アデレードが現れた……☆ (2013/02/19 22:50)
アデレードが去っていった……☆ (2013/02/19 22:50)
アデレードが現れた……☆ (2013/02/19 22:50)
エーリッヒが現れた……☆ (2013/02/19 22:50)
アデレード> ** 2月も中ほど ** (2013/02/19 22:51)
エーリッヒ> (場所はアデレードの私室前、ゆっくりとドアをノックする)―…誰か、いるかしら? (2013/02/19 22:52)
アデレード> 『はい』『開いています』。 (2013/02/19 22:53)
エーリッヒ> (返事を確かめ、扉を開いて中へ)じゃあ、入るわよ (2013/02/19 22:55)
アデレード> (いつもの…死んだ一件以前の、長い髪を揺らすアデレード) (2013/02/19 22:56)
アデレード> (窓辺に立ち、風を受けながら、どこかぼんやりとしているようにも見える) (2013/02/19 22:56)
エーリッヒ> ―……すっかり髪は元の長さに戻ったのねぇ(ゆっくりと近くまで歩いて行く) (2013/02/19 22:58)
アデレード> 余り上手く話せなくて。 (2013/02/19 22:59)
エーリッヒ> ふふ、うまく話す必要なんてないわよ。 (2013/02/19 23:00)
エーリッヒ> ……遅くなって、ごめん。これでも結構、探したのよ…? (2013/02/19 23:01)
アデレード> …(かなり長い事何かを考えている) (2013/02/19 23:02)
エーリッヒ> (急かすようなことはなく、ゆっくりとアデレードの表情が見える位置に) (2013/02/19 23:06)
アデレード> (目先しか見えていなかった緑色、生きた風景を取り込んだ茶色) (2013/02/19 23:07)
アデレード> (そのどちらでもない灰色の瞳をしている) (2013/02/19 23:07)
エーリッヒ> (内心:灰色の瞳……?たしか、この子の瞳は精霊に左右されてたはず……) (2013/02/19 23:09)
アデレード> 突然だけれど、会ったら… (2013/02/19 23:12)
エーリッヒ> ……あんなに、嫌でも役目として…働いていた学院からも姿を消して…姿が見えなくなってたから、正直焦ったのよ。……でも、ここに居てくれて良かったわ。 (2013/02/19 23:12)
アデレード> さよならを言わなきゃならなかったの (2013/02/19 23:12)
エーリッヒ> ……さよなら、か。 (2013/02/19 23:13)
アデレード> できれば、誰からも見つからなければよかった (2013/02/19 23:13)
アデレード> さよならを言わなくても済むから (2013/02/19 23:14)
エーリッヒ> ……みつけないはずがないでしょ?アタシはまだ、アンタに宿題の答えも、伝えていないのに。 (2013/02/19 23:15)
アデレード> アデレードはもう此処にはいない。宿題の意味は存在しない。 (2013/02/19 23:19)
エーリッヒ> …過去のアンタでも、今のアンタでもいいのよ。アタシにとっては………貴女が貴女であってくれれば、それでいい。 (2013/02/19 23:22)
アデレード> …お母さんも同じことを言った。私には解らない (2013/02/19 23:24)
エーリッヒ> ふふ、彼女なら確かに言いそうなセリフね(くすりと笑って) (2013/02/19 23:25)
アデレード> 世界を隔てる滝の流れる場所も
世界を隔てる霧の立ち上る場所も
王を抱き世界を統べる世界樹の都も (2013/02/19 23:26)
エーリッヒ> …彼女とアタシとは、想いに違いはあれど……同じ事。 (2013/02/19 23:27)
アデレード> 私にとっては、おとぎばなしのようなもの
あったかもしれない、けれど…決して、私の未来じゃない (2013/02/19 23:27)
アデレード> ここにいてはならない。 (2013/02/19 23:27)
エーリッヒ> 単純な事よ、アタシは貴女が好きだからここにいてほしいのよ。 (2013/02/19 23:31)
アデレード> ひとひとりの好き嫌いでどうにかなる話じゃない
私も好き。でも…こちらのお母さんも、向こうのお母さんも、ママも。私の大切な人。 (2013/02/19 23:32)
アデレード> だから戻れなければならない。アデレードではいられない (2013/02/19 23:33)
エーリッヒ> …うん、でもこれがあの日の宿題の答えだから。これだけは……アデレードに伝えようと思ったのよ。 (2013/02/19 23:34)
アデレード> そう。じゃあ…ごめんなさい。受け取らずに、いなくなってしまって (2013/02/19 23:35)
エーリッヒ> (黙って首を横に振り、ずっと手に持っていた花束を出して)これ、貴女にあげるわ。 (2013/02/19 23:36)
エーリッヒ> ある地方の風習。ここでは女性から男性に甘いチョコレートを渡すイベントだけど……違う場所では、男性から女性に花を渡す所があるの。 (2013/02/19 23:38)
アデレード> 受け取れない。50年後、あなたは生きていない。
私はこの花束を抱えてどこに行けば良いの? (2013/02/19 23:40)
エーリッヒ> 捨ててくれても構わないわ。(ひとつ息をついて)確かにアタシは、貴女と同じほどは生きてはあげられない…… (2013/02/19 23:43)
エーリッヒ> けれど今、アタシは貴女を手放す気がないのよね。困ったことに(苦笑して) (2013/02/19 23:45)
エーリッヒ> アタシには貴女が必要なの。我儘だとか傲慢だとか言われても構わないのよ……
今までずっと、自分の過去から逃げて、大事なものだけは傷つけまいと見て見ぬふりしてきたけれど、それももうおしまい。 (2013/02/19 23:52)