットの力を感じる。
出所を探したが、それらしいものに近づくことはできなかった。
何か大きなものを見逃した気がする……。
他には、特に不自然な精霊力は感じなかった。

窓枠に残されたわずかな足跡を調べたところ、
大人が窓を通るために残した足跡だろうと思った。
少なくとも子供の足の大きさではない。
窓の外に注意を向けると、
外の雑草に何かを引きずったかのような折り跡が残っていた。
寝室に、もしくは寝室から、
誰かが重い物を引きずって運んだようだ。
雑草の折り跡を辿っていくと、
人の住まない地域を通っているのがわかった。
しかし、途中で雑草の生えていない大通りに出て跡を見失った。
……謎の死体が外から運ばれてきたと考えるのが、
一番合理的だろう。

水晶体の置かれている台や周辺を詳しく調べると、
壁にわずかに煤（黒い炭）がついているのを見つけた。
水晶体を台に置いた何者かの痕跡だろうか？
また、前に置かれていただろう花瓶の跡には
水による変色も見受けられる。
かつては花瓶の水がたびたび交換されていたのだろう。
他にはもう、
先日以上の情報は見つからなかった。

……この部屋でわかることは、ほとんど調べた気がする。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※１F北西部屋に【※戦】が付いた。
※バタフライは【経験点：３０点】を手に入れた。

【※戦】のついた１F北西部屋は、
このままでは調査できません。
戦闘をしてモンスターを倒す必要があります。
（１）で該当する部屋を指定すれば戦闘できます。
２人が共闘するには、２人とも（１）の行動をします。
モンスターを倒した後は普通の調査もできるので、
調査の判定も一緒に行ってください。

「こいつは、ロバートヘッドの親分でありやせんか！」
「おなつかしゅうありんす！」

「ちょっくらこちらで面倒な事件の依頼を承ったでありんす。親分のお力をお借りすることになるやもしれないでありんすが、その節にはよしなにお願いでありんす！（キセルぷかぷか）」

PCの行動（３/７日目）

[50] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/06 22:12

……GMが怪物判定振るの、やめるべきかな……。
妖魔の石像については、どちらも怪物判定に失敗した。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　PCの行動（３/７日目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【PCが１日にできること】
PCは１日の間に、以下の行動を２回だけ行えます。

（１）館の一箇所を詳しく調査する
　館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　【※戦】のついた部屋は、
　モンスターと戦闘して勝利しなければ調査ができません。
　戦うことを宣言し、戦闘時の行動指針を指定してください。
　特に指定がない場合、
　通常攻撃＆生命点半減で回復＆生命点1/3で回復不可だと撤退
　という行動を取らせます。
　戦うと宣言してない場合は自動的に撤退し、調査は中断されます。
　【※閉】のついた部屋は、
　調査とは別に開錠などの　判定を振ってください　。平目OK。
　部屋が開かなかった場合は調査は中断されます。

（２）館の3箇所をざっと調査する
　館の３つの場所を簡単に見渡します。
　【※閉】のついた部屋は、
　開錠などの　判定を振ってください　。平目OK。

（３）参考人の１人から詳しく話を聞く
　気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　漠然とした質問では、漠然とした答えが返ってくるでしょう。

（４）３人の参考人から話を聞く
　３人の参考人にざっと声をかけられます。
　自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
　の３つが聞けます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【エクストラ行動】
以下の行動は、いつでもリスク無しで行えます。

・知人に会う　※ラグトが１回のみ
　PCの知人が現れ、酒場の店主に替わり参考人になります。
　この行動を選択するなら、1d6を　振ってください　。
　出たダイス目以下の範囲で、下記の知人種類を自由に選択できます。
　[1：仇敵/2：変態/3：顔見知り/4：友達/5：恩人関係/6：家族並の関係]
　選んだ種類に応じて、希望や望まない設定があれば書き込んでください。
　いずれの場合も、知人はログホールに住む何らかの理由を持ちます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【館の見取り図　＆　調査箇所】
※　１F　※
■■■■■窓■■■■窓■■■■■■■■窓窓窓■■■
■▲■棚棚□棚棚棚棚□棚棚■寝具□□□□□□小棚■
■上■□□□□□□□□□□■寝具□□死体□□水晶■
■階■□像□机机机机□像□■□□□□□□□□□□■
■段■□□□□□□□□□□■帽子棒□□箪笥□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■■■■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□鍵
■玄関■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・１F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
・１F北西部屋【※戦】……研究室。鍵はあるが、開いていた。
　　部屋に入ると２体の妖魔の像が襲ってくる。
　　机や棚には研究資料が散乱しているが、
　　机の中央にある円形の台には何も置かれていない。
・１F北東部屋……主の寝室。イヴァンとは別人の死体がある。
　　花瓶の代わりに水晶体が台に置かれている。窓には足跡。
・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
・１F南東部屋……台所。裏玄関もあり、鍵がかかっている。

※　２F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□□■□□□□□■本□本□本□本■
■下■□□□□□□□■□□□□□■棚□棚□棚□棚■
■階■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■縄縄■■■■■■扉■■■□□椅子□暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□扉□□机机□暖炉■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□椅子□暖炉■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■本□本□本□本■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■棚□棚□棚□棚■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・２F廊下……１階と各部屋に続く廊下。
・２F北西部屋【※閉】……ドアノブに縄が巻かれ、硬く閉ざされた部屋。
・２F北中央部屋……物置部屋。
・２Fテラス……南西にあるテラス。
・２F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
・２F東部屋……書斎部屋。生前イヴァンは頻繁にここを訪れている。
　　本棚にある一部の古書は何度も読み返されている。

【現在の参考人】
・依頼人モクラス：幽霊に恨まれている依頼人。
　古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者。
　館の最初の見取り図は、館に入ったことのある彼が情報源。

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　生前は古い館に住み、館の中に残された資料の研究をしていた。
　死ぬ直前の一ヶ月間と、研究についての記憶が思い出せない。
　非常に気が立っており、危険度４。
　対話を試みるには、今からGMが振る1ｄ6で5以上が出る必要がある。
dai:1d6 -> [1] = 1 …５以上が出てたら対話が可能。

・酒場の店主【※ラグトのみ】：町門の前にある酒場のマスター。
　町のたいていの酒飲みは、彼の店に来るらしい。

・魔法学者ルドガー：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　違法な薬草の精製に手を出している盗賊でもあるようだ。

・魔術師マクシム：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　魔術師としての才覚がある。
　かつて魔力を暴走させ、魔術師ギルドを追われている。

・ハンナ：イヴァンの恋人。館に出入りしていたが、
　台所、イヴァンの自室、ペットのカラスの部屋しか
　出入りしていなかったらしい。
　借金を背負わされて、この町に逃げてきた。

・ロバートヘッド親分【※バタフライのみ】：流れの浪人。
　ある国でならず者をまとめている大親分だが、
　抗争の火種が収まるまでログホールに身を潜めている最中。
　情報量は酒場の店主と同じ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……以上です。
８月８日２時までの間に、
３日目の、２つの行動を決めてください。
相談などもご自由に。

質問などあれば、GMは時間の空いた時に答えていきます。

memo:ＰＣ行動決定の番です。8/8の2時まで！

ラグトさんともちろん情報交換をしますね。

「なるほどでありんす。ルドガー、マキシム、ハンナの内の誰か。。。もしくは３人ともがこの事件に深く関わっているようでありんすな。。。もしくは真犯人かも」

「わちきの調査結果でやんすが、事件現場（イヴァンの寝室）の周辺で遺体を引きずった形跡が確認されたでありんす。つまりある程度の腕力が必要であったということでありんす。」

「ハンナという女の能力は分からんでやんすが、普通に考えると女が遺体をひきづって部屋に運ぶのは無理な気がするでやんス。少なくともハンナの単独犯行は難しいのではっというのがわっちの見解でありんす！（煙ぷぅ〜〜）」

「今後の行動についてでやんすが、研究室（１F北西部屋【※戦】）に何かが眠ってるような気がビンビン感じるでありんす。しかも・・・謎のガーディアンまで。二人でその部屋に行って、撃退した後に一緒に調査をしてみるってのはどうでやんすかな？（キセルぷかぷか）」


行動手番の一つとして、研究室の２人での調査を提案しますね。

残りの手番については、ちょっと考察中です。

以上です。

取り敢えず少しだけ。セッション後にまた書き込みます。

「周辺情報は色々と見えてきたね。絞る為にも、殺された理由でも見つけたい所だけれど…。」

正体不明モンスター相手にオート戦闘は結構厄介ですね。
雑魚程度なら良いんですが、強敵だったら下手な行動ルーチンだとあっさりやられかねない。
とはいえ研究室は重要情報があると思うので調べたい所。
折角出たんだし、歴戦っぽい雰囲気のロバートヘッド親分にモンスターの心当たりを訊いてみるのも良いかもしれません。
得た情報を使う為には一日置く必要はありますが。
その場合、同時に色々と気になる点を聞くのも良いでしょう。
酒場の店主と同程度に街を知ってる様ですし、バタフライと親しい分、他の住人について質問した場合などに相手側に情報が流れる可能性は低いんじゃないかと。

GMの補足

[53] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/07 23:29

・ロバートヘッド親分について

参考人に対して頼み事のような質問も可能ではありますが……
得られる範囲は、あくまで酒場の店主と同じです。
その点は変わらないので、お気をつけください。
酒場の店主よりは親身になってアドバイスをしてくれるでしょう。

ロバートヘッドの禿親父に再び会いに行きます。
（（３）参考人の１人から詳しく話を聞くってことで）

「おひかえなすって！親分に早速にお頼みいたしたいことがあり、再度お伺いいたしたでありんす」

「できれば別室で親分と内々のお話しをしたいので願わくば、お付き合いをお願いします」

そして、親分を別室へご案内して、タイマンで話しをします。

「親分！実はワチキは・・・・・」
ってわけで、家族並みの親分に今回の事件の全容をありのままに話します。

「この度、イヴァン邸での事件の調査を任されているでありんすが、なにぶん不可思議なことが多すぎてちょっと対応に困ってるのが本音でありんす」

「できますれば、このイヴァン邸事件で何か情報があれば内密に教えていただきたいでありんす。」

「ちなみに、今回の件の重要人物と目される人物を三名ほどピックアップしています。ルドガー、マキシム、ハンナです。（この三人については、知ってる限りの詳細情報を伝えます）」

「この三人についてお知りのことがあれば是非に！」

「そして、もう一つでありんすが・・・・このイヴァン邸の研究室で奇妙なモンスターに遭いましたが、わちきの不見識ゆえに敵の詳細をつかめませんでした。これについて、親分ほどの歴戦の方でしたらご見識のことと思いご意見を承りたく存じあげます。是非にこのモンスターの詳細をお知りであればお教えお願いしますでありんす！」

そして、親分に詳細の情報を伝えるためにシーフ【記憶力】を使います。

dai:2d6+6 -> [4,5]+6 = 15

「最後に親分に申し上げるまでもありませんが、今回の件はわちきの名誉がかかっておりますれば、他言無用でお願いするでありんすｍ（＿＿）ｍ」


研究室の戦闘＆捜索はその後にします。

各ＰＣ毎に対応するようなので（＝ラグトの出目はバタフライには影響しないようなので）、ラグトも知人判定を振ってみますね。
dai:1d6 -> [5] = 5 　さて何が出る

出目は５。
恩人関係で、その知人が以前ログホールに逃れて来るのにラグトが協力した事がある、とかでどーでしょう。
…真っ当なルートに戻れる方向に手貸してやれよチャ・ザ神官、とは多少思わんでも無いですが。出自その他はよろしければお任せしますー。

ラグトの「知人に会う」

[57] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 00:23

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・ラグトの「知人に会う」

５が出たので、「家族並の関係」以外の全ての関係から
知人を選べます。
関係を指定し、希望する設定や望まない設定があれば書き込んでください。

ラグトの「知人に会う」�A

[58] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 00:37

おっと失礼、すでに書き込みが。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・ラグトの「知人に会う」

では、こういう知人でどうでしょう。

名前：クラリッサ
設定：赤い髪を結い上げた明るい目をした褐色の女性。
　パネマ国で猛獣と共に熱帯雨林で暮らしていたが、
　猛獣使いとして相棒のタイガーと共に
　ワイルドベリーの曲芸団へ売られた過去を持つ。
　相棒のタイガーを野に帰し、自身は自由の身となるため
　ラグトの協力でログホールに逃げてきた。
　ワイルドベリーでは逃亡奴隷として追われる身だが
　今は野外技術を生かし、ログホールで自活している。
　ラグトへの恩はいつか返したいと思っているようだ。

＞知人設定
それで了解です。

・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。

上記部屋の詳細調査をします。

�@センスオーラ
�A部屋をざっと見る。
�Bカラス周辺の調査

�A
dai:2d6+6 -> [6,4]+6 = 16 シーフ＋知力【捜索】

�B
dai:2d6+6 -> [6,6]+6 = 18 シーフ＋知力【捜索】


あと、ロバートヘッド親分については、イヴァン自室の死体の詳細情報を伝えます。

dai:2d6+6 -> [5,1]+6 = 12 シーフ＋知力【記憶力】

誰か見覚えがるかどうか。。。。

○ラグト行動１

バタフライに同行し、使い魔部屋の調査を行います。

・本や資料的なもの、及びバタフライの捜索の発見物に対し、セージ＋知力にて判定を行います。
dai:2d6+7 -> [1,3]+7 = 11

カラスが居るのならば、その生死に拠らず生物学的視点（セージ＋知力）及び動物に対する知識・感覚（レンジャー＋知識）によって調査します。
dai:2d6+7 -> [3,2]+7 = 12 　セージ
dai:2d6+5 -> [2,3]+5 = 10 　レンジャー

いかん、さっぱり考えが纏まらず。
クラリッサについてはひとまず挨拶に留めておいて、話を聞くのは情報的な立ち位置が確定してからにしておきます。

幾らか確認忘れを思いついたので、モクラスに引き続き質問を。

・自身に誰かに恨まれる憶えは無いか（特に参考人達から）
「イヴァンの証言からするに犯人はわざわざ君の姿をして笑いかけている。恨みを抱かせる意図があったのかもしれない。」

・死体の顔に見覚えは無いか
可能ならばバタフライに似顔絵を描いて貰うなどして。

プリースト＋知力で落ち着かせて話を聞こう。
dai:2d6+7 -> [5,3]+7 = 15

ラグトの知人との会話

[63] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 09:40

ラグトの知人も決定です。
ちょっとややこしい設定にしてしまいましたが。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・ラグトの「知人に会う」

「ヤ！　久しぶりだネ！」

ラグトが酒場を出ると、
待ち構えていたように赤毛の褐色女性が声をかけてきた。
ワイルドベリーからログホールへ逃がした奴隷クラリッサだ。
過去、パネマ国から野獣タイガーと共に身を売られ、
曲芸団で野獣使いとして働くことを強要されていた少女である。
曲芸団に恨みを募らせる彼女とタイガーの姿に、
クラリッサと野獣はおろか曲芸団もが不幸になると見たラグトは
彼女達を逃がすことにしたのだ。
野獣タイガーはパネマの熱帯へ帰ったが、
人間クラリッサは追っ手が来ないログホールに身を置いた。
この町では異質なほど明るい目をしており、
顔にはまだ少女の面影が残っている。
元気でやっているようだ。共通語も覚えたらしい。

クラリッサ「なんか忙しそうだったから、声かけずらかったヨ！
　でも３日もここいるよネ。どうした、探し物？
　ラグトも住む場所探してる？
　わたし、ここのこと詳しくなってるカラ、
　困ったことあったら言ってヨ！」

クラリッサはラグトに恩義を感じているようだ。
知っていることであれば、
よほどまずくない限り協力してくれるだろう。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※参考人：クラリッサ　が増えた。
この参考人は、情報の面では酒場の主人とまったく変わりません。
（４）３人の参考人から話を聞く　で選択しても、
酒場の主人と情報面でまったく同じ話をしてきます。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[64] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 09:41

おっとっと。
行動決定、了解です。
ＧＭは行動結果を書き込むので、お待ちください。

memo:ＧＭ行動結果書込み中。8/9の2時まで。

私の発言でよく意味が分からないコメントがありましたので、書き直しますｗ

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
あと、ロバートヘッド親分については、イヴァン自室の死体の詳細情報を伝えます。

dai:2d6+6 -> [2,2]+6 = 10 -> [5,1]+6 = 12 シーフ＋知力【記憶力】

誰か見覚えがるかどうか。。。。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

↓↓

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
ロバートヘッド親分へ話しに行くという内容で一つ追記の質問があります。

イヴァン自室にあった謎の遺体の人相・体格を伝えて、その人物を親分が知っているかどうか聞きます。
その遺体の情報は、シーフ技能の【記憶術】で伝えます。（シーフ【記憶術】で人相書きができればそれを見せます。）

シーフ記憶術判定の結果については下記の通りになっています。

>>dai:2d6+6 -> [5,1]+6 = 12 シーフ＋知力【記憶力】

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\


以上です。

３日目：バタフライの調査（１つ目）

[66] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 21:32

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　３日目：バタフライの調査（１つ目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　
【ロバートヘッド親分から詳しく話を聞く】

ロバートヘッド「どうしたバタフライ。改まってよ。
　組を離れた今でも、お前さんは俺の大事な子分だ。
　水臭せぇこと言うんじゃねえやい！　さ、話してみな」

簡素な部屋を借り、
バタフライはかつての親分に話をした。

ロバートヘッド「なんてこった、つまるところモクラスさんは
　無実の罪で幽霊に憑き殺されそうになってんのかい。
　そいつが本当なら……
　どっかにイヴァンさんの幽霊を書き転ばし（騙し）た輩がいるんだな」

ルドガー、マキシム、ハンナの情報を聞くと、
ロバートヘッドは腕を組んで１つ唸るり、
ゆっくり番茶を啜ってから口を開いた。

ロバートヘッド「俺もこっちで辻斬りされちゃたまらねえんでな、
　住んでる奴らのこたぁ調べてるつもりでい。
　なもんで、ルドガーさんがやってる薬の違法精製にゃ気付いていた。
　……だが、
　過去に違法薬物で追われる身になってたとは初耳だ。
　マキシムさんが魔術師ギルドから追ん出されてたって話もだ。
　ログホールに来る理由は、
　住民にとっちゃ禁句みてえなもんだからな。
　みんな聞かねえし、話さねえ。
　ハンナさんみてえに笑い話にするような人もいるが、あれは例外よ。
　昔話を平気でできるのは、
　よっぽど遠い地から逃げてきて安心してんのか、
　きっちり清算して元の場所じゃ居心地悪いってだけでこの町にいんのか、
　誰かをおびき寄せるつもりか……そういうもんだ。
　だってのに、モクラスさんはどうしてそんな話を知ってたんでい？
　なあ、バラフライよ。
　モクラスさんは、ただの学者さんじゃあないかもしれねえな」

ルドガーについては
新しい情報が１つあった。

ロバートヘッド「ルドガーさんだが、まだ追われているようだ。
　たまにあの人を探しに来る連中がいる。
　ま、俺らは何を聞かれようと知らぬ存ぜぬですっとぼけるし、
　ルドガーさんもうまく隠れてるようだがな」

館に出た妖魔の像については、
親分にはわからないようだ。

ロバートヘッド「見たことねえ魔物だ。
　動かなきゃまるきり石像なのかい、変わった奴だぜ……
　ログホールにゃ通り魔から猛獣までやって来るが、
　ちっとばかし類が違げえな。
　イヴァンさんの研究室にいたんだろう。
　そんならお前さん、イヴァンさんはどうやって研究してたんでい？
　なんか大人しくする方法があるんじゃねえのかい」

イヴァンの自室にあった謎の死体については、
思い浮かぶ人物がいたようだ。

ロバートヘッド「その仏さんは……シードルの奴に違いねえ！！
　シードルはこの町でコソ泥を繰り返してるふてえ男だったが、
　もう１８日（イヴァンが死んだ日の２日前）も前に
　通り魔にやられて、死んでるところを見つけられたのよ。
　こんな誰も見回りしねえ土地を、
　夜にうろついてりゃあ仕方のねえ話だがな。
　仏さんになっちゃあ罪もヘチマもねえ、
　清掃人のダニロさんが葬ってやったはずなんだが……
　イヴァンさんの館に放ったらかしにされてんのかい！
　どういうことなんでい……！
　悪りいがバタフライ、
　俺は今からイヴァンさんの館の近くに穴掘ってくらあ。
　シードルの奴を、きちんと葬ってやらないといけねえ。
　……。
　安心しな、この話は俺とお前だけのことだ。
　穴掘ってんのも、人に聞かれたら
　自分用に１つしつらえてる最中だとでも言っておく」

ロバートヘッドはそう言うと、
部屋を出て行った。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※参考人：ダニロ　が増えた。

３日目：ラグトの調査（１つ目）

[67] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 22:16

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　３日目：ラグトの調査（１つ目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　
【モクラスから詳しく話を聞く】

モクラス「どうですか、ラグトさん。
　怪しい人物はいましたか……？
　私がイヴァンを殺していないという証拠は、出てきていないでしょうか」

部屋を尋ねると、モクラスは不安げにラグトに訴えた。
もう３日目だ。明日で猶予は数日になる。
ラグトはモクラスを興奮させないよう言葉を選びながら、
幾つかの質問をした。

誰かに恨まれる覚えがないかについては、
モクラスは考え込み、やがて首を振った。

モクラス「私の方で、誰かに恨まれた覚え……
　まったく恨みを買っていないなどとは、言えませんが……
　今のところは、具体的に誰かに、というのは
　思い浮かびません……本当です」

何か迷いがあるような、含みのある返答だ。
言うべきかどうか迷っている、隠しごとがあるような……
ラグトはそんな気がした。

モクラス「！　イヴァンの部屋にあるのは、
　彼の死体じゃなかったんですか！？
　ど、どういうことなんだ……？
　……いや、それなら、イヴァンを殺したのは、
　私がイヴァンを殺したと言っていたのは、
　もう勘違いなのでは！？」

モクラスはそう言うと、
さっそく立ち上がり、窓から顔を出し、イヴァンを呼んだ。
すると、空から透明なイヴァンが尊大そうに降りてきて、
モクラスから話を聞くのだった。

・・・・・・

イヴァン「なんだと！？
　何がどうなっておるんだ！？
　わからん、まったくわからん……！
　だが！！
　モクラス、お前が俺を殺してないとはまだ言い切れんぞ！
　この俺が幽霊になっているのも、また事実なのだ！
　お前はその別の奴を殺して、
　更に俺も殺しているかもしれんだろう！！
　俺は簡単にはだまされんぞ、モクラス！！
　無実と言うなら、
　俺の死体も見つけて犯人を突き出してみせろ！
　できるものならな！」

・・・・・・

モクラス「くっ！
　そんな、あんまりだ……
　イヴァンが見たものは勘違いじゃないのか？
　自分の体の事も間違えたのだから、
　私のことも間違えたんじゃないのか！？
　うう……これで助かると、思ったのに……」

モクラスは落胆したが、
イヴァンの様子は少し落ち着いたように見えた。

モクラス「……イヴァンのところにあった死体についてですが、
　１つ検討がつきます。
　首を絞められて殺害されていたんですよね？
　それならば、シードルという男が
　イヴァンが殺されたと言って来た日の２日前に
　通り魔に首を絞められて殺されているんです。
　それから……」

後の話については、
バタフライがロバートヘッドから聞いた情報と同じだった。
コソ泥をしていたシードルという男が
謎の死体の正体らしい。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※イヴァンの危険度が１下がった。

「さすがは親分でありんすな。やはりどこに行っても顔が広いでありんす！」

「モクラスさんは何故に知っていたか。。。。確かに一つの疑問ではありんすな。確かにワチキ達も彼のことはよく知らないでありんすな！　彼にも何らかの秘密がまだあるのかもしれないでやんすね。」

「親分でも知らないモンスターでありんすか。自分で言うのもなんでありんすが、かなり詳細に伝えたつもりでも知らないということはけっこうレアな魔法生物かも知れないでありんすな！」
「ふむり。イヴァンはどうやってあの魔法生物を黙らしていたか。。。確かにその術はあるはずでやんすね。一番手っ取り早い策は、イヴァン本人にその術を聞くってことでありんすな」


「あの死体がシードルとかいうコソ泥でありんしたか。つまり、シードルの遺体を何者かが奪取したってことでありんすな。そして何者かが今回の事件の隠ぺいに利用したと。。。。そうなると本当にイヴァン本人の本体はどうなってるかがめちゃくちゃ疑問になってくるでありんすね！」

３日目：バタフライ＆ラグトの共通調査（２つ目）

[69] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 22:48

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　３日目：バタフライ＆ラグトの共通調査（２つ目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【１F南西部屋を詳しく調査する（共同）】

バタフライとラグトは、使い魔用の部屋に入った。
他に比べて小さな部屋だ。
しかし、カラス一匹分の巣としては十分以上な広さだ。
部屋の壁には石板が棚のように並び、
そこに藁やカラスの羽が散乱している。
南側の壁に、開けっ放しの小さい窓が１つある。
窓から何匹かのカラスが出たり入ったりしている。
古代では物置き部屋として使われていたのだろうが、
今やここはカラスの休み場だ。

バタフライがセンスオーラで部屋の精霊力を感知したところ、
特に変わった精霊力は働いていないようだ。
ここで精霊が悪さをしている可能性は無いだろう。

続けて部屋を捜索すると、
カラスの巣に埋もれた壁に下位古代語を見つけた！
文字が薄れているが、バタフライは集中して
その全文を読むことができた。

『像の守りを解きたければ
　　美女の水瓶から出る水を　銀の杯に満たし
　　　　台の上に捧げよ』

……こんな文字が書いてある。

他には特に気になる物は見つからなかった。

・・・・・・

※このセッションでは、
　術者の死亡した使い魔はその場で自然に帰ります。

カラスについて調査するなら、
複数のカラスがこの部屋を出入りしていた。
人間が来ても、
敵意がないと察すると臆することなく自分達の生活を続けている。

しばらく観察することで、
二人はイヴァンの使い魔であろうカラスを見つけた。
術者が死ぬまでは部屋の主だったポッピー（カラス）は、
この部屋に来るカラス達のボスとして幅をきかせていたのだ。

ラグトがポッピー（カラス）を観察していると、
ポッピー（カラス）はふと、ラグトを見つめ、
それから一鳴きし、外へ飛び出した。
何かを訴えているように感じたラグトが後を追って外に出ると、
ポッピー（カラス）は館の煙突の上に飛び乗り、カアカアと鳴いている。
何かを訴えているようだが……？

……この部屋でわかることは、もう無い気がする。

PCの行動（４/７日目）

[70] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 22:53

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　PCの行動（４/７日目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【PCが１日にできること】
PCは１日の間に、以下の行動を２回だけ行えます。

（１）館の一箇所を詳しく調査する
　館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　【※戦】のついた部屋は、
　モンスターと戦闘して勝利しなければ調査ができません。
　戦うことを宣言し、戦闘時の行動指針を指定してください。
　特に指定がない場合、
　通常攻撃＆生命点半減で回復＆生命点1/3で回復不可だと撤退
　という行動を取らせます。
　戦うと宣言してない場合は自動的に撤退し、調査は中断されます。
　【※閉】のついた部屋は、
　調査とは別に開錠などの　判定を振ってください　。平目OK。
　部屋が開かなかった場合は調査は中断されます。

（２）館の3箇所をざっと調査する
　館の３つの場所を簡単に見渡します。
　【※閉】のついた部屋は、
　開錠などの　判定を振ってください　。平目OK。

（３）参考人の１人から詳しく話を聞く
　気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　漠然とした質問では、漠然とした答えが返ってくるでしょう。

（４）３人の参考人から話を聞く
　３人の参考人にざっと声をかけられます。
　自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
　の３つが聞けます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【館の見取り図　＆　調査箇所】
※　１F　※
■■■■■窓■■■■窓■■■■■■■■窓窓窓■■■
■▲■棚棚□棚棚棚棚□棚棚■寝具□□□□□□小棚■
■上■□□□□□□□□□□■寝具□□死体□□水晶■
■階■□像□机机机机□像□■□□□□□□□□□□■
■段■□□□□□□□□□□■帽子棒□□箪笥□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■■■■
■□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■カラスの巣■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■カラスの巣■□□□□□□□□□□□□□□■
■□□■カラスの巣■□□□□□□□□□□□□□□鍵
■玄関■■■窓■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・１F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
・１F北西部屋【※戦】……研究室。鍵はあるが、開いていた。
　　部屋に入ると２体の妖魔の像が襲ってくる。
　　机や棚には研究資料が散乱しているが、
　　机の中央にある円形の台には何も置かれていない。
・１F北東部屋……主の寝室。シードルという盗人の死体がある。
　　花瓶の代わりに水晶体が台に置かれている。窓には足跡。
・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
　壁に下位古代語がある。
　『像の守りを解きたければ
　　美女の水瓶から出る水を　銀の杯に満たし
　　　　台の上に捧げよ』
・１F南東部屋……台所。裏玄関もあり、鍵がかかっている。

※　２F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□□■□□□□□■本□本□本□本■
■下■□□□□□□□■□□□□□■棚□棚□棚□棚■
■階■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■縄縄■■■■■■扉■■■□□椅子□暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□扉□□机机□暖炉■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□椅子□暖炉■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■本□本□本□本■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■棚□棚□棚□棚■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・２F廊下……１階と各部屋に続く廊下。
・２F北西部屋【※閉】……ドアノブに縄が巻かれ、硬く閉ざされた部屋。
・２F北中央部屋……物置部屋。
・２Fテラス……南西にあるテラス。
・２F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
・２F東部屋……書斎部屋。生前イヴァンは頻繁にここを訪れている。
　　本棚にある一部の古書は何度も読み返されている。


【現在の参考人】
・依頼人モクラス：幽霊に恨まれている依頼人。
　古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者。
　他の参考人の過去に、妙に詳しい。

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　生前は古い館に住み、館の中に残された資料の研究をしていた。
　死ぬ直前の一ヶ月間と、研究についての記憶が思い出せない。
　かなり気が立っており、危険度３。
　対話を試みるには、今からGMが振る1ｄ6で4以上が出る必要がある。
dai:1d6 -> [2] = 2 …４以上が出てたら対話が可能。

・酒場の店主：町門の前にある酒場のマスター。
　町のたいていの酒飲みは、彼の店に来るらしい。

・魔法学者ルドガー：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　違法な薬草の精製に手を出している盗賊でもあるようだ。
　現在でも、追っ手が町を訪れているようだ。

・魔術師マクシム：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　魔術師としての才覚がある。
　かつて魔力を暴走させ、魔術師ギルドを追われている。

・ハンナ：イヴァンの恋人。館に出入りしていたが、
　台所、イヴァンの自室、ペットのカラスの部屋しか
　出入りしていなかったらしい。
　借金を背負わされて、この町に逃げてきた。

・ロバートヘッド親分【※バタフライのみ】：流れの浪人。
　ある国でならず者をまとめている大親分だが、
　抗争の火種が収まるまでログホールに身を潜めている最中。
　情報量は酒場の店主と同じ。

・野生児クラリッサ【※ラグトのみ】：元奴隷の女性。
　野獣タイガーと共に捕まり、曲芸団に身売りされていたが、
　今はログホールで配達や狩りをして暮らしてる。
　情報量は酒場の店主と同じ。

・清掃人ダニロ：町をうろつく清掃人。
　イヴァンの自室にあるシードルの死体を葬っていたらしい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……以上です。
８月１０日２時までの間に、
４日目の、２つの行動を決めてください。
相談などもご自由に。

質問などあれば、GMは時間の空いた時に答えていきます。

memo:ＰＣ行動決定の番です。8/10の2時まで！

イヴァン自室にあった水晶玉の大きさは把握してよろしいでしょうか？

具体的に言うと、カラスが持ち運べる大きさかどうかですが。

GMの回答

[72] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 23:24

＞イヴァン自室にあった水晶玉の大きさは把握してよろしいでしょうか？

もちろんバタフライは調査して把握しています。
水晶体は、
直径３０ｃｍ、幅１５ｃｍほどの水晶体です。
人間が運ぶのは可能ですが、
カラスが持ち運ぶには、重すぎるだろうと推測できます。

取り敢えず、前回あんまり出来なかった情報へのリアクション。そして幾らか気になった事をＧＭに質問です。

＞研究内容
「死者すらもその管理下に置こうというのか。古代王国人らしい事だね。」

＞ルドガー
「盗賊、という事は変装の可能性だね。ただ現在、彼の商売に影響する話題はこちらでは見かけていないし、動機があるかどうか。」
「研究者肌では無いようだし、研究目当てと考えるのは…これは内容を調べてからかな。」

＞マクシム
「“変装（ディスガイズ）”や“変身（シェイプ・チェンジ）”ならば、確かに姿を変えることは可能だけれど、面識のない相手にとなると難しいな。」
「使い魔や他の魔法で探って化けるのは不可能じゃないけど、そこまでするなら、そうする明確な理由がある筈だ。」

＞ハンナ
「…当人の談だし素性は置くにしても、こちらでの様子が今ひとつ見えないね。特に現在。恋人を亡くした訳だし、この辺りで見かけても不思議はない気がするんだけれど。」

＞水晶玉
「稼働中、という事はやはりあの状態はこれによるものか…？とはいえ、死亡している事は違いないようだ。少し残念だね。」

＞クラリッサ
「やあ。元気そうで何よりだよ。」
「ちょっと立て込んでいるところでね。そうだな、俺は土地勘が無いし頼る事になるかもしれない。その時はお願いするよ。」


ここまでの情報で分かってるかもしれない件についての質問

・マクシムの使い魔の種類は？
・カラスの示している煙突、位置は図中の暖炉の上と推測できます？
・煙突及び暖炉のサイズ。具体的には人が通れそうかどうか。

GMの回答

[74] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 23:44

＞・マクシムの使い魔の種類は？

マクシムは使い魔を持っていないようです。
充分に開花する前に魔力の暴走で魔術師ギルドを追われているため、
オークの召喚ができるくらいの腕前という話です。
古代語魔法は貴重なので、
それでも町では十分に役に立つ仕事ができるでしょう。

＞・カラスの示している煙突、位置は図中の暖炉の上と推測できます？

はい。
図中の暖炉しか該当する場所はないだろうとわかります。

＞・煙突及び暖炉のサイズ。具体的には人が通れそうかどうか。

煙突自体の広さは人が通れる大きさのようですが、
間違って鳥や人が入らないよう、煙突の上部には鉄格子がついています。

その鉄格子は人間ならば誰でも開閉できますでしょうか？

GMの回答と修正

[76] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/08 23:56

回答ついでに、回答に誤りがあったので修正します。
すみませぬ（−−；

＞・マクシムの使い魔の種類は？

オークの召喚ができるくらいの腕前という話、としましたが、
モクラスの情報により、
使い魔を召喚できるほど魔力が安定しているとわかってますね。
失礼しました。
マクシム自体は、使い魔を持っているという情報はありません。


＞その鉄格子は人間ならば誰でも開閉できますでしょうか？

はい、開閉可能です。
強い力で持ち上げるか、押し上げることで、
鉄格子が外れるようになっています。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[77] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/09 00:09

先にこちらに書いてしまいます。
煙突（＆暖炉）の調査は、

（２）館の3箇所をざっと調査する

に入れることは可能とします！
ですが、

（１）館の一箇所を詳しく調査する

には選べません。
よろしくお願いします。

行動手番の一つで以下の調査をします。

（２）館の3箇所をざっと調査する


・１F南東部屋……台所
・２F北西部屋【※閉】
・暖炉＆煙突


１Ｆ南東部屋
dai:2d6+6 -> [6,2]+6 = 14 シーフ＋知力【捜索】

２Ｆ北西部屋
dai:2d6+5 -> [3,5]+5 = 13 　シーフ＋器用【開錠】
dai:2d6+6 -> [6,2]+6 = 14 　シーフ＋知力【捜索】

暖炉＆煙突
dai:2d6+6 -> [4,6]+6 = 16 　シーフ＋知力【捜索】

煙突については最近誰かがくぐった人間がいないかが分かれば幸いです。

以上です。

あと追記です。

上記三つの部屋でまずはセンスオーラをしますね。

行動１：ダニロを探して情報収集
死体が移動させられ、事件に巻き込まれ（？）ていた事を話して、死体を発見した場所・状況、弔った場所等を聞き出してみましょう。
ついでにシードルやダニロ本人についても話を聞ければ。
清掃でイヴァンの館付近をよく通っているならば、事件当時に通りがかってはいないか、居たのならば何か気付いた事は無いか、など。

掃除に死者の弔いと、行動的に神官ぽく話しかけて問題無いと予想。プリースト＋知力で判定します。…もし清掃人装った死体漁りとかだと逆効果かもですが。

dai:2d6+7 -> [4,6]+7 = 17

行動手番２個目で、バタフライはルドガーに接触して情報を引き出す策でいきます。

ときに、ロバートヘッド親分とルドガーは知己でしょうか？

もし知己であれば親分から紹介状でもいただければ幸いです。

以上です。

GMの回答

[82] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/09 12:30

＞ときに、ロバートヘッド親分とルドガーは知己でしょうか？

一度は会話した関係ではあるようです。
紹介などは無くても参考人達とは会話できますが、
バタフライが望むなら紹介状が渡されるでしょう。

バタフライの行動�Aについては以下の通りでいきます。

親分に紹介状を書いてもらって、貴婦人に変装してルドガーに会いに行きます。

衣装は滞在している宿の１Ｆの雑貨屋にてそれらしい衣装を借りますね。借りれなかったら、必要経費で買います。そして必要経費で落とせなかったら仕方ないので自腹で買いますｗ

dai:2d6+5 -> [3,4]+5 = 12 　シーフ＋器用度【変装】

偽名：パピヨニア
親分の愛人という設定で親分のお招きにより最近ログホールにやってきたという設定でいきます。あとエルフ耳は隠しますね。

「ごめんあそばせ。わたくし、ロバートヘッド様の元でお世話になっておりますパピヨニアと申すものでござります。」
「わたくし、しょうしょう煙草をたしなむのでござりますが、ロバートヘッド様よりこちらで良質の煙草を購入できると聞き、お伺いいたしました。」

と言って、親分からの紹介状を差し出します。

「お手数ですがいくつか煙草をみせてはいただけないでしょうか？」

と言って、煙草を見せてもらった後に気前よく高そうなものを購入します。（あとで必要経費でおとすつもりで♪）


っと言う、会話の後に聞きたい情報をうまく引き出します。
聞きたい情報については以下の通りです。


・イヴァンとやっていた研究について
・イヴァンの死（？）について
・イヴァンの友人のモクラス、マクシム及び恋人のハンナについて
・最近起こった通り魔首絞め事件について

・イヴァン死亡（？）時にルドガーは何をやっていたか。（こいつはちょっと冒険なので遠まわしにいければ幸いです）

dai:2d6+6 -> [3,1]+6 = 10 　シーフ＋知力（誘導系会話ってことで）


以上です。

いちおう念のためにルドガーの店内で見える範囲でセンスオーラをします。

あくまでただのいちおうです。
そんなに深々と隅々まで見ません。

…そういえば、これ１日ずつだったよなと思い出す。毎日冒頭にラックを使用しておきます。
dai:2d6 -> [4,1] = 5 　本日の分


・ラグトの行動２

あまり人が来ない＆外に聞こえない場所を選び、モクラスに対して隠している事や当人の素性を問いただしてみます。
「犯人と死体を揃え、真実を突き付ける他には説得は難しいだろう。」
「その為には情報が不可欠だ。真犯人の狙いが明らかにならなければ、成功は覚束ない。」
「…君から貰った情報と、街で手に入る情報を照らし合わせてみた。少しばかり深さの差を感じたよ。特に一部のタイプの住人についてはね。」
「君は事件の前から、何らかの理由があって彼ら…に限らないかもしれないな。ここの住人の情報を集めていた。違うかい？」
「もしそうであっても、それ自体をどうこうしようと言うんじゃない。ただ、狙われる原因を調べる為には必要なんだ。」
「俺としても、それを知らなかったばかりに間に合わなかった、なんて事は避けたいからね。」
「望むのならば、それを知るのは俺だけで済ませよう。詳しく話して貰えないか？」

技能的に小細工はむずかしいので、プリースト＋精神で判定。意志を示しましょう。
dai:2d6+7 -> [2,1]+7 = 10


※返答次第ですが、ここで得た情報はパーティ内で共有しない可能性があります。

【重要な場面で出目がコケる病気が発症しました】

行動了解しました

[87] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/10 00:08

oh...

行動決定、了解です。
ＧＭは行動結果を書き込むので、お待ちください。

memo:ＧＭ行動結果書込み中。8/11の2時まで。

ダイス判定

[88] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/10 00:51

dai:2d6+4 -> [3,1]+4 = 8

ダイス判定その２

[89] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/10 17:17

dai:2d6+3 -> [5,4]+3 = 12
dai:2d6+7 -> [2,4]+7 = 13

４日目：ラグトの行動

[90] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/11 03:07

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　４日目：ラグトの行動
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【ダニロから詳しく話を聞く】

清掃人のダニロは、
謎のガラクタや瓦礫に囲まれた穴倉に住んでいた。
彼（ダニロ）の周囲には不潔な臭いが漂っており、
清掃人というよりもゴミを拾い集めるのが趣味の浮浪者なのだと
その姿は雄弁に語っていた。

ダニロ「ぉオレに、な、なんの用だ……。
　拾ったもんは、も、もぅ、返さなぃど」

尋ねてきたラグトを見ると、
ダニロは腰の曲がった体を揺すってぶつぶつと呟いた。
不信感の強そうな男だ。
立派な体躯のラグトを見て、怯えてもいる。

ラグトは丁寧で優しげな挨拶をし、
死体を埋葬しているダニロの行為を神官として褒め称えてから
イヴァンの事件について話を切り出した。
ダニロは神官が自分を褒めたことで気を良くし、
得意になって話しだした。

ダニロ「ぉオレはここをぉ何年も、き、綺麗にしてるんだ。
　イヴァンとかぃう、か、変わり者は知ってるど。
　ぅるさくてえらそぅな、ぃ、ぃやな奴だった……。
　死んだとかぃぅ噂、ほ、本当なんだな。
　１７日（イヴァンの死んだ日）も前の、こ、ことなんてよく覚えてなぃど。
　きっとその日も、そ、掃除してたんだろぅなぁオレ。
　モクラスって奴は、ま、町を歩ぃてるのよく見るど。
　ぁいつはちょろちょろしてる、だ、だけだな……ぁぃつも変な奴だ」

シードルが死んだ状況については、
他の参考人が言っていたように
通り魔に絞め殺されたと思われる状態で死んでいるシードルが
人々の住居近くの路上で発見されたそうだ。
ダニロの見立てでも、死因は絞殺だと思えたという。
シードルの通り魔殺人に関しては、
通り魔以上の意図が見えるような引っ掛かりは感じなかった。
夜間に外を不用意にうろついていると、
切り裂き魔や首絞め魔に遭遇するのはこの町じゃよくあることらしい。

シードルの遺体を弔った場所については、
ダニロはラグトをその場に案内した。
そこは、大きな四角形の窪みに死体を投げ入れ土を被せるだけの、
簡素な共同埋葬所であった。
土は周囲の草っ原から取ってきているようだ。
似たような四角形の窪みは他にも幾つかあるようだが、
ダニロが死体を埋めるのに現在使っているのは、この窪みだけだという。

ダニロ「シードルは、き、きっちり埋めておぃたど。
　誰が掘りっ返しても、そ、それオレは悪くなぃな。
　んだが、こ、これ見てみれ。
　なんか掘り出してった跡は、ぁ、ぁったんだ」

ダニロが言うように、
遺体を埋めた土が掘り返された痕跡がある。
死体を窪みから引きずり出したと思われる土汚れの形跡もあった。
死体荒らしするような輩に関わると危険だという理由で、
ダニロはこれらの痕跡を見て見ぬふりしていたようだ。

ダニロ「死んだ次の日に、す、すぐ掘りっ返されてたんだど。
　みんなシードルが死んだの、し、知ってたからな……
　誰がやったかなんて、わ、わからなぃなオレ」

・・・・・・

一通りの質問が終わると、
ダニロはラグトに精一杯の笑顔を見せ、
自分の穴倉に招待してきた。
集めているコレクションを、特別に見て欲しいらしい。
それは、ダニロが集めたゴミの中で気に入って残してる品々だった。
どれもガラクタの類であるが、中には血のついた物騒な物もある。
特にラグトの目を引いたのは、捨てられた上着だった。

ダニロ「１７日（イヴァンの死んだ日）のことは、ぉ、覚えてなぃけど。
　拾ったもんは、ぁ、あるど。
　この上着なんか、ぃ、ぃい肌触りだど。
　他のゴミは熱ぃ谷に、な、投げ捨てるんだども……
　こぅぃぅ良ぃもんは、の、残してるんだ、ちゃんと」

イヴァンが死んだ日に捨てられていたという上着は、
仕立ての良い知的な雰囲気のする服だ。
いかにもモクラスが着そうな服だと思われる。
だが、
上着は右の袖が見事に引きちぎれており、
ところどころが煤（すす）で汚れていた。
どこで拾ったかは、もう覚えていないらしい。

今までの調査でわかったことから、
ダニロの持つ上着が重要な資料になる可能性は極めて高い。
ラグトは上着を貰えないかと交渉することになる。

ダニロ「神父さんになら、ぁ、ぁげてもぃいど。
　特別だども、よ、よく似合ぅんでねぇかな……」

それまでの対応で、よほど気に入られたらしい。
ダニロはあっさりと上着をラグトに渡した。

……ダニロから聞いてわかることは、もう無い気がする。


【モクラスから詳しく話を聞く】

ラグトは、モクラスを人の住んでいない地域に連れ出し
一連の疑惑に関して問い質した。

モクラスは最初からそわそわと落ち着かない様子だったが、
住民の過去の情報について触れられると、
顔をうつむかせ、唇を歪めたまま沈黙していた。
やがてラグトが話し終えた時、
彼はひどく葛藤している様子だったが、
ぱっと身を翻し、唐突に走り出した！

イヴァン「逃げるな、モクラス！！
　すべてを明らかにするのだ！！
　やはり貴様が俺を殺したのか！？」

モクラスの行動は機敏であったが、
空からイヴァンが現れ、モクラスの行く手に立ち塞がった！
……幸運の神が微笑んだ。
モクラスが当惑している間に、
ラグトはモクラスの腕を捕まえて捕縛した。

・・・・・・

モクラスは観念し、
たっぷり嘆いた後でついに口を割った。

モクラス「ああ、ラグトさん。
　このことは、どうか秘密にしてください……
　誰かに知られたら、
　私はイヴァンがいなくとも殺されてしまう。
　……。
　私は、実は私は……
　ニューゲートの盗賊ギルドに雇われた諜報員なのです。
　ログホールに来る人間や、去った者の情報を調べ、
　盗賊ギルドへ連絡してるのです。
　ギルドが知る情報も私に教えられるので、
　犯罪者や違法行為をしてきた者の過去は大抵知ってます。
　し、しかし、
　盗賊ギルドが誰かに追手を差し向けることがあっても、
　私にその情報は回ってきません。
　私がギルドを密かに裏切り、
　相手を逃がすことがあっては困りますから。
　私は入町者の情報を売っているだけなのです……
　それに、
　ギルドにとって大きな利益か損失にならない限り、
　ログホールへ逃げた者は放っておかれます。
　この町が逃げ場として機能しなくなれば、
　別の土地が逃げ場になるだけですから、
　そうなれば情報面で盗賊ギルドは大損する可能性が高い。
　ニューゲートの盗賊ギルドも、馬鹿ではないのです。
　……。
　建造物の学者というのは、建前です。
　それなりの知識はありますし、資料も作っていますが、
　すべてはログホール内を自由に歩き回り、
　住民を監視するための口実です。
　もし、私の正体を勘付いた者がいるなら、
　その人物は私を憎むでしょう。
　……。
　ラグトさん、正体を隠していた私ですが、
　イヴァンを殺してないのは本当です。
　彼（イヴァン）は面白い建物に住んでいて、
　逃げるような理由もないただの熱心な研究者でしたから、
　気楽に付き合える数少ない友人だったのです。
　誰かが私を恨んでいるというなら、
　それはある意味で正統かもしれません。
　ですが、イヴァンに恨まれるようなことはしていない…！」

イヴァン「モクラス、さっきはなぜ逃げた……
　今まで他の住民の情報を売っていたというのも
　ハンナのことを考えると許せんが……
　確かに、俺にはまずい過去はない。
　だが、秘密にしたいのはさっきの話だけか？
　金で他人を売ってるような男だ、
　俺の研究も売るつもりだったのではないか！？
　まだ貴様への疑惑は消えん。
　あと３日だ、あと３日で殺してやるからな！！
　俺から逃げられると思うなよ！！」

全ての話を聞いていたイヴァンは、興奮しながら空に昇っていった。
モクラスはむせび泣いている……。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※ラグトは【右袖のない上着】を手に入れた。

４日目：バタフライの行動

[91] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/11 03:08

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　・　４日目：バタフライの行動
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【１F南東部屋、２F北西部屋、暖炉＆煙突をざっと調査する】
※捜索関係で振ったダイスは無効になります。うーん、勿体ない。

１F南東、台所とされる部屋に入ると、
チョロチョロという水の音が聞こえてきた。
部屋は長方形で広い。
西側３分の１が段差になっており、食卓になっている。

ざっと見回したところ、
まず目を引くのが、常に水の流れている水場だ。
美しい女性像が持つ水瓶から、絶えず水が出ている。
これは、古代から使われているのだろう。
近くには野菜篭も置いてある。入ってる野菜は長持ちする根野菜だろう。
暖炉側には釜戸が設置されており、
釜戸の隣は、様々な食器が置かれた食器棚がある。
窓は食卓に大窓１つ、水場と釜戸に小さな窓が１つずつだ。
裏手に続く扉もあるが、内側から鍵が開くようだ。

センスオーラでは、特に変わった精霊の働きは感じない。

１F南東部屋をざっと調べてわかることは、これくらいのようだ。

・・・・・・

２Ｆ北西にある部屋は、
ドアノブが頑丈な縄で締められ、扉を閉じられている。

縄はかなり昔から締められたままだったのだろう。
触ると古い匂いがあり、縛り目は固まりきっている。
バタフライは縄を丁寧にほどき、これを解いた。
扉が開くようになった。

部屋に窓は無く、薄暗い。
バタフライは明かりを点けると、部屋を見回した。
奥に小鳥の像が置かれている。
像の台座は小棚になっているようだ。
他には何もない。
がらんとした部屋だ……。

センスオーラでは、明かりから感じる火の精霊の力が、
この部屋の前に来ると少しだけ弱まるようだ。
何が原因なのかは、入って詳しく調査しなければわからないだろう。

２F北西部屋をざっと調べてわかることは、これくらいのようだ。

・・・・・・

※　煙突内　※
■＋＋＋＋＋＋■
二□□□□□□■　　煙突内を調べたところ、
階□□□□□□■　　二階の暖炉とそこから下には
暖□□■□□□■　　煤（すす）が拭かれたようになっている所がある。
炉□□■□□□■　　人が通った形跡だろう。
■■■■□□□■　　最近のものではない、一週間以上は経っている。
一□□□□□□■　　センスオーラでは特に妙な精霊力はなかった。
階□□□□□□■　　
暖□□■□□□■　　変わっているのは、１階の暖炉の底にも
炉□□■□□□■　　狭い空間があり、そこに人が通った形跡があることだ。
■■■■□□□■　　左図で表すと、
■□□□□□□■←　ここにも人の通った形跡がある。
■■■■■■■■　　人が通れるスペースではないはずだが……

……煙突内を調べてわかることは、もう無い気がする。


【ルドガーから詳しく話を聞く】

ロバートヘッド「俺の愛人っつぅのは何とかなんねえのかい？
　お前さんは娘みてぇなもんだ、
　芝居打つにしても耳がこそばゆくってならねえぜ。
　……だが子分の頼みとありゃ、一肌脱ぐしかあるめえ。
　こいつで勝負打ってきな！」

バタフライは人間の貴婦人に変装し、
墓穴を掘り終えたロバートヘッドに紹介状を書かせた。
雑貨屋では服の種類も豊富に取り揃えられているため、
変装に必要な服は５０ガメルで揃えた。
モクラスの渡した手付金の中から支払える額だ。
……依頼人からは、宿代と食費以外は請求できない依頼だ！

・・・・・・

ルドガーが住むのは周囲に人のいない建物群の一角だ。
空き部屋には独特の匂いがする干草や
薬作りのための器材が置かれている。
彼は建物群を自分の領地として悠々と暮らしているようだ。

バタフライが偽名を名乗って紹介状を見せると、
ルドガーは口端を上げてウインクした。

ルドガー「ロバートヘッドの旦那か、
　流れの爺さんにこんな美人の情人がいるなんてな、
　あの旦那も隅に置けないね。
　さて、煙草だったら幾つかいいのが揃っているよ。
　キツイやつもね。
　雑貨屋や酒場にも卸しにいってるが、
　ここで直接買うなら、手数料がかかんないから安いよっ
　よく見ていきなよ、俺も目の保養をさせてもらおう」

軽口を叩きながら、
ルドガーは幾つかの煙草をバタフライに見せた。

ルドガー「どうだい、パピヨニアさん。
　これなんか面白いんだぜ」

効用を聞いていると、通常では買えないような煙草もある。
麻薬まがいの怪しげな薬も紹介されたが、
バタフライは高級な煙草を１つ選び、購入した。

・・・・・・

イヴァンとモクラスについての話になると、
ルドガーは気乗りしないような様子で語り出した。

ルドガー「イヴァンか、もう死んで数週間目になるな。
　ロバートヘッドの旦那がイヴァンのことを言ってたのかい？
　幽霊になってモクラスと揉めているというが、
　他人が首を突っ込む問題じゃないと思うね……。
　俺は、イヴァンが死んだことを知って驚いたよ。
　彼（イヴァン）が死んだ日は、薬の精製に夢中で閉じこもっていたんだけど、
　今思えば彼（イヴァン）の家を訪ねていれば良かった。
　何か変えられたかもしれない、本当に悔やまれるよ……。
　モクラスのことは知っていて話をしたこともあるんだけど、
　イヴァンとの関係は良好そうに見えていたよ。
　だからこそ、俺には何も言えないな……」

研究については、
簡単な答えをしてきた。

ルドガー「イヴァンがしていたのは、彼の住んでる館の研究さ。
　あの館で特別な魔法が作られてたんだ。
　俺はイヴァンの研究成果の聞き役に徹していたよ。
　イヴァンの話をもう聞けないと思うと、
　今となっては、悲しい思い出だ……」

マクシムとハンナのことについては、
少し首を捻って考えてから、こう言ってきた。

ルドガー「マクシムもイヴァンの研究をよく聞いていた一人だ。
　僕ら（ルドガーとマクシム）はイヴァンの聞き役だったのさ。
　偏屈なところがイヴァンとよく似てる男だよ。
　彼（マクシム）も、イヴァンが死んだと聞いてさぞ悲しんでるだろうね。
　だが、一番に悲しんでるのは間違いなくハンナだろう。
　彼女（ハンナ）はイヴァンにぞっこんで、夫婦みたいな間柄だったから。
　イヴァンのやる我侭にも頷いて従ってて、
　研究するのに彼（イヴァン）を困らせたことが一度もないそうだ」

通り魔の首絞め事件については、
大袈裟に首をさすってバタフライを驚かせるように話しだした。

ルドガー「真夜中にログホールを歩いていると、
　ぐわっ！！と絞めてくる、それが恐怖の首絞め魔だ！
　君もここに滞在するなら気をつけなよ。
　首絞め魔に限らず、この町は通り魔なんて誰も捕まえないんだ。
　おおっぴらに大暴れする奴は成敗されるけど、
　わざわざ調べないと判らないような犯罪者は放ったらかしさ。
　ま、夜道を一人で歩くのはやめることだね」

イヴァン死亡時にやっていたことについては、
薬の精製に夢中で部屋や周囲の薬置き場に閉じこもりだったと
先に語ったとおりだ。

ルドガーの居住地をセンスオーラしたところ、
特におかしな精霊力の働きは感じられなかった。

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※バタフライは５０ガメルを消費した。（変装）
※バタフライは５０ガメルを消費した。（煙草）
※バタフライは【高級煙草】を手に入れた。
※エクストラ行動：煙草を買う　が増えた。

PCの行動（５/７日目）

[92] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/11 03:09

う、１時間も遅れました、失礼しました（汗）

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　・　PCの行動（５/７日目）
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【PCが１日にできること】
PCは１日の間に、以下の行動を２回だけ行えます。

（１）館の一箇所を詳しく調査する
　館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　【※戦】のついた部屋は、
　モンスターと戦闘して勝利しなければ調査ができません。
　戦うことを宣言し、戦闘時の行動指針を指定してください。
　特に指定がない場合、
　通常攻撃＆生命点半減で回復＆生命点1/3で回復不可だと撤退
　という行動を取らせます。
　戦うと宣言してない場合は自動的に撤退し、調査は中断されます。

（２）館の3箇所をざっと調査する
　館の３つの場所を簡単に見渡します。

（３）参考人の１人から詳しく話を聞く
　気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　漠然とした質問では、漠然とした答えが返ってくるでしょう。

（４）３人の参考人から話を聞く
　３人の参考人にざっと声をかけられます。
　自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
　の３つが聞けます。

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【エクストラ行動】
以下の行動は、いつでもリスク無しで行えます。

・煙草を買う　※バタフライのみ、１回のみ
　バタフライは高級煙草（５０ガメル）を購入しました。
　しかし、薬効のある以下いずれかの煙草を購入したことにすることが可能です。
　（１）安眠草の煙草：
　　　　消費５０ガメル増。単価１００G。
　　　　使用して安静な状態で睡眠した際、精神力を３時間の睡眠で全快にできる。
　　　　使用するのは一週間に一度でなければ効果が出ない。
　（２）高精神草の煙草：
　　　　消費５０ガメル増。単価１００G。
　　　　使用してから寝るまでの間は神経が高まり、
　　　　感知系（危険感知、罠感知、その他GMが認めるもの）の判定に＋１される。
　　　　使用後、次の日の間は副作用でだるさを感じ、敏捷度の判定に−１される。

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【館の見取り図　＆　調査箇所】
※　１F　※
■■■■■窓■■■■窓■■■■■■■■窓窓窓■■■
■▲■棚棚□棚棚棚棚□棚棚■寝具□□□□□□小棚■
■上■□□□□□□□□□□■寝具□□死体□□水晶■
■階■□像□机机机机□像□■□□□□□□□□□□■
■段■□□□□□□□□□□■帽子棒□□箪笥□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■暖炉■
■□□■□□□□□■□椅子□段□□□食器棚□釜戸窓
■□□■□鴉の巣□■椅机机椅差□□□□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■子机机子段□食品□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■□椅子□差□の篭□水場水場□鍵
■玄関■■■窓■■■■窓窓■■■■■■窓■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・１F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
・１F北西部屋【※戦】……研究室。鍵はあるが、開いていた。
　　部屋に入ると２体の妖魔の像が襲ってくる。
　　机や棚には研究資料が散乱しているが、
　　机の中央にある円形の台には何も置かれていない。
・１F北東部屋……主の寝室。シードルという盗人の死体がある。
　　花瓶の代わりに水晶体が台に置かれている。窓には足跡。
・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
　　壁に下位古代語がある。
　　『像の守りを解きたければ
　　　美女の水瓶から出る水を　銀の杯に満たし
　　　　　台の上に捧げよ』
・１F南東部屋……台所。裏玄関もあり、内側から鍵がかかっている。
　　水場には、水瓶から常に水を流す女性の像がある。

※　２F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□鳥■□□□□□■本□本□本□本■
■下■□□□□□□像■□□□□□■棚□棚□棚□棚■
■階■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■扉扉■■■■■■扉■■■□□椅子□暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□扉□□机机□暖炉■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□椅子□暖炉■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■本□本□本□本■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■棚□棚□棚□棚■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・２F廊下……１階と各部屋に続く廊下。
・２F北西部屋……かなり昔から硬く閉ざされていた部屋。
　　鳥の像が奥にある以外は、窓も無く、がらんとしている。
・２F北中央部屋……物置部屋。
・２Fテラス……南西にあるテラス。
・２F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
・２F東部屋……書斎部屋。生前イヴァンは頻繁にここを訪れている。
　　本棚にある一部の古書は何度も読み返されている。


【現在の参考人】

・依頼人モクラス：幽霊に恨まれている依頼人。
　古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者、
　というのは仮の姿で、ニューゲートの盗賊ギルドから派遣された
　ログホール住民の動向を探る諜報員。

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　生前は古い館に住み、館の中に残された資料の研究をしていた。
　死ぬ直前の一ヶ月間と、研究についての記憶が思い出せない。
　非常に気が立っており、危険度４。
　対話を試みるには、今からGMが振る1ｄ6で5以上が出る必要がある。
dai:1d6 -> [2] = 2 …５以上が出てたら対話が可能。

・酒場の店主：町門の前にある酒場のマスター。
　町のたいていの酒飲みは、彼の店に来るらしい。

・魔法学者ルドガー：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　違法な薬草の精製に手を出している盗賊でもあるようだ。
　現在でも、追っ手が町を訪れているようだ。

・魔術師マクシム：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　魔術師としての才覚がある。
　かつて魔力を暴走させ、魔術師ギルドを追われている。

・ハンナ：イヴァンの恋人。館に出入りしていたが、
　台所、イヴァンの自室、ペットのカラスの部屋しか
　出入りしていなかったらしい。
　借金を背負わされて、この町に逃げてきた。

・ロバートヘッド親分【※バタフライのみ】：流れの浪人。
　ある国でならず者をまとめている大親分だが、
　抗争の火種が収まるまでログホールに身を潜めている最中。
　情報量は酒場の店主と同じ。

・野生児クラリッサ【※ラグトのみ】：元奴隷の女性。
　野獣タイガーと共に捕まり、曲芸団に身売りされていたが、
　今はログホールで配達や狩りをして暮らしてる。
　情報量は酒場の店主と同じ。

・清掃人ダニロ：町をうろつく清掃人。
　イヴァンの自室にあるシードルの死体を葬っていた。
　イヴァン死亡日に、片袖が引きちぎれた妙な上着を拾っている。


【PC達が手に入れたアイテム】
・右袖のない上着……右袖が引き千切れ、煤で汚れている上着。
・高級煙草……いい香りのする、味のいい煙草。

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……以上です。
８月１２日２時までの間に、
５日目の、２つの行動を決めてください。
相談などもご自由に。

質問などあれば、GMは時間の空いた時に答えていきます。

memo:ＰＣ行動決定の番です。8/12の2時まで！

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[93] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/11 03:11

おっと、イヴァンの説明が間違ってました。

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　生前は古い館に住み、館の中に残された資料の研究をしていた。
　死ぬ直前の一ヶ月間と、研究についての記憶が思い出せない。
　かなり気が立っており、危険度３。

……が正規です。

購入した高級煙草は、「（２）高精神草の煙草」にします。。。(^。^)y-.。o○

もう５日目なんですね。時が経つのは早いなぁｗ

　『像の守りを解きたければ
　　　美女の水瓶から出る水を
　　　　銀の杯に満たし
　　　　　台の上に捧げよ』


１F南東部屋……台所
＜美しい女性像が持つ水瓶から、絶えず水が出ている。＞

美女の水瓶から出る水というのは、これのことでしょう。

あとは、「銀の杯」と「台」ですね。

銀の杯は、台所で見受けられなかったんでしょうか？

台座はいまのところ、「１F北東部屋……主の寝室」でしか確認されていませんね。

うーむ。。

バタフライの「煙草を買う」

[96] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/11 09:10

行動了解です。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・バタフライの「煙草を買う」

【高級煙草】が【高精神草の煙草】に変更になりました。
バタフライは更に５０ガメル消費しました。

次の日のペナルティが大きいので、
効果は感知＆発見系の判定、とした方がいいかもしれませんね。
罠発見と別だとややこしそうですし。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[97] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/11 09:23

ＰＣの行動表では、
【館の見取り図】や【現在の参考人】の内容が
行動結果によって変更されています。

現在の調査状況を改めて知りたい場合は、
活用するのをお薦めします。

・１F北西部屋
机の中央にある円形の台には何も置かれていない。

台ありましたねｗ
おそらくこれっぽいですね。

あとは銀杯のみか。。。

煙突内部についての質問です。

１階の暖炉の底にも狭い空間があり、そこに人が通った形跡がある。
ここにも人の通った形跡がある。
人が通れるスペースではないはずだが……

これについてですが、この空間に人の身体を安置することは可能でしょうか？具体的に言うならば、イヴァンぐらいの体型の人の身体を置けるスペースがあるかどうかです。。。

GMの回答

[100] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/11 21:13

＞これについてですが、この空間に人の身体を安置することは可能でしょうか？具体的に言うならば、イヴァンぐらいの体型の人の身体を置けるスペースがあるかどうかです。。。

底の空間には、
大人の体を安置するのは困難なように見受けられます。
子供の体ならば、膝を抱えるような姿勢で丸めて安置することが可能そうです。

＞ダニロ
「彼（シードル）が死んだ事はある程度は知られていたようだね。」
「簡易共同墓地、という事は、ここに死体がある事を知っている者も多いだろう。その線ではやや絞りづらいか。」

＞上着
「入手時期を考えると、成り代わるのに使っていた衣服の可能性が高そうだ。直接問うのが早いのだろうが…。」
「暖炉の煤とも合致するね。これを着て殺害し、そこを亡霊となったイヴァンが目撃した。と仮定すると、袖は殺害する際に揉み合って破れでもしたのか？それにしては綺麗に破れているけど。」
「仮定が正しいならば、少なくとも魔術師は容疑から外れるかな。“変装（ディスガイズ）”の呪文なら衣服は関係ない。」

＞モクラスの正体
「話すのに躊躇する話なのは間違いないね。少なくとも、ここで疑ってかかっても実りは少なさそうだ。」
ひとまずは信用して対応します。
「どの道、俺もここで起きた真実というものに興味が出て来た。ここで放り出しはしないさ。」
「依頼人（＝モクラス）を狙っている人物は存在し得る、という事は、間違いなさそうだ。」
「それはそれで、通り魔が日常茶飯事のこの街にしては回りくどい手段だけどね。…モクラスよりもイヴァンを殺す方が容易い人物ならば、選択する理由にはなるか…？」

質問を幾つか
・２Ｆには大きな暖炉が１つ、１Ｆには小さな暖炉が２つありますが、これは全て繋がっていますか？
・盗賊ギルドの人間である事が判明した（まだ根拠は自供のみですが）モクラスですが、彼の技能やレベルなどは類推できますか？
・入手した上着ですが、袖の破れは引きちぎった様な物でしょうか、それとも綺麗に切り取ったような物でしょうか。判別には手番を使用する判定が必要でしょうか？

モクラスの情報を共有するかを書きそびれていました。
ＰＬさんとも相談した結果、口止めした上で伝えておきますね。しかし結果的にこの神官、嘘吐きまくりである。

GMの回答

[103] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/11 22:57

＞・２Ｆには大きな暖炉が１つ、１Ｆには小さな暖炉が２つありますが、これは全て繋がっていますか？

はい、全て繋がっています。

＞・盗賊ギルドの人間である事が判明した（まだ根拠は自供のみですが）モクラスですが、彼の技能やレベルなどは類推できますか？

類推は可能です。
モクラスの技能はおそらく、シーフ１、セージ１だと思われます。

＞・入手した上着ですが、袖の破れは引きちぎった様な物でしょうか、それとも綺麗に切り取ったような物でしょうか。判別には手番を使用する判定が必要でしょうか？

袖の破れは、引きちぎった様な物です。
判別に手番は必要ありません。

台所の詳細調査をします。
一番の最大目的は「銀杯」探しです。

尚、以下の調査の際には常にセンスオーラをします。


�@まず目を引くのが、常に水の流れている水場だ。
美しい女性像が持つ水瓶から、絶えず水が出ている。

⇒　女性像及び水瓶の調査。
dai:2d6+6 -> [6,6]+6 = 18 　シーフ＋知力【捜索】


�A近くには野菜篭も置いてある。入ってる野菜は長持ちする根野菜だろう。

⇒根野菜の調査
dai:2d6+6 -> [3,6]+6 = 15 　シーフ＋知力【捜索】


�B暖炉側には釜戸が設置されており、

⇒釜戸の調査
dai:2d6+6 -> [2,2]+6 = 10 　シーフ＋知力【捜索】


�C釜戸の隣は、様々な食器が置かれた食器棚がある。

⇒食器棚の調査（銀杯あるかな？？）
dai:2d6+6 -> [3,3]+6 = 12 　シーフ＋知力【捜索】


�D窓は食卓に大窓１つ

⇒大窓調査
dai:2d6+6 -> [6,5]+6 = 17 　シーフ＋知力【捜索】


�E水場と釜戸に小さな窓が１つずつだ。

⇒小窓調査
dai:2d6+6 -> [6,1]+6 = 13 　シーフ＋知力【捜索】


�F裏手に続く扉もあるが、内側から鍵が開くようだ。

⇒裏口扉調査。外からこじ開けられた形跡はないか？

dai:2d6+6 -> [3,2]+6 = 11 　シーフ＋知力【捜索】


�G暖炉調査

⇒台所側から移動して書斎、寝室に移動したものがないかを調査。

dai:2d6+6 -> [4,6]+6 = 16 　シーフ＋知力【捜索】


�H最後に思いっきり煙草の煙をはいて空調まわりを確認します・・・(-。-)y-゜゜゜

dai:2d6+6 -> [3,1]+6 = 10 　シーフ＋知力【捜索】



以上です。
あとはダイス目を祈ります。
南無三。。。。(-。-)y-゜゜゜

dai:2d6 -> [6,5] = 11 　本日のラック

・ラグトの行動１

（３）でハンナに話を聞きに行きましょう。
そもそもこの事件（死亡した事＆亡霊になっている事）を知っているのかを確認して、知っているならばお悔やみの言葉を述べましょう。
知らなかったならば伝えた上で、現在亡霊として彷徨っているイヴァンを救いたいと語って情報提供を依頼し、幾つかの質問を行います。
・構造等、館自体について
・館で居た時に気付いた事など無いか
・イヴァンの人柄について
・イヴァンの研究について
・モクラス・ルドガー・マクシムについての面識と感想
・事件以来、イヴァンの館を訪ねたかどうかと、その理由

dai:2d6+7 -> [5,4]+7 = 16 　プリースト＋知力で真摯な（果たして本当だろーか）聞き込みを。


話の最後に
「しかし、あの館はなかなかに興味深いね。前の住人が調べたいと思ったのも分かるよ。」
「もし事が済めば、あそこに住み込んで調査を引き継いでみたい、という気持ちもある。」
「…っと、これは不謹慎だったな。すまないね。悪いクセだ。」
と、興味を持った風に語って反応を見てみましょう。（セージ＋知力で判定）
dai:2d6+7 -> [2,3]+7 = 12

もし前者の情報提供を断られた場合でも、こちらの行動は行います。

台所で銀杯見つかった場合の行動について書き込みます。

　『像の守りを解きたければ
　　　美女の水瓶から出る水を
　　　　銀の杯に満たし
　　　　　台の上に捧げよ』


これに従って、台所にある女像の持つ水瓶から出る水を銀杯にうつします。

そして、まずは１F北東部屋（寝室）にある台座に置きます。その後で１F北西部屋（研究室）を見に行きます。そこで妖魔像が常に停止してるようならば、そのままでいきます。停止してないようであれば、水の入った銀杯を１Ｆ北西部屋（研究室）の台座に置きます。

これらの行動で像が停止したならば、改めて研究室内部の詳細調査をします。

�@研究室内部の調査
da:2d6+6　シーフ＋知力【捜索】

�A文献調査（�@で何か見つかった場合）
dai:2d6+4 -> [4,3]+4 = 11 　セージ＋知力【文献調査】

以上です。

�@研究室内部の調査

っが、振れてませんでしたので再度振ります。

dai:2d6+6 -> [2,4]+6 = 12 　シーフ＋知力【捜索】

ラグトの行動２

�@バタフライの行動１で魔法像が止められていた場合
（１）で研究室の調査を行います。

�Aバタフライの行動１で魔法像が止められなかった場合
（１）【戦】で魔法像を戦闘で排除した上で、研究室の調査を行います。

…要するに同じですね。戦闘での行動はほぼループさんの提示通りで。
ただ、撤退は回復不可＆生命１／４以下の場合としておきます。あんまり変わんないですが。
調査の判定は共通で振っておきます。使用技能はセージ＋知力で学術的に。
羊皮紙のメモなどから研究の概要を調べたり、バタフライの調査で発見した資料を見たり。

dai:2d6+7 -> [3,2]+7 = 12

バタフライ手番�@で台所で銀杯見つからなかった場合ですが・・・


ＰＬ間で話しをしましたが、研究室強硬突破でいきます。
つまり妖魔像ｘ２と戦闘です。

戦闘手番についてですが、毎Ｒでウィスプを妖魔像２体にぶつけます。
（※但し、敵が倒せ次第当然にＳＴＯＰします）

精神力については、２点以下になればそこでＳＴＯＰしてそれ以降はバード技能のモラルを歌い続けます。



そして、敵を倒せ次第で研究室の調査をします。

調査内容については前述に記載している通りです。

�@研究室内部の調査
>>dai:2d6+6 -> [2,4]+6 = 12 　シーフ＋知力【捜索】

�A文献調査（�@で何か見つかった場合）
>>dai:2d6+4 -> [4,3]+4 = 11 　セージ＋知力【文献調査】


以上です。

それ以外での戦闘での行動については、ループさんの提示通りに行きます。

ちなみにバタフライの装備は以下の通りです。

鎧：ソフトレザー（７⇒２）
盾：スモールシールド（１）

※キセルはくわえていませんｗ

以上です。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[111] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/12 16:56

行動決定、了解です。
ＧＭは行動結果を書き込むので、お待ちください。

memo:ＧＭ行動結果書込み中。8/13の2時まで。

装備の記載を忘れていました。
間に合うならば以下の宣言で。

武器：ヘビーメイス両手持ち
盾：なし
防具：チェインメイル

被弾後、相手の打撃点が１３以上（攻撃回数が２回より多ければ１１以上）であればガード・グラブを起動、１５以上（攻撃回数が２回より多ければ１３以上）であればラージシールドを装備します。

もう遅かったらすみません。

研究室の調査の際にセンスオーラをしたいですね。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[114] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/12 22:56

＞・研究室の調査の際にセンスオーラをしたいですね。

行動をまとめるタイミングが曖昧になってしまうので、
ＧＭが行動了解してからの追加の行動宣言は無効です！

５日目：ラグトの行動（１つ目）

[115] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/12 23:33

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　・　５日目：ラグトの行動（１つ目）
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【ハンナから詳しく話を聞く】

外門に続くメイン通りに近い、
人が密集する居住区にハンナの住む部屋がある。
ラグトが尋ねた時、
ハンナは軒先の花に水をやっているところだった。
長い黒髪を持つ大人しい雰囲気の婦人だ。
最初、ラグトはひどく警戒されたが、
経緯を話すとハンナは得心して口を開いた。
イヴァンが殺されたことは既に知っているようだ。

ハンナ「ええ、私がハンナです。
　イヴァンとはかれこれ５年は連れ添っておりました。
　イヴァンが死んだ事は知っています……。
　恋人の遺体にも面会せず、冷たい女だとお思いでしょうが、
　台所にある裏戸の鍵は閉まったままなのでしょう？
　でしたら、私はあの館に入りません。
　イヴァンは自分の研究に集中するために
　私を館に入らせないことがよくあったのですが、
　その合図が、台所の裏戸の鍵を閉めることなのですわ。
　最後までイヴァンと決めたルールを守ることが、
　私なりの供養なのです。
　モクラスさんについても知っております。
　彼（イヴァン）の幽霊がモクラスさんを狙っているのでしょう。
　でも、本当にモクラスさんが殺したのでしょうか？
　こんな場所でまで、知り合いを恨みたくないわ。
　イヴァンの言う通りなら
　これほど許せないことはありませんが……」

ラグトはお悔やみの言葉をかけると、
イヴァンのためにも情報が欲しい旨を伝えた。

ハンナ「ええ、私にわかることでしたら何でもお答えします。
　とはいっても、イヴァンの館については
　彼（イヴァン）の研究に関わるものでしたから。
　私が入るのを許可されていたのは
　台所と、イヴァンの自室と、ペット（使い魔）の鴉ポッピーの部屋だけなんです。
　それでも、幾つかイヴァンから聞いております。
　館は遺跡の機能を残してる部屋が何個かあって、
　その中でもイヴァンの手に負えなかった部屋は、封鎖しているそうです。
　だから、好奇心で他の部屋に入るな、と念を押されていました。
　イヴァンを煩わせる事はしたくありませんでしたので、
　私は言いつけを守っておりましたが。
　きっと館には、遺跡のような仕掛けや隠し部屋があると思いますわ」

館に居て気付いたことについては、
こんな話をされた。

ハンナ「館で気付いたことと言えば……
　イヴァンは研究室に行く時に、
　台所で銀の杯を出して、水を入れて持っていくんです。
　研究の最中に水を飲んでるだけかもしれませんが、
　お酒やお茶は別の器に入れて持っていくので、少し奇妙でしたわ。
　他には……
　最初にお話した、台所の裏戸に鍵をかけたら入らない、のルールですが、
　イヴァンが死ぬ１ヶ月ほど前から、かなり頻繁に鍵をかけられてましたの。
　それまで週に１日か２日というところが、
　週に５日は館へ入れない日々でした。
　もう来ない方が良いのかと何気なく問うたりもしましたが。
　イヴァンには『来ても火を使わせないので、寒い思いをするだけだ』と
　よくわからないことを言われました。
　今考えると、煙突の中で何か実験していたのかもしれません」

イヴァンに関することは、
なつかしむように語られた。

ハンナ「イヴァンは熱心な学者でした。
　研究のことになると他の事は二の次になるんです。
　私もよく放っておかれましたわ。
　怒りっぽくて神経質なところのある人だけど、
　悪いことはできない性格で、人懐っこいところもあったんですよ。
　……研究の内容は私にはよくわかりませんわ。
　話してもわからないだろうって、けんもほろろに言われていました。
　わからない人間には話したくない内容だったのかも知れません。
　研究が進んだ時は面白いくらいに機嫌が良くなるので、
　そういう時は私も嬉しくなりましたわ。
　死ぬ前の数ヶ月間は、
　祝い事もないのに豪華な食事をしようと言ってきたりして、
　研究はとても順調なのだと思ったものです。
　それが……」

ハンナは話の途中で声をふるわせ、目元の涙を拭うのだった。
気が落ち着くまで待ったラグトは、
モクラス、ルドガー、マクシムについて、
以下のような話を聞いた。

ハンナ「３人とも、イヴァンのご友人でした。
　モクラスさんは町の建物を調べに来ている学者の方で、
　昼間は町を歩き回っておられるのをよく見掛けますわ。
　イヴァンの住んでいる館の間取りが見たいとかで知り合って
　そのまま意気投合したようです。
　研究が行き詰ると、気晴らしに世間話を好むイヴァンにとっては
　よい話し相手だったみたいですね。
　ルドガーさんとマクシムさんも、学者の方です。
　古代語魔法にも理解の深い学者さん達で、
　モクラスさんと違って、研究の内容でイヴァンと盛り上がっていたようですわ。
　わからない事や悩んでいる事があるとお２人に相談して、
　アドバイスを貰っていたみたいです。
　……。
　ご友人が遅くまで居られる時は２階の書斎に行き、
　お酒を飲んで語らっていました。
　イヴァンは一対一の会話を好んでおりましたが、
　ルドガーさんとマクシムさんは、２人一緒に呼ばれることもありました。
　研究のことでは、朝まで話し込んでいる事も珍しくなかったですわ。
　……。
　普段３人が何をされているのかというと、
　ルドガーさんは薬を作られる薬剤師さんです。
　マクシムさんは古代語魔法を行使する才能があるようで、
　魔法で町を照らしたり高所の修理に呼ばれたりしてますわ。
　イヴァンも同じ仕事をして稼いでおりました。
　モクラスさんは、この町では日銭を稼ぐ必要はなかったようです。
　いつも建物の調査をされていて、副業をするお姿を見たことがないので。
　研究資金が出ているか、もともと裕福な方なのでしょうね」

ハンナは知っている限りのことをラグトに答えたようだ。
一通りの質問を終えたラグトは、
最後に館の調査をしたいという話を出してみた。

ハンナ「そうですか……
　もし館でイヴァンの調査を引き継がれる気がおありでしたら、
　私にはお止めする理由はありませんわ。
　途中で終わった研究が完成すれば、イヴァンは喜ぶかもしれませんし」

ハンナはそう言うと、悲しげに微笑んだのだった。

５日目：バタフライの行動（１つ目）

[116] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/12 23:33

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　・　５日目：バタフライの行動（１つ目）
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【１F南東部屋を詳しく調査する】

バタフライは台所に入り、
置かれている調度品類を調べることにした。
部屋には土埃がわずかに舞い上がっており、
しばらく誰も使っていないらしい台所には
女性像が持つ水瓶から水の流れる音が聞こえるのみである。

水場を調べたところ、
女性像があるこの水場は、古代から水が湧き出ている
館の遺跡部分の１つだとはっきりわかった。
女性像も水が流れ出てくる水瓶も古代からあるものだ。
水は清涼で冷たさを感じる。
ほとんど地下水のようだが、
魔法で作り出された純水がわずかに混じっているのを
バタフライは見つけだした。

野菜篭の根野菜は、
玉ねぎ、ジャガイモ、カボチャ、ニンジンだ。
ニンジンは干からび、ジャガイモからは芽が出ている。
放置されて２週間以上は経過しているだろう。

釜戸を調べたところ、
しばらく使った形跡がないようだと思った。

食器棚に目を向けて食器を調べると、
他の実用性が重視された食器とは違う、
細工の施された銀の杯を見つけた！
これが探していた銀杯に違いない……。

食卓にある大窓を調べたところ、
埃の溜り具合から２０日ほど窓を開けた形跡がないことがわかった。
おそらく、イヴァンが死ぬ前日に
日々の日課として食事時に開けたのが最後なのだろう。
誰かが出入りしたような痕跡もなかった。

２つの小窓を調べたところ、
しばらく窓を開けていないことがわかった。
イヴァンの死亡時から１８〜１９日は経過してるので、
その間は誰も窓を開けていないのだろう。

裏手の扉を調べたところ、
特に怪しい形跡は見つからなかった。
鍵は、内側から開ければ難なく開くようだ。

暖炉の中まで調べたところ、
煙出し用の壁が邪魔で、煙突の中には入れそうに無い。
子供であれば出入りできそうだが、大人には無理のようだ。
何かが入って物を移動したような形跡も見つからなかった。

キセルから煙草の煙を吐き、空調を調べたが
特におかしな空気の流れを見つけることはなかった。
センスオーラでも、おかしな精霊力の働きは見つからない。

・・・・・・

『像の守りを解きたければ
　美女の水瓶から出る水を　銀の杯に満たし
　　　台の上に捧げよ』

……この文字の指す
銀の杯とおぼしき銀杯を見つけたバタフライは、
水場にある女性像の水瓶から落ちる水で銀杯を満たし、
寝室の台座から水晶体をどかし、銀杯を置いてみた。

研究室に足を踏み入れてみる。

……しばらくすると、妖魔の像が動き出した！

どうやら手順が違ったようだ。

次は水を満たした銀杯を、研究室の机の円台に置いてみる。

……妖魔の像は動かない！！

この手順で、研究室の像の仕掛けを止めることができた！

……この部屋でわかることは、ほとんど調べた気がする。


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※１F北西部屋の【※戦】が消えた。

５日目：バタフライ＆ラグトの共通調査（２つ目）

[117] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/12 23:33

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　・　５日目：バタフライ＆ラグトの共通調査（２つ目）
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【１F北西部屋を詳しく調査する（共同）】

２人はイヴァンの研究室に足を踏み入れ、
部屋の捜索を開始した。
机の円台に置いた銀杯の仕掛けにより、
妖魔の像が襲ってくることはない。
机の上や棚に置かれたイヴァンの残した資料やメモを
隅々まで調査することにした。

机や棚に置かれた資料の幾つかを調べることで、
イヴァンの研究に関して、
新しく以下のことが読み取れた。

・イヴァンの研究は特殊な魔法に関するものだが、
　その魔法は儀式魔法であり、専用の魔法陣が必要である。
・館には魔法を実行する設備がすべて揃っている。

今までの調査から、
魔法陣らしきものは見つかっていないが……。

次に、
イヴァン本人が残したメモを調査していった結果、
資料に『コンプリート！』と興奮して書かれたメモが見つかった。
彼（イヴァン）の研究はほとんど終わりを迎えていたようだ。
次に、比較的新しいと思われるメモの中に
『石の窪みを３回ノックする』
という言葉が見つかった。
このメモから研究が一気にはかどっている気配があり、
どうやら研究に関係あるようだ。
しかし、館内の何処のことを書いているのかはわからない。
石で作られたこの館には、石の窪みなど当り前のようにあるのだ。
……今後、調査をする際には窪みに試してみる価値はあるだろう。

PCの行動（６/７日目）

[118] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/12 23:34

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　・　PCの行動（６/７日目）
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【PCが１日にできること】
PCは１日の間に、以下の行動を２回だけ行えます。

（１）館の一箇所を詳しく調査する
　館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　【※戦】のついた部屋は、
　モンスターと戦闘して勝利しなければ調査ができません。
　戦うことを宣言し、戦闘時の行動指針を指定してください。
　特に指定がない場合、
　通常攻撃＆生命点半減で回復＆生命点1/3で回復不可だと撤退
　という行動を取らせます。
　戦うと宣言してない場合は自動的に撤退し、調査は中断されます。

（２）館の3箇所をざっと調査する
　館の３つの場所を簡単に見渡します。

（３）参考人の１人から詳しく話を聞く
　気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　漠然とした質問では、漠然とした答えが返ってくるでしょう。

（４）３人の参考人から話を聞く
　３人の参考人にざっと声をかけられます。
　自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
　の３つが聞けます。

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【館の見取り図　＆　調査箇所】
※　１F　※
■■■■■窓■■■■窓■■■■■■■■窓窓窓■■■
■▲■棚棚□棚棚棚棚□棚棚■寝具□□□□□□小棚■
■上■□□□□□□□□□□■寝具□□死体□□水晶■
■階■□像□机机机机□像□■□□□□□□□□□□■
■段■□□□□□□□□□□■帽子棒□□箪笥□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■暖炉■
■□□■□□□□□■□椅子□段□□□食器棚□釜戸窓
■□□■□鴉の巣□■椅机机椅差□□□□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■子机机子段□食品□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■□椅子□差□の篭□水場水場□鍵
■玄関■■■窓■■■■窓窓■■■■■■窓■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・１F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
・１F北西部屋……研究室。鍵はあるが、開いていた。
　　部屋の左右に妖魔像が置いてあり、侵入者を襲ってくるが
　　机の円台の上に水を入れた銀杯を置くことで妖魔像が止まる。
　　机や棚には研究資料が散乱しており、
　　『石の窪みを３回ノックする』
　　というメモが置いてある。
・１F北東部屋……主の寝室。シードルという盗人の死体がある。
　　花瓶の代わりに水晶体が台に置かれている。窓には足跡。
・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
　　壁に下位古代語がある。
　　『像の守りを解きたければ
　　　美女の水瓶から出る水を　銀の杯に満たし
　　　　　台の上に捧げよ』
・１F南東部屋……台所。裏玄関もあり、内側から鍵がかかっている。
　　水場には、水瓶から常に水を流す女性の像がある。

※　２F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□鳥■□□□□□■本□本□本□本■
■下■□□□□□□像■□□□□□■棚□棚□棚□棚■
■階■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■扉扉■■■■■■扉■■■□□椅子□暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□扉□□机机□暖炉■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□椅子□暖炉■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■本□本□本□本■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■棚□棚□棚□棚■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・２F廊下……１階と各部屋に続く廊下。
・２F北西部屋……かなり昔から硬く閉ざされていた部屋。
　　鳥の像が奥にある以外は、窓も無く、がらんとしている。
・２F北中央部屋……物置部屋。
・２Fテラス……南西にあるテラス。
・２F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
・２F東部屋……書斎部屋。生前イヴァンは頻繁にここを訪れている。
　　本棚にある一部の古書は何度も読み返されている。


【現在の参考人】

・依頼人モクラス：幽霊に恨まれている依頼人。
　古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者、
　というのは仮の姿で、ニューゲートの盗賊ギルドから派遣された
　ログホール住民の動向を探る諜報員。

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　生前は古い館に住み、館の中に残された資料の研究をしていた。
　死ぬ直前の一ヶ月間と、研究についての記憶が思い出せない。
　かなり気が立っており、危険度３。
　対話を試みるには、今からGMが振る1ｄ6で4以上が出る必要がある。
dai:1d6 -> [5] = 5 …４以上が出てたら対話が可能。

・酒場の店主：町門の前にある酒場のマスター。
　町のたいていの酒飲みは、彼の店に来るらしい。

・魔法学者ルドガー：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　違法な薬草の精製に手を出している盗賊でもあるようだ。
　現在でも、追っ手が町を訪れているようだ。

・魔術師マクシム：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　魔術師としての才覚がある。
　かつて魔力を暴走させ、魔術師ギルドを追われている。

・ハンナ：イヴァンの恋人。館に出入りしていたが、
　台所、イヴァンの自室、ペットのカラスの部屋しか
　出入りしていなかったらしい。
　借金を背負わされて、この町に逃げてきた。

・ロバートヘッド親分【※バタフライのみ】：流れの浪人。
　ある国でならず者をまとめている大親分だが、
　抗争の火種が収まるまでログホールに身を潜めている最中。
　情報量は酒場の店主と同じ。

・野生児クラリッサ【※ラグトのみ】：元奴隷の女性。
　野獣タイガーと共に捕まり、曲芸団に身売りされていたが、
　今はログホールで配達や狩りをして暮らしてる。
　情報量は酒場の店主と同じ。

・清掃人ダニロ：町をうろつく清掃人。
　イヴァンの自室にあるシードルの死体を葬っていた。
　イヴァン死亡日に、片袖が引きちぎれた妙な上着を拾っている。


【PC達が手に入れたアイテム】
・右袖のない上着……右袖が引き千切れ、煤で汚れている上着。
・高精神草の煙草……神経が高ぶり、寝るまで捜索＆感知系の判定に＋１。
　使用した次の日は敏捷系の判定に−１。
・貴婦人の服……バタフライの変装用の服。

【PC達の状態（GMのメモ用）】
・バタフライが経験点＋３０点。
・バタフライが１５０ガメル消費。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……以上です。
８月１４日２時までの間に、
６日目の、２つの行動を決めてください。
相談などもご自由に。

質問などあれば、GMは時間の空いた時に答えていきます。

memo:ＰＣ行動決定の番です。8/14の2時まで！

＞ハンナ
「辛い事を話させてしまってすまないね。せめて彼の無念を晴らす為に力を尽くそう。」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「しかし、火が使えない、か。詳しく調べ直すことは可能かな？　或いは、件の奇妙な痕跡も窪みと言えば窪みだけれど。」
「理由も無く豪華な食事、か。単純に金銭面に余裕が出来たのか、それとも…。」

＞部屋の捜索
「ひとまず、これで裏付けを取った形になるかな。」
「だが、決定的な物は未だ何も無い。魔法陣も気になるけど、死体と犯人を見つけなければならない状態で、そこまで手が回るかどうかだね。残された時間は少ない。」
「石の窪みか…これまでの所で、心当たりはあるかい？」


質問を幾つか
・これまでのイヴァンの話題から、イヴァン自身のソーサラー技能（及びセージ技能）のレベルはどの程度の物だったか推測できるでしょうか？
・『石の窪み』について、これまで調査した部屋に対して怪しい場所は無かったか、『記憶術』などでの手番を使わない判定は可能でしょうか？
・また、これまでの捜索で発見した『石の窪み』に当てはまりそうな場所に全て『３回ノックする』を試す場合、どの程度の手番を使用するでしょうか？
・今回の情報から、煙突／暖炉に対して詳細捜索を行う事は可能でしょうか？＿

・今日の行動
dai:2d6 -> [5,5] = 10 　本日のラック
現状では、久しぶりに落ち付いたイヴァンと会話／モクラスに上着について質問　を考えています。マクシムやルドガーの追手も気になるので、特に後者は差し替える可能性もあります。

2F北西部屋についての質問です。
前の調査では、部屋内は薄暗かったはずですが､その状態では
床や壁面に何があったかも分からなかったと
考えてよろしいでしょうか？

※床に仮に魔方陣があった場合は結構目立つかと思いましたので。

GMの回答

[121] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/13 00:28

＞・これまでのイヴァンの話題から、イヴァン自身のソーサラー技能（及びセージ技能）のレベルはどの程度の物だったか推測できるでしょうか？

使い魔を持てるが、空を飛ぶことはできない、
３〜４レベルであろうと推測されます。

＞・『石の窪み』について、これまで調査した部屋に対して怪しい場所は無かったか、『記憶術』などでの手番を使わない判定は可能でしょうか？

これに関しては、思い当たる節がありすぎて
どれが該当するかわからないとし、判定不可です。

＞・また、これまでの捜索で発見した『石の窪み』に当てはまりそうな場所に全て『３回ノックする』を試す場合、どの程度の手番を使用するでしょうか？

全てとなると四方の壁から天井までに及びます。
２手番を消費して１日かけるなら、全ての窪みに試せるとします。
ただし、その場合は調査する部屋の順番を指定してもらいます。
ＧＭとしては、推測の材料は揃っているように感じます……。

＞・今回の情報から、煙突／暖炉に対して詳細捜索を行う事は可能でしょうか？

詳細調査はできないとします。
煙突／暖炉をまとめて調べるのはざっとの調査だけで可能です。
暖炉は、各部屋の詳細調査で調べることになります。

GMの回答

[122] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/13 00:30

＞2F北西部屋についての質問です。
＞前の調査では、部屋内は薄暗かったはずですが､その状態では
＞床や壁面に何があったかも分からなかったと
＞考えてよろしいでしょうか？

見渡す段階で明かりくらいは点けてるでしょうから、
床や壁面に明らかに書かれているものならば
分かったと考えてください。

そう言えば、寝室の調査でアンデッドのオーラ
を感じたが、そこの調査でピンゾロを出して､
その後はスルーしていましたね。

あれはイヴァンの霊に反応していたのか。
それとも本体に｡。｡。｡。｡。

「魔法陣とは繊細な物だ。酒置き場や物置きには使わないだろう。」
「捕える為の施設だったのに、外に繋がるテラスにとも考えづらい。そう仮定すると、件の古い部屋か、もしくは…」
「暖炉、とりわけ寝室側が気になるね。奇妙な痕跡もあった事だし。」
「あの部屋では、以前の調査で不死の気配を感じたとも聞いているし、再度捜索を頼めるかい？」
「そして犯人か…。何にせよ、まず証拠品を活用しないとね。推定持ち主に確認するのが早いかな。」

調査の判定は再挑戦可能と確認しましたので、バタフライには寝室でのアンデッドの精霊力辿りと、暖炉捜索をお願いしたいかなと。
前回捜索時の描写的に、何か見つかる可能性は低くないと思いますし。

こちらはひとまず、モクラスに上着に心当たりが無いかを訊ねてみようと思います。
こちらの行動に対しても提案や、ついでに質問しておいて欲しい事などあれば是非ご記入願います。

おっと書き込みが重なった。
上記のとおり、寝室が怪しい件については同意見です。ある種の賭けかもしれませんが、出来ればお願いしたいかと。

寝室再再調査は了解しました。
意見が一致しましたね。

何とか窪みを特定したいところですね。

あと縄しばりの部屋も調査したいですが手番が

1.センスオーラ

2.センスオーラで異常を感じた場所を確認する。
(前回はアンデッドを感じたはずです)
dai:2d6+6 -> [5,2]+6 = 13 シーフ捜索

※まだ調査は続きます。

あと２日なので

[129] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/13 11:58

前ターンから手番が惜しい状態になってますし、
６日目からは
２人の１行動が決定した段階で行動結果を書込むことにします。
ＧＭの時間がある時に、ではありますが；

まとめて行動したせいで満足な行動ができなかった、
となればちょっとおかしいですからね。
ＰＣ達はお互いに中間報告くらいするでしょうし。

3 暖炉及びその周辺の調査

dai:2d6+6 -> [1,3]+6 = 10 シーフ捜索

4 部屋の壁面の調査 石窪みについて特に

dai:2d6+6 -> [6,5]+6 = 17 シーフ捜索

5 水晶玉と台座の周辺の調査

dai:2d6+6 -> [5,6]+6 = 17 シーフ捜索

6 窓とその手すりの調査

dai:2d6+6 -> [3,5]+6 = 14 シーフ捜索

7 窓の外の地面、草むらの調査

dai:2d6+4 -> [2,2]+4 = 8 レンジャー捜索

以上です。

暖炉調査がいまいち

おっと。ではひとつ目だけでも早いところ行動しましょう。助かります。

・ラグト行動１
３）でモクラスに詳しく話を聞きます。
・発見した上着を見せ、心当たりを確認します。
モクラスの物であるか、そうだとするといつ・どこで・どういった状況で手放した（or紛失した）のか。その段階では袖はあったのかなど。
「イヴァンが死亡した日に発見されたらしい。」
「まだ推測だけれど、君に成り代わった何者かが身に付けていた可能性もある。そうであれば、大きな手掛かりになる。」

・ルドガーへの追手について。街に入る人間の情報を得ていたとの事なので、何か掴んではいないか。時期的に微妙かもですが一応。

・館の構造について。暖炉の奇妙な痕跡や『石の窪み』というキーワード、魔法陣についてなど。出入りしていた当時にそれらしき物を見かけた覚えは無いか。

落ち付いて思い返して貰うという形で、プリースト＋精神で挑戦。
dai:2d6+7 -> [1,6]+7 = 14

６日目：２人の行動（１つ目）

[133] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/13 18:42

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　・　６日目：バタフライの行動（１つ目）
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【１F北東部屋を詳しく調査する】

再度、バタフライはイヴァンの自室へ足を踏み入れた。
シードルの遺体が部屋に横たわっている……。

センスオーラでアンデットの精霊力を感じるので、
出所を探すことにした。
それらしい場所に近寄っては精霊力を確認してみる。
暖炉ではない。シードルの死体でもない。
出所は、水晶体だった。
生命ではない水晶体がアンデットのわけがないが……。

今までの調査の結果から考えると、
水晶体に封じられたイヴァンの記憶が、アンデットの精霊力の正体だろう。
生前の記憶を人工的に封じられたことで、
死者の魂は自身の記憶に惹かれ、強制的に幽霊化するのかもしれない。
封じられた記憶を解放すれば事は解決するかもしれないが、
水晶体を物理的に壊すことは無理そうだ……。
依頼の制限時間が迫っている今、記憶を解放するよりも
イヴァン殺しの真犯人を見つけ出すほうがモクラスを救う近道だろう。

他の場所も調査したバタフライだが、
前回、前々回の時にわかった以上の事は、
わかりそうにない。
部屋にある石の窪みを３回ノックする方法も試したが、
仕掛けが動いたような様子はなかった。

……この部屋でわかることは、もう無い気がする。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　６日目：ラグトの行動（１つ目）
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【モクラスから詳しく話を聞く】

６日目のモクラスは心労で青白くやつれていた。
食事はしてると言うが、最低限の物しか口にしていないようだ。
眠れていないらしく、目元の隈は異様に濃くなっている。
佇まいは意外にも以前より冷静だ。
だがこの状態が続けば、
イヴァンに殺されずとも近い内に命を落とすだろう。

モクラス「猶予期限が迫ってきました。
　私とイヴァンは、誰かに陥れられたのでしょうか……
　だとすれば私はわかります。
　私の正体（諜報員）を知れば、私を憎む者は多いでしょう。
　だが、イヴァンは何のために……？
　イヴァンは私の道連れに殺された、
　一番の被害者なのかもしれませんね」

静かに水を飲むモクラスに、ラグトは右袖の無い上着を見せた。
見覚えがないかと聞くと
モクラスは目を丸めて上着を取り、
じっくり観察してから顔を上げた。

モクラス「これは私の上着です。
　愛用していたので、間違いありません。
　２年ほど着古してから、
　両袖の付け根がほつれてきたので、雑貨屋に売ったんです。
　その時（売った時）は右袖もありました。
　こんなに煤（すす）で汚れてもいませんでした。
　売ったのは２、３ヶ月前のことです……。
　……。
　これを犯人が、私に成りすますために
　雑貨屋から買ったのでしょうか。
　誰が買ったんだ……？
　雑貨屋に問い質したいところですが、
　顧客を売ったと評判が立っては困るでしょうから
　口を割ることはないでしょうね。
　雑貨屋の周囲について詳しい人から聞けば、あるいは……」

モクラスはぶつぶつと呟いている。
ルドガーの追手について聞くと、首を振った。

モクラス「追手達は素性をうまく隠していたので、
　私には彼らのことはわかりませんでした。
　盗賊ギルドからも情報はもらえなかったのです。
　逆に言うなら、
　素性がわからない追手ということは
　盗賊ギルドが噛んでいる可能性が高いでしょうね。
　……ルドガー、彼が私の正体を知り、
　自分の情報を売ったことを恨んでいるのでしょうか……？」

館の構造については、
特徴的な石の窪みや魔法陣は見た覚えがないという。

モクラス「とは言いましても、
　私がイヴァンに調べるのを許可されたのは
　館の間取りだけですので、部屋の捜索はしていません。
　ですから、確実なことは言えません。
　こういった捜索に関しては、お２人の方がプロでしょうし。
　……今までのログホールの建築常識から言うと、
　ああいった長方形の石材建築なら、
　地下室も作られているように思えますが。
　申し訳ない、役に立ちそうなことがわからず。
　こんなことなら、真剣に建築様式を調査しているんだった」

……モクラスから聞いてわかることは、ほとんど聞いた気がする。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
memo:1つ目の結果が出ました。ＰＣ行動決定中。8/14の2時まで！

「間違いなく雑貨屋でその古着を買ったものが犯人の可能性が高いでありんすな」

「しかし今の時点でそれの証明は困難じゃろうて。」

「地下室？ひょっとしたらあの石窪み3回がスイッチとか？」

「いや、今の時点では何の確約もないでありんす。」

「もう時間もないし、参ったでありんす(-。-)y-~」

「あと、少なくとも石窪み3回ノックは寝室にはないようでありんすな。」

「核心よりも外堀埋めの情報ばかりが揃ってしまっている節はあるかな。」
「逆に言えば、線が繋がれば早いとも取れる。時間は少ないけれど、可能性はある筈だ。」


＞イヴァンは何のために殺された？
「はじめは、君よりも彼を殺める方が容易い人物が、彼を利用したのかと思ったんだけどね。今の所を見ると、そうとも限らないようだ。」
「彼の研究が目的ならば…どうだろうな。実際、俺達は既にこの館に出入りして調査している。何かを持ちださない保証も無い。その状況を看過している。」
「ならば持ちださせない手を既に打ってあるのか、或いは看過せざるを得ないのか…。」

＞上着関連
「売り払った物だったか。しかし２、３ヶ月前…、手掛かりが残っていれば良いんだけれど、厳しいかな。」
「雑貨屋の周囲に詳しい人物…。強いて上げるなら酒場の主人（及びそれ相当の知人）位か？」
「ただ、数ヶ月前に上着を買った、なんて情報を丁度得ている可能性を考えると難しい所だけどね。」


＞イヴァンの追手
「確かに、追手についてはギルドも情報を与えないという話だったね。」
「…しかしルドガーからすれば、今から君を殺した所で既に伝わった情報を変えられる訳でも無い。」
「ログホールで薬売りを続けるつもりならば、あまり意味のない事にもなると思うんだが…。勿論、単純に怒りで殺害に走ったという可能性はあるけれど。」


雑貨屋と酒場が隣という事で、酒場の主人（＝同等の情報を持つロバードヘッドorクラリッサ）が次の情報収集対象かなと考えています。

「真犯人でありんすが、モクラスのあの状態を見た感じでは、彼が犯人とは思えないの〜」

「ハンナについても女一人でシードルの遺体を担いで偽装工作は困難と思うでありんす。」

「今のところルドガーは事件当日は店にこもっていたと言っていたでありんすが証拠はないでやんすな」

「マクシムは、魔導師という以外分からんでありんす。」

あとPL 私見ですが、やたらと子供なら入れそうとかいう言葉がよく目につきましたが何かあるのかな？

今さらですが。

「一つ疑問がありんす。モクラスの古着はどうやって破れたでありんすかな？」
「煙突を通過した際では、こんな破れかたはしない。そしてシードルの遺体を運ぶだけでこんな破れかたはしないと思うでありんす。」

「つまり破れる可能性があるのは何らかの人物との取っ組み合い。｡。｡。」

「考えられるとしたら､イヴァンを殺害(?)したときでありんすかな？」

ここでGM に質問です。
寝室を三度にわたって調査をしましたが、服が破れるほどの取っ組み合いがあったかどうか部屋の形跡で分からなかったでしょうか?

なんか結果報告を聞いた後での質問で申し訳ないですが。

＞真犯人？
「犯人はこの館の仕掛けを稼働している。少なからずその方面に詳しい人物であるのは間違いないだろうね」
「古代語魔法の素質が必要かどうかが分かれば、もう少し絞れるんだろうけれど。イヴァンの相談相手からすると、無くても問題無いと見るべきかな。」
「マクシムについての調査が出来ていないのは確かだね。伝え聞く分だとイヴァンと比較してやや落ちる位の実力。マクシムからすれば商売敵とも取れはする。」
「しかし手番が足りるかどうか。内容を絞って聞けば、違う結果が出るか…？」

３）詳しい話を聞く　でクラリッサに情報収集
酒場の主人は知人判定後は話が聞けないので、同等の情報を持つクラリッサに。
あれもこれもと聞くと項目数がえらい事になるので、既に酒場の主人やロバードヘッドに訊いている内容は省いています。

相手の現況を聞いたりして会話しつつ、依頼でイヴァンの館を調査中である事など、ざっくりとした現状を伝える。その上で幾つかの質問を行います。

・モクラスの上着を見せ、雑貨屋にてこの上着を見た事は無いか、もしくは雑貨屋から買い取っていった人物に心当たりは無いか。
こちらの状況（犯人が買い取った可能性が高いなど）に交え、急を要する場面である事も伝えます。
「本来なら御法度ではあるんだろうけど、今は一刻を争う場面でね。もし見知っていればどうか教えて欲しい。」

・心当たりがあった場合、その人物についての情報
・ルドガーと、彼を追っていると言う人物（達？）について
・マクシムについて、主にイヴァンへの感情を吐露している事は無かったか（酒場などで）


聞き込み自体はプリースト＋知力で行います。

ダイス予定dai:2d6+7


ついでに、以下は『話を聞く』とは異なりますが、可能なら試しておきます。

「そして…、そう機会も無い。今手を打っておこうか。」
「危険もあるが、頼めるかな。少しばかり、噂を流して欲しいんだ。」
「そうだな、俺が『イヴァンの館の魔術について“新たな”発見をした。』『資料を引き継ぎ、あの館で引き続き研究を続けるらしい』こんな所かな？」
「反応がある場合、発信源と知れたら君にも危険が及ぶかもしれない。危ういと感じた時の為に、俺の連絡先（＝宿泊場所）を伝えておくよ。」

やれる事は試しておこうの図。犯人の目的がイヴァンの研究である場合、何らかの動きがあるかなと考えての行動です。
少なくとも、調査後我々が帰ってから改めて研究をさらっていく事は難しい、とアピールしておきます。まぁどれほど効果があるかは分かりませんが。

普段から学者らしく振舞っている事でこの噂の信憑性が増す、という主張でセージ＋知力で判定します。

ダイス予定dai:2d6+7


※追加質問

※　煙突内　※
■＋＋＋＋＋＋■
二□□□□□□■　　煙突内を調べたところ、
階□□□□□□■　　二階の暖炉とそこから下には
暖□□■□□□■　　煤（すす）が拭かれたようになっている所がある。
炉□□■□□□■　　人が通った形跡だろう。
■■■■□□□■　　最近のものではない、一週間以上は経っている。
一□□□□□□■　　センスオーラでは特に妙な精霊力はなかった。
階□□□□□□■　　
暖□□■□□□■　　変わっているのは、１階の暖炉の底にも
炉□□■□□□■　　狭い空間があり、そこに人が通った形跡があることだ。
■■■■□□□■　　左図で表すと、
■□□□□□□■←　ここにも人の通った形跡がある。
■■■■■■■■　　人が通れるスペースではないはずだが……

とありますが、

　■＋＋＋＋＋＋■
　二□□□□□□■
　階□□□□□□■
　暖□□■□□□■
　炉□□■□□□■
　■■■■□□□■
　一□□□□□□■
　階□□□□□□■　　
　暖□□■□□□■
　炉□□■□□□■
　■■■■□□□■
→■□□□□□□■
　■■■■■■■■

上記の矢印部分の窪みを棒や、石を投げるなどしてなどで叩く（と同等の衝撃を与える）事は出来ますか？　可能な場合、手番は消費しますか？
手番を消費する場合、並行して捜査を行える部屋はありますか？

質問部分最後の図を訂正。
　■＋＋＋＋＋＋■
　二□□□□□□■
　階□□□□□□■
　暖□□■□□□■
　炉□□■□□□■
　■■■■□□□■
　一□□□□□□■
　階□□□□□□■　　
　暖□□■□□□■
　炉□□■□□□■
　■■■■□□□■
　■←□□□□□■
　■■■■■■■■
内側からなので、正確にはこうですね。

クラリッサへの事情聴衆。雑貨屋の周辺に詳しいと見込んで聞いてもよろしいかと思います。
今まで彼女に接触してませんでしたしね。

あと、偽情報について罠をはるというのもかなり冒険ですが、もう時間もないしやってみてもよろしいかと思います。

私の手番についてですが、実はめちゃくちゃ悩んでいます(-.-)y-~

ちょっとGM の返答待ちですが、助言頂けますとありがたいです。

GMの回答

[143] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/13 23:23

＞バタフライ
＞寝室を三度にわたって調査をしましたが、服が破れるほどの取っ組み合いがあったかどうか部屋の形跡で分からなかったでしょうか?

寝室には取っ組み合いをしたと思われる形跡は無かったようです。
そういう形跡があれば、
バタフライは見つけることができたでしょう。
あと、文章の表記で混乱させたと思うので回答しちゃうと
子供なら入れた〜の記述は、
「入れそうにない」の意味に受け取ってください。


＞ラグト
＞上記の矢印部分の窪みを棒や、石を投げるなどしてなどで叩く（と同等の衝撃を与える）事は出来ますか？　可能な場合、手番は消費しますか？

煙突内は調べることはない気がする、と記述したので
結果はわかったことにしていいです。
腕を伸ばして叩くことになります。
そして、特に変化は起こりません。

ご返答ありがとうございました。
そうなると、この服がどうやって破れたのかという疑問が残りました。｡。｡。

回答ありがとうございます。
そして煙突質問再び。

※　煙突内　※
■＋＋＋＋＋＋■
二□□□□□□■　　煙突内を調べたところ、
階□□□□□□■　　二階の暖炉とそこから下には
暖□□■□□□■　　煤（すす）が拭かれたようになっている所がある。
炉□□■□□□■　　人が通った形跡だろう。
■■■■□□□■　　最近のものではない、一週間以上は経っている。
一□□□□□□■　　センスオーラでは特に妙な精霊力はなかった。
階□□□□□□■　　
暖□□■□□□■　　変わっているのは、１階の暖炉の底にも
炉□□■□□□■　　狭い空間があり、そこに人が通った形跡があることだ。
■■■■□□□■　　左図で表すと、
■□□□□□□■←　ここにも人の通った形跡がある。
■■■■■■■■　　人が通れるスペースではないはずだが……

これについて再度。
煤が拭かれた形跡のある箇所を明確に確認したいと思います。
空間：□
煤の付いた壁面（及び、煙突内に接してない壁面／床など）：■
煤の拭かれたような形跡のある壁面：◆

とすると、以下のようになりますか？

※　煙突内　※
■＋＋＋＋＋＋■
二□□□□□□■　　
階□□□□□□■　　
暖□□◆□□□◆　　
炉□□◆□□□◆　　
■■■◆□□□◆　　
一□□□□□□◆　　
階□□□□□□◆　　
暖□□◆□□□◆　　
炉□□◆□□□◆　　
■◆◆◆□□□◆　　
◆□□□□□□◆
■◆◆◆◆◆◆■

GMの回答

[146] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 00:09

この辺はかなーり説明不足でしたね。
その図形で表すと、以下のようになります。

※　煙突内　※
■＋＋＋＋＋＋■
二□□□□□□■　　
階□□□□□□■　　
暖□□■□□□◆　　
炉□□■□□□◆　　
■■■■□□□◆　　
一□□□□□□◆　　
階□□□□□□◆　　
暖□□■□□□◆　　
炉□□■□□□◆　　
■■■■□□□◆　　
■□□□□□□◆
■■■■■■■◆　←壁のあるはずのここにも跡がある

普通に昇り降りしていたなら、
暖炉の出っ張り部分にも跡があっても良さそうですが
出っ張り部分には人の通った跡がありません。

＞破れた理由
殺された場所が寝室じゃ無い、もしくは犯人が痕跡を消したと言う事かと。
前者の場合、恐らくは存在する（と思われる）地下室でしょう。

＞オウジャさん
ご意見ありがとうございます。なんとか手掛かりを引っ張り出せればいいんですが。

前述の通り、暖炉の下に何かが（多分地下室？）ある事は間違いないと思うので、それに繋がる手掛かりを調べたい所ですね。
個人的な候補としては１Ｆ廊下（の突き当たりの壁）が気になっています。
２Ｆ暖炉の真下に当たりますし、１Ｆの暖炉はどちらも調査済みである事がその理由です。
ただ、この部分が怪しいとしても、その場所に捜査ギミックがあるかどうかは分かりませんので賭けになりますが…。
という所で暖炉内の跡を確認して、ちょっとまた悩み始めています。あまり参考になるとは言えませんが、現在の思考を一応。

すみません。
もう混迷を極めてきました。

本当に何がどうなっているのかが分かりません。

片っ端から石窪みらしき箇所の調査をしても手番が足りないでしょうか。

煙突の痕跡についてパート３。

拭かれたような痕跡は、どのような状態でしょうか？
と言うと漠然とした質問になりますが、例えば暖炉奥の壁面全面が拭かれている感じか、それとも細く（どれくらいの幅で）一本拭いた跡があるような感じなのか、など。

もう締め切りの時間も間近で余裕がないので1F 廊下の詳細調査にしましょう。

2F の縄部屋も考えたのですが、仕方ないですね。

1. 全体のセンスオーラ

2. 1.で異常が確認できた箇所の調査。
dai:2d6+6 -> [1,3]+6 = 10 シーフ捜索

3. 暖炉周辺と思う箇所(1F 台所、寝室に近い場所)の調査。
dai:2d6+6 -> [6,1]+6 = 13 シーフ捜索

4. 廊下全体の床、天井、壁面の調査。(主な目的は石窪みの確認)
dai:2d6+6 -> [5,3]+6 = 14 シーフ捜索

5.煙草の煙を吐き出して空調回りを確認

dai:2d6+6 -> [1,2]+6 = 9 シーフ捜索

以上です。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[151] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 00:51

＞片っ端から石窪みらしき箇所の調査をしても手番が足りないでしょうか。

ふむー。１日かけて調べられると言いましたし、
それでは１行動で３つの部屋の石窪みを片っ端から調査できることにします。
する場合は、どの部屋から調査するか書いてください。
また、この行動で判定は必要ありません。


＞拭かれたような痕跡は、どのような状態でしょうか？
確かに、煤の跡も色々ですね。
煙突の状態について説明が不足していました。
細かい煤の変化なども考慮すると、追加情報があります。
改めて図で説明します。

□：空間
■：煤の付いた壁面（及び、煙突内に接してない壁面／床など）
◆：昇り降りするためとおぼしき、煤の拭かれた形跡のある壁面
▲：壁がずれてこすれたように、わずかに煤が削れている壁面

※　煙突内　※
■＋＋＋＋＋＋■
二□□□□□□■
階□□□□□□■
暖□□▲□□□◆
炉□□▲□□□◆
▲▲▲▲□□□◆
一□□□□□□◆
階□□□□□□◆
暖□□▲□□□◆
炉□□▲□□□◆
▲▲▲▲□□□◆
■□□□□□□◆
▲▲▲▲▲▲▲◆

２Ｆ北西部屋
「ハンナに聞いた話が正しければ、封鎖されているのはイヴァンが手に負えなかった部屋、との事だね。」
「何があるかに興味が無いとは言わないけれど、封鎖したままで『コンプリート』と言っている以上、直接は関わらないと考えよう。余裕があるなら見てみたい所だけれど。」

などと言いつつ。
・ラグト行動２
３）詳しい話を聞く　でクラリッサに情報収集
酒場の主人は知人判定後は話が聞けないので、同等の情報を持つクラリッサに。
あれもこれもと聞くと項目数がえらい事になるので、既に酒場の主人やロバードヘッドに訊いている内容は省いています。

相手の現況を聞いたりして会話しつつ、依頼でイヴァンの館を調査中である事など、ざっくりとした現状を伝える。その上で幾つかの質問を行います。

・モクラスの上着を見せ、雑貨屋にてこの上着を見た事は無いか、もしくは雑貨屋から買い取っていった人物に心当たりは無いか。
こちらの状況（犯人が買い取った可能性が高いなど）に交え、急を要する場面である事も伝えます。
「本来なら御法度ではあるんだろうけど、今は一刻を争う場面でね。もし見知っていればどうか教えて欲しい。」

・心当たりがあった場合、その人物についての情報
・ルドガーと、彼を追っていると言う人物（達？）について
・マクシムについて、主にイヴァンへの感情を吐露している事は無かったか（酒場などで）
・イヴァンについて、ここ数か月（ハンナが『理由も無く食事を豪華にしようなどと言っていた』と発言した時期）の様子（金回りとか）
・イヴァンの館について。付近を通った時に派手な音を立てていたり、形が変わっていたりなどという事は無かったか。（何らかのギミック稼働時に偶然遭遇している可能性）

…野生児に何聞いてるんだろうか、という内容が多くなった気がするのは秘密。

聞き込み自体はプリースト＋知力で行います。

dai:2d6+7 -> [4,3]+7 = 14


ついでに、以下は『話を聞く』とは異なりますが、可能なら試しておきます。

「そして…、そう機会も無い。今手を打っておこうか。」
「危険もあるが、頼めるかな。少しばかり、噂を流して欲しいんだ。」
「そうだな、俺が『イヴァンの館の魔術について“新たな”発見をした。』『資料を引き継ぎ、あの館で引き続き研究を続けるらしい』こんな所かな？」
「反応がある場合、発信源と知れたら君にも危険が及ぶかもしれない。危ういと感じた時の為に、俺の連絡先（＝宿泊場所）を伝えておくよ。」

やれる事は試しておこうの図。犯人の目的がイヴァンの研究である場合、何らかの動きがあるかなと考えての行動です。
少なくとも、調査後我々が帰ってから改めて研究をさらっていく事は難しい、とアピールしておきます。まぁどれほど効果があるかは分かりませんが。

普段から学者らしく振舞っている事でこの噂の信憑性が増す、という主張でセージ＋知力で判定します。

dai:2d6+7 -> [2,3]+7 = 12

こっちでの反応を忘れていた。
ＧＭ、質問への回答ありがとうございます。

２番目の行動了解しました

[154] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 01:15

これで２人とも出揃ったでしょうか？
回答が遅れたので、
行動変更は朝くらいまで受け付けます。
（その場合、判定の結果はすべてキャンセルです）

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[155] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 10:19

２回目の行動も、これで決定とします。
ＧＭは行動結果を書き込むので、お待ちください。

memo:ＧＭ行動結果書込み中。8/15の2時まで。

「さて。。。この屋敷に何が眠ってるでありんすかな。もう時間もないし、ここは長年の勘に頼るのみでありんす。。(-。-)y-゜゜゜」

廊下の奥で石壁睨みつけて、煙草ぷかぷかと。。。

６日目：２人の行動（２つ目）

[157] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 20:45

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　６日目：バタフライの行動（２つ目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【１F廊下を詳しく調査する】

バタフライは１階の廊下を改めて見渡した。
すでに何度も行き来している場所だ。

T字路の南側に玄関、北側には２階へ続く階段が。
長い通路には、１階の４つの部屋に続く扉がある。
どれも通って安全は確認済みだ。
長い通路の一番奥には木製の台があり、枯れた花の入った花瓶が置かれている。

センスオーラでは、特におかしな精霊力は感じない。
石窪みと思われる箇所を調べて入念に３回ノックを試したが、
どこの窪みでも仕掛けが動いた様子はなかった。
煙草の煙で空気の流れを確認するが、
おかしな場所に煙が流れている様子もない。

しかし、長い通路の奥を調査していたところ
台に置かれた花瓶の中に
枯れ花の他に何か固い物が入っているのに気付いた。
花瓶をひっくり返して中身を出したところ、鍵が出てきた。
開錠を成功させたバタフライにはすぐわかる、これは２F東部屋、書斎の鍵だ。
誰かが花瓶の中に入れたのだろうか……？
枯れてるとはいえ花の入った花瓶に放り込んだということは
鍵を隠そうという意図が感じられる。

鍵の様子をよく見てみると、
でこぼこの部分に微量の煤（すす）がこびりついている。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※【２F東部屋の鍵】を手に入れた。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　６日目：ラグトの行動（２つ目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【クラリッサから詳しく話を聞く】

ラグトが尋ねると、クラリッサは嬉しそうに部屋に出迎えた。
町で配達屋をしてること、たまに狩猟で生計を立てていること等、
捕まえたらしき大兎の肉を調理しながら話す様子は
クラリッサがここで逞しく生きてることを雄弁に物語っていた。

クラリッサ「依頼でここ来たノカー！
　だからラグト、モクラスさんとたくさん話ししてるんだネ。
　イヴァンさん間違ってるなら、早くわかるといいナ」

依頼の話をすると、モクラスへの同情の念が強いようだ。
モクラスが日に日にやつれているからだろうか？
上着の情報について何か知らないか聞くと、
クラリッサは非常に困ったという顔をしたが、ラグトの説得に口を開いた。

クラリッサ「その上着、知ってるヨ。雑貨屋に売られた古着だヨ。
　買った人も知ってるヨ。
　……知ってるケド、これ言うの悪いコトなんダ……。
　……でも、ラグト困ってるんだナ。
　教えるヨ！
　買った人は、ルドガーさんダヨ。
　ルドガーさんは、薬を作って雑貨屋に置いてる学者さんなんダ、
　イヴァンさんとも友達みたいダナ。
　悪い薬も作ってる言うケド、わたしは見せてもらえないナ……。
　その上着、いい服だけど、よれよれだったんダ。
　雑貨屋は直して売るコトでしてたんだケド、
　ルドガーさん、買えないナラ嫌だからで、よれよれで買ってったんダ。
　だから覚えてるヨ。
　今は袖も取れてて、すごいよれよれだナ。それはもう売れないだろうナ」

上着を買っていったのはルドガーのようだ……。
ルドガーとマクシムについては、
前にロバートヘッドが語っていたこと以上の情報は知らないようだ。
イヴァンとその館については、
ここ数ヶ月のイヴァンの様子について聞けた。
館については特に情報らしい情報は持っていないようだ。

クラリッサ「イヴァンさん、言われてみれば元気だったヨ。
　ハンナさんと一緒にいる時、おいしい肉とか酒とかすぐ買うンダ。
　イヴァンさん魔法使いだからナ、仕事あるからお金は心配ないと思う。
　イヴァンさんの館、たまに変な音してたケド、よくわからないヤ。
　わたしの配達くる時は変な音させてなかったナ。
　館が形変わるとかはなかったヨ」

・・・・・・

『ラグト達がイヴァンの館の魔術について“新たな”発見をした。』
『資料を引き継ぎ、あの館で引き続き研究を続けるらしい』

これらの噂を流すことに関しては、
クラリッサは意図がわからないようだが、頷いて快諾した。

クラリッサ「それ必要なんだナ？
　わたしに任せてヨ！　皆に言うネ！
　ラグトの泊まってるとこ覚えたケド、迷惑かけないゾ」

……近日中に、この噂の結果が出るだろう。

PCの行動（７/７日目）

[158] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 20:46

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　PCの行動（７/７日目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【PCが１日にできること】
PCは１日の間に、以下の行動を２回だけ行えます。

（１）館の一箇所を詳しく調査する
　館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　【※戦】のついた部屋は、
　モンスターと戦闘して勝利しなければ調査ができません。
　戦うことを宣言し、戦闘時の行動指針を指定してください。
　特に指定がない場合、
　通常攻撃＆生命点半減で回復＆生命点1/3で回復不可だと撤退
　という行動を取らせます。
　戦うと宣言してない場合は自動的に撤退し、調査は中断されます。

（２）館の3箇所をざっと調査する
　館の３つの場所を簡単に見渡します。

（３）参考人の１人から詳しく話を聞く
　気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
　適切だと思う技能で　判定を振れます　。
　漠然とした質問では、漠然とした答えが返ってくるでしょう。

（４）３人の参考人から話を聞く
　３人の参考人にざっと声をかけられます。
　自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
　の３つが聞けます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【館の見取り図　＆　調査箇所】
※　１F　※
■■■■■窓■■■■窓■■■■■■■■窓窓窓■■■
■▲■棚棚□棚棚棚棚□棚棚■寝具□□□□□□小棚■
■上■□□□□□□□□□□■寝具□□死体□□水晶■
■階■□像□机机机机□像□■□□□□□□□□□□■
■段■□□□□□□□□□□■帽子棒□□箪笥□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□花■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■暖炉■
■□□■□□□□□■□椅子□段□□□食器棚□釜戸窓
■□□■□鴉の巣□■椅机机椅差□□□□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■子机机子段□食品□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■□椅子□差□の篭□水場水場□鍵
■玄関■■■窓■■■■窓窓■■■■■■窓■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・１F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
　　通路の奥には台に置かれた枯花の入った花瓶がある。
・１F北西部屋……研究室。鍵はあるが、開いていた。
　　部屋の左右に妖魔像が置いてあり、侵入者を襲ってくるが
　　机の円台の上に水を入れた銀杯を置くことで妖魔像が止まる。
　　机や棚には研究資料が散乱しており、
　　『石の窪みを３回ノックする』
　　というメモが置いてある。
・１F北東部屋……主の寝室。シードルという盗人の死体がある。
　　花瓶の代わりに水晶体が台に置かれている。窓には足跡。
・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
　　壁に下位古代語がある。
　　『像の守りを解きたければ
　　　美女の水瓶から出る水を　銀の杯に満たし
　　　　　台の上に捧げよ』
・１F南東部屋……台所。裏玄関もあり、内側から鍵がかかっている。
　　水場には、水瓶から常に水を流す女性の像がある。

※　２F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□鳥■□□□□□■本□本□本□本■
■下■□□□□□□像■□□□□□■棚□棚□棚□棚■
■階■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■扉扉■■■■■■扉■■■□□椅子□暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□扉□□机机□暖炉■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□椅子□暖炉■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■本□本□本□本■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■棚□棚□棚□棚■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・２F廊下……１階と各部屋に続く廊下。
・２F北西部屋……かなり昔から硬く閉ざされていた部屋。
　　鳥の像が奥にある以外は、窓も無く、がらんとしている。
・２F北中央部屋……物置部屋。
・２Fテラス……南西にあるテラス。
・２F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
・２F東部屋……書斎部屋。生前イヴァンは頻繁にここを訪れている。
　　本棚にある一部の古書は何度も読み返されている。


【現在の参考人】

・依頼人モクラス：幽霊に恨まれている依頼人。
　古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者、
　というのは仮の姿で、ニューゲートの盗賊ギルドから派遣された
　ログホール住民の動向を探る諜報員。

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　生前は古い館に住み、館の中に残された資料の研究をしていた。
　死ぬ直前の一ヶ月間と、研究についての記憶が思い出せない。
　かなり気が立っており、危険度３。
　対話を試みるには、今からGMが振る1ｄ6で4以上が出る必要がある。
dai:1d6 -> [3] = 3 …４以上が出てたら対話が可能。

・酒場の店主：町門の前にある酒場のマスター。
　町のたいていの酒飲みは、彼の店に来るらしい。

・魔法学者ルドガー：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　違法な薬草の精製に手を出している盗賊でもあるようだ。
　現在でも、追っ手が町を訪れているようだ。

・魔術師マクシム：イヴァンの友人。
　イヴァンの研究に手を貸すほど親しくしていた。
　魔術師としての才覚がある。
　かつて魔力を暴走させ、魔術師ギルドを追われている。

・ハンナ：イヴァンの恋人。館に出入りしていたが、
　台所、イヴァンの自室、ペットのカラスの部屋しか
　出入りしていなかったようだ。
　借金を背負わされて、この町に逃げてきた。

・ロバートヘッド親分【※バタフライのみ】：流れの浪人。
　ある国でならず者をまとめている大親分だが、
　抗争の火種が収まるまでログホールに身を潜めている最中。
　情報量は酒場の店主と同じ。

・野生児クラリッサ【※ラグトのみ】：元奴隷の女性。
　野獣タイガーと共に捕まり、曲芸団に身売りされていたが、
　今はログホールで配達や狩りをして暮らしてる。
　情報量は酒場の店主と同じ。

・清掃人ダニロ：町をうろつく清掃人。
　イヴァンの自室にあるシードルの死体を葬っていた。
　イヴァン死亡日に、片袖が引きちぎれた妙な上着を拾っている。


【PC達が手に入れたアイテム】
・右袖のない上着……右袖が引き千切れ、煤で汚れている上着。
　モクラスが雑貨屋に売った古着。売った当時はまだ右袖があった。
・高精神草の煙草……神経が高ぶり、寝るまで捜索＆感知系の判定に＋１。
　使用した次の日は敏捷系の判定に−１。
・貴婦人の服……バタフライの変装用の服。
・２F東部屋の鍵……１F廊下の花瓶に入っていた。微量の煤がついている。

【PC達の状態（GMのメモ用）】
・バタフライが経験点＋３０点。
・バタフライが１５０ガメル消費。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……以上です。
８月１６日２時までの間に、
７日目の、２つの行動を決めてください。
１つ目の行動が決まり次第、GMは結果を書き込みます。
相談などもご自由に。

質問などあれば、GMは時間の空いた時に答えていきます。

memo:ＰＣ行動決定の番(ラスト)です。8/16の2時まで！

GM に質問です。
廊下にあった花瓶ですが、元々は寝室にあったものかどうか分かりますか？
寝室にあった台に花瓶の跡があったはずなので、それで分からないでしょうか？

尚、これらの行動は手番を使わないことが前提です。使うのであればやめておきます。

以上です。

GMの回答

[160] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 21:37

＞廊下にあった花瓶ですが、元々は寝室にあったものかどうか分かりますか？

そうですね、元々は寝室にあった花瓶だろうと分かります。
寝室の台の花瓶跡を確認すれば、
それが廊下に置かれた花瓶の底と一致します。

＞クラリッサ
「主義に反する事を頼んで済まないね。いずれ、改めて礼をするよ。」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「さて、最終日だね。」
「未だ決定打はなし…か。さて、どこまで迫れるかな。」

dai:2d6 -> [3,6] = 9 　本日のラック

「ひとまず、推定犯人はルドガーと仮定できるかな。」
「問題は時間だね。死体の捜索を続けながら彼を確保するには、悠長にはしていられない。」
「趣味じゃないけど、強引に連れて来る位で無いと間に合わないんじゃないかな。説得できるとも思えないし。」
「まぁ、相手も手練れとすれば、そう上手く行くかは分からないけれど…。」

○質問いろいろ
・これまでの情報等から、ルドガーの技能レベル等を推測する事は可能ですか？
・煙突について
　▲表記の内、２Ｆ・１Ｆ暖炉側の二つのＬ字の部分は、どちら側（部屋側・煙突側）に跡がありますか？

「犯人はルドガーで決まりでありんすな(-.-)y-~」

「敵の行動でありんすが、2F 書斎から鍵を使って侵入して内側から鍵をかける。」

「そのあと、煙突を使って1F 寝室に侵入してイヴァンを殺害(?)」

「寝室にあった花瓶に鍵を入れて、それを廊下におく。」

「そして窓の近くに持ってきたシードルの遺体を寝室に運んで事件工作をした。そして自分は窓から逃げて退散ってことでありんすかな(-.-)y-~」

「少なくとも暖炉を通過して寝室に入ったことは間違いないとみた。寝室であれだけの煤が見つかったでありんす。からな。」

「さて、ここまで調査した結果でも決定的な証拠は見つからなかったでありんすな。」

「こうなったら、ルドガーがラグトさんの偽情報に騙されるのをみこして奴を尾行でもしてみるでありんすかな( -.-)y-~ 」

「またまた七変化でもして(-。-)y-~」

GMの回答

[164] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 22:24

＞・これまでの情報等から、ルドガーの技能レベル等を推測する事は可能ですか？

追手から逃げ切る手腕を見せていますが、
盗賊として名を上げていたという話は聞きません。
シーフ技能３レベルくらいではないかと予想できます。
また、薬に関する一般技能も３レベル以上は所持しているだろうと
推察できます。

＞・煙突について
＞　▲表記の内、２Ｆ・１Ｆ暖炉側の二つのＬ字の部分は、どちら側（部屋側・煙突側）に跡がありますか？

どちら側というと……
そうですね。まず、高さをより正確に図にすると。

■＋＋＋＋＋＋■
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
二□□□□□□■
階□□□□□□■
暖□□▲□□□◆
炉□□▲□□□◆
▲▲▲▲□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
一□□□□□□◆
階□□□□□□◆
暖□□▲□□□◆
炉□□▲□□□◆
▲▲▲▲□□□◆
■□□□□□□◆
▲▲▲▲▲▲▲◆

このぐらいだとイメージしてください。
その上で、
２FのL字は、底面は下側に、横面は煙突側に。
１FのL字は、底面は上側に、横面は部屋側に。
それぞれ、こすれたような跡があります。

図の長さ間違いました。

[165] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 22:26

図の長さが違いました。
こっちが高さが正確な図です。

■＋＋＋＋＋＋■
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
二□□□□□□■
階□□□□□□■
暖□□▲□□□◆
炉□□▲□□□◆
▲▲▲▲□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
一□□□□□□◆
階□□□□□□◆
暖□□▲□□□◆
炉□□▲□□□◆
▲▲▲▲□□□◆
■□□□□□□◆
▲▲▲▲▲▲▲◆

再度修正

[166] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 22:28

上部がコピペによりおかしなことになってました。
こっちが正しい図です！

■＋＋＋＋＋＋■
■□□□□□□■
■□□□□□□■
■□□□□□□■
■□□□□□□■
■□□□□□□■
■□□□□□□■
二□□□□□□■
階□□□□□□■
暖□□▲□□□◆
炉□□▲□□□◆
▲▲▲▲□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
■□□□□□□◆
一□□□□□□◆
階□□□□□□◆
暖□□▲□□□◆
炉□□▲□□□◆
▲▲▲▲□□□◆
■□□□□□□◆
▲▲▲▲▲▲▲◆

この状態で
２FのL字は、底面は下側に、横面は煙突側に。
１FのL字は、底面は上側に、横面は部屋側に。
それぞれ、こすれたような跡があります

回答ありがとうございます。

「（暖炉の予想断面図を見て）ふむふむ。」
「（２ＦＬ字底面下＆垂直面外と、１ＦＬ字底面上＆垂直面内を示し）この辺りが接触するようにも見えるね。とすると、部屋がせり上がるか下がるかの大がかりな仕掛けだろうか。」
「どちらにせよ、この２箇所が接するとすれば、出入りは２Ｆの暖炉からになりそうだね。再度調査をお願いするならそこになるかな。」
「石の窪みを押して行くだけなら俺でも出来なくはないから、ルドガーの様子を見に行くならば任せるけれど。」
「ただ、撒いた噂についてはあくまで保険だからね…。相手が解決を明日以降にしようとする可能性もある。勿論それを省いても、様子を見る意味はあると思うけどね。」

寝室の煤については……

[168] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 22:44

ちと誤解があるようなので、追記です。
寝室で見つかった煤は、
水晶体の面する壁にごくごく微量が発見されたのみです。

＞dai:2d6+6 -> [4,6]+6 = 16 　シーフ【捜索】　イヴァンの死体を念入りに

最初の１回で、死体を念入りに調べたとはいえ
この達成値を出している状態で発見されず、

＞dai:2d6+6 -> [5,6]+6 = 17 シーフ＋知力【捜索】

再度、水晶体周辺を念入りに調べると宣言した上で
この達成値を出すことで、初めて発見されるくらいの跡です。

「わっちの私見ですが、暖炉内でそのような大掛かりな仕掛けを作る理由が思いつかないでありんす。」

「単純に2F から1F に飛び降りてできたのではないでありんすかな？」

「今のところ、真犯人(ルドガー?)が通過したとおぼしきは2F 書斎。ここを調べるのはいいかもでありんすが、あの部屋は二人で調査した部屋でありんすから、石窪み以外で見てない箇所はないかもっと思うでありんすな。」

「ふむふむ。その場合は痕跡に不自然さは残るけれど…（考えて）。」
「（肩を竦めて）確かに、具体的なギミック内容を論じても仕方のないところまで来ている気はするね。作動させられれば答えは出る訳だし、そうでないなら正しくとも繋がらない。」
「異音を発していると言う話は聞いている。何らかのギミックは存在すると見ていいだろうね。変形する程の物でも無いとも聞いているけれど…。」

「書斎での調査の意味が薄い、と見るのならば、こっちは俺が担当するべきかな？」
「俺はこの段階だと、館側ではボタンを押す位、ルドガー側では力尽くで連れて来る位が限度だね。君の方がよほど柔軟に動ける筈だ。」

意見からすると、ラグトが３部屋（ひとつは書斎）の石の窪み押し、バタフライがルドガーを尾行してこっそり調査、といった感じですかね？後者は危険を伴いますが。

尾行の方は一歩間違えばアウトですね。
前ログを見ましたが、書斎の調査はちょっと雑だったように見受けられます。

最終日の一つ目の手番は書斎の徹底調査にしてみましょうかな。

ラグトさんの方は、石窪み探索かそれ以外を

「書斎を任せるとすると、俺はルドガーの強襲と捕縛となるかな。」
「こちらもリスクが伴うね。一度逃せば今日中に再度捕えるのは難しいかもしれない。」
「後はー…。（冗談めかして）そうだね、もしかすると神聖魔法に頼れない状態になっているかもしれないから、頭に入れておいてくれよ。」

ＧＭに質問を。
・手番によってルドガーの捕縛を試みる場合、処理は判定でしょうか戦闘でしょうか？
・ログホールに、暴力沙汰の際に止めに来る自警団的な組織は存在しますか？
後者はここまでの情報だとなさそうですが、念の為。

GMの回答

[173] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/14 23:31

＞・手番によってルドガーの捕縛を試みる場合、処理は判定でしょうか戦闘でしょうか？

その場合は、捕縛前の近づき方の判定（不意打ちの仕方）をしてもらい、
次に、捕縛時に戦闘になった際の行動指針を書いてもらいます。

＞・ログホールに、暴力沙汰の際に止めに来る自警団的な組織は存在しますか？

そういった組織は存在しません。
ただ、他人のいる場所で捕縛を試みれば、
止めに入ろうとする親切な人間はいると思います。

「強襲捕縛とはラグトさんにしては乱暴でありんすな。」

「しかし、それは最後の手段。やるのならば一緒にやりましょう。奴もなかなかの手練れ(シーフ3)でありんすからな。」

「まずはギリギリまで証拠を探してみませんか?」

「承知しているさ＜乱暴＞。だけど、証拠を得たとしてそれでどうなるか、という話でね。」
「イヴァンが犯人と見做した人と揉めているのは、ルドガーも承知しているだろう。」
「ルドガーが犯人であり、その証拠があるとしても、いや、そうであればこそ同行を拒むんじゃないかな？」
「さりとて、証拠を突き出しても捕縛に動いてくれる法組織はこの街には存在しない。」

「そうすべきならば共に、というのは確かにそうだね。だが、調査にて地下室の類を発見したとすればそこの調査も怠れない…。」
「『死体』と『犯人』。イヴァンの要求を満たそうと考えるならば、既に共に動ける手数は残っていない気がするよ。」

「同時に手にする事を狙うなら、行動を遅らせる事は可能だね。どの道２度目は無いだろう。」
「その場合、俺に出来るのは残りの部屋の石の窪みを押す事程度だけれど。」

最終手番まで持ちこすならば、書斎の石窪みがスイッチで無かった場合に備えて適当な場所の石の窪みを押しまくる感じですかね。

そうですね。
最後の大仕事として、最後の調査をやりましょう。

バタフライは、2F の徹底調査をやります。

＞２Ｆの徹底調査
書斎の、ということであってますか？

ギミック起動後に手番が必要になると詰むのが怖くもありますが、噂の効果を待つ意味で捕縛を最終手番に回すのは手ではありますね。まぁこっち（噂）はあんまり期待できないかなと思いますが。
スイッチが外れた場合にも詰むのは事実なので、ラグトが保険として部屋３つ指定での石窪み押しをやっておきますかね

はい。
2F 書斎の徹底調査を行います。

まず、本日一発目で購入した高級煙草を吸います。

ラグトの行動１

１手番で３部屋の石の窪みを押す、という行動は、まだ扉を開けてすらいない部屋に対しても可能でしょうか？
また、１Ｆ北西部屋にて石の窪みについてのメモを発見した際、その部屋の石の窪みは確認済みでしょうか？
その辺りも踏まえて、下に書いた順でチェックを行います。
チェック不可もしくはチェック済みの部屋はスキップして、上から三つの部屋を試します。

・２Ｆ東部屋（捜索の出目によって、宣言のみでの窪み押しより悪い結果になりうる裁定である場合のみ。）
・１Ｆ北西部屋（石窪みメモを発見した前回調査時に調べていない場合のみ）
・テラス（扉を開けていない部屋にも可能な場合のみ）
・２Ｆ北中央部屋（扉を開けていない部屋にも可能な場合のみ）
・２Ｆ廊下
・２Ｆ南中央部屋（扉を開けていない部屋にも可能な場合のみ）
・１Ｆ南西部屋
・１Ｆ南東部屋

以上の順で行います。

行動手番1

2 F 書斎の徹底調査

1.部屋中のセンスオーラ

2. 1.で不審があった場合、そこを調査

dai:2d6+6 -> [3,4]+6 = 13 シーフ捜索


3. 暖炉及びその周辺の調査

dai:2d6+6 -> [3,1]+6 = 10 シーフ捜索


4. 扉の確認。 最近、鍵をこじ開けられた形跡はないか？

dai:2d6+6 -> [2,5]+6 = 13 シーフ捜索


5. 部屋中の壁面及び床、天井の確認。石窪みを特に

dai:2d6+6 -> [3,5]+6 = 14 シーフ捜索


6. 空調回りを煙草の煙で調査

dai:2d6+6 -> [2,3]+6 = 11 シーフ捜索


7. 本棚の確認

dai:2d6+6 -> [1,3]+6 = 10 シーフ捜索

あと、室内に煤が飛び散ってないかも注意できていると幸いです。

７日目：バタフライとラグトの行動（１つ目）

[183] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/15 07:18

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　７日目：バタフライとラグトの行動（１つ目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【２F東部屋を詳しく調査する】＆【２Ｆ東部屋→２Fテラス→２Ｆ北中央部屋の石窪みを調べる】

バタフライは２階の書斎に再度、足を踏み入れた。
ラグトも石の窪みを調べるために侵入する。

バタフライがセンスオーラで精霊力を感知したが、
特におかしな精霊力は働いていないようだ。

まず、２人で暖炉と周辺に仕掛けがないか探った。
すると暖炉の石窪みを３度ノックしたところで、
暖炉の壁が音を立てて動き始めたのだ！
１Fの方からも音が聞こえる……。

動きが収まると、
煙受け（煙突内L字部分）がなくなり、煙突内へ侵入しやすくなっていた。
煙突内に入ると、煙受けは部屋側の壁に張り付いているようだ。
１階の暖炉部分は、２階とは逆に、入口部分が煙受けの壁で閉ざされている。
下へ降りてみると、今までの底壁がない。
更に地下へ降りられるのだ。
地下室がある……。

バタフライは更に書斎の調査を続けた。
空調については、特におかしな点は見つからない。
部屋の床面によく注意すると、
机や椅子を移動して脚の跡を調べたら、
煤が付着しているのが見つかった。
他の床部分には見当たらないことから、誰かが掃除をしたのだろう。

他に新たな発見はなかったが、
石窪みの仕掛けはこれで判明したようだ。

・・・・・・

ラグトは残りの部屋を見渡した。

テラスに入ると、
イヴァンが育てていたのだろう植物の花壇がある。
主に丈夫なハーブ類のようだ。枯れていない。
出入り口の脇には、水用の壷も設置されている。

２階の物置部屋を見渡したところ、
奥に小さな窓が１つあり、
奥から順にガラクタや雑貨の類が
散乱と言っていい程度に雑多に置かれている。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※【B１F部屋】が現れた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【新たな館の見取り図　＆　調査箇所】

※　B１F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□■■■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□梯子■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□■■■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・B１F部屋……２F東部屋の暖炉から入る地下室。仕掛けを動かさないと入れない。

memo:1つ目の結果が出ました。ＰＣ行動決定中。8/16の2時まで！

「なんと。ラグトさんの予測通りでしたな。お見それしたでありんす。」

「こうなると、ここにイヴァンの遺体があるのでありんすかな(-.-)y-~」

手番が完全に残り一つですが、バタフライがこの地下室の詳細調査をするべきとみました。
これで全ての謎が解けることを願って。

ときにGM に質問です。
前に暗闇に入ったときに、いつの間にか灯りを持って今したが今回も持っていてよろしいでしょうか？

ちなみにそれは、ランタン？ 松明？

「成る程ね、こう動くのか…。」
「今度こそ本当にラストだ。俺は犯人と思しきルドガーを連れて来て、君はこの地下室を調査する。」
「それで終わると信じるしかないね。仮説を裏付ける物を準備できていないのは厳しいけれど。」

・ラグトの行動２
ルドガーを呼びに行きます。
ひとまず、イヴァンの館を調べていると自己紹介の後、緊急事態が起きた為、館に詳しいルドガーに見て欲しいと言ってかけあってみましょう。
そうして、可能なら調査終了後の地下室に連れて行きます。
「邪魔するよ。失礼だが、君が薬師のルドガーで相違無いかな？」以下、可能な限り焦った様子を装いつつ。
「俺はラグト。君も知っているだろうイヴァンの館を調査している者だよ。」
「不躾な訪問で申し訳ないんだが、調査中にトラブルが起こってね。早急に対応しないと、館の機能がそっくり失われてしまう。」
「イヴァン当人があの状態である以上、館に詳しい人物は限られる。急で済まないが、共に来て貰えないかな？」
未だ未確定な動機ですが、もし研究が目的なら、館の機能が失われるのは看過できないかも？という考えもあります。

一応判定を行うなら、学者を装ってセージ＋知力
dai:2d6+7 -> [6,6]+7 = 19

その後、調査済みの地下室でイヴァン・モクラスも揃えて真犯人と犯行手順を解説、と言う流れでしょうか。まぁもし上手く行けばの話ですが。

同行を拒否された場合や、途中・到着後に逃走されそうになった場合などは、戦闘を介しての捕縛を試みます。
勿論、逃亡出来ないよう細心の注意を払います。ルートにしても、人の多いルートは避けます。
どうしても人の多い場所で逃走されそうな場合は、既に証拠も揃っていて犯人である、という事を主張して邪魔が入るのを防ぎましょう。
捕縛後の移動中に干渉された場合も同様。

「この状況で動かすだけの言の葉は選べなかったか。まだまだ未熟という事かな。」
「だが悔やむ暇は無い。趣味でも主義でもないけれど…、時が無いのは俺自身の失態だ。取り返さないとね。」

戦闘時の方針としては、ヘビーメイス＆ガードグラブ装備で手加減攻撃を中心に戦います。
ＨＰが半減以下で回復し、逃走は極力行いません。新手が出てきたりした場合は別ですが。
相手が離脱や強打などの回避ペナルティのかかる行動をとる場合、足狙いでの転倒を試みます。

ときにGM に質問です。
前に暗闇に入ったときに、いつの間にか灯りを持って今したが今回も持っていてよろしいでしょうか？

ちなみにそれは、ランタン？ 松明？

ありゃ？質問が重複しちゃいました。
失礼しました。

Ｂ１Ｆの詳細調査をします。

　以下の調査の際には常にセンスオーラをします。
（尚、キセルには常にサラマンダーをコンスピ状態。このサラマンダーの反応も常に確認）

�@、ランタンを借用して灯りをともして梯子のあたりに配置。


�A、ウィルオーウィスプを召喚して、部屋中央に配置。

dai:2d6+6 -> [4,6]+6 = 16 　シャーマン＋知力【ウィスプ召喚】
※精神力：20/22


�B、部屋の周囲をざっと確認。（天井・床・壁面すべて）

dai:2d6+6 -> [4,5]+6 = 15 　シーフ＋知力【捜索】


�C、煙草の煙を吐いて空調周りを確認。（入口以外で他に空気が流れていないか）

dai:2d6+6 -> [2,2]+6 = 10 　シーフ＋知力【捜索】


�D、�@〜�Cで不審なものを見つけた場合（センスオーラ含む）は、そこにゆっくり歩み寄っていきますが、その前に床に罠がないかの確認をします。

dai:2d6+6+1 -> [6,2]+6+1 = 15 　シーフ＋知力【罠発見】


�E、そしてその不審物に罠がないかも確認します。

dai:2d6+6+1 -> [2,2]+6+1 = 11 　シーフ＋知力【罠発見】


�F、そしてその不審物の調査をします。

dai:2d6+6 -> [2,5]+6 = 13 　シーフ＋知力【捜索】


　ここでイヴァンの遺体に出会うことを祈っています。
もし遺体があった場合は死因の確認。また、手の伸びてる部分も確認します。（ダイイングメッセージ,服の切れ端がないか・・・）

　尚、高精神草の煙草（感知系＋１）を現在服用しております。[No.179]
何か役立てられればいいのですが・・・（ｒｙ


以上です。

GMの回答

[190] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/15 21:31

＞前に暗闇に入ったときに、いつの間にか灯りを持って今したが今回も持っていてよろしいでしょうか？
＞
＞ちなみにそれは、ランタン？ 松明？

はい。暗い部屋には灯りを持って入っています。
使っているのはランタンです。
モクラスあたりから借りているのでしょう。
行動時、明かりに松明を指定すれば松明になります。

とはいえ、今回はランタンで問題ないようですね。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[191] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/16 02:04

では２回目の行動も、これで決定とします。
ＧＭは行動結果を書き込むので、お待ちください。

memo:ＧＭ行動結果書込み中。8/17の2時まで。

７日目：バタフライとラグトの行動（２つ目）

[192] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/16 22:54

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　７日目：バタフライの行動（２つ目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【B１F部屋を詳しく調査する】

書斎の仕掛けを動かし、
バタフライは暖炉の梯子から地下室へ降りた。

地下は暗く、ひんやりと涼しい……。
ランタンとウィスプで明かりを確保して調査を開始した。

地下室を見渡すと、
寝室で見たような水晶体が壁際に何個も並んでいる。
床の中央には、大きな魔法陣が描かれていた。
しかし、
バタフライの目に最初に飛び込んできたのは、
魔法陣の上に横たわる、黒ローブを着た男の死体だ！
改めて周囲を確認すると、
梯子の横壁には樫の木の杖が立て掛けられているのにも気付いた。

・・・・・・

センスオーラで精霊力を確認したが、
特におかしな精霊力は働いていないようだ。

部屋に罠が仕掛けられているようにも思えない。
バタフライは調査を続行した。

煙の流れる方向で空調の確認をすると、
西側の壁に吸い込まれる煙がある……。
壁を調べたところ、石壁に偽装した隠し扉を発見した！
扉の先は真っ暗だが、獣の息遣いが聞こえる。
どうやら隠し部屋にはモンスターがいるようだ。
今は相手をしている時間はない。
扉を閉め、この部屋の調査を再開する。

壁際に置かれた沢山の水晶体を調べたところ、
ほとんどが綺麗に並んでいるが、
幾つか歯並び（例えです）に欠けた箇所がある。
寝室の水晶体も、元々はここに置いてあったのだろうか？

魔法陣を見渡してみると、
研究室で発見した資料に書いてあった魔法陣とそっくりだ。
イヴァンの研究している特殊な魔法に使う魔法陣で、間違いないだろう。

梯子の横壁に置いてある杖は、
古代語魔法の発動体のようだ。
イヴァンかモクラスのものだろうか？

・・・・・・

次に、魔法陣の上に横たわった黒ローブの死体を確認する。
冷たい地下室の環境が良かったのだろうか？
死体の腐敗はさほど進行していない。
まず、前にモクラスから聞いた、背中の特徴的な痣がないかを確認する。
ひょうたんに似た赤い痣が……ある。
……これは、イヴァンの死体だ！！

イヴァンの死体は、
頭頂部が強打して陥没しており、首が折れている。
この地下室は天井が高く、２階の暖炉からの高さは約１０Mある。
服には多くの煤（すす）が付着していた。
死因はおそらく、梯子からの転落死だろう。
右手には破れた服を強く掴んでいる。
この服は……ルドガーが買ったという、モクラスの古い上着。その右袖だ。

……バタフライは、決定的な証拠が揃ったと思った。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・　７日目：ラグトの行動（２つ目）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【ルドガーから詳しく話を聞く】

ラグトがルドガーの仕事場（兼住処）を訪れると、
ルドガーは大袈裟に肩をすくめてから近寄ってきた。

ルドガー「やあ、君のことは噂で聞いているよ。
　俺がルドガーさ、よろしく。
　君もイヴァンの館を調べてるんだって？
　なんでも、イヴァンの研究を引き継ぐ気だそうじゃないか。
　君、まだイヴァンの幽霊が出るってことは知ってる？
　それに、いきなり町にやってきて、あんまりぶしつけじゃあないかな……。
　イヴァンの了解は取っていたのかい」

物腰は柔らかいが、研究に関する噂に好印象ではないようだ。

しかし、ラグトは神懸かり的なはったりを最もらしく話し、
館の機能が今まさに失われようとしていると
ルドガーに信じ込ませた。

ルドガー「なんだって！？
　どこがおかしいんだ、すぐ連れて行ってくれ。
　何かわかるかもしれない……」

ルドガーは真面目な顔つきになり、
ラグトに案内されるまま、館へとついて来た。

・・・・・・

書斎の鍵が開いていることを知ると、
ルドガーは一瞬ぎょっとしたような表情をしたが、
暖炉の仕掛けが開いているのを見ると
立ち止まり、迷うようなそぶりまでしてラグトに見咎められた。

ルドガー「いや、こんな仕掛けは知らなかったものでね。
　俺に原因がわかるかなあ、これは……。
　まあ、一応は見てみようか」

ルドガーはそう言うと、
連れられるままに暖炉の梯子を降りて、地下室まで来た。

そこに居たのは、バタフライとイヴァンの幽霊、それに
依頼人のモクラスだ。

ルドガー「うわあ、これは一体！？
　そこの魔法陣に倒れいてるのは、誰なんだ！？
　モクラスに、イヴァンの幽霊まで！
　ここでも殺人が起きていたのか！？」

ラグトはバタフライを見た。
視線を交わし、証拠が揃ったことを察する。
ルドガーは悲鳴を上げて驚いている。
だが、それは演技であることを、この場の全員が察していた。

モクラス「ルドガー。
　君がイヴァンを殺したんだな……！」

ルドガー「なんだって？　何を言っているんだ。
　イヴァンを殺したのは君って話だぞ？
　本当なのかなんて俺にはわからないけど、
　突然、ふざけたことを言うのは止してくれ。
　これはどういう集まりだ？
　ラグト君、君はモクラスをどうしてここに？」

モクラス「とぼけるな！
　この死体を見ろ、これが本物のイヴァンの死体だ！」

モクラスは興奮してルドガーに詰め寄っている。
イヴァンの死体が握っているのは、ルドガーが買った服の右袖だ。

・・・・・・

君達が達した結論はこうである。
イヴァンは地下室から２階の暖炉へ戻る途中、
ルドガーに梯子から落とされ、地下室へ転落して死亡。
その際、ルドガーに捕まろうと右袖を握るが、
振り落とされる。
その時に握ったままの右袖が、現在に至る。

ルドガーは右袖が破けた上着を着たままモクラスに変装し、
寝室に置かれたシードルの死体の首を締め、
古代の魔法により幽霊化して地下室から浮上してきたイヴァンにわざと発見される。
イヴァンはルドガーとシードルの死体を
モクラスと自分の死体だと思い込み、
気を失った（？）ところで、ルドガーは逃走。

ルドガーは変装に使った上着を脱ぎ捨て、
捨てられた上着をダニロが拾って保管したのだ……。

・ルドガーは暖炉の仕掛けを知っていたのか？
・シードルの死体はどのタイミングで寝室に置かれたのか？
・寝室に水晶体を置いたのは何のためか？
・幽霊のイヴァンが気絶めいた状態になったのはなぜか？
・モクラスに罪を被せた動悸は？
・イヴァンを殺した動悸は？

所々に不明瞭な点はあるが、
ルドガーがイヴァン殺しの犯人だという証拠は揃っている。
少なくとも、イヴァンの幽霊は君達の推理に納得した。

後は、ルドガーに全ての真相を話させるだけだ……。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
※【B１F部屋】が【B１F東部屋】になった。
※【B１F西部屋】【※戦】を発見した。
※【Congratulation！】　依頼達成！！
　　君達は真犯人を見つけ、イヴァンに納得させた！


最後の行動が終わりました。
これで、セッションは終了です。
エピローグを書くので、しばしお待ちください。
色々書くので、２日くらいお待たせします（汗）
PLの書込みはOKです。
質問やエピローグにしたいことなどあれば、どうぞ。

memo:エピローグ作成中。8/19の2時までに書込みます。

犯人の自供

[193] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/18 23:18

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・犯人の自供
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ラグトとバタフライの２人は、
イヴァンを殺した真犯人ルドガーを突き止めた。

ルドガーが購入したモクラスの上着、その破れた右袖を
イヴァンの死体が握っていたことが最大の証拠だ。

清掃人ダニロや他の何者かが
ルドガーから更に上着を盗んで犯行に及ぶには、
書斎の仕掛けを開閉する術を知る人物でなければ難しい。
また、犯人はモクラスに扮していたのだから、
モクラスを知る人物でなければおかしいだろう。
ダニロはイヴァンの研究などつゆ知らずだ。
ハンナは密かに書斎の仕掛けを知るのも変装も困難だ。
マクシムはモクラスと面識がない。
……この時点で、
イヴァンの幽霊はルドガーが真犯人であると納得した。

４人（と幽霊）で地下室の儀式部屋に集まり、
これらの話をすると、
ルドガーは犯行を認めた。

ルドガー「そうだ……俺がやったんだ。
　認めるよ。なんでも話す。
　だから命だけは助けてくれ！」

命ごいし、ルドガーは自供をはじめた。

・・・・・・

イヴァンを殺した動機は、
研究成果の横取りが目的だった。
彼（イヴァン）が見つけた魔法の資料を持って
魔術師の町クレモスに逃げ、
魔法の提供を条件に
クレモスの魔術師達に身柄を保護してもらうつもりだったらしい。

モクラスに罪を被せた動機は、
自分（ルドガー）の情報を盗賊ギルドに売られた憎しみからだった。
追手を捕まえて薬で自白させた時に、
モクラスの諜報員としての正体を知ったそうだ。

ルドガー「２人が友人だと知った時から、
　いつかやってやろうと考えていた。
　館の構造を知り、
　これなら上手くやれると思ったんだ」

ルドガーはイヴァンと積極的に交流し、
研究内容をほとんど把握していた。
イヴァンの研究していた魔法には、
バタフライとラグトの知らなかった情報がある。

・魔法が発動してから、完全な幽霊化までに１時間の猶予がある
・対象の幽霊が水晶体に接近すると、無くした記憶と反応してしばらく意識を失う

これら魔法の効果を利用して
今回の偽装殺人が行われたのだ。

一ヶ月前、
ルドガーはイヴァンに協力して館を捜索し、
（イヴァンは館に残っているはずの水晶体と魔法陣を捜していた）
書斎の暖炉から、地下の儀式部屋までの通路を発見したのだ。
イヴァンは「これで魔法を再現できる」と喜んだが、
ルドガーはこの時に犯行を決意したという。

・・・・・・

犯行時のルドガーの行動はこうだ。

ルドガーはイヴァンに協力を申し出て、
２人で魔法を再現するための儀式準備を進めた。

コソ泥シードルが絞め殺されたとの情報を町で得たルドガーは、
イヴァンと共にシードルの遺体を掘り起こして密かに盗み出した。
（魔法を再現するには、死体を調達してこなければならない）
ルドガーは疲れたと言って遺体を１階の寝室に待機させると、
地下室の儀式部屋でイヴァンに魔法を始動させる。
この日、ハンナに見咎められぬよう、台所の裏戸は鍵を閉めていた。

シードルの遺体を運ぶため
イヴァンと２人で寝室に戻ることになるが、
そこで、２階まで登ってきたイヴァンを梯子から落とし、転落死させる。
（遺体を運ぶのに邪魔だと言って発動体の杖は地下に置いていかせた）
死亡したイヴァンの遺体を魔法陣の上に置き、
封じる記憶を指定しなおしてから、魔法を完全に発動する。

魔法が発動してから、イヴァンが幽霊化する前に
記憶の封じられた水晶体を持ち出し、隠し通路を閉じる。
書斎は関係ない風を装うため暖炉に入った痕跡を掃除し、
イヴァンの遺体から拝借した鍵をかけておく。
寝室に移動し、シードルの遺体に黒ローブを着せ、
事前に服装をモクラスに似せていたルドガーは顔だけモクラスに変装。
持ち出した水晶体を部屋のオブジェ風に装うため
花瓶のあった台に置き、花瓶は書斎の鍵を放り込んで廊下に置く。
（書斎に誰も入らなければ良いと考えていた）

その後、イヴァンが幽霊化した頃に
水晶体の近くでシードルの遺体の首を絞め、
イヴァンが地下室から浮上して寝室を見に来るのを待つ。

イヴァンが自分（ルドガーとシードルの遺体）を発見し、
水晶体に近づきすぎて意識を失うと、
イヴァンが意識を取り戻す前に館を逃亡。
モクラスに変装した時の服はすべて廃棄し、自分（ルドガー）の家に戻る。

後は、イヴァンがモクラスを殺人犯だと勘違いしたのを確認し、
モクラスが破滅するのを待っていた。

ほとぼりが冷めた頃、
イヴァンの館から研究成果を取り出し、
町を出る予定だったようだ。

・・・・・・

ルドガー「モクラス……お前さえいなければ、
　この町を出る必要はなかった。
　こんなことをする必要はなかったんだ！！
　俺はテール国からワイドベルト川の最下流まで降りて、
　とことん逃げてここまで来たのに！！
　お前が最後の逃げ場を奪ったんだ！！」

ルドガーが激高して叫ぶと、
モクラスは顔色を失い、沈黙した。
しかし、イヴァンは違った。
イヴァンは激怒していた。

イヴァン「言いたいことはそれだけか、ルドガー！
　俺を殺し、記憶まで奪っておいて
　研究さえ横取りし、逃げおおせるつもりだった貴様が！！」

イヴァンはルドガーに襲い掛かり、
ルドガーの体に乗り移った。
静止の声を聞かずに梯子を上っていく。

そして……。

煙突の鉄格子を外し、頂上に立つと
地上まで頭から落ちていった。

・・・・・・

ルドガーは転落死した。

イヴァンは姿を現さず、
寝室の水晶体からは彼（イヴァン）の記憶が消えているようだった。

エピローグ

[194] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/18 23:19

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・エピローグ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

依頼が終わり、ログホールを去る日が来た。
帰りの馬車も依頼人が手配している。
報酬を受け取った後だが、モクラスも馬車に乗り込むようだ。

モクラス「私は、ログホールの諜報員をやめます。
　私がやめても別の人間が代わりを勤めるだけですが、
　私にはもう、できないのです……。
　稼ぎは安くなるでしょうが、違う仕事をしますよ」

モクラスは達観した目をしていた。
役目を降りた盗賊が盗賊ギルドでどのような扱いを受けるかわからないが、
この町でスパイめいた仕事を続けるよりはマシと判断したのだろう。
顔には生気が戻っている。

馬車に乗り込んだラグトとバタフライは、
遠ざかっていく廃墟の町、ログホールを眺める。
荒廃しきった犯罪者達の町と呼ばれ、事実その通りの場所だが、
悪い人間ばかりではなかった。
ここの住人達とまた会う日は来るのだろうか……。

・・・・・・

ルドガーが自供し、死んだ日の次の朝。
ハンナが２人の宿を尋ねてきた。

ハンナは重い包みを差し出してきた。
中には１０００Gにはなるだろう貴金属が入っている。
バタフライとラグトに、受け取ってほしいという話だ。

ハンナ「昨日、イヴァンが私の所に現れました。
　死ぬ前に家に入れず、冷たくしたこと、謝ってくれましたわ。
　研究のためならいつもの事でしたし、気にしないで良いのに。
　それで、もう玄関から入って、
　財産を引き継いでくれと言われたのです。
　ラグトさん、確か館の研究を続けたいと仰られていたそうですが……
　イヴァンから、研究は完成したと聞きましたの。
　完成した結果はマクシムさんに渡してやってくれと言われましたので、
　イヴァンの言う通りにしたいと思うのです。
　ですので、どうか研究についてはマクシムさんに聞いてくださいな。
　この品はその謝礼金だと思ってくだされば……
　なんて、ふふ、ラグトさん。
　あの噂は、モクラスさんのための調査で流したのでしょう？
　イヴァンから経緯は聞いておりますのよ。
　ですから、これは……私からのお礼ですわ。
　受け取ってくださいませ」

ハンナはそう言って微笑んだ。
研究成果はマクシムに譲り、
館に残る危険な部屋については放置しておくそうだ。
現在の住居が女一人のハンナにとっては居心地が良いらしく、
館に移り住む気もないらしい。
そうすると、イヴァンの財産など大した価値ではないだろう。
地下室に残る水晶体の幾つかは
マクシムがいらないと言えば、良い金になるかもしれないが……

しかし、ハンナは強い調子で礼金を渡してきた。
恋人を殺した犯人を突き止めたお礼なのである。
受け取らないわけにはいかないだろう。

礼の品を受け取ると、
ハンナは笑顔で去っていったのだった。

・・・・・・

ルドガーが煙突から落下した時、
ロバートヘッド親分はシードルの遺体を埋葬している最中であった。

バタフライから事情を聞いたロバートヘッドは、
渋い顔をしてから、膝を打って立ち上がるとスコップを持ち出した。

ロバートヘッド「ルドガーに、イヴァンさんの墓も掘らにゃなんめえ。
　さあ、お前さん達もイヴァンさんの体を運んできてくんな。
　地下で放っておくわけにゃいかないだろうよ」

こうして、館の近くには３人の墓ができたのだった。
この事件で死んだ２名と、弄ばれた亡骸１体だ。

全ての亡骸を埋葬した後、
バタフライとラグト、それにモクラスは、
酒場でロバートヘッドから高価な酒と温かい食事を振舞われたのだった。

ロバートヘッド「さあ、今日は目一杯食べて、休んでくんな！
　モクラスさん、あっしにゃあ詳しい事情はわかりやせんが、
　あんたが一番大変な時に、なんにもしてやれなんだ。
　男ロバートヘッドの顔を立てると思って、
　祝杯と晩飯くらいは、あっしに奢らせてくだせえ。
　……。
　バタフライ、お前さんをこの町で見かけた時は驚いたもんだが、
　一仕事終えたみてえで、本当に嬉しいぜ。
　昔もしっかりしていたが、今もしっかりやってるみてえだな。
　お前さんを今も姐さんと慕ってる小僧たちに、
　この晴れ姿を見せてやりてえもんだ。
　……でもよ、旅が辛くなったらいつでも帰って来いよ、バタフライ。
　……。
　さあ、ラグトさん、バタフライも、今日は飲んでくれい！」

・・・・・・

出発の朝、馬車を待つ時にラグトの見知った人物がやって来た。
クラリッサだ。ラグト達を見つけると、駆けてきた。

クラリッサ「ラグト帰るんだってナ。
　モクラスさん元気になって、ルドガーさん悪いで死んだそうだナ。
　色々あったって聞いたヨ……。
　これで解決なら、良かったナ、ラグト！
　……ニューゲート帰るまで、気をつけてナ。
　一緒に来てる人（バタフライ）もナ。元気でネ。
　依頼でわたし役に立てたカ？　また困ったら、言ってネ。
　わたし、ここいるからナ！」

クラリッサは馬車が経って姿が見えなくなるまで、
ずっと君達に手を振っていた。

・・・・・・

アフロ店長「よう、お帰り！」

ニューゲートに戻り、酒場に報告に行く。
そこには普段通りのアフロ店長と、賑やかな人々の姿があった。

モクラス「お２人とも、本当にありがとうございました。
　命を救っていただきました、イヴァンとの友情も……。
　このご恩は忘れません」

モクラスは君達に礼を言うと、
ライトが灯る夜の街並みに消えていった。

これで、依頼は終了した。
君達２人の冒険者も、ニューゲートの生活に戻るのだった。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[195] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/18 23:34

memo:結果報告は8/19の24時迄に書きます。質問などあったらどうぞ。

折角なので、各種リアクションを。

＞ルドガー
・到着後
「言った通りさ。この館に詳しい君に、話を訊きたくてね。…一番訊きたいのは、俺よりも彼のようだけれど（イヴァンの亡霊を示して）。」

・独白を聞いて
「それが君の言葉…そしてその怒りか。共感出来るかはともかく、理解はしたよ。」
「…だけど、裁くのは俺じゃない。この街に裁く者は居ない。だから…（イヴァンを見る）」

＞イヴァン
・ルドガーにとりついた際
「…彼の言葉は、怒りを収めるには至らなかったようだね。」
「他に、君の無念を晴らす手を見つけられれば良かったんだけどね。そうはいかなかったよ。すまないな。」

・飛び降りた後
「これで幕切れ、かな。…不幸な事だ。本当に。」
「せめて死者を弔うとしようか。これ以上亡霊が増えるのは御免だ。」

＞マクシム（前半は半ば独り言）
「人が招く不幸、人を巡る不幸、人に返る不幸、か。」
「俺も良い経験をさせて貰ったよ。ギリギリだったけれど、無事にこなせて良かった。」

＞ハンナ
「やれやれ、バラされちゃ恰好がつかないな。」
「そう君が望むのなら、ありがたく受け取るとしよう。」
「折れず、強く生きようとするその意志に幸福を。ささやかだけれど、祈っているよ。」

＞クラリッサ
「厄介な事を頼んですまなかったね。ありがとう。ああ、君のお陰で無事に解決する事ができた。」
「君のその明るさが、これからも曇らずにいる事を願っているよ。また会おう。」



＞帰途にて、独り言
「…嘘には事実を混ぜる物さ。研究を引き継ぐつもりは多少なりとあったんだけどね。」
「尤も、俺がやろうとしていたのは、あの装置を封印する為の物だけれど。」
「彼（イヴァン）にはどこかで見抜かれていたのかもしれないな。研究が無と帰すのは何としても避けたかったろうから…。そこは俺の負けだね。」



・質問
もし展開のターニングポイント的な行動があったなら、どの辺りかなと。メタ的な質問なので、掲示板での返答が望ましくなければ個人的にでも。

GMの最後の回答

[197] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/19 21:12

＞もし展開のターニングポイント的な行動があったなら、どの辺りかなと。メタ的な質問なので、掲示板での返答が望ましくなければ個人的にでも。

シナリオ成功の条件になる行動、で良いでしょうか？
他のことも含めると大長文になってしまうので（汗）

依頼内容は、イヴァン殺しの犯人がモクラスではないと証明することでした。
ですが、要はモクラスが呪い殺されなければＯＫです。
なので、シナリオ成功には以下４つの方法がありました。

（１）館を徹底的に調べ、イヴァンの記憶を取り戻す
　館のネタバレは長文になるので後で書きたいですが、
　館を徹底的に調査すると、記憶を封じてる水晶体から
　その記憶を解放する方法がわかり、
　館内で手に入るアイテムを地下の儀式部屋で使えば実行もできるはずでした。
　その場合はフロアイミテーターと戦わねばならず、
　調査も一箇所で行き詰ってると時間切れになってたはずです。
　多分、寝室の水晶体に誰の記憶が封じられてるかは推測で行動することになります。
　記憶が封じられてる水晶体は寝室の物だけなので
　イヴァンの記憶が封じられてると推理するのは容易いですが……。
　この方法が成功すると、イヴァンは記憶を取り戻し、
　自分が誰に殺されたか思い出したイヴァンが
　犯人ルドガーを殺し、モクラスに謝罪し、一件落着でした。
　ルドガーの動機などは知る由もなくなります。

（２）イヴァンの真死体を見つけ、握ってる布切れをルドガーの物と突き止める
　今回のシナリオ成功方法です。
　館捜索と参考人への取調べを満遍なく行っていれば
　イヴァンの記憶を取り戻すより早く、ここに行き着くはずでした。
　最も推理シナリオらしい解決方法かなと思います。

（３）ルドガーを脅して白状させる
　�@イヴァンから偽モクラスの服装を聞きだすか、ダニロから破棄された上着を手に入れることで、右袖のないモクラスの上着を、ルドガーが購入したと突き止める
　�A犯行前日に館を訪ねてすぐ帰っていたマクシムから、ルドガーとイヴァンが２人で人間らしきものを運んでいたと聞く。
　上記２つのいずれかは知ってる状態で、
　ルドガーが犯人だと当たりをつけて適切な脅しをするなら、
　目標値１６くらいで白状させる予定でした。
　半殺しにすると宣言するなら戦闘になり、目標値１４です。
　失敗すればルドガー（修正−２）や他の参考人（修正−１）から警戒され、
　成功しても煮え切らない終わり方なので追加報酬はなしでしたが……。

（４）イヴァンを倒す
　調査が時間切れになったら、これを試せました。
　イヴァンはスペクター（完Ｐ233）で、ソーサラー技能４です。
　形勢不利とわかれば逃亡もするだろうので、
　今回のＰＴではかなり厳しい相手だと思います。
　正規の方法じゃないので、今回と言わず、どのＰＴでも厳しい相手にするつもりでしたが。

追加報酬については、
館で金目の物をＧＥＴせず（奪わず）に、
ハンナと友好的関係（脅したりせず）で会話済み、
シナリオ達成方法も調査を成功させた正攻法なので、
ハンナからお礼という形で１０００Ｇ追加しました。
厳密に決めていたことではないですが、
不自然ではなかったと思います。

こんな感じです。

★セッション終了★　結果報告

[198] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/19 21:37

■セッション結果：成功

■セッションの概要：
知り合いの魔術師が殺されて幽霊になり、
自分を犯人だと勘違いして呪い殺そうとしてると言う依頼人。
依頼人が殺人犯ではないと証明するため、
ログホールという無法地帯の町に赴き
殺された魔術師の館を調査することになった冒険者達。
魔術師だと思っていた死体が実は泥棒の死体だったり、
館の仕掛けに調査を妨害されたりと、
色々ありながらも、ついに真犯人に繋がる証拠を見つけ、
依頼人の無実を証明したのだった！！

■実際の難易度：Ｄ

■セッション内の経過日数：９日（2014/8/10〜2014/8/19）

■獲得経験値と報酬（消費アイテム含む）：
・バタフライ
　経験点1030点（１ゾロ１回）
　報酬：1350Ｇ
　アイテム報酬：貴婦人の服（売値25Ｇで、説明は任意に入れてください）

・ラグト
　経験点1000点
　報酬：1500Ｇ

■ＧＭの報酬：ニンニンに経験点1000点、ゼニマニに500Ｇ。

情報がややこしかったり期限がシビアだったりと、反省すべしとこ多しです。
無事に成功となり、ほっとしてます。
参加してくれたＰＬさん達、お疲れさまでした！
ＢＢＳセッションはまた幾つかチャレンジしたいものです。
よろしければ、またご参加ください。
ネタばらしも文章をまとめ次第、投下したいと思います。
おまけ部屋を見せられず無念でありましたので…ｗ
memo:

チェッカーの皆様、お暇あればチェックよろしくお願い致します。
文章がとにかく多くて読むの大変ですが（汗）

■承認・未承認：承認

◆遅刻・欠席の有無◆
なし。

◆障害に対する報酬の妥当性◆
特に問題はないかと。

◇ミスチェック◇
気になるようなものは見受けられませんでした。

◇何か一言◇
でたかったなぁ。と思いつつ、出れなくてよかったなぁ、とも（笑）
正直な話片手間でできるものではないですね。
手番的にも楽ではなかったようでしたし、ギリギリ成功といったラインでしょうか。
掲示板のみでやっていればもっと難しかっただろうなぁとも思いました。
このあたりどうなんでしょうねぇ。
何はともあれＧＭさまＰＬさまお疲れ様でした。

○報告者：月詠
○チェック結果：【承認】
　以下のとおりログ確認し、本セッションを承認させていただきたいと思います

○セッション結果の報告に間違いはないか？
○内容は適切だったか？
　報酬額含め、特に問題はないと思います。

○遅刻や参加の放棄はなかったか？
　無断欠席、予定開始時刻より１時間以上の連絡のない遅刻はありませんでした。

○ルールの大きな間違いはなかったか？
　ありませんでした。

○その他所感：
　セッション、おつかれさまでした。
　推理小説を読んでるみたいで、続きを楽しみにしながらログを拝読させていただきました。
　お二人の推理と捜査の冴えが素晴らしかったです。

　ちなみに、[Res:193]　真犯人ルドガーさんの供述調書の中で、
　　　イヴァンの研究していた魔法には、バタフライとラグトの知らなかった情報がある。
　　　�@魔法が発動してから、完全な幽霊化までに１時間の猶予がある
　　　�A対象の幽霊が水晶体に接近すると、無くした記憶と反応してしばらく意識を失う

　とありますが、�Aに関しては、

　　[Res:47]　２日目にラグトさんが２Ｆ書斎を調査した際に、
　　　・館では、死んだ者の魂を必ず幽霊にしてしまうが、
　　　　その代わり不都合な生前の記憶を消去した状態で幽霊化できる
　　　・この魔法は、イヴァンの自室で見た水晶体に記憶を封じる仕掛け
　　　・記憶が封じられた副作用で、幽霊化した者は水晶体に近付くと気絶のような状態になる　←

　という情報が得られていますね。＾＾

チェックありがとうございました。

[201] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/24 21:45

＞愁さん
確かに、PL側の時間はもっとある方が良さそうです。
掲示板は素早い相談に向かないので、
最初からPL用にIRCなりで相談チャットを指定すると親切でしたね。
手番ギリギリでしたね…もうちと、行動数に余裕ないときつかったか（汗）
戦闘が回避できる分、謎解きの難易度が高かったかなと思います。
間に合って良かったです！

＞月詠さん
読み返してきました、確かに気絶の情報は提示してました、しまった；
まったく気付いておりませんでした（−−；）
ご指摘ありがとうございます！

文章量が多いので、読むのが本当に大変だったと思います。
お二人とも、チェックありがとうございました！

ネタばらしなど（１／３）

[202] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/26 22:52

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　・ネタばらしなど（１／３）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【PCが１日にできること】
PCは１日の間に、以下の行動を２回だけ行えます。

（１）館の一箇所を詳しく調査する
　館の一点に足を踏み入れ、詳しく調べます。
　同PCが同じ部屋を選択するたび、調査の判定に＋２されていきます。

（２）館の3箇所をざっと調査する
　館の３つの場所を簡単に見渡します。部屋には入らず観察するだけです。

（３）参考人の１人から詳しく話を聞く
　気になる参考人から、詳しく話を聞けます。
　同PCが同じ参考人を選択するたび、交渉・調査の判定に＋２されていきます。

（４）３人の参考人から話を聞く
　３人の参考人にざっと声をかけられます。
　自己紹介・イヴァン殺害についての感想・依頼人についての感想
　の３つが聞けますが、他の話はできません。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【参考人達】
NPCとの会話は何が出るかわからなかったので、
大まかな傾向しか設定していません。
参考人は基本的に、質問されたことしか回答しませんでした。

・依頼人モクラス：幽霊に恨まれている依頼人。
　シーフ１、セージ１。
　イヴァン殺しにはまったく関与していない、被害者。
　古代の建物を調査するためログホールに住んでいる学者、
　というのは仮の姿で、ニューゲートの盗賊ギルドから派遣された
　ログホール住民の動向を探る諜報員。
　イヴァンとは数少ない本当の友人関係だったが、
　他の人間には相手の情報をギルドに流しているという負い目がある。
　〜対話の傾向〜
　友好的で積極的に情報を話す。
　脅しには強く、金銭での交渉は一切通じない。
　〜目標値の必要な話〜
　・他の参考人についての過去話。（目標値１４）
　・自分の正体。（目標値１６）

・魔術師イヴァン：依頼人を恨み、殺そうとしている幽霊。
　ソーサラー４、セージ２。
　生前は古い館に住み、館の中に残された資料の研究をしていた。
　死ぬ直前の一ヶ月間と、研究についての記憶が思い出せない。
　怒りで興奮しており、初期の危険度５。
　対話を試みるには、1ｄ6で1＋危険度以上の値が出る必要がある。
　〜イヴァンの危険度を下げる要因〜
　◎寝室の死体はイヴァンのものじゃないとわかる
　◎イヴァンの真の死体を発見する
　◎ハンナにイヴァンのことを頼まれる
　◎雑談相手になってやる
　◎目標値１４以上の成果がある状態で研究について教える。
　〜対話の傾向〜
　情緒不安定。殺人事件とモクラスに関する情報は積極的に話す。
　脅しには敵対し、金銭での交渉は一切通じない。
　〜目標値の必要な話〜
　・死亡前一ヶ月分と、研究に関する記憶がない。（目標値１０）
　・研究に関する話。（目標値１２）
　・ハンナに関する詳しい話。（目標値１４）
　・死後に見た殺人者モクラス？の服装。よく思い出すと上着の右袖だけなかった。（目標値１６）

・酒場の店主：町門の前にある酒場のマスター。
　ファイター４、バーテンダー５。
　町のたいていの酒飲みは、彼の店に来る。町の殆どの人間と顔見知り。
　話を聞くと、PC達の個人的な知人と会えるようになる。
　知人の場合の大まかな判定修正は
　[仇敵：-4、変態：-2、知人：±0、友達：+2、恩人：+4、家族：1ゾロ以外自動成功]
　で、知人の設定によって微調整されます。
　〜対話の傾向〜
　態度は友好的で町全体の情報は積極的に話すが、他者の秘密には口が固い。
　脅しには応じるが、話し辛い情報には必ず金銭を要求してくる。
　〜目標値の必要な話〜
　・他の参考人についての詳しい話。（目標値１３＆50G）
　※雑貨屋の話もこれに含まれます。
　・他の参考人についての過去話。（目標値１５＆100G）

・魔法学者ルドガー：イヴァンの友人。
　シーフ３、セージ１、ヒーラー５
　イヴァンを殺した犯人。
　イヴァンとは研究に手を貸すほど親しくしていた薬剤師。
　違法な薬草の精製に手を出している盗賊でもあり、追手に追われている。
　イヴァンの研究が完成し次第、成果を奪おうと考えている。
　モクラスの正体に気付いており、恨んでいる。
　〜対話の傾向〜
　態度は友好的だが、事件に関することは当たり障りのないことしか言わない。
　脅しには強く、金銭での交渉は内容により応じる。
　〜目標値の必要な話〜
　特になし。事件の核心に触れることは全て誤魔化す。

・魔術師マクシム：イヴァンの友人。
　ソーサラー３、セージ３、
　イヴァンとは研究に手を貸すほど親しくしていた魔術師。
　かつて魔力を暴走させ、魔術師ギルドを追われている。
　使い魔を呼べるほどの実力があるが、過去のトラウマから３レベルの魔法は使わない。
　事件当日に館を訪れており、シードルの死体を運ぶルドガーとイヴァンを見ている。
　水晶体から記憶を取り出す薬の精製方法がわかり、テラスで必要な薬草を見つけていれば、
　マクシムに頼む（報酬を払うか説得する）ことで薬を精製できる。
　〜対話の傾向〜
　態度は消極的で秘密主義。新参者であるPC達を警戒している。
　脅しに弱いが、次の対話ではより態度が硬化する。金銭での交渉は内容により応じる。
　〜目標値の必要な話〜
　・自分を含むすべての参考人の個人情報。（目標値１０〜１２）
　・イヴァンの研究についての大まかな話。（目標値１２）
　・イヴァンの研究についての詳しい話。（目標値１４）
　・イヴァン殺害日の目撃情報。（目標値１６）

・ハンナ：イヴァンの恋人。
　借金を背負わされて、この町に逃げてきた。
　イヴァンとは仲睦まじく交流していたが、研究についてはほぼ何も知らず、
　館には台所、イヴァンの自室、ペットのカラスの部屋しか出入りしていない。
　〜対話の傾向〜
　依頼の目的を正直に話せば協力的になる。優しく情に流されやすい。
　脅しに弱いが、次の対話には応じなくなる可能性が出る。金銭での交渉には応じない。
　〜目標値の必要な話〜
　特になし。態度が硬化したままなら、館のことや個人情報。（目標値１３）

・清掃人ダニロ：町をうろつく清掃人。
　イヴァンの自室にあるシードルの死体を葬っていたが、
　イヴァン死亡日に、片袖が引きちぎれたルドガーの上着を拾っている。
　〜対話の傾向〜
　怯えているが、PCが友好的に接すれば普通の態度になる。
　脅しに弱いが、次の対話には応じなくなる可能性が出る。金銭での交渉には応じる。
　〜目標値の必要な話〜
　ルドガーの上着の引渡し。（目標値１４、または100G）

ネタばらしなど（２／３）

[203] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/26 22:53

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　・ネタばらしなど（２／３）
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【館の見取り図　＆　調査箇所】
調査で有効な技能は、主にシーフ技能の捜索です。
研究資料に関する調査は、セージ技能が有効でした。
他に、GMが適性だと思う行動で技能が使用されていれば、
判定結果（有効でない場合は平目相当）に修正をつけるつもりでした。
「ここが怪しいから要調査」と書かれた時は、
指摘箇所の判定に＋２をして、他の判定結果に−１していましたが、
指摘箇所が４つ以上の場合は
指摘箇所の判定に＋１をして、他の判定結果に−２してました。
指摘箇所が６つ以上の場合は、修正は無しです。

※　１F　※
■■■■■窓■■■■窓■■■■■■■■窓窓窓■■■
■▲■棚棚□棚棚棚棚□棚棚■寝具□□□□□□小棚■
■階■□□□□□□□□□□■寝具□□死体□□水晶■
■段■□像□机机机机□像□■□□□□□□□□□□■
■▼■□□□□□□□□□□■帽子棒□□箪笥□□□■
■□■■■■■扉扉■■■■■■■■扉扉■■■暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□花■■■■
■□□■■■扉■■■■■■■■扉扉■■■■■暖炉■
■□□■□□□□□■□椅子□段□□□食器棚□釜戸窓
■□□■□鴉の巣□■椅机机椅差□□□□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■子机机子段□食品□□□□□□■
■□□■□鴉の巣□■□椅子□差□の篭□水場水場□鍵
■玄関■■■窓■■■■窓窓■■■■■■窓■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・１F廊下……玄関から入ってすぐ。2階と各部屋に続く廊下。
　　通路の奥：枯花の入った花瓶が台に置かれている。（目標値０）
　　花瓶：中に書斎の鍵がある。（目標値１２）
　　　※書斎の鍵が手に入る。
　　書斎の鍵には煤がついている。（目標値１４）
　　階段部：地下へ続く床戸がある。地下→１階の一方通行扉、１階からは開かない。（目標値１６）
・１F北西部屋……研究室。鍵はあるが、開いていた。
　　部屋をしばらく見ていると、２体の妖魔像が襲ってくる。【※戦】追加。（目標値０）
　　机：散らかっているが、中央の円台には何も置かれていない。（目標値０）
　　　※セージ系の判定
　　　・イヴァンの研究は死者に関する魔法。（目標値８）
　　　・イヴァンの研究は死者の生前記憶を消す魔法。（目標値１０）
　　　・イヴァンの研究する魔法には専用の魔法陣が使われる。（目標値１２）
　　　・イヴァンの研究する魔法には専用の水晶体が使われ、水晶体に死者の記憶が封じられる。（目標値１４）
　　　・イヴァンの研究する魔法を解除するには、特殊な薬を水晶体に使えばいい。（目標値１６）
　　　※特殊な薬は、テラスの薬草と、ソーサラーの１日がかりの儀式で作成可能とわかります。
　　棚：資料や研究メモが置かれている（目標値０）
　　　※シーフ系の判定
　　　・イヴァンのメモ『コンプリート！』（目標値１２）
　　　・イヴァンのメモ『石の窪みを３回ノック』（目標値１４）
　　　※セージ系の判定
　　　・イヴァンの研究は死者に関する魔法。（目標値８）
　　　・イヴァンの研究は死者を幽霊化させてしまう魔法。（目標値１０）
　　　・館には、イヴァンの研究する特殊魔法を実現する設備が揃っている。（目標値１２）
　　　・イヴァンの研究する魔法は、死者を幽霊化するのに発動から１時間かかる。（目標値１６）
　　【※戦】
　　妖魔像：攻撃力・打撃点が＋１されたガーゴイル×２（怪物判定：目標値１３）
　　・机の円台の上に台所の水を入れた銀杯を置くことで妖魔像が止まる仕掛けがあります。
　　　PLに仕掛けの予想がついていて、銀杯が手に入れば自動的に仕掛けを止めました。
・１F北東部屋……主の寝室。ここに死体がある。
　　部屋全体：誰かが争ったような形跡はない。（目標値０）
　　水晶：台に置かれた水晶体がある。（目標値０）
　　　・他の調度品と比べて異質な存在感がある。（目標値１０）
　　　・台の置き跡と合わない。前は別の物が置かれていたようだ。（目標値１２）
　　　・前は花瓶が置かれていたようだ。（目標値１４）
　　　・水晶体の面する壁にわずかに煤（すす）がついている。（目標値１６）
　　　※イヴァンの記憶が封じられてるので、センスオーラでアンデットの精霊力を感じます。
　　　※調査で水晶体のことを知っていれば、これが魔法発動後の水晶体だとわかります。
　　窓：窓をくぐったとおぼしき、何者かの足跡がある。（目標値１２）
　　　※足跡を追跡するなら、レンジャー技能の足跡判定
　　　・これは大人の足跡だ。（目標値８）
　　　・外からなにか重いものを引きずっている。（目標値１０）
　　　・人通りの少ない場所から重いものを引きずっている。（目標値１２）
　　　・２人の人間が重いものを運んだようだ。（目標値１４）
　　死体：黒ローブの男が死んでいる。（目標値０）
　　　・腐敗が進んでいる。死後１０日以上経っているのは間違いない。（目標値８）
　　　・死因は首の絞殺のようだ。（目標値１０）
　　　・黒ローブ姿なら大抵の男がイヴァンに見える。（目標値１２）
　　　・本当にイヴァンだろうか？（目標値１４）
　　　・この死体は、イヴァンではない。（目標値１６）
・１F南西部屋……イヴァンの使い魔カラス、ポッピーの部屋。
　　部屋全体：過去は物置き部屋だったようだが、カラスの住処になっている。（目標値０）
　　　・巣をかきわけると、壁に下位古代語がある。読みづらい。
　　　（目標値１０）
　　　『○の守りを○○○○○ば　○女○○○から○○○を　○○○○満たし　○○○○捧げよ』
　　　（目標値１２）
　　　『○の守りを解きたければ　美女○○○から出る○を　○○○に満たし　○の上に捧げよ』
　　　（目標値１４）
　　　『像の守りを解きたければ　美女○○○から出る水を　○の杯に満たし　台の上に捧げよ』
　　　（目標値１６）
　　　『像の守りを解きたければ　美女の水瓶から出る水を　銀の杯に満たし　台の上に捧げよ』
　　カラス：使い魔だったポッピーがボスのようだ。（目標値１２）
　　　※カラスに注目するなら、ポッピー（ボスとわからなければ謎のカラス）が煙突の上で鳴きます。
・１F南東部屋……台所。裏玄関もあり、鍵がかかっている。
　　水場：水瓶から常に水を流す女性像がある。古代のものだ。（目標値０）
　　　・この水場は館の遺跡部分だろう。（目標値１０）
　　　・出てくる水は地下水だが、魔法的に作り出された水も混じっている。（目標値１４）
　　食器棚：銅製や鉄製の食器の中に、よく使用されていたらしき銀の杯がある。（目標値１２）
　　裏玄関：内側から鍵がかかっている。（目標値０）
　　　・外からは鍵が開かない設計の扉だ。（目標値１２）

ネタばらしなど（３／３）

[204] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/26 22:56

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　・ネタばらしなど（３／３）
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【館の見取り図　＆　調査箇所（続き）】

※　２F　※
■■■■■■■■■■■■■窓■■■■■■■■■■■
■▼■□□□□□□台■雑貨□雑貨■本□本□本□本■
■下■□□□□□□台■□□□□□■棚□棚□棚□棚■
■階■□□□□□□□■雑貨□雑貨■□□□□□□□■
■段■□□□□□□□■□□□□□■□□□□□□□■
■□■■■扉扉■■■■■■扉■■■□□椅子□暖炉■
■□□□□□□□□□□□□□□□扉□□机机□暖炉■
■扉扉■■■■■■■■■扉■■■■□□椅子□暖炉■
柵□□壷壷□植物■水壷□□□水壷■□□□□□□□■
柵□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■
柵□□植物□植物■酒□酒□酒□酒■本□本□本□本■
柵□□□□□□□■棚□棚□棚□棚■棚□棚□棚□棚■
柵柵柵柵柵柵柵柵■■窓■■■窓■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・２F廊下……１階と各部屋に続く廊下。
　　通路：階段部分に、微量の煤（すす）がある。（目標値１６）
・２F北西部屋……ドアノブに縄が巻かれ、かなり昔から硬く閉ざされている部屋。
　　【※閉】縄で固く閉ざされている。長い間、閉じたままのため縄が古い。（目標値５）
　　※初調査時、危険感知に成功すると床が生きているのに気付く。【※戦】追加。（目標値１６）
　　部屋全体：部屋を詳しく調査すると、床が動いて攻撃してくる。【※戦】追加＆戦闘開始。
　　　・奥に鳥像の台座がある他はがらんとしている。（目標値０）
　　台：部屋の奥に鳥の像が置かれた台座がある。台座には小棚がついている。（目標値０）
　　　・小棚の中には銀色の液体が入った小瓶がある。（目標値４）
　　　※調査で水晶体のことを知っていれば、小瓶の中身が記憶を開放する薬だとわかります。
　　　・小鳥の像を回転させると、水色の液体が入った小瓶が３つ見つかる。（目標値１２）
　　　※ヘルハウンドの怪物判定に成功していれば、彼らの火吐き能力を18R止める薬とわかります。
　　　※知識判定でも火を吐く怪物の火を止める薬とわかります。（目標値１２）
　　　※この薬は、小鳥の像内に保存しなければ一週間で効果が消滅してしまいます。
　　【※戦】
　　床：フロアイミテーター×１（危険感知に成功しない限り、モンスターからの奇襲攻撃）
　　※部屋を詳しく調査する段階で、部屋全体の調査判定が１３以上であれば、回避に＋２。
・２F北中央部屋……物置部屋。ガラクタや雑貨で雑然としている。
　　雑貨：ホウキとちり取りが隠すように置いてある。煤（すす）で汚れている。（目標値１２）
・２Fテラス……南西にあるテラス。
・２F南中央部屋……酒置き場に使われている部屋。
　　酒棚：幾つか消費済みの酒瓶と複数の杯が置いてある。よく誰かと飲んでいたようだ。（目標値１０）
　　　・200G相当の高級酒がある。（目標値１２）
　　　・壁に下位古代語がある。読みづらい。
　　　（目標値１０）
　　　『○○○○が○○○の入口』
　　　（目標値１２）
　　　『○○暖炉が○○室の入口』
　　　（目標値１４）
　　　『２階暖炉が地下室の入口』
・２F東部屋……書斎部屋。暖炉に地下室への隠し通路がある。
　　【※閉】扉に鍵がかかっている。書斎の鍵があれば自動成功。（目標値１３）
　　部屋全体：古代から書物が置かれていた。（目標値０）
　　　・生前イヴァンは頻繁にここを訪れている。（目標値１０）
　　　・イヴァンは本棚に寄らず、ただ訪れていたこともあるようだ。（目標値１２）
　　　・床に微量の煤（すす）が残っており、掃除された跡がある。（目標値１４）
　　本棚：古代の書物や巻物が多く残っている。（目標値０）
　　　・本棚にある一部の古書や巻物は何度も読み返されている。（目標値１０）
　　　※セージ系の判定
　　　・イヴァンの研究は死者に関する魔法。（目標値８）
　　　・古代、この館は犯罪者を処刑する施設として運用されていた。（目標値１０）
　　　・イヴァンの研究する魔法は、死者の生前記憶を消去し、幽霊化するもの。（目標値１２）
　　　・館に来る犯罪者は、幽霊化した場合に危険とされる者が選ばれていた。（目標値１３）
　　　・イヴァンの研究する魔法で消去された記憶は、特殊な水晶体に保存される。（目標値１４）
　　　・水晶体に記憶を保存された幽霊は、水晶体に近づくと一時的に気を失う。（目標値１６）
　　暖炉：地下室（B１F東部屋）への隠し通路がある。（目標値１６）
　　　※酒部屋で暖炉が怪しいとわかるなら、判定＋１。
　　　※酒部屋で２階暖炉が怪しいとわかるなら、判定＋２。
　　　※イヴァンのメモ『石の窪みを３回ノック』を知っていれば、判定＋４。

※　B１F　※
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■▲□□□□□□□□□□□□■水晶水晶水晶水晶水■
■上□□□□□黒□□□□□□■水晶□□水晶□□晶■
■階□□□□□犬□□□□□□隠□□□□□□□□水■
■段□□黒□□□□□□□□□扉□□□□□□□□晶■
■□□□犬□□□□黒□□□□■□□魔魔魔死□■■■
■□□□□□□□□犬□□□□■□□方方方体□梯子■
■□□□□□□□□□□□□□■□□陣陣陣□杖■■■
■□□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□□水■
■□棚□棚□棚□棚□棚□棚□■□□□□□□□□晶■
■□棚□棚□棚□棚□棚□棚□■水晶□□水晶水晶水■
■□棚□棚□棚□棚□棚□棚□■水晶水晶水晶水晶晶■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
＝＝＝＝＝＝
※調査箇所
・B１F東部屋……２F東部屋に続く梯子と隠し扉のある地下室。
　　壁：西側の壁に、B１F西部屋へ続く隠し扉がある。（目標値１６）
　　水晶体：並んでいるが、幾つか無くなり列が欠けている。（目標値４）
　　　※１階の寝室を詳しく調査していれば、寝室の水晶体と同じものだとわかる。
　　魔法陣：古代語魔法に使用する儀式用の魔法陣だ。（目標値１２）
　　　※イヴァンの研究で魔法陣について知っていれば、該当するものだとわかる。
　　樫の木の杖：古代語魔法の発動体だ。（目標値１０）
　　死体：魔法陣の上に、黒ローブの男の死体がある。（目標値０）
　　　・死体の保存状態がいい。地下室なので腐敗が進まないのだろう。（目標値４）
　　　・服の袖のような布切れを、右手で強く握っている。（目標値８）
　　　※服の袖が手に入る。
　　　・死因は転落死だろう。（目標値１０）
　　　・この死体はイヴァンだ。（目標値１４）
　　　※寝室の死体がイヴァンではないとわかっていれば、この判定に＋４。
・B１F西部屋……１F廊下に続く階段あり。３匹の大きな黒犬がいる。
　　部屋には３匹の黒犬。入ると襲ってくる。【※戦】追加。（目標値０）
　　部屋全体：かなり昔から閉ざされたままだったようだ。（目標値０）
　　上階段：１階廊下に続く通路。地下→１階廊下の、一方通行の床扉がある。（目標値４）
　　棚：古びた機材や人骨が置いてある。（目標値８）
　　※この棚の捜索判定は、目標値10以上の結果は最初の１度のみ。以下いずれか最も高価な財宝が見つかる。
　　　・魔晶石2点分×5個。2000G相当。（目標値１０）
　　　・魔晶石3点分×3個。2700G相当。（目標値１２）
　　　・ダガー+1（必筋2）。攻撃力+1&精神消費なしで打撃力+5を自身に発動する魔剣。2700G相当。（目標値１４）
　　　・ショートソード+1（必筋7）。攻撃力+1&精神消費なしで打撃力+5を自身に発動する魔剣。4300G相当。（目標値１６）
　　【※戦】
　　黒犬：攻撃力・打撃点が＋１されたヘルハウンド×３（怪物判定：目標値１４）

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こんなネタでした。
紙に書いてるものを文章にするとすごい文章量になりますね。

Re:「魔術師の古い館」 初回８月２日20時予定

[205] 投稿者：ＧＭ　投稿日：2014/08/26 23:01

大きな問題も無いようなので、このセッションを承認とします。

参加者の方々はプレイヤー編集画面から
セッション結果を反映してください。
（わからない部分は随時、管理人かGMに質問をして下さい）

みなさま、お疲れ様でした！！