レムリアが現れた……☆ (2011/10/02 00:17)
レムリア> □□□夕暮れの自由都市ニューゲートの玄関口:ノースゲート港□□□ (2011/10/02 00:18)
レムリア> (騎士団領の旗を掲げた一隻の外航船から白い法衣を纏った一人の少女が降りてくる) (2011/10/02 00:18)
レムリア> 「ここが…ロードレスランド―――未開の大陸フロンティアなのですね………」 (2011/10/02 00:19)
レムリア> 「パレスから一月と半月………長い船旅でしたけど、ようやく着きましたね… ね…ラピュタ…?」 (2011/10/02 00:21)
レムリア> 「ん…あれ? (周囲を見回して)ラピュタ…どこに行ってしまったのでしょうか…」 (2011/10/02 00:22)
レムリア> (西日のさす空を眩しそうに見上げ、船の舳先にとまった白梟を見つける) (2011/10/02 00:23)
レムリア> 「あ、ラピュタぁ…そんなところにいたのですかぁ。 ―――ダメですよ? そんなとこにいたら。 船に置いていってしますよぉ?」 (2011/10/02 00:25)
レムリア> (羽音とともに一羽の白梟がマストから舞い降りてきてレムリアの肩に止まる) (2011/10/02 00:26)
レムリア> 「ダメですよ? ちゃんとわたしに付いてこないと…」 (2011/10/02 00:27)
レムリア> 「ここはパレスのラーダ大神殿と違って、右も左も知らない処ばかりなのですから…」 (2011/10/02 00:28)
レムリア> 「? なんですか? その目は…。 迷子になるのはわたしだ、とでも言いたげですね」 (2011/10/02 00:29)
レムリア>   (2011/10/02 00:31)
レムリア> 「さてと………いつまでもここにいてもしょうがないですよね…。 ぇと……まずはこちらのラーダ神殿にご挨拶にあがらないといけないですよね…」 (2011/10/02 00:32)
レムリア> (歩き出して、しばらくして立ち止まる) (2011/10/02 00:33)
レムリア> 「………。 (肩の上の白梟に) ラーダ神殿ってどこでしたっけ?」 (2011/10/02 00:34)
レムリア> (白梟を見るが、無視される) 「………。(頼りにならないんだからぁ…)」 (2011/10/02 00:35)
レムリア> 「とりあえず! ……この街の広場っぽいところに行って聞いてみましょう」 (2011/10/02 00:37)
レムリア> 「んと……広場は……人通りが多いのでたぶんあっちですね。 ね? ラピュタ、あなたもそう思うでしょ?」 (2011/10/02 00:38)
レムリア> (あいかわらず無視する白梟) (2011/10/02 00:40)
レムリア> 「………。(わたし、なにか気に障ることしたかなぁ…)」 (2011/10/02 00:41)
レムリア> (ノースゲート市場の方にむかって歩き出す) (2011/10/02 00:42)
レムリア>                                                             (2011/10/02 00:42)
レムリア> □□□ノースゲート市場□□□ (2011/10/02 00:44)
レムリア> (市場の人だかりを抜けようとして、正面から来た人影とすれ違いざまにぶつかってヨロけてしりもちをつく) (2011/10/02 00:45)
レムリア> 人影「あら…ゴメンなさい。大丈夫? 怪我はしてない?」(キレイなドレスを着た貴婦人風の女性がレムリアに手を差し伸べる) (2011/10/02 00:47)
レムリア> (差し出された手につかまって起き上がりながら)「ぁ…ありがとうございます…大丈夫だと思います…」 (2011/10/02 00:48)
レムリア> 人影「あら? 服、汚れちゃったわね……本当にゴメンなさいね」(そういいながらレムリアの法衣の裾についた土埃を丁寧に払う) (2011/10/02 00:50)
レムリア> 「ぁ…あの……船旅で汚れてますからどうぞおかまいなく…」 (2011/10/02 00:51)
レムリア> 人影「ん…そうなの? じゃぁあたしは急ぐからこれで」(といい立ち去ろうとする) (2011/10/02 00:52)
レムリア> 「ぁ…ちょっと待ってください。あの…一つだけ…お尋ねしてよろしいでしょうか?」 (2011/10/02 00:54)
レムリア> 貴婦人「(ビクっとして)な、なに?」 (2011/10/02 00:56)
レムリア> 「あの……この街のラーダ神殿ってどちらにあるのでしょうか?」 (2011/10/02 00:57)
レムリア> 貴婦人「ラーダ神殿なら…あっちの大広場から西の通りへすすめばすぐに見つかるわ。 じゃね。」(足早に立ち去っていく) (2011/10/02 00:58)
レムリア> 「そうですかぁ。あの……どうも親切にありがとうございました…」(深々と一礼して見送る) (2011/10/02 00:59)
レムリア> (白梟がレムリアの肩に戻ってきて、嘴でレムリアの耳をつつく) (2011/10/02 01:00)
レムリア> 「ぁ…ラピュタ? 大丈夫ですよ? …ちょっとぶつかっただけですから」 (2011/10/02 01:01)
レムリア> (それでもつつくのをやめないラピュタ) (2011/10/02 01:02)
レムリア> 「ちょ、ちょっとぉ…だから大丈夫ですって… …どうしたのですか? もぉ…」 (2011/10/02 01:02)
レムリア> 「神殿は大広場から西なのだそうです―――行きましょう、ラピュタ」 (2011/10/02 01:03)
レムリア> (つつきつづけるラピュタ) (2011/10/02 01:04)
レムリア> 「だからぁ…ちょっとぉ…もぉやめてってば…」(市場の人混みを抜けて抜けて広場の方へと歩いていく) (2011/10/02 01:05)
レムリア>                               (2011/10/02 01:06)
レムリア>                               (2011/10/02 01:06)
レムリア> (レムリアと別れて足早に路地裏へすべり込む貴婦人風の女性) (2011/10/02 01:08)
レムリア> 「…ふぅ。」(穏やかな女性の表情が、狡猾そうな少女のそれに戻る) (2011/10/02 01:11)
レムリア> メルフィン「………。(悪いね…でも人だかりでボォーっとしてる隙だらけのあなたも悪いんだからね)」 (2011/10/02 01:12)
レムリア> (手にはレムリアから拝借した小袋と封のされた羊皮紙の巻物) (2011/10/02 01:14)
レムリア> メルフィン「袋の中身は…銀貨よね」(少し不快そうに眉間をよせる) (2011/10/02 01:17)
レムリア> メルフィン「こっちの巻物は……この刻印は…ラーダの聖印? 古代語魔法のスクロールかなにかかと思ったけどとんだ期待はずれね」 (2011/10/02 01:19)
レムリア> メルフィン「そういえば、あの子…ラーダ神殿の場所を尋ねていたし…そういうことか…」 (2011/10/02 01:21)
レムリア> メルフィン「さてと…たいした収穫にもならなかったし…さっさとアルフレッド様のお遣いを済ませて屋敷に戻ろうかな…」 (2011/10/02 01:23)
レムリア> (路地裏の宵闇に消えていく) (2011/10/02 01:24)
レムリア>                               (2011/10/02 01:24)
レムリア>                               (2011/10/02 01:24)
レムリア> □□□夕闇のラーダ神殿前□□□ (2011/10/02 01:26)
レムリア> 「すっかり暗くなってきてしまいましたね……」 (2011/10/02 01:28)
レムリア> (入口の上の紋章を確認しながら)「ラーダ様の聖印……ここで間違いなさそうですね」 (2011/10/02 01:30)
レムリア> 「夜分にすみません…どなたかいらっしゃらないでしょうか?」 (2011/10/02 01:30)
レムリア> (しばらくして待祭が出てくる) (2011/10/02 01:32)
レムリア> 侍祭「どちら様でしょうか? このような夜更けにどのような御用件なのでしょうか?」 (2011/10/02 01:33)
レムリア> 「あ…申し遅れました……わたし…”水晶の都パレス”のラーダ大神殿から参ったレムリアと申します」 (2011/10/02 01:34)
レムリア> 侍祭「それはそれは…遠くからわざわざ御苦労さまです。 …それで、いったいどのような御用で参られたのでしょうか?」 (2011/10/02 01:35)
レムリア> 「はぃ…実は…(かくかくしかじかで)」
(自由都市ニューゲートを訪れることになった経緯を簡単に説明する) (2011/10/02 01:37)
レムリア> 侍祭「なるほど…しかし…パレスの大神殿からはそのような連絡は受けておりませんが…」(訝しげな表情でレムリアの顔をのぞきこむ) (2011/10/02 01:38)
レムリア> 「はぃ。今回のわたしの旅は内々の私事ですので公にはされてはいないのです」 (2011/10/02 01:39)
レムリア> 「ですので、こちらの司祭様への紹介状をパレスの高司祭様からいただいております」 (2011/10/02 01:40)
レムリア> 侍祭「なるほど…では、司祭様にお取次ぎいたしますので、その紹介状を預からせていただけますか?」 (2011/10/02 01:43)
レムリア> 「はぃ、ありがとうございます。 紹介状はこちらになり……? ん……?(あれ?! こっちかな…あれ? あれれ??)」 (2011/10/02 01:49)
レムリア> 侍祭「? …どうなさりましたか?」 (2011/10/02 01:49)
レムリア> 「ぇと…それが…その…」 (2011/10/02 01:50)
レムリア> 侍祭「どうされました?」 (2011/10/02 01:50)
レムリア> 「………ふ、船をおりるときまでは確かにあったのです…けど………(汗泣」 (2011/10/02 01:51)
レムリア> 侍祭「…つまり、失くされたと?」 (2011/10/02 01:51)
レムリア> (おそるおそる頷く)「……のようです……」 (2011/10/02 01:53)
レムリア> 侍祭「失礼ですが…本当はそのようなもの最初からお持ちではなかったのではないのですか?」 (2011/10/02 01:53)
レムリア> 「ぇ?」 (2011/10/02 01:54)
レムリア> 侍祭「そもそもあなたはエルフのようにお見受けします……森の妖精族は一般に神を信仰しないと聞いておりますが、そんなあなたがいつどのようにしてラーダ神を信仰なさるようになったのですか?」 (2011/10/02 01:56)
レムリア> 「そ、それは…」 (2011/10/02 01:57)
レムリア> 侍祭「(説明しようとするレムリアを遮って)いいえ、ご説明にはおよびません。嘘偽りはラーダ神の教えに反すること。それ以上、そのようなお見苦しい偽りを重ねて神聖なる神殿を汚されるにはおよびません」 (2011/10/02 01:58)
レムリア> 「そ…そんな…あんまりです…わたし、偽りなど申しては…」 (2011/10/02 01:59)
レムリア> 侍祭「もちろん。 ここは神殿ですから、一宿一飯を無心するものを無碍に追い払ったりはいたしません」 (2011/10/02 02:00)
レムリア> 侍祭「しかし同時に真理と叡智を求める神聖なるラーダ神の教えの場」 (2011/10/02 02:01)
レムリア> 「………」 (2011/10/02 02:01)
レムリア> 侍祭「そうと知りながら、真実を語らず偽計を弄して宿と食事を手に入れようとするような不信心な輩に施すものは何もございません」 (2011/10/02 02:02)
レムリア> 「そ、そんな…待ってください…せめてわたしの話を…」 (2011/10/02 02:03)
レムリア> 侍祭「あなたの話は既にお聞きしたではないですか?! 恥を知るならば早々に立ち去りなさい!」 (2011/10/02 02:04)
レムリア> (バタン、、、と無慈悲に閉じられる扉) (2011/10/02 02:04)
レムリア> 「ぁ………」 (2011/10/02 02:04)
レムリア> 「どうしましょう…ラピュタぁ…大変なことになってしまいました………」 (2011/10/02 02:05)
レムリア> 「おなかも減ってきましたし…夜も更けてきましたし、ともかくどこか宿を探さないといけないですね…」 (2011/10/02 02:10)
レムリア> (同意するように白梟が一鳴きする) (2011/10/02 02:11)
レムリア> 「―――いきましょう、ラピュタ」(決心したように立ち上がると、広場の方へとトボトボと引き返していく) (2011/10/02 02:12)
レムリアが去っていった……☆ (2011/10/02 02:13)