☆斬華(GM)さんが入室しました。☆ (2013/08/19 01:52)
斬華> 「無情哀歌」セッションの補足的な何かです。承認・チェック前でありますが、許可を得て使わせていただいております。興味ある人だけどうぞ。 (2013/08/19 01:54)
コルベット(NPC)> (一日が終わった事に安堵し、そっと息を吐く)――緊張しましたが無事にいって何よりでしたね…… (2013/08/19 01:54)
☆クリュさんが入室しました。☆ (2013/08/19 01:59)
クリュ> (扉をたたいて)コルベット様?クリュエルですっ (2013/08/19 02:02)
コルベット(NPC)> どうぞ、お入りなさい。 (2013/08/19 02:03)
コルベット(NPC)> (椅子から立ち上がって扉の方を向く) (2013/08/19 02:03)
クリュ> 失礼しまーす(かちゃりと扉を開いて入ってくる) (2013/08/19 02:04)
コルベット(NPC)> ――今日の一件ですか? (2013/08/19 02:05)
クリュ> あ……はい。 (2013/08/19 02:06)
コルベット(NPC)> 良いでしょう。さて、何からお話しましょうか。 (2013/08/19 02:06)
クリュ> 逃がすことに必死で、私、結局あの人が守るに値するのか、絶対こうとは、見定められませんでした。 (2013/08/19 02:06)
クリュ> 悪い気は感じなかった、けれど…… (2013/08/19 02:07)
コルベット(NPC)> ――そうですね。それはこれから知る機会があるので知っていってもいいと思うのですが――その前に彼について私が知っていることを話しましょう。 (2013/08/19 02:08)
コルベット(NPC)> まだ、私が未熟だったころの話もあるので少し恥ずかしくはあるのですが―― (2013/08/19 02:08)
クリュ> …はい。 (2013/08/19 02:08)
コルベット(NPC)> 初めて彼と出会ったのは私がとある高司祭様の元で司祭として修業をしていた時の事でした。 (2013/08/19 02:09)
コルベット(NPC)> 高司祭様は髭もはやし放題、髪も伸ばし放題。みなりは貧しく――どこかの浮浪者を拾ってきたのかという感じでした。まぁ、高司祭様は何度もそういった方を連れてこられる事がありましたので (2013/08/19 02:11)
コルベット(NPC)> またか、とも思ったのですが、その男性は罪を犯した罪状の書かれた紙をもっていたのです。償ったとはいえ、正直私は気が気ではありませんでした。 (2013/08/19 02:12)
コルベット(NPC)> ――そして、一夜をあかした後、彼の姿が銀の食器と共に消えており、やはり、彼は罪人だったのだ。と思いました。センスイービルをかけておけばとも思いましたよ。 (2013/08/19 02:13)
コルベット(NPC)> まぁ、その後、直に彼は戻されて来たのですが。さて。クリュエル。一つ聞いておきたい事があります (2013/08/19 02:13)
コルベット(NPC)> “手紙を渡した後の彼の反応はどうでしたか?” (2013/08/19 02:13)
クリュ> …はい (2013/08/19 02:13)
クリュ> ………涙を。 (2013/08/19 02:14)
クリュ> 涙を流してました。 (2013/08/19 02:14)
コルベット(NPC)> ――あの手紙には私はこう書きました。“銀の燭台の導きの元、私は貴方を導きましょう。もし貴方がその燭台に恥じぬ行いをしているのだと信じているならば”と。 (2013/08/19 02:16)
コルベット(NPC)> ……捕まった彼に高司祭様はいったのです。それは彼にあげたものだと。反論しようとする私を手で制して高司祭様はなんと、銀の燭台までもこれは彼にあげたのだといってそのまま銀の燭台を渡してしまわれたのです (2013/08/19 02:16)
クリュ> ……あの人は、その、銀の食器を盗んだ在任だったんですね (2013/08/19 02:17)
コルベット(NPC)> ――この銀の燭台と銀の食器で貴方の罪を買い取りましょう。貴方に罪はない。だからきっとこれを糧に前を正しく歩んでほしいと。 (2013/08/19 02:17)
コルベット(NPC)> ええ。彼は罪人ですよ。それに――その後も子供の銀貨を盗んだという話を聞き、それがまた罪に問われ続けています。けれど、それもまた――彼を慕う者から話を聞いて誤解から生じたのだと分かりましたが……証明する術はありません。 (2013/08/19 02:19)
コルベット(NPC)> それがシャンロックというものの罪であり、私が直接知っている彼です。 (2013/08/19 02:20)
コルベット(NPC)> ――なんて極悪人、何故涙を流したのか、そう思ってはいませんか?クリュエル。 (2013/08/19 02:21)
クリュ> わからない。私には、聞いただけでは、あの人の事がよくわからない…(信じたい気持ちと、信じきれない気持ちとで顔をゆがませ) (2013/08/19 02:21)
コルベット(NPC)> ……次にアコースという男の話をしましょう。 (2013/08/19 02:21)
クリュ> …(黙って話を聞く姿勢) (2013/08/19 02:22)
コルベット(NPC)> アコースの過去は誰も知らず、ある時不意に現れました。丁度その時、火事が起こって困っている人がいました。そんな火事の中、火事の家に飛び込んで人を救出したり、瓦礫に埋まってる人を自分を顧みずに救ったりしたそうです。 (2013/08/19 02:23)
コルベット(NPC)> そして、その火事が原因で貧困にあえいでいる人をみて、自分のもっている銀の食器を売り、それを元手に工場をはじめました。 (2013/08/19 02:24)
コルベット(NPC)> その工場は貧しい者達を積極的に雇い、働かせ、十分な給金をだし、それが町に還元して町は栄え、それを儲けたお金で更に産業に手を伸ばし、雇い入れ――数多の人が救われたそうです (2013/08/19 02:25)
コルベット(NPC)> それだけではなく、馬車がこけて潰れた人がいると知るとその持前の力で救出したり、困ってる人をみると自分の物を差し出して救い、盗んだものをみるとまずは与え、許し、働き場を作る事でもう二度とないようにと――そんな彼の働きで皆は彼に市長になってほしいと願い、請い続け、彼は市長へとなりました (2013/08/19 02:27)
コルベット(NPC)> 国王からの名により彼が市長となってからは、それはもう素晴らしい都市になったそうですよ。誰もが救われる町であると。 (2013/08/19 02:27)
コルベット(NPC)> ――それがアコースという人の評価であり、アコースと名乗ってから彼がなしたことです (2013/08/19 02:29)
クリュ> …高司祭様に感銘し心を改めたということなんでしょうか… (2013/08/19 02:30)
コルベット(NPC)> さて。どうなのでしょうね。最後に何故ここに来たのかを話ましょうか。 (2013/08/19 02:31)
コルベット(NPC)> ――ある時、彼が雇い入れた工員の中に、1人の女性がいました。その女性は自分に子供がいる事をかくし、働き、子供の為に仕送りを続けていました。 (2013/08/19 02:32)
コルベット(NPC)> ですが、それを見て誤解した他の工員が彼女が嫌な奴だと勘違いをし、彼女に娘がいた事をしったある工員がそれを漏らしてしまい解雇されました。アコースの知らないところで。 (2013/08/19 02:33)
コルベット(NPC)> それで、その解雇された女性は仕送りに奔走し、頑張り続け――でも彼女が子供を預けた人は欲深でとどまる事を知らず、彼女は身を持ち崩したそうです。そうなってから初めてアコースは彼女の事を知り探しました。 (2013/08/19 02:34)
コルベット(NPC)> そして、ある日、彼女が貴族の男性に酷い侮辱をうけ、つい殴りつけてしまい捕まった所をアコースが救い、話をしっかり聞いて娘の事を任せろと娘を引き取る用意を始めたのですが…… (2013/08/19 02:35)
コルベット(NPC)> “シャンロック”が捕まったと話を聞いて彼はその罪を明らかにする席へいって自分こそがシャンロックだと高らかに宣言し証明してみせたのです (2013/08/19 02:35)
コルベット(NPC)> ――その後、一度戻り身を持ち崩し病にかかり死の淵にいる彼女へ娘を迎えに行くからしっかりしろと言っている所へ彼を捕まえに来たものとのいざこざで彼女は亡くなり、彼は最後にその娘を母親の分まで幸せにしようと彼女の娘を迎えに行き―― (2013/08/19 02:38)
コルベット(NPC)> ――ここまで、逃げて来たのだそうです。アコースの傍にいた人からの文でそれを知りました。 (2013/08/19 02:38)
コルベット(NPC)> 当時の私であればクリュエルのように入れ替えたのかと思ったのですが、私は思うのですよ。クリュエル (2013/08/19 02:39)
コルベット(NPC)> ――はたして彼が何の罪を犯したのかと。盗んだ事は悪い事です。ですが、“彼をそうしてしまったのは誰の罪なのかと” (2013/08/19 02:39)
クリュ> …はい。 (2013/08/19 02:40)
クリュ> ……今日食うパンに困る子供すら救えない宗教が誰を救うっていうのか(ぽつりと言葉をつく) (2013/08/19 02:41)
コルベット(NPC)> ジャレード氏ならばこういうでしょうけどね。奴は何も変わらない。罪人は罪人であり、それは不変であり、捕まえ裁くのが正義だ。人は何も変わりはしない。 と。 (2013/08/19 02:43)
コルベット(NPC)> 奴は何か企んでいるのだともいっていたくらいですから―― (2013/08/19 02:43)
コルベット(NPC)> ……救えないなら救えるようにすればいい。きっとアコース……いえ、シャンロック氏も手伝ってくれるでしょう。そして――私は信じようと思っています。かつて高司祭はきっと――彼は本当は心の正しい人間なのだ、世の中の厳しさがそうさせてしまったのだ。その言葉を信じたいからです。 (2013/08/19 02:45)
クリュ> 法で裁く事だけが、罪の償いとは思ってないです。セレスさんとかの事、知ってるから。 (2013/08/19 02:46)
クリュ> 私は、やってしまったことへの償いは、するべきだと思ってます。けれど、私はジャレードって人とは違う。 (2013/08/19 02:47)
コルベット(NPC)> 何が正しく間違っているのか、その眼を身につける為にも、シャンロック氏に学びなさい。クリュエル。彼をどんな目で見るかは分かりません。分からない貴方だからこそ――得るものは大きいはずです。 (2013/08/19 02:48)
コルベット(NPC)> ええ。(微笑んでクリュエルの話を聞いている) (2013/08/19 02:48)
クリュ> アコースが、本当は心の正しい人なのなら……彼もまた、そのことはわかってて、償い生きているはずだから。 (2013/08/19 02:49)
クリュ> じゃあ、私はこれから、彼の事見続けて行きますっ。見て、自分で見定めていきますね。 (2013/08/19 02:50)
コルベット(NPC)> ええ。学ぶべき所を学び、正すべきところを正しなさい。期待していますよ、クリュエル。(微笑) (2013/08/19 02:51)
クリュ> 私もまずは、信じてみる(うん、と大きくうなづいて)
そこから始めなくっちゃ。 (2013/08/19 02:52)
クリュ> はい!ありがとうございました、コルベット様(ぺこりと頭を下げる) (2013/08/19 02:52)
コルベット(NPC)> ええ。それではもう寝なくてはいけませんね。おやすみなさい。ファリスの加護があらん事を。 (2013/08/19 02:53)
クリュ> はぁい、皆もう寝ちゃってるかな?戻りますね (2013/08/19 02:54)
クリュ> おやすみなさい、コルベット様にもファリス様のご加護がありますように(軽くお辞儀をして、扉から出て行く) (2013/08/19 02:55)
☆クリュさんが退室されました。☆ (2013/08/19 02:55)
コルベット(NPC)> (灯りを消して―― (2013/08/19 02:56)
☆斬華(GM)さんが退室されました。☆ (2013/08/19 02:56)