☆ループおやじ(GM)さんが入室しました。☆ (2015/01/06 21:33)
GM> ※※※ ニューゲート:ファリス神殿 ※※※ (2015/01/06 21:33)
GM> 法衣を着た白髪の男が、神殿の中で司祭と儀式をしていた。 (2015/01/06 21:35)
司祭(NPC)> 「……移転の儀式は終わりました。これで、貴方はこの神殿の神官です。明日から働いて頂きますよ」 (2015/01/06 21:37)
司祭(NPC)> 「ラマ神官。まずは、神殿の仲間に挨拶回りを済ませてくださいね」 (2015/01/06 21:38)
ラマ(NPC)> 「はい。これからよろしくお願いします、司祭様」 (2015/01/06 21:40)
GM> 司祭は礼をすると、その場を去った。 (2015/01/06 21:41)
ラマ(NPC)> 「……」 (2015/01/06 21:41)
ラマ(NPC)> (ここが、ニューゲート。新しい土地……ファリス神様は、私が仕える地を移動することを許して下された) (2015/01/06 21:44)
ラマ(NPC)> (妖魔の分身といわれているナイトメア……しかし、その心には正義の形がある。私は……妖魔とは何なのか、ナイトメアとは……。私自身には彼らが人と共に住む事実に、まだ戸惑いがある。この心の、ファリス神様の真意を知りたい……) (2015/01/06 21:51)
ラマ(NPC)> (ここに身を置けば、その答えがわかるだろうか? いや、誓いの導きを、疑うまい!) (2015/01/06 21:54)
GM> ラマ神官は、その場に跪き、ファリス神に祈りを捧げた。 (2015/01/06 21:59)
GM> ※※※ (2015/01/06 22:00)
GM> ※※※ ニューゲート郊外:マイリー神殿 ※※※ (2015/01/06 22:00)
GM> 神殿の訓練場にて、神官戦士の試験が行われていた。 (2015/01/06 22:02)
GM> 丁度、1人の若い女性が合格したところである。 (2015/01/06 22:02)
神官(NPC)> 「充分に修練を詰んでおわれるようだ。認めよう、アリア殿。今日からここで神官戦士として暮らすといい」 (2015/01/06 22:04)
アリア(NPC)> 「はあ……っ はあ……っ ……ええ! そうさせて貰います!」 (2015/01/06 22:04)
試験中の神官達(NPC)> 「やあー!!」「とうっ!」 (2015/01/06 22:05)
アリア(NPC)> 「……皆、元気がいいですね! やっぱり、マイリー神殿って好きです!」 (2015/01/06 22:06)
アリア(NPC)> 「今日も私に戦う勇気をくれて、ありがとう、マイリー様!」 (2015/01/06 22:06)
神官(NPC)> 「ははは、同感だ。さあ、試験は終わった。ここまで旅をして来て、まだ録に休んでいないというではないか。戦士には休息も必要だ、今日はこれで部屋でゆっくり休むといい」 (2015/01/06 22:08)
アリア(NPC)> 「ええ、一室、お借りしますねっ」 (2015/01/06 22:09)
アリア(NPC)> 「……」 (2015/01/06 22:09)
アリア(NPC)> (ロードレスランドの入り口、ニューゲート。とても遠いところまで、来ちゃったわね……) (2015/01/06 22:10)
アリア(NPC)> (……皆は今ごろ、どうしているかな。ここは冒険者の間じゃ有名な土地だし、もしかしたら、誰か同じようにここに来ているかもしれない) (2015/01/06 22:11)
アリア(NPC)> (でも、今会っても……。駄目だな、まだ、自然に笑えそうにないや) (2015/01/06 22:12)
アリア(NPC)> (マイリー様。私の、弱いこの心……どうか、強くなれますように) (2015/01/06 22:13)
GM> 神官戦士アリアは、部屋への通路でひっそりと神に祈りを捧げるのだった。 (2015/01/06 22:14)
GM> ※※※ (2015/01/06 22:14)
GM> ※※※ ニューゲート:マーファ神殿 ※※※ (2015/01/06 22:15)
GM> 頭に黒いベールを被った中年の女性が、一心不乱な様子で、マーファ神殿の祭壇で祈っていた。 (2015/01/06 22:16)
GM> その髪はほつれ、目の下にはくっきりと隈が浮いている。 (2015/01/06 22:17)
神官(NPC)> 「司祭様、あの方……今日もああして、ずっと跪いたままです。大丈夫でしょうか?」 (2015/01/06 22:18)
司祭(NPC)> 「(首を振り)そっとしておいてあげなさい。カミラさんは……今年の流行病で、息子さんを亡くされたのです。さぞお辛いのでしょう。マーファ様への祈りを、私達が邪魔立てしてはいけません」 (2015/01/06 22:21)
神官(NPC)> 「ええっ…! そんな、たしかあの方は、昨年に娘さんを……息子さんは、たった一人のお子さんだったはず」 (2015/01/06 22:22)
司祭(NPC)> 「(痛ましそうに、首をゆっくり振る)」 (2015/01/06 22:22)
神官(NPC)> 「なんと……おお、マーファ様……」 (2015/01/06 22:23)
カミラ(NPC)> 「……」 (2015/01/06 22:23)
カミラ(NPC)> (マーファ様。ミラばかりが、エミリオまで……辛い、辛いのです) (2015/01/06 22:25)
カミラ(NPC)> (なぜ、ミラやエミリオが、こんな目に? わかっています、わかっているのです。でも、どうしてあの子達が……!) (2015/01/06 22:27)
カミラ(NPC)> (マーファ様、マーファ様! 助けてください、私ではなく、子供達を! 奇跡は起こらないのでしょうか? 生み、育てても、こんな形で失うなら! あの子達を、返して欲しい) (2015/01/06 22:29)
カミラ(NPC)> (私の願いはそれだけです。この祈りは、どうにもならないのでしょうか? でも、大地母神様、母の気持ちをわかる貴方にしか祈れない。貴方にしか……) (2015/01/06 22:31)
GM> マーファ神の信者カミラの目から、一筋の涙が流れ落ちた。 (2015/01/06 22:32)
GM> ※※※ (2015/01/06 22:32)
GM> ※※※ ニューゲート:ラーダ神殿 ※※※ (2015/01/06 22:34)
GM> 神殿の中、姿勢を真っ直ぐに正したハーフエルフの神官が、大量の巻物を抱えて歩いていた。 (2015/01/06 22:35)
司祭(NPC)> 「持って来ましたか。貴方に役立ちそうな資料は、それで全てです。ルナ神官、貴方の探求に、知識の導きがありますように」 (2015/01/06 22:36)
ルナ(NPC)> 「ありがとうございます! 来たばかりの私に蔵書を快く貸し出してくださること、感謝します」 (2015/01/06 22:37)
司祭(NPC)> 「知識を求める者に、助力するのは当然です。それが我々ラーダ神の使徒の務めではないですか。では、私はこれで」 (2015/01/06 22:39)
ルナ(NPC)> 「(頭を下げたまま、司祭を見送る)」 (2015/01/06 22:39)
ルナ(NPC)> 「……」 (2015/01/06 22:40)
ルナ(NPC)> (やった、アレクラストには無かった本が山のようにある! フランソワの口車に乗って、ここに来たのは正解だったぞ!) (2015/01/06 22:41)
ルナ(NPC)> (やはり、場所を移せば残された遺産も違うということだな。まずはここの本と巻物を調べ……この街には学院もある、目の前にやれることが沢山あるぞ。ラーダ様、この導きに、感謝します!) (2015/01/06 22:43)
ルナ(NPC)> (しかし……どんなに資料を集めても、限界があるのは事実だ。始祖の巨人の存在証明には、もっと確実なものがほしい。太古の生物の証言、形を映した幻影でもいい……) (2015/01/06 22:46)
ルナ(NPC)> (何か確実な証明方法がないものか……俺は、そのチャンスを発見できれば、逃すわけにはいかない。ラーダ様、見ていてください) (2015/01/06 22:48)
GM> ルナ神官は、資料室で1人、巻物を手に取りながらラーダ神に語りかけるのだった。 (2015/01/06 22:48)
GM> ※※※ (2015/01/06 22:48)
GM> ※※※ 船の上 ※※※ (2015/01/06 22:49)
GM> 大海で船が波に揺れている。 (2015/01/06 22:51)
船乗り(NPC)> 「見えてきた! ロードレスランドだ!」 (2015/01/06 22:52)
船長(NPC)> 「面舵いっぱーい!! 航路を逸れるなよ、ここからは、道を外れれば座礁するか海獣に襲われる!」 (2015/01/06 22:53)
船乗り(NPC)> 「へい! わかっておりまっさー! 何度も通ってる道ですぜ!」 (2015/01/06 22:54)
船長(NPC)> 「何度だろうと、油断はするな!」 (2015/01/06 22:54)
船客(NPC)> 「ひゃー、見えてきた、見てきた」「あれがニューゲートかあ、ずいぶん都会だねえ!」 (2015/01/06 22:55)
船客(NPC)> 「おい、コパさんよ、何か一曲歌ってくれよ」 (2015/01/06 22:56)
GM> コパと呼ばれた草妖精は、顔に被せていた帽子を取り、前方の海を見た。 (2015/01/06 22:58)
コパ(NPC)> 「やあ、もうニューゲートに到着かい? 待ち遠しいけど、この船旅が終わるのも名残惜しい」 (2015/01/06 22:59)
コパ(NPC)> 「じゃあ、君達との出会いに、そして新しい出会いがある、あのニューゲートに、一曲捧げよう。僕のこの溢れる気持ちを、受け取ってほしい……船長さん、ニューゲートよ!」 (2015/01/06 23:00)
GM> 船の甲板に、陽気な波のような歌が流れる。 (2015/01/06 23:01)
船客(NPC)> 「ひゅー、ひゅー!」「おう、いいねえ! それにしても……草妖精に聞くのも野暮かもしれんが、あんたロードレスランドに行ってどうする気だい? あそこは危険も多いぞ、吟遊詩人が1人でうろつくなんて、心配だぜ」 (2015/01/06 23:03)
コパ(NPC)> 「なあに、どこにだって危険はあるさ。素敵な出会いだってね」 (2015/01/06 23:04)
コパ(NPC)> 「僕は楽しみだ、君達風に言わせて貰えば、チャ・ザ様の祝福が待っているのを、感じるのさ!」 (2015/01/06 23:05)
コパ(NPC)> 「ああ、今日もなんて素敵な日だろう。波のゆらめき、激しかったり大人しかったり、この海ってなんてお喋りなんだ! 一緒に乗っている人々は、ちっぽけな僕の旅を心配してくれる! 船長さんは何度も同じ海を渡りながら、1度だってぼうっと渡ったりしないんだ!」 (2015/01/06 23:08)
コパ(NPC)> 「きっと、あそこに見える美しい山の聳える港にも、その先のドラゴンが舞う大地にも、素晴らしいことが待っているぞ!」 (2015/01/06 23:10)
GM> 草妖精コパは、楽器を弾き鳴らしながら、新しい出会いへの期待に胸を躍らせるのだった。 (2015/01/06 23:11)
GM> ※※※ (2015/01/06 23:11)
GM> なんか新しいセッションの布石です。スタートは何ヶ月も先になるかもしれないですけども(汗) (2015/01/06 23:12)
☆ループおやじ(GM)さんが退室されました。☆ (2015/01/06 23:12)