セッションのルール

「セッションのルール」の目次

セッション内容について

 当サイトの参加者であれば、誰でもセッションを開催することができます。開催する方はルールをよく読んでから、「セッション掲示板」にて開催告知をしてください。

使用するルールブック

 セッションはすべて、「ソード・ワールドRPG」のルールに沿って行なわれます。参加者は所持しているルールブックをよく確認しておいてください。

セッションを行なう場所

  • オンライン上のチャット。または、当サイトの「セッション掲示板
  • 参加者全員が無償で使用可能で誘導が容易
  • サイコロと同様の機能がある
  • GMがログを正確に保存できる(手動で保存し、後でサーバに上げても構いません)

 セッションには二通りの進行方法があります。掲示板形式で行うか、チャット形式で行なうかです。
 掲示板形式で行う場合、進行場所は必ず当サイトの「セッション掲示板」を利用してください。他の掲示板で進行したものは、セッションとしては認められません。参加者の同意があれば一時的にチャット形式で進行することも可能ですが、その場合はログを掲示板に貼り付けてください。
 チャット形式の場合、上記の箇条書き全てに当て嵌まる場所であれば、どこで行なっても問題はありません。IRCチャットを使用するなら、「TRPG.NET」で提供されているIRCサーバや、「Friend Chat」で提供されているIRCサーバが便利です。当サイトではCGIチャットの「セッションチャット」と、TPRGオンラインセッションツールの「どどんとふ」を用意しています。

セッションに参加可能なPC

 当サイトで開催するセッションに使用できるのは、当サイトで作成されたPCだけです。PL1人につき、PC1人を参加させることができます。
 GMは、参加条件として冒険者レベルや技能レベル、また能力値など、想定している戦力層に関する制限を設けることができます。あまり好ましくはありませんが、シナリオの性質上どうしても必要であれば、種族や性別にも制限を設けることができます。ですが、固定のPCを指定・除外することはやめてください。基本的にどのPCでも参加できることが、セッションの条件です。

PCのセッション参加制限

 1人のPCが同時に別のセッションに参加することはできません。
 同時に別のセッションへ参加希望を出すことはできますが、片方のセッションで参加が決定した場合、もう片方のセッションには参加できなくなった旨を書き込みするようにしてください。
 参加したセッションが終了し、PCが死亡していなかった場合は、セッションの承認を待たずに別のセッションに参加することができます。PCが死亡していた場合は、セッションが承認か否承認か決定するまで待ち、セッションが否承認になった場合だけ別のセッションに参加することができます。

セッションの舞台

 セッションの舞台は、「フロンティアの舞台」と同じ舞台にしてください。架空の国や文化が出てくる程度なら構いませんが、それらのオリジナル設定が、既存の世界設定をくつがえすようであれば、そのセッションは行なってはいけません。「島にある国」や「周辺にある都市」や「海を進んだ先にある大陸の1つのとある国のとある部族」くらいの設定なら、特に問題はないでしょう。

セッションの時間軸

 セッションの始まりは、遠い未来や過去にさかのぼることはできません。「3年前、君たちは……」というようなスタートはできないのです。行われたセッションをPC達が経験するのは、掲示板にセッションの終了報告がされてからだと判断してください。例外として過去を指定する場合は、指定した日付の間に、参加PCがその時刻は酒場にいないはずなのに酒場チャットへ出ている、等の矛盾が発生しないよう、PL間で確認と相談をしてください。
 セッション内の時間が長期に渡ることもあります。その場合、セッションが始まったとされる日からセッションが終ったとされる日まで、PCはずっと冒険を続けているものとして振舞ってください。街から離れて旅をしているはずなのに、キャラチャットの酒場に現れるようなことは、しないでください。

セッション中のアイテム購入・売却について

 セッション中、GMの許可がおりた場合に限り、アイテムの購入・売却をキャラクターシートから行うことができます。GMは購入・売却を行ったPCのキャラクターシートが更新されていることを確認してください。セッションが既に導入を大きく過ぎていた場合、GMはその処理を許可するべきではないでしょう。
 このとき購入・売却しキャラクターシートに反映されたアイテムは、セッション開始前からPCが所有・売却していたものとして扱い、セッションの承認・非承認に関わらず、購入・売却処理が取り消されることはありません。
 キャラクターシート上に反映しないアイテムの売買に関しては、GMはセッション終了後の結果報告で内容を記載するようにしてください。

セッション中の遅刻・退席について

 GMを含む参加者全員は、セッション開始時刻までに延滞なく集まり、セッションの最後まで参加するように努力してください。GMは遅刻や退席する参加者がいた場合、それが30分以上であり、その行為が常習的だったり悪質であれば、ペナルティを考慮するべきです。1時間以上であれば、その参加者(GMを含みます)の報酬は無効にしてください。
 ただし、事前に遅れることや来れなくなった旨が連絡されているならば、GMは開催時刻や日付をずらすなどして対応することが可能です。緊急事態による退席なども、GMは終了時刻をずらすなどで対応することができます。いずれの場合も、他の参加者への連絡は忘れずに行ってください。
 例外的に、以下の場合はGMが許可を出すなら、参加者の退席が認められます。

  • 用意された障害や問題に対しての結果が出た、セッションのエンディング部分

 また、この遅刻・退席のルールは、掲示板セッションでは適用されません。掲示板セッションは、GMが定めたレスポンス期間に参加者が反応を返さない場合に、GMの匙加減でペナルティを課すか否かを決めてください。長期に渡り不参加状態の参加者がいて、他の参加者がセッションを動かしていたならば、不参加状態の参加者には報酬を無効とするべきでしょう。

留意事項

 以下の箇条書きが、セッションでの留意事項です。

  • 遅刻や不参加の可能性があれば、事前に報告すること
  • 参加者は、使用するルールに精通するよう努力すること(使用PCの所持技能の使い方だけでも、よく把握しているようにしましょう)
  • GMは、特殊な状況に対処するためなどの意図がない限り、いたずらにルールを曲げない
  • 参加PLは、GMの決定に逆らわないこと(セッション中にルールの解釈などで意見が分かれた時は、GMに決定権があります)
  • 参加PLは、GMの承諾なしに勝手に話を進行したり、強引な判定を行わないこと(GMが許可していれば、戦闘の判定などを承諾なしに行うことなどは、セッションを円滑に進めるために必要なことでしょう)
  • GMは、特定のPCやNPCに利益・不利益を与えるためだけのシナリオは行わない(利益とは、名誉や人物紹介なども含まれます)
  • GMは、ルール外の特定の知識がなければ楽しめない・理解できないようなシナリオは行わない(元ネタのあるセッションは大いに結構ですが、元ネタを知らない人も楽しめるように配慮してくださいね)
  • GMは、共有する舞台を無視・破壊するようなシナリオは行なわない(シナリオの結果で世界が滅亡するような時は、なんとか理由をつけて滅亡を回避しましょう)
  • GMは、共有する舞台の設定が変更されるシナリオを行った場合は、結果報告時に変更部分を明記すること(例えば、国の滅亡や公式NPCの死亡など。書かれていない部分に関してはこの限りではありません)

経験点・難易度と報酬・キャンペーンについて

 セッションが終了すると、承認作業を経て、参加PCやGMのPCに、セッションで得た報酬や経験点が加算されます。承認作業については後述しますが、ここでは経験点と報酬について説明します。

経験点について

 経験点は、シナリオ成功時は各PCに1000点、失敗時は各PCに500点ずつ加算されます。
 GMはシナリオの成功、失敗に関わりなく、銀貨500ガメルと、経験点1000点か成長点150点のいずれかを選択し、自分の所持しているPCに(経験点なら500点ずつ、成長点なら50点ずつ、ガメル銀貨は500ガメルずつ)割り振ることができます。1人のPCに全部を割り振ることも可能です。割り振らなかったガメル銀貨及び経験点や成長点を保存しておくことはできません。
 1ゾロは一律30点の加算になります。当然ながら、無意味にサイコロを振って得た1ゾロは加算の対象にはなりません。また、GMには1ゾロによる経験点の加算はありません。以下が経験点の入る1ゾロと入らない1ゾロの基準です。

  • GMの振った1ゾロは無効
  • GMの許可がない判定での1ゾロは無効
  • クリティカルで回った後の1ゾロは無効
  • バード技能の歌唱や楽器演奏などは、1ゾロを反映する判定は1日1回(初回のみ)とすること

難易度と報酬目安

 難易度はA〜Eまでのアルファベットで表現しています。すべて4〜6人のPCが参加すると想定した場合の内容です。セッションの難易度に応じた合計報酬額(参加PC全員が手に入れた利益の合計額)の目安も記載しておきます。あくまで目安なので、必ず守らなければならないものではありません。GMは事件の難解さや内容に応じて、適切な報酬を決めてください。目安は基本報酬なので、それ以上の報酬については相応の脅威を用意すれば問題ありません(上限は完全版のP260などを参照して下さい)。ですが、GMは安易にマジックアイテムを与えたり、高報酬の依頼を与えるべきではありません。うまい話は滅多に転がっていないものです。

難易度推奨PCレベル合計報酬額の目安事件の規模推奨最大障害
モンスターレベル
9〜102万〜5万ガメル大陸〜世界レベルの危機10以上
7〜81万ガメル〜2万5000ガメル国家レベルの危機9〜10
5〜65000〜1万5000ガメル村〜街レベルの危機7〜8
3〜41500〜5000ガメル一般人では解決できない厄介事5〜6
1〜2500〜1500ガメル駆け出し用、村のゴブリン退治など3〜4
  • 障害はモンスターだけでなく、罠などシナリオ達成を妨害する様々な事象を含みます。
  • PCデータで作成したモンスターや、魔法技能系のレベルが高いモンスター、レベルに見合わない多回数攻撃を持つモンスターや、強力な特殊能力を持つモンスター等は、レベル+1〜2くらいに見るのが丁度いいでしょう。
  • Lv.6のトロールの回避が13、平均的なLv.4ファイターが出目7で攻撃を当てられます。オリジナルモンスター作成時は、相対するファイターを基準に考えると丁度良いかもしれません。

 セッション終了後の承認作業中、報告した難易度が修正されるなどして報酬が適切でないと感じる場合は、GMは報酬を変更することもできます。

物品での報酬について

 物品での報酬は、その価格分を合計報酬額に加えてください。ルールブックに記載されたアイテムであれば、その表示価格になります。
 オリジナルアイテムは、GMが適切だと思う価格を任意に決定してください。GMが決めた価格は、セッション承認作業時に管理者や他の参加者との相談によって変更する可能性があることを留意してください。通常の物品であれば、ルールブックの類似品などから容易に価格を決定できますが、マジックアイテムや非常に有利な特殊武器などの場合は、長い相談が必要になると予想されます。
 公式で公開されていたマジックアイテム価格計算式のリンクも追加しておきます。オリジナルのマジックアイテム価格を決定する際の参考に使ってください。

魔法や能力での報酬について

 オリジナル魔法や遺失魔法、追加能力を報酬にする場合、適切だと思われる額をGMが任意に決定し、その価格分を合計報酬額に加えることになります。複数のPCに所持させる場合は、人数分だけ価格を乗算することになります。GMが決めた価格は、セッション承認作業時に他の参加者の相談によって変更する可能性があることを留意してください。特殊な内容であるほど、長い相談が必要になると予想されます。
 内容については、以下の箇条書きを守ってください。

  • 所持者のみが使用可能であり、同じ技能の保有者全員が使えるようになる類のものでないこと
  • 判定に使用する技能の役割に沿った内容とすること
  • ルールブックの既存魔法や既存能力と類似する場合、既存のものより弱いor扱いにくい効果(できれば両方)にすること。(遺失魔法が報酬の場合は、この限りではありません)

キャンペーンについて

 キャンペーンは二つの形態で進行できます。間を置かずに次のセッションを連続で遊ぶ状態と、シナリオとしては繋がっていても次のセッションまで間を置く状態です。同じキャンペーンの中でどちらも交互に行うことができます。GMはセッション終了までに、どちらの形態にするかを参加PLに告知しておいてください。
 間を置かずに次のセッションを連続で遊ぶ場合は、参加PCは他のセッションに参加することはできません。
 シナリオとしては繋がっていても次のセッションまで間を置く場合は、参加PCは現在のセッションが終わった後に他のセッションに参加することができます。但し、キャンペーンの次のセッションが開催決定した後は、他のセッションに参加希望を出すことはできません。GMはキャンペーンが円滑に進むように、なるべく早めに次回の告知を行うのが望ましいでしょう。また、この形態のキャンペーンでは、GMの判断によりPCの途中退場や途中参加を認めることも可能です。当然ながら、PCには参加したセッションの経験点と報酬のみが与えられます。報酬をまとめて出す場合は、通常は後のセッションでより多く渡す方がバランスが取れるでしょうが、途中参加のPCがいる場合は調整も必要になるでしょう。
 いずれの場合も、セッション承認を待っていては次のセッションの開催が遅れる場合、GMは終了したシナリオの経験点と報酬をPCが得たと仮定して次のセッションを進めることができます。
 またキャンペーンの性質上、PLは参加PCを成長させる場合、必ずGMの許可を取ってから行ってください。

セッション実施回数について

 GMとして実施したセッションが承認されると、そのGMのセッション実施回数が加算されます。1シナリオにつき1回の単位で加算されます。ある程度、セッション実施回数を重ねると、所持しているPCに金銭やアイテムを取得させることができます。金銭やアイテムはPCの冒険者レベルに応じて内容が変わります。以下がその表です。

GM報酬のアイテム一覧
冒険者レベル0〜2レベル3〜4レベル5〜6レベル7〜8レベル9〜10レベル
ガメル銀貨
(3回分消費)
1000ガメル2000ガメル3000ガメル4000ガメル5000ガメル
幸運のお守り
(10回分消費)
世界樹の葉が入った小袋。生死判定、もしくは絶対に失敗出来ない防御的な判定を必ず1回自動成功させる。消耗品
生命抵抗+1
(10回分消費)
所持者の生命抵抗判定にボーナス+1するアイテム。同じアイテムを複数所持しても、効果は重複しない。譲与不可。アイテムの名称と説明は任意
精神抵抗+1
(15回分消費)
所持者の精神抵抗判定にボーナス+1するアイテム。同じアイテムを複数所持しても、効果は重複しない。譲与不可。アイテムの名称と説明は任意
ダメージ減少+1
(20回分消費)
所持者の受けるあらゆるダメージを1点減少するアイテム。同じアイテムを複数所持しても、効果は重複しない。譲与不可。アイテムの名称と説明は任意
個人専用魔法の札
神聖語魔法(4回分消費)
≪キュアー・ウーンズ≫≪キュアー・ポイズン≫≪プリザーベイション≫≪リフレッシュ≫≪リザレクション≫
個人専用魔法の札
精霊語魔法(3回分消費)
≪シェイド≫≪ストーンブラスト≫≪ミサイル・プロテクション≫≪ウィンドストーム≫≪フリーズ≫
個人専用魔法の札
古代語魔法(3回分消費)
≪ダークネス≫≪クイックネス≫≪フライト≫≪フル・ポテンシャル≫≪ルーン・シールド≫

PCの死亡について

 セッションに参加した結果、PCが死亡したままセッションが終了することもあります。その場合、死亡したPCが1万ガメル(必要なNPCを雇ったり、死体を保存・運搬する費用です)を払えば、復活することができます。所持金が足りない場合、該当するPCの所持している物品を売って精算することもできます。プレイヤーは、PCを復活させるかどうかを選択してください。
 死亡したPCは、死亡した日以後のセッションやキャラクターチャットに参加することができません。プレイヤーはできるだけ早く死亡したPCを削除するようにしてください。

キャンペーンでの死亡について

 キャンペーンの途中でPCが死亡した場合、GMが用意した代役のNPCをプレイヤーがPCとして演じることで、キャンペーンを続行しても構いません。途中でPCを復活させるためのシナリオを加えても構いませんが、あまり強引な展開にならないように気をつけてください。死亡PCのプレイヤーは、そのままキャンペーンを退場することもできます。GMと参加者で、よく相談して決めてください。

セッションの開催手順

開催手順

(1)GMがセッション掲示板に新規スレッドを立て、開催告知をする
 当サイトのセッションとして認められるのは、セッション掲示板で開催告知をしているものだけです。
必須記載事項
・初回開催日時
(告知は必ず開催日時の12時間以上前とする)
・終了予定時刻
(掲示板セッションの場合は、不要です)
・開催場所
(IRCでも他のチャットでも、参加者が誰でも入れる場所をわかりやすく指定すること)
・予定する難易度
(上記の表を参照してA〜Eで表記すること。キャンペーンの場合は複数表記が望ましいです)
・参加可能な最大PC人数
(10人以上は指定しないでください。さすがに非常識です)
・採用する選択ルール
(オンラインセッションの特例で、戦闘の行動決定を知力順ではなく敏捷度順にすることもできます)
・参加募集締め切り日時
(開催日時の3時間以上前にすること)
・単発セッションなら予定開催回数
・キャンペーンなら予定シナリオ数と予定開催回数




(2)PLは、参加募集締め切り前にスレッドに参加希望の書込みをする
 1人のPLが複数のPCで立候補することもできますが、参加できるのはPL1人につき、PC1人だけです。
必須記載事項
・参加に使用するPC名
・参加に使用するPCの所持技能と技能レベル
(参加条件と難易度を確認し、参加条件があれば守ること)




(3)GMは参加募集締め切り日時が過ぎたら、開催日時の1時間前までに「開催」か「中止」かを決定し、スレッドに書込みする。開催の場合は、参加者を指定する
 参加できなくなったPLがいた場合、GMは参加者を指定し直しても構いません。
 PCのバランス的にどうしても必要と判断した場合は、GMは参加可能な最大PC人数を1、2人超過して指定しても構いません。




(4)セッションを開催する
・チャット形式:GMと参加PLは開催日時に開催場所へ集まり、セッションを行なう
・掲示板形式:GMと参加PLは掲示板内でセッションを進行する
・チャット形式・
 1時間以上の遅刻をした参加者は、経験点も報酬も無効としてください。GMによっては、30分までと決めても構いません。遅刻した参加者は、経験点と報酬が無くなるからといって、安易にセッションを放棄してはいけません。基本的に他の参加者の許可がない限り、最後までセッションに参加してください。
 途中でセッションを1時間以上放棄した参加者も、経験点と報酬を無効としてください。回線トラブルなどでやむなく参加が困難になった場合は、猶予があっても構いませんが、頻繁に同じことが起こるようなら、GMは厳重な処置を取るべきです。
 GMは、終了予定時刻をできる限り守ってください。終了予定時刻が過ぎた時点で参加者にセッションを続行可能かどうか聞くようにしてください。参加者が続行不可能であったり、あまりにも時間を超過するようなら、セッションは中断して次の予定を立ててください。
・掲示板形式・
 GMが指定した行動宣言の締切日時を頻繁に守らない参加者は、経験点も報酬も無効としてください。何度も締切日時を破り、行動放棄する参加者に対しては、GMは厳しい処置を取るべきです。該当する参加者は、経験点と報酬が無くなるからといって、安易にセッションを放棄してはいけません。基本的に他の参加者の許可がない限り、最後までセッションに参加してください。




(5)チャット形式:GMはセッションが終らなければ、参加者の予定に合わせて次回開催の詳細をスレッドに書込みし、(4)を繰り返す
必須記載事項
・開催日時
(告知は必ず開催日時の12時間以上前とする)
・終了予定時刻
・開催場所
(IRCでもCGIチャットでも、参加者が誰でも入れる場所をわかりやすく指定すること)




(6)セッションが終了した時点で、参加PLは、GMに自分のPCの経験点に換算される1ゾロ回数を報告する
 申告しなかった分は無効になります。
 GMが1ゾロ回数のカウントを代行しても構いません。また、GMがセッション終了時に1ゾロ回数について言及しなくとも、PL側からの報告がなかった場合はGMは結果報告に1ゾロ回数の反映をしなくても構いません。
 PL側は、セッション中に自分の1ゾロ回数を数えておき、そのログを保存しておくのが望ましいです。




(7)GMがセッションの結果を書込みする
必須記載事項
・セッション結果
(成功か失敗か。シナリオと結果の主な概要。キャンペーン結果をまとめて報告する場合はシナリオごとに記述)
・公式設定の変更部分
(あれば記載すること)
・実際の難易度
(A〜Eで表記すること。キャンペーン結果をまとめて報告する場合はシナリオごとに記述)
・経験点と報酬など
(報告された1ゾロ回数による経験点の増加分もあわせて、参加PCごとに記載する。PCの死亡についても記載すること。GMが経験点1000点と成長点150点のどちらをどのPCに割り振るのかも、記載してください)
・セッションログのURL(チャット形式の場合のみ)
(開催した分を全て用意。サイコロ関係・発言内容・発言時刻は編集はしないこと。キャンペーン結果をまとめて報告する場合はシナリオごとに記述。どどんとふの場合、雑談や見学のログも載せる場合はセッションに関係ない部分をなるべく除外してください)




(8)参加者全員は自分のセッション結果を記録する
 PCの得た報酬は、参加者各自で記録します。プレイヤー情報の編集画面にある「セッション結果を記録する」ボタンから、記録を行えます。記録の削除も同じ画面で行えます。セッションが承認されてから2週間経っても正しい記録をしていない場合、報酬の放棄として扱います。
 自分の記録に誤りを見つけた場合は、直ちに修正するようにしてください。承認作業でセッション結果が変更した場合も同様です。




セッション承認作業へ

セッションの承認手順

 セッションが終了した後は、セッションで得た報酬や経験点をPCに反映します。その前に、セッションが適切な内容だったかどうか確認し、不適切な内容であればセッション自体を無効としなければなりません。そのために、当サイトではセッション内容を確認する承認作業を行ないます。
 セッションの承認作業は管理人が行います。セッションの承認作業中、サイト参加者はセッションログで気になる点を見つけたら連絡して下さると非常に助かります。

承認手順

GMがセッションの結果を書込みする





(1)GMや参加PLが、セッション内でルールを変更した・間違ったシーンなど、承認で問題になりそうな箇所に気付けばスレッドにて申告する
 問題要素となりえる部分をセッション参加者が先に提示してくれると、後の承認作業の負担が減ります。結果的に承認が早まると予想されますので、積極的に書込みしてください。




(2)管理人がセッションの結果報告や、難易度に不備がなかったか確認します。




(4)セッション承認
 一週間ほどログを確認してから、管理人が問題ないと判断すれば、セッションが承認されます。




(4)セッション否承認
 以下、いずれかの理由でセッションは否承認になります。
否承認の条件
・セッション結果に誤りや不適切な点があり、管理人から指摘されても修正されなかった場合
・報酬に不適切な点があり、管理人から指摘されても修正されなかった場合
・セッション内容が不適切だった場合(不適切の判断基準は、上記されているセッションのルールをご確認ください)




(5)管理人がセッション結果の記録を各PCデータに反映する
 参加者が正確に記録していなければ、管理人はデータを反映しないことがあります。承認されてから2週間経っても正しい記録がされない場合、報酬の放棄として扱うので注意して下さい。


















管理人がスレッドを終了する





承認作業の終了

セッション否承認の場合

 セッションが否承認となった場合、セッション参加者への報酬や経験点は全て反映されません。PCの死亡も反映されません。セッション自体が無効となるので、参加PCはキャラチャットなどでも、最初からセッションを行わなかったものとして振舞ってください。
 セッション参加者は否承認となった理由をよく吟味して、結果を次回のセッションに生かしてください。

セッション結果の記録について

 GMがセッション結果を報告した後に、セッション参加者はプレイヤー編集画面の下部にある「セッション結果を記録する」ボタンから自分のセッション結果を記録します。自分の記録もそこで確認できます。
 【■保留■】がまだ反映していない記録です。【○反映○】がキャラクターシートに反映済みの記録で、【×無効×】が無効にされた記録です。
 【■保留■】のデータのみ、間違えた記録データを削除することもできます。
 他の人の記録したデータを確認したい時は、「PCデータのセッション結果記録」を見てください。100件まで記録を確認できます。トップページの下部でも確認できます。

アイテムの追加について

 追加アイテムの入力については、以下の点を留意ください。一部アイテムを除き、殆どのアイテムは価値の半額が売値になるので、注意してください。PLはGMの指定があれば、それに従ってください。

アイテム追加時のルール
基本ルール
  • アイテムの形状や能力は、わかりやすく簡潔に記載すること。
  • 同じ名称(武具の場合は、同じ名称と必筋)のアイテムをすでに所持している場合、既存のアイテムに個数が追加されるだけで説明や売値などは反映されません。
  • システムで買える能力のアイテム(銀や高品質含む)は、安易に特殊な名称や説明を付与しないこと。特殊な説明を付与する場合は、必ず名称も変えてください。これは以後のセッション等で混乱を避けるためです。
  • 数値や+-*&=表記はすべて半角で入力すること。
名称のルール
  • コモン・ルーンの場合……名称を『』で囲んで表記。例:”ライト”のコモン・ルーン → 『ライト』
  • 遺失呪文などの場合……呪文名を””で囲んで表記。例:古代語魔法”インクリーズ・ウェイト”の知識 → ”インクリーズ・ウェイト”
  • 古代語魔法の発動体……名前の最後に"(魔)"をつける。
  • 投射できる武器……名前の最後に"(投)"をつける。
  • 投射専用の武器……名前の最後に"(投専)"をつける。
  • 射撃用の武器……名前の最後に"(射)"をつける。
  • 銀の武具……名前の前に"銀の"をつける。例:銀製アロー → 銀のアロー
  • 魔法の武具……名前の後に(武具の形状+魔力値)をつける。例:名前が”疾風の刃”のダガー+1 → 疾風の刃(ダガー+1)(投)
売値のルール
  • 基本……買値の0.5倍。小数点以下は切り捨て。
  • 消耗品や冒険用道具、コモン・ルーンや魔晶石などの魔法のアイテムの売値は、買値の0.5倍。
  • 形の残らない知識や、イベントで手に入れるユニーク・アイテムは、すべて価値0。
  • データ的に価値のない売却用の財宝を手元に残す場合は、GMが提示した売却価格がそのまま売値になります。(データ的に価値がない=保管するので保存状態がいい。データ的に価値がある=使用するので保存状態が悪い。などの理由です)
  • 武具のルール……通常(銀や高品質含む)の武器は買値の0.5倍、魔法の武器は買値の0.8倍になります。(魔法の武器は消耗して価値が減じたりしない、などの理由です)
用法のルール(武具のみ)
  • 射撃用の矢や弾の用法……"射"になります。
  • 鎧の用法……"鎧"になります。
  • 盾の用法……"盾"になります。
必筋のルール(武具のみ)
  • 高品質武具の必筋……元の必要筋力→高品質で減った後の必要筋力、です。例:必筋12から高品質で-3されるレイピアの必筋 → 12→9
  • 特別なものでない限り、射撃用の矢や弾の必筋は"1"になります。
クリティカル値のルール(武具のみ)
  • クリティカルしない投射用の武器や、射撃用の矢や弾のクリティカル値は”−”になります。
  • 鎧の場合……非金属は"なし"、金属は"金属"になります。
  • 複数の能力があるポールウェポン等は、説明で能力を表記する順番に値を"/"で区切って表示してください。例:突き、切り、刺し、払いのあるハルバード → 10*/11*/10/−

報酬の放棄

 セッションが承認されてから2週間経っても正しい記録が行われていない場合、その参加者は報酬を放棄したものと判断されます。
 報酬を放棄した場合も、死亡や高価なアイテムの損失などのデメリットとなる結果は反映されるので、ご注意ください。