☆シアン(GM)が現れた……☆ (2016/05/16 00:28)
GM> -アリエス邸に入り少し歩くと、メイドさんと会った。 (2016/05/16 00:32)
シアン> こんにちは。お嬢様はいるか? (2016/05/16 00:33)
メイド(NPC)> いらっしゃいますが、今は部屋には入れませんよ。 (2016/05/16 00:33)
シアン> …そういえばいつもより靴が多かったな? (2016/05/16 00:34)
メイド(NPC)> はい、シエルお嬢様に縁談の話だそうです。 (2016/05/16 00:34)
シアン> (…やっぱりな)へえ、じゃあ邪魔するわけにはいかないな。代わりにメイド長に会わせてくれ。 (2016/05/16 00:36)
メイド(NPC)> はあ、しばらくお待ち下さい。 (2016/05/16 00:36)
GM> -客間にて- (2016/05/16 00:38)
GM> 少し前の事。 (2016/05/16 00:39)
シエル> お父様、私から一生に一度のお願いがあるのです。 (2016/05/16 00:40)
エテール(NPC)> ふむ、何かね。他ならぬ娘の頼みだ、何でも言い給え。 (2016/05/16 00:43)
シエル> あの人の、シアンの左腕の治療費を出してあげて下さい。 (2016/05/16 00:43)
エテール(NPC)> ………何だって? (2016/05/16 00:44)
エテール(NPC)> お前を引っ張り回すだけ引っ張り回した挙句捨てた男の傷を、大金を払って治せと? (2016/05/16 00:44)
シエル> …私は、引っ張りまわされた事を不快に思っては居ませんし、むしろそういう所を好きになったのです。 (2016/05/16 00:45)
シエル> それに、彼は最後まで悩んでくれました。決して捨てたわけではありません。 (2016/05/16 00:46)
エテール(NPC)> …。 (2016/05/16 00:46)
シエル> お願いします。あの人の傷は、私を含めたこの街の全ての為に負った傷なのです。労う者がいないだなんて、悲しすぎます。 (2016/05/16 00:47)
エテール(NPC)> ………、いいだろう。 (2016/05/16 00:47)
シエル> …っ!有難う御座います…! (2016/05/16 00:48)
エテール(NPC)> ただし、条件がある。 (2016/05/16 00:49)
エテール(NPC)> お前も身を固めなさい。 (2016/05/16 00:50)
エテール(NPC)> …私達の家系は今まで1人だって、魔術の素養のない子どもが生まれた事はない。お前へ幾つも縁談が来ている。 (2016/05/16 00:51)
エテール(NPC)> お前ももう良い年だ。成人してすぐ、というわけでもないんだから。 (2016/05/16 00:52)
シエル> ……わかり、ました…。 (2016/05/16 00:52)
GM> -廊下- (2016/05/16 00:53)
GM> メイド長は確か、シエルと姉妹のように親しかったはずだ。事情を話せばきっと、協力を得られるだろう。 (2016/05/16 00:54)
メイド長(NPC)> …私に用というのは…と、あなたですか(嫌そうな顔) (2016/05/16 00:55)
GM> …ちなみに初対面から程なくして、うっかり着替えを覗いてしまってからはこんな風な扱いだ。 (2016/05/16 00:56)
シアン> 蔑むような視線を浴びせるならもっとスカートの丈を短くしろ。…じゃなくてだな (2016/05/16 00:57)
シアン> 重要な話だ。 (2016/05/16 00:57)
メイド長(NPC)> 大方シエル…お嬢様の縁談の事でしょう? (2016/05/16 00:57)
シアン> あぁ。今までシエルが縁談を断ってきて、後に引けなくなって強制されているのは俺の責任だ。だから縁談をぶち壊すのに協力して欲しい。 (2016/05/16 00:59)
メイド長(NPC)> …はあ、あなた言ってる事とやろうとしてる事が滅茶苦茶ですね。 (2016/05/16 00:59)
メイド長(NPC)> 縁談の邪魔をして、その後は?あなたが『やっぱりシエルが好きだ』と拾ってあげるんですか? (2016/05/16 01:00)
シアン> そんな礼を欠いた事するか。シエルから迫られたら流されるかもしれないけどな(ハハハと笑って、真剣な顔に戻る) (2016/05/16 01:00)
シアン> 俺が選ばなかったせいだからせめて、次は好きなヤツを選ばせてやりたいんだ。 (2016/05/16 01:01)
メイド長(NPC)> …私、メイドですよ。解雇されたらどうするんですか。 (2016/05/16 01:02)
シアン> いいよ、最低限の協力で。それにどうせあんたもシエルの事助けてやりたいんだろ。 (2016/05/16 01:02)
メイド長(NPC)> ………。 (2016/05/16 01:04)
メイド長(NPC)> …シエル…お嬢様は、自分の結婚と引き換えにあなたの腕の治療を懇願したのです。 (2016/05/16 01:06)
シアン> …。 (2016/05/16 01:06)
メイド長(NPC)> あなたの腕は、この機を逃せば二度と治らないかもしれません。何しろコネと大金が要りますし、その腕じゃそのお金を稼ぐ事も出来ないでしょう。 (2016/05/16 01:07)
メイド長(NPC)> それでも、構わないのですか? (2016/05/16 01:07)
シアン> はっ、好きだった女の人生喰って治る腕なんざ、どうせまたすぐ無くなるに決まってる。 (2016/05/16 01:08)
メイド長(NPC)> 本音は? (2016/05/16 01:09)
シアン> …俺の腕一本でシエルの選択権が買えるんだろ。安い買い物だ。 (2016/05/16 01:09)
メイド長(NPC)> …よろしい。 (2016/05/16 01:09)
メイド長(NPC)> ところであなた、中々カワイイ顔してますね。片腕がなくなって周りから力を借りてばかりだからか、筋肉も落ちていますし…。 (2016/05/16 01:10)
シアン> …は? (2016/05/16 01:10)
メイド長(NPC)> 身長がちょっと高いか…でも一番高い子で170ぐらいだから… (2016/05/16 01:12)
シアン> …あの、何の話を? (2016/05/16 01:12)
メイド長(NPC)> うちのメイドはある程度武芸にも精通していまして。片腕のあなたが強行突破しようにも簡単に追い出されます。 (2016/05/16 01:14)
メイド長(NPC)> ですが、今は新しい使用人を募集中でして。メイドの格好であれば部屋に入るぐらいは許されるでしょう。 (2016/05/16 01:15)
シアン> ………今なんて? (2016/05/16 01:15)
シアン> 女装して、飲み物を運び入れる形で縁談に乱入して叩き壊しなさいと言っているのです。 (2016/05/16 01:16)
メイド長(NPC)> (PL:↓メイド長のミス) (2016/05/16 01:16)
シアン> ………。 (2016/05/16 01:17)
シアン> いやいや、そもそも片腕のメイドさんって目立ちすぎやしないか!?入ったとこで無駄だろ!? (2016/05/16 01:18)
メイド長(NPC)> 他のメイド達には話を通しておきますし、新しい使用人に関しては私に一任されているので。 (2016/05/16 01:19)
メイド長(NPC)> 腕も、見えないように配慮して他のメイド達と固まるようにしていればバレないでしょう。 (2016/05/16 01:19)
シアン> ………ええと、それバレたらあなたも解雇されるんじゃあ… (2016/05/16 01:20)
メイド長(NPC)> えぇ、ですのでバレたら代々伝わる性転換の薬をあなたに投与するので。 (2016/05/16 01:21)
シアン> それ超貴重な奴だよな!?売ったら大金になるやつだよな!?んなもん私刑に持ち出すな!! (2016/05/16 01:22)
メイド長(NPC)> 口調と声も問題がありますね…「はい」と「いいえ」「あら」ぐらいは女声が出せるように… (2016/05/16 01:23)
シアン> ……今の話やっぱりナシだ俺1人でやる。 (2016/05/16 01:23)
メイド長(NPC)> …あ、すみませんその男いえ新人メイド、捕らえて。 (2016/05/16 01:24)
GM> さっきまで、掃除などの家事に徹していたメイド達が嬉しそうに飛びかかってくる。 (2016/05/16 01:24)
GM> 勿論片腕の俺に数の暴力を何とかできるはずもなく…。 (2016/05/16 01:25)
シアン> うわあああああああああああ!! (2016/05/16 01:25)
☆シアン(GM)が去っていった……☆ (2016/05/16 01:25)