☆シン(GM)が現れた……☆ (2015/04/20 03:35)
シン> (ふと目を覚まし、無意識にソフィアを探す) (2015/04/20 03:48)
シン> (隣でスヤスヤ眠っているのを確認しほっと胸をなでおろす) (2015/04/20 03:50)
シン> (優しくソフィアの頭をなでつつ苦笑)ソフィがいなくなるはずないじゃないか・・・。 (2015/04/20 03:51)
シン> (内心:お前は何を心配しているんだ、シン。) (2015/04/20 03:52)
シン> (内心:ソフィはお前を嫌ったりはしない。) (2015/04/20 04:00)
シン> ソフィ・・・。 (2015/04/20 04:02)
シン> (ソフィアのおでこにそっとキスしてそのままベッドに沈む) (2015/04/20 04:06)
GM> 程なくシンもソフィアと同じように寝息を立て始めた (2015/04/20 04:08)
GM> 滅多に見せないシンの違う一面であった・・・。 (2015/04/20 04:13)
☆シン(GM)が去っていった……☆ (2015/04/20 04:13)
☆シエル(GM)が現れた……☆ (2015/04/20 21:11)
GM> −施療院前のベンチ− (2015/04/20 21:12)
GM> あれから、格好良く登場した『ヒーロー』だったが、アントに一度の攻撃もしなかった。 (2015/04/20 21:13)
GM> 彼女の魔法に抵抗せず絡め取られ、ただただ、女の子らしいやや小さめな拳を、受け止めていた。 (2015/04/20 21:14)
シアン> 彼女が泣き止むのと、魔法が解けるのは同時だった。 (2015/04/20 21:17)
GM> その時彼は一言。 (2015/04/20 21:18)
シアン> 『助けてやれなくて、済まなかった』 (2015/04/20 21:19)
GM> そう呟くと、ばたりと倒れこんでしまった。 (2015/04/20 21:21)
GM> そんな彼を、二人の少女が彼と肩を組むようにして、施療院に連れて行って、今3人で話をしていた。 (2015/04/20 21:22)
アント(NPC)> …私、シエルさんの記憶を操作するために沢山の人を不幸にしちゃった。 (2015/04/20 21:23)
アント(NPC)> …だから、罪を償わないと。 (2015/04/20 21:23)
シアン> …何処で? (2015/04/20 21:24)
アント(NPC)> ファリス。ファリス神殿。 (2015/04/20 21:24)
シアン> …ダメだ。 (2015/04/20 21:25)
シアン> 他の所にした方がいい。 (2015/04/20 21:28)
シアン> 正義の定義が極端な人が多いんだ。彼処は。 (2015/04/20 21:42)
アント(NPC)> …どちらにしても、罪は償いたいの。 (2015/04/20 22:02)
シアン> …そっか。 (2015/04/20 22:02)
シアン> 俺も出来るだけ会いに行くよ。 (2015/04/20 22:03)
シアン> それと (2015/04/20 22:04)
シアン> 罪を償った後は、君はもう自由だ。 (2015/04/20 22:04)
シアン> パン屋でも花屋でも、もう一回魔術の勉強するのも。好きに夢を追いかければいい。 (2015/04/20 22:05)
アント(NPC)> 本当に!? (2015/04/20 22:06)
シアン> ?いや、それは君の決めることで…。 (2015/04/20 22:06)
アント(NPC)> あなたに聞きたいの!あなたの口から! (2015/04/20 22:06)
アント(NPC)> 本当に、何でもいいの? (2015/04/20 22:07)
シアン> 良いに決まってるだろ? (2015/04/20 22:09)
GM> 彼がそう言うと、彼女は陽だまりのように微笑んだ。 (2015/04/20 22:09)
アント(NPC)> 決まった。 (2015/04/20 22:09)
GM> 彼女はゆっくりと、ニューゲートの街へ歩き去っていった。 (2015/04/20 22:11)
シエル> …また、女の子引っ掛けて。知りませんよ? (2015/04/20 22:12)
シアン> え?今の引っ掛けた内に入るの? (2015/04/20 22:12)
シエル> (大きくため息を吐いて)…あなたが、私や彼女のことを忘れちゃった理由、知っています? (2015/04/20 22:15)
シアン> いや…。 (2015/04/20 22:15)
GM> 原因は、2年前の『デッドエンド』の件だった。 (2015/04/20 22:17)
GM> 『行き止まり』は私を狙っていた。 (2015/04/20 22:18)
GM> そんな私を守る為に、彼は攻撃を避ける事なく全て受け止めたのだ。 (2015/04/20 22:19)
GM> 全員を気絶させるのと、ほぼ同時に彼は倒れた。 (2015/04/20 22:20)
GM> 周囲が鉄の臭いに満ちていたのは、今でも酷く印象に残っている。 (2015/04/20 22:20)
GM> 街へ全力で走って、人を呼んで。手当をして、彼が目を覚ました時の最初の言葉は (2015/04/20 22:22)
シアン> 『死にかけてた俺を助けてくれて、有難う。え…っと、名前は?』 (2015/04/20 22:23)
シエル> 泣きたかった。叫びたかった。 (2015/04/20 22:25)
シエル> 私を守ってくれた、あなたには何の責任もない。 (2015/04/20 22:26)
シエル> だからせめて、それ以上の迷惑を掛けないために。 (2015/04/20 22:27)
シエル> 2年間距離をとっていたのです。 (2015/04/20 22:27)
シアン> そう…だったのか。 (2015/04/20 22:28)
シエル> …でも、アリスがあなたを連れてきて…。 (2015/04/20 22:29)
シアン> また会えた…か。 (2015/04/20 22:29)
シアン> でも、ごめん。 (2015/04/20 22:29)
シアン> 『今の俺』はきっと、もう『シエルの知ってる俺』じゃない。 (2015/04/20 22:29)
シアン> だから、昔の事は思い出して一緒に笑ってやることは出来ない…。 (2015/04/20 22:31)
シエル> 大丈夫です。だって…。 (2015/04/20 22:34)
GM> 残りの言葉は心に呟きながら、彼の額に顔を寄せる。 (2015/04/20 22:35)
GM> 『あなたは私のヒーローだから、どうせまた予想外の事をしてくれる』 (2015/04/20 22:36)
GM> 彼の額にそっとキスをして、硬直する少年に笑いかけ、灯台の方へ歩き出す。 (2015/04/20 22:38)
GM> 夕陽が大好きな1人の女の子は、最も遠く、最も近い彼の隣で。 (2015/04/20 22:39)
GM> 小さな奇跡が起こる事を、祈り続けている。 (2015/04/20 22:39)
☆シエル(GM)が去っていった……☆ (2015/04/20 22:39)