☆アリス(GM)が現れた……☆ (2015/06/22 21:39)
GM> ベッドで眠る青髪の少年の傍らで、こんな事を考える。 (2015/06/22 21:40)
GM> 私はどうしたいのか。 (2015/06/22 21:40)
GM> このまま、シアンがケガをして、ここで寝ているのを見る。それを何度繰り返すつもりなのか? (2015/06/22 21:42)
GM> 戦場について行きたい、と言えばシアンは全力で拒否するだろう。 (2015/06/22 21:43)
GM> でも、自分は、本当にそれでいいのか? (2015/06/22 21:43)
GM> ドアの開く音がした。 (2015/06/22 21:44)
GM> 入ってきた人影は…。 (2015/06/22 21:44)
アシュリー(NPC)> あら、邪魔しちゃったかしらね? (2015/06/22 21:44)
アリス> ううん、そんな事ないよー(微笑んで)。 (2015/06/22 21:45)
GM> 彼の『幼馴染』、アシュリー。 (2015/06/22 21:46)
GM> しばらくシアンの顔を見ると、独り言のように、私に語りかけてくる。 (2015/06/22 21:47)
アシュリー(NPC)> コイツの『力』の事は、話したっけ? (2015/06/22 21:47)
アリス> 『翼』…? (2015/06/22 21:48)
アシュリー(NPC)> そう、ベルシードの件で初めて明確に現れた翼。 (2015/06/22 21:49)
アシュリー(NPC)> コイツは、私のせいで変な回避技術を獲得しちゃってるけれど、それって『技術』だけじゃなくて、翼の力も関連してると思うのよね。 (2015/06/22 21:51)
アリス> …へぇ…。 (2015/06/22 21:51)
アシュリー(NPC)> とある人が彼の事を『天使』だと称した。 (2015/06/22 21:52)
アシュリー(NPC)> 私はコイツ自身を『天使』だとは思わないけれど、『天使の力が宿っている』とは思ってるの。 (2015/06/22 21:53)
アシュリー(NPC)> …『光を掲げる者』。 (2015/06/22 21:53)
アシュリー(NPC)> 『ルシフェル』。伝説では天界で堕天使とされた天使。 (2015/06/22 21:54)
アシュリー(NPC)> 強力な力を持っていても、それを形にして振るう事が出来ない。 (2015/06/22 21:54)
アシュリー(NPC)> そんなコイツに宿る力が本当に『ルシフェル』なら、異常な程の『不運』にも納得できる。 (2015/06/22 21:56)
アシュリー(NPC)> 『歪んだ世界を元に戻す』為の、『基準点』それがコイツの秘めた力…だと私は思ってるの。 (2015/06/22 21:58)
アリス> …。 (2015/06/22 21:58)
アシュリー(NPC)> 『歪んだ物を元に戻す為の力』だから異能者には強いけれど、戦士として上の相手には…『元々ある力で押される』と中々上手くいかない。 (2015/06/22 21:59)
アシュリー(NPC)> ま、『異常な力』には強いけど『普通の力』には勝てないってことね。 (2015/06/22 22:01)
アシュリー(NPC)> …だから、コイツはいつか自分以上の『普通の力』と戦うようになるし、同時に、あなた達の『普通の力』でコイツに協力する必要もいつかは出てくる。 (2015/06/22 22:03)
アシュリー(NPC)> だから、『どうしたいのか』。良く考えなさい。 (2015/06/22 22:04)
GM> アシュリーの言葉を聞き終えて、少年の寝顔を見る。 (2015/06/22 22:04)
GM> 酷い大怪我を負っていたし、痛みも残っているはずだが、安らかに眠っている。 (2015/06/22 22:05)
GM> ―私は、待とう。強くなって、いつか彼が私を頼ってくれるようになるまで― (2015/06/22 22:06)
☆アリス(GM)が去っていった……☆ (2015/06/22 22:06)