エルティナが現れた……☆ (2012/10/11 21:44)
エルティナ> (時間はまだ昼頃。広場にて) (2012/10/11 21:45)
エルティナ> さて。今日も頑張って歌いましょう!(ぐっ) (2012/10/11 21:45)
エルティナ> うーん。どんな詩がいいでしょうか。 (2012/10/11 21:51)
エルティナ> ある村に二人の若者がいました、二人はいつも仲良しで、一人はいつも将来に夢を馳せ、いつか夢を叶えると希望に満ち溢れていました……♪ (2012/10/11 21:55)
エルティナ> もう一人の若者は現実的で、夢を見る若者を応援しながらも、ただひたすらに愚直に。真っ直ぐに。親の稼業を引き継いで生活する事を考えていました……♪ (2012/10/11 21:59)
エルティナ> ――彼と彼女は共に親友でした。 (2012/10/11 22:07)
エルティナ> ですが、二人の将来への希望は食い違っていました。故に、つり合いなどとれるはずもなく――(一旦演奏の手を止め―― (2012/10/11 22:08)
エルティナ> 別れの時が訪れます……♪(悲しげな音をかき鳴らす (2012/10/11 22:09)
ネア(GM)が現れた……☆ (2012/10/11 22:11)
エルティナ> 夢を抱いた若者は、都会へと旅立つ日が来たのです、もう一人の若者――彼女はそれを見送ってそっと背を向けました。彼との別れが辛い、そんな顔を見せたくなかったのです……♪ (2012/10/11 22:12)
ネア> (マイリー神殿の稽古帰り、家で汗を吸った服を着替えるつもりだったが、足を止める)
あら、素敵な歌ね……。 (2012/10/11 22:12)
エルティナ> ――そして、彼女は待ち続けます、一心不乱に家の仕事を引き継いで。誰にも負けないくらいに腕を磨いて。彼が都会で成功する事を信じて――♪ (2012/10/11 22:13)
エルティナ> (きゅっと曲調を少し派手にする(P:こんばんはー)) (2012/10/11 22:14)
ネア> (エルティナの周囲にできはじめている人集りの、座れる場所に位置取り、歌を聴いている(P:こんばんわ〜)) (2012/10/11 22:15)
エルティナ> 都会にいった彼は都会の様子に目を輝かせます、村ではありえなかった光景、それは彼を虜にします。こんなにも賑やかで人が一杯で――見知らぬものが一杯あったのかと♪ (2012/10/11 22:16)
エルティナ> とても、楽しい毎日。村にいた頃ではありえないほどに。だから、彼はいつしか村の事を忘れてしまいました。けれど――(曲調を明るいものから暗い物へと移行させ (2012/10/11 22:18)
ミズリ(NPC)> この歌……酒場に来ている、エルフの吟遊詩人さん…?(長い髪を後ろで1つに結んだ少女も、エルティナの歌に立ち止まる。市場へ行った帰りか、買物竹編み製の買物カゴには果物が入っている) (2012/10/11 22:20)
エルティナ> それはお金があるうちで。いつしか村からもってきた蓄えが尽きると、生活は一転します、こうなるはずじゃなかった、そう思いながら、彼はどんどん落ちぶれて―― (2012/10/11 22:22)
エルティナ> それでも尚、かつての生活に憧れと未練が同居して、どうにもならない状況に。いつしか――その手は触れてはならない領域にまで――♪(そう歌いきると曲調を最初の穏やかなものへと戻す (2012/10/11 22:23)
覆面男(NPC)> ……リア充、遠距離で破局すべし……!(覆面を被り、全身を容易く覆うマントを着た男。広場の片隅で遠巻きに歌を聴いている) (2012/10/11 22:25)
エルティナ> そんな事など露知らず、彼の親友である彼女は彼の成功を信じていつもの様に過ごしています。――彼がどんな状況にあるかもしらずに。時折身を焦がしながら……♪ (2012/10/11 22:27)
ネア> フッ 威勢よく飛び出して資金切れで落ちぶれるなんて、情けない男ですわね。これだから若い男は駄目なのですわ。(´ー`) (2012/10/11 22:27)
エルティナ> ――二人が別れてから3年ほどの月日が流れました。 (2012/10/11 22:28)
エルティナ> 彼女は、都会へと村の品物を売る為に出てみようと決意します。ずっとこの村からは出ない。そう思っていたけれど、やはり彼の事が忘れられなかったのでしょう。それに――これも村の仕事である以上、いつかは出来るようになるべき事でもあるのだから、丁度いい。そんな気持ちで。 (2012/10/11 22:30)
ミズリ(NPC)> ……。(詩人の巧みな曲調変化に周囲が感嘆の息を漏らす中、歌の不穏な展開に不安げな顔で聞いている) (2012/10/11 22:31)
エルティナ> ――そして、彼女が都会へ感じた印象。それは彼とは全く異なるものでした♪ (2012/10/11 22:31)
エルティナ> (曲調を穏やかなものから不安をあおるようなものへと変化させて) (2012/10/11 22:32)
エルティナ> 彼女は都会が“怖かった”。かくも村とは違うものなのかと。何かが自分を狂わせてしまわないかと。だから、直にでも帰りたくなった。けれど、一度引き受けてやると決めた事。そして彼に会う事。――なるべくの事を頑張ろう。不安を抱き歩いていると――♪ (2012/10/11 22:33)
エルティナ> “ドン”(曲が途切れるように大きな不協和音を立てる) (2012/10/11 22:34)
エルティナ> 衝撃に、彼女がよろめきます。そして、彼女が持っていた村の品は彼女とぶつかった男の手へと。そして、走り去るように逃げようとする男に彼女は叫びました――♪(暗い曲調で (2012/10/11 22:35)
覆面男(NPC)> むう…村の彼女から盗みを働くとは……男の風上にも置けぬ奴!(腕組みして真剣に聞いているようだ) (2012/10/11 22:37)
エルティナ> “彼女の親友の名前”を。それを聞いておびえるように男は去ります。どうして?なぜ?彼女は村の品を取られた事よりも、彼がどうしてあんなことになってしまったのか。それがどうしても――信じられませんでした。あんなに夢に満ち溢れていたのに、と♪ (2012/10/11 22:37)
エルティナ> ――品物を盗んだ彼もまた、信じられませんでした。どうして村にいたころの事を忘れていたのか、そして、親友である彼女からこんな事をしてしまったのか、どこで歯車が狂ったのだろう、と♪ (2012/10/11 22:39)
エルティナ> ――そして二人がとった行動、それは対極のものでした。彼女は彼を追いかけます。今まで都会でどうすごし、なぜこうなってしまったのか。それが聞きたくて。――きっとまだ彼は立ち直れると信じて♪(曲調を暗いものから静かなものに (2012/10/11 22:41)
エルティナ> 彼は逃げました。自分の浅ましさから、彼女に顔をあわせれないと。そんな資格は自分にはないのだと。盗んだ品物を大切に抱えて――♪ (2012/10/11 22:42)
ネア> まあ…強引にひっ捕らえて平手して差し上げるべきですわ……。それにしても悲しげな曲が素敵…。(目を閉じて聞いている。が、身のこなしにスリを寄せ付けぬ隙のなさがある) (2012/10/11 22:42)
エルティナ> 追う者と追われる者。彼女が追い、彼が逃げる。永遠に続くかと思われた追いかけっこ。でも、それはそう長くは続きません。彼が、今までしてきた罪が彼を裁くが故に――♪(そういうと曲調を緊迫したものに変える。) (2012/10/11 22:45)
ミズリ(NPC)> でも男の人だって、出てきたばかりなら、そうなるよね……。(胸元で片手を握り締める) (2012/10/11 22:47)
エルティナ> 彼女は彼へとたどり着く。ぼろぼろになってゴミのように捨てられた彼をついに見つけます。――今までの悪事から恨みをかった人から袋叩きにされながらも、大切そうに彼女が奪われた包みを庇い、うち捨てられた彼を♪ (2012/10/11 22:49)
エルティナ> 『どうして』彼女は彼に問う。彼は諦めたようにじっと彼女を見て包みを差し出す。『すまなかった』それだけをいって……♪ (2012/10/11 22:52)
エルティナ> けれども、彼女にとって今大切なのは村の品を取り返す事ではなく、彼の事。だから、もう一度彼に問いかける。『どうして』れけれど、彼は答えられない。口を紡いで黙る。そんな彼に彼女は尚も問い詰める――♪ (2012/10/11 22:54)
覆面男(NPC)> 別れろ……別れろ……別れろ……。 (2012/10/11 22:54)
エルティナ> 『あんなに夢に、希望にあふれていたのに、どうしてこんな事をしているの。君がやりたかったことはこんな事じゃないはず。もっと素晴らしい事だったんじゃないか』彼は絞り出すように答える。『仕方がなかった。夢と希望にあふれていたけど、現実はそう甘くなかった。仕事だって直に見つかると思ったけどみつからなく、こうでもしないと生きていけなかった。――村に戻ろうにも、村への帰り道を忘れてしまった。……君は偉いな。昔のままのように見える。それに随分立派に。……親友だなんてもういえない。』 (2012/10/11 22:56)
エルティナ> 『だから、俺なんて見捨てて、これを手に、君は君の生活に――』そういう彼に、彼女は―― (2012/10/11 22:59)
エルティナ> “パァン”(曲を止めて張りつめたような音を出す) (2012/10/11 22:59)
ネア> (フッと笑顔になる) (2012/10/11 23:01)
エルティナ> (静かな曲調で)彼女の平手がぼろぼろの彼の頬を叩く。『見捨てる訳なんてないでしょう。私は君の親友なんだから。どうして見捨てられる事が出来るというの?親友が道を誤ったら道を正すのが親友でしょう!?……村に戻って、1からやり直せばいい。君なら出来る。私が保障する。』真剣に、彼を見据え、彼の為に紡ぐ声は彼へと届かない訳がない。『だが、それでも……』と渋る彼の手を引いて、彼女は村へと戻りゆく♪ (2012/10/11 23:03)
ミズリ(NPC)> ……。(買い物籠を両手で支え、壁に背をつけて聞いている) (2012/10/11 23:07)
エルティナ> 彼を連れて戻った彼女は、彼の親へと告げる。『……どうか、都会での事は聞かないであげてください。彼は立ち直るべき人間だから。色々あると思います。だけど――どうか彼を見捨てあげないでください。私も協力します。昔のように彼には笑っていて欲しいから。』と。そんな様子に彼の親もまた分かったと一つ頷いた……♪ (2012/10/11 23:09)
エルティナ> ――それからの二人はゆっくりと、時の隙間を埋めるように村で生活していく。彼が立ち直り、立派に1人でやっていけるようになるまで、色々な苦難、手間はかかったけれど――♪(穏やかな曲調) (2012/10/11 23:11)
エルティナ> いつしか二人、笑って暮らせるようになるのには、そう時間はかからなかった。幸せな二人、幸せは常に傍にあった。それだけのお話。めでたしめでたし……♪(ポロンっと曲を終わらせ立ち上がり一礼) (2012/10/11 23:13)
エルティナ> 御清聴ありがとうございました。 (2012/10/11 23:13)
覆面男(NPC)> な、なにぃぃぃ!! (2012/10/11 23:13)
覆面男(NPC)> オウ! ノオォーーーーーーーーー!! (2012/10/11 23:14)
ネア> (観衆に混じって優雅な拍手をしながら、銀貨を数枚その場に置く) (2012/10/11 23:14)
覆面男(NPC)> 待つんだ、エルフの吟遊詩人よ!<エルティナ (2012/10/11 23:15)
エルティナ> ありがとうございます、ありがとうございます♪ちなみに二人がどうなったかはまた別のお話です♪ (2012/10/11 23:15)
エルティナ> はい?>覆面男 (2012/10/11 23:15)
覆面男(NPC)> なぜだ……男は、なぜ許された……?<エルティナ (2012/10/11 23:18)
ミズリ(NPC)> (カゴを抱え、慌てたように拍手している) (2012/10/11 23:18)
ネア> あら、無粋な質問ですこと。吟遊詩人も大変ですわね。(前髪を搔き上げ、覆面男に冷たい視線を投げると、広場を去っていく) (2012/10/11 23:19)
エルティナ> ……そうですね。貴方は親友が悪い道にいって、それを恥じる心を見た時に親友を許せないのですか?>覆面男 (2012/10/11 23:20)
覆面男(NPC)> その男が真に恥じているならば、許そう! ……だが、重要なのはそういうことじゃない! 男があっさり幼馴染との絆を維持したことが許せんのだー!<エルティナ (2012/10/11 23:25)
覆面男(NPC)> (勢いよくマントを脱ぎ捨てる。すると、隆々とした筋肉を持つ上半身裸の覆面男……しっと団の姿が!) (2012/10/11 23:26)
エルティナ> 同じ事ですよ。ただ男と女だっただけで。そこに愛情があるかは別ですが。 (2012/10/11 23:27)
しっと団(NPC)> たとえ歌の中といえども、アベック許すまじ! 我等はしっと・団!! (2012/10/11 23:27)
エルティナ> すみません、皆さん少し離れてください。 (2012/10/11 23:28)
エルティナ> それでどうしようというのでしょうか?(首かしげ)>しっと団 (2012/10/11 23:28)
しっと団(NPC)> じゃあ俺だって幼馴染の女の子の親友がほしいよーーー!!(じたばた)
エルフの吟遊詩人! 俺と結婚を前提にお付き合いするか、歌に2人の別れを付け加えるか選べ!<エルティナ (2012/10/11 23:30)
ミズリ(NPC)> な、なに、あれは……っ(あまりのことにその場を動けずにいる) (2012/10/11 23:30)
エルティナ> どちらもお断りします。詩へのプライドもありますし、お付き合いするというには貴方の事を知りませんし(微笑) (2012/10/11 23:31)
エルティナ> 暴れるなら穏便な手段と過激な手段選ばせて差し上げます。答えないなら過激な手段を取らせていただきますね。 (2012/10/11 23:32)
しっと団(NPC)> えっ!? ……そ、それじゃあ仕方ない…(もじもじ)
実力行使しかないようだな! しっとの炎の抱擁を食らえ……愚かなる吟遊詩人よ! とお!!<エルティナ (2012/10/11 23:33)
エルティナ> ……(にこっ (2012/10/11 23:34)
エルティナ> “ウィンドストーム”(極地的な竜巻がしっと団だけを巻き込む) (2012/10/11 23:34)
しっと団(NPC)> ぬううっ!!? (2012/10/11 23:35)
ミズリ(NPC)> きゃあっ……!?(わずかに風圧が流れてきて、思わず腕で顔を覆う) (2012/10/11 23:35)
エルティナ> こう。最近色々ありまして、こういう風にしないと後から後へ色々大変なので……ある程度派手にさせていただいてます。。。。 (2012/10/11 23:37)
しっと団(NPC)> こ……っ この威力は……っ(顔面をガードし、ぐっと足を踏ん張る) 馬鹿な、ただの吟遊詩人では……(じりじりと足が空に浮かんでいく) (2012/10/11 23:38)
エルティナ> これでも一応見ての通り上位精霊の力も扱えますよ。少しだけですが。 (2012/10/11 23:39)
エルティナ> 後、まだ放てるので、ここら辺で諦めてはいかがかと…… (2012/10/11 23:41)
しっと団(NPC)> 歴戦の……っ(足が完全に空に浮かび) いや、これはそれ以上の……この俺の…しっとの炎を吹き飛ばすだと!?
(一気に上空まで持ち上がり、街の彼方に吹き飛んでいった!) (2012/10/11 23:41)
エルティナ> (パチンと指を鳴らして風を止ませる) (2012/10/11 23:41)
エルティナ> 少し遅かったですね。(ぽふぽふと服の埃払って)すみません、お騒がせしました〜 (2012/10/11 23:41)
ミズリ(NPC)> と、飛んでいっちゃった……。(しっと団の男が飛んでいくほうをしばらく呆然と見ている) (2012/10/11 23:42)
ミズリ(NPC)> ……あ…。 あ、あの!(はっと顔を下げ、エルティナに駆け寄る) (2012/10/11 23:43)
エルティナ> はい?どうされました?(首かしげ)>ミズリさん (2012/10/11 23:44)
ミズリ(NPC)> あの、いつも、ルージュのそよ風亭で歌ってらっしゃるの、聞いてます。貴方は、冒険者の方だったんですね……。<エルティナ (2012/10/11 23:45)
エルティナ> こちらも存じてますよ(微笑)いつもお世話になってます。聞いていただけてたみたいでありがたいですね。はい。私は吟遊詩人のエルティナです、冒険者として詩の為についていくこともあります(ぐっ (2012/10/11 23:47)
ミズリ(NPC)> こ、こちらこそ、いつもありがとうございます! わたし、てっきり普通の吟遊詩人さんだと思ってて。すごくお強いんですね。……あの、さっきの歌は、本当にあったこと、なんですか? (2012/10/11 23:49)
エルティナ> そうですね。ここではない遠い場所のお話ですね。多少脚色はしてありますが、おおむね事実ですよ(ぐっ)私はそんなに強くないですよ。詩のお蔭で精霊に好かれているだけです(ぐっ (2012/10/11 23:50)
エルティナ> でも、現在ルージュのそよ風亭の中では(レベル的には)トップクラス……ではあるみたいですね。不本意ながら。 (2012/10/11 23:51)
ミズリ(NPC)> いえいえっ すごく、すっごく強いです!(首と両手を横にぶんぶん振って)はい、きっとトップクラスですよ!(首を縦にぶんぶん振る)
それじゃあ……あの、男の人は、ちゃんと更生できたんでしょうか……? (2012/10/11 23:53)
エルティナ> ……(ふと、少し離れた場所にいる仲のよさそうなカップルをこっそり見て)ええ、更生出来ましたよ。 (2012/10/11 23:54)
エルティナ> それに……また馬鹿をやらかしても、彼女がいる限り大丈夫でしょう(微笑んだ (2012/10/11 23:54)
ミズリ(NPC)> そうなんですか……良かった。(嬉しげに、頬を綻ばせる)
歌、すっごく良かったです! また酒場でも歌ってくださいねっ

……エルティナさんも、故郷を出て、苦労したこと…ありますか? (2012/10/11 23:56)
エルティナ> 勿論、一杯歌いますよ!(ぐっ)そうですねー。色々ありましたけど、いつも楽しかったですよ。悲しい事もたくさんありましたが、悲しい事もまた詩として残してありますし、ただ――いまだに旅の目標がクリアできないのが悩みですッ……! (2012/10/11 23:57)