☆シアン(GM)が現れた……☆ (2014/11/04 16:29)
GM> 少年の、夢の中の出来事。 (2014/11/04 16:29)
GM> 空間は黒に満たされて、そこに在るのは青い髪の少年だけだった。 (2014/11/04 16:31)
シアン> …(…夢か) (2014/11/04 16:32)
GM> 周囲に、ではなく少年の頭の中に声が響く (2014/11/04 16:33)
声(NPC)> 久しぶりね。 (2014/11/04 16:33)
シアン> (…どこかで聞いた事のある声だ。ただ、抑揚が感情を感じさせない) (2014/11/04 16:35)
シアン> (…どこかで聞いた事のある声だ。ただ、抑揚が感情を感じさせない) (2014/11/04 16:35)
声(NPC)> あら、私の声すらも忘れてしまったの? (2014/11/04 16:35)
声(NPC)> くすくすと含み笑いが聞こえる (2014/11/04 16:36)
声(NPC)> まぁ、いいわ。あなたに苦しんでもらうんだから好都合。 (2014/11/04 16:37)
シアン> (どういうことだ) (2014/11/04 16:37)
声(NPC)> 記念すべき、第一回目は…そうね。こんなのはいかがかしら? (2014/11/04 16:38)
GM> シアンに何から何までそっくりな、黒い影が闇の中から現れる (2014/11/04 16:39)
シアン> (…俺の偽者、ね。だが、夢の中で何が出来る) (2014/11/04 16:41)
シアン?(NPC)> やや妙なイントネーションのかかった声が聞こえる (2014/11/04 16:41)
シアン?(NPC)> お前は今まで何を守ってきた? (2014/11/04 16:43)
シアン?(NPC)> 何を救った? (2014/11/04 16:44)
シアン> (誰も守っちゃいないし、誰も救ってないさ) (2014/11/04 16:45)
シアン?(NPC)> 違うな。守っていないんじゃない。守れなかった、救えなかった。 (2014/11/04 16:46)
シアン?(NPC)> お前は長い間奪った命の責任を忘れようとしてきた。 (2014/11/04 16:47)
シアン?(NPC)> だが出来なかった。そして、アリスから赦しを得た。 (2014/11/04 16:47)
シアン> (…そうだ。奪ったものもあるが、それ以上に多くのものを…) (2014/11/04 16:48)
シアン?(NPC)> それが違うと言っている。 (2014/11/04 16:48)
シアン?(NPC)> 奪ったのは救うためではない。 (2014/11/04 16:49)
シアン?(NPC)> つまり、お前の得た『赦し』は結果論だ。 (2014/11/04 16:50)
シアン?(NPC)> お前が命を奪った『結果』残ったものが守りたい存在であっただけだ。 (2014/11/04 16:50)
シアン> (違う。俺はそんな理由で剣を…) (2014/11/04 16:51)
シアン?(NPC)> お前が本当に救いたかったのは、自分だ。 (2014/11/04 16:52)
シアン?(NPC)> 村の惨劇を見て、幼い自分に絶望し、忘れたかった記憶を全て忘れた。 (2014/11/04 16:54)
シアン?(NPC)> そう、ユートの事、…そしてアシュリーの事。 (2014/11/04 16:54)
シアン?(NPC)> それじゃ何も解決しないことは解っていた。 (2014/11/04 16:55)
シアン?(NPC)> だから… (2014/11/04 16:55)
シアン> (…他の誰かを救う事で、あの頃とは変わった事を、自分の心に示そうとした) (2014/11/04 16:57)
シアン> (もう弱くない。今度は何でも守れる。だから失わない。そう錯覚しようとした) (2014/11/04 16:57)
シアン?(NPC)> …お前がその黒い外套を羽織ったのは、黒が好きだからでも、実用性があるからでもない。 (2014/11/04 16:58)
シアン?(NPC)> お前はあの惨劇の燃え滓、残滓だ。 (2014/11/04 17:00)
シアン?(NPC)> それを忘れるために、隠れるように黒を好んだ。あるいは… (2014/11/04 17:02)
シアン?(NPC)> お前が『燃え滓』だからかも知れないな。似合いの色だ。 (2014/11/04 17:03)
GM> 彼自身も解っていたのだ。誰かを守る気持ちの元は、自分の気持ちではなく、過去からきているのではないかと。 (2014/11/04 17:05)
GM> だから、彼は。 (2014/11/04 17:06)
シアン> …それが、どうかしたか? (2014/11/04 17:06)
シアン> 手前なんかに言われなくても解ってんだよ。俺は俺だ。偽者にしか解らないとか思い上がってるなよ。 (2014/11/04 17:07)
シアン> 例え、俺の心がどこから来ていようが救えるものがある。守れるものがある。なら止まってられないんだよ。 (2014/11/04 17:08)
シアン> …解ったら、元に戻れよ。アシュリー。 (2014/11/04 17:09)
GM> 黒い影が内側からはじけ飛び、金髪の少女が現れる。 (2014/11/04 17:10)
アシュリー(NPC)> あら、バレてたのね。 (2014/11/04 17:10)
アシュリー(NPC)> 何故解ったか教えてくれるかしら? (2014/11/04 17:11)
シアン> 俺が影と問答している時、一言も声が聞こえなかったからな。 (2014/11/04 17:12)
シアン> お前が俺に化けて出るぐらいしか思いつかなかった。 (2014/11/04 17:12)
アシュリー(NPC)> 相変わらず、無茶苦茶ねぇ。 (2014/11/04 17:13)
アシュリー(NPC)> ま、いいわ。…今度は殺してあげる。 (2014/11/04 17:13)
アシュリー(NPC)> 闇の中に金色が融けていく (2014/11/04 17:14)
シアン> ………何でだよ。 (2014/11/04 17:15)
GM> これは、再会と修復の物語の断片。 (2014/11/04 17:17)
☆シアン(GM)が現れた……☆ (2014/11/04 18:55)
☆シアン(GM)が去っていった……☆ (2014/11/04 18:55)
☆ギル(GM)が現れた……☆ (2014/11/04 22:57)
GM> とある宿場町の宿の一室 (2014/11/04 22:59)
ギル> 目的地までもうちょっとだな。 (2014/11/04 23:00)
ギル> とりあえず、出掛けにリリアに会えてよかった。
やっぱり伝言だと心配なんだよなぁ。 (2014/11/04 23:04)
ギル> ヴィヴィたちを信じてないわけじゃないけど。 (2014/11/04 23:05)
ギル> 明日も早いし寝ておくか。(ぐぃっと伸びをして) (2014/11/04 23:08)
ギル> とっとと片付けて、帰らないと。 (2014/11/04 23:08)
GM> この後ベッドに潜り込んですぐに寝息を立て始めるギルであった (2014/11/04 23:10)
☆ギル(GM)が去っていった……☆ (2014/11/04 23:10)